コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :レコード・ショップ 訪問

レコード・ショップ 訪問

2009/09/12

Johnny Guitar Watson
Johnny Guitar Watson / I Don't Think So / It Takes 2
アルバム Bow Wow に収録

DSCN0089
椿さんにお勧めの一枚を選んでいただきました。
アレサ・フランクリンの名曲「コール・ミー」シングル盤、
7インチのいい音で味わって欲しいとのこと。

 たまにレコードに普段接していないお客さんから「レコードってまだ売ってるところあるの?」「レコードってまだ生産されているの?」などなど質問をされることがあります。ということで、古くからのファンの方はもちろん、若い方でこれからアナログ・レコードを新たに買いはじめたい方の参考にでもなればとも思い、レコードが買えるお店などを何回かに分けて紹介できればと思っております。

 第1回目の今日はリトルソウルカフェと同じ下北沢に位置する、東京、いや日本のレコード屋の中でも名店のひとつに数えられるであろうFlash Disc Lanch(フラッシュ・ディスク・ランチ) 。1982年に開業したアナログ輸入中古専門店で、古くから買っている方にはお馴染みの名店。オーナー椿さんの上の写真を見て、ここで青春時代をレコードに没頭して送られた方には懐かしいと感じた方もいるのではないでしょうか。現在も以前にもましてパワー・アップして営業いたしております。また90年代中盤レコード・コレクターズ誌で椿さんが執筆連載していた「ブラックミュージック裏街道」コーナーのファンの方も数多くいたかと思います。ミュージシャンなどの音楽知識は桁外れの椿さんであります。

 階段を上ってフラッシュの店内に入るといいにおいがする。上手く言葉では表現できませんがアメリカンなアナログレコードのにおいとでも言いましょうか。これは買取などで商品をまわしているレコード屋では味わえない輸入中古盤屋のかおりかも知れません。
 ソウル、ジャズ、ロック中心にR&B、Hip Hop、Raggae、ワールド・ミュージック、ラテンまで幅広く取り揃えており、良質なレコードを手頃な価格で提供し続けるというスタンスは今も変わらない。椿さんは「うちは初心者向けの品揃えだから。」とはいうものの扱っている商品は相当コアなものにまで及んでいるというのは見ればすぐに分かります。他店で扱っていなかったり、見たことのない珍しい商品、トレンド重視の専門店やDJショップで破格値が付いているレコードが良心的な価格設定なのは自分が東京に出てきた20年前となんら変わっておりません。リトルソウルカフェのお客さんでもフラッシュのファンはとても多く、目が肥えた人などでレア盤を安値で買って来る方が結構いるというのもフラッシュならではの有名な話。3枚2000円コーナーには本当にいいものが沢山揃っているし、100円コーナーのレコードは80年代作品が多いけど量も半端ではありませんし、最近見かけなくなったものや珍しい12インチなどもかなりの数あって中々楽しめます。
 自分はレコード屋サンではないし、需給バランスもあるので各お店がどのような値段設定をするのかなどを言う立場ではありませんが、フラッシュは変なレア盤や一時的な人気盤に高い値段を付けるようなことはしないでしょうし、良質なレコードはそれなりのお手ごろ価格で買うことが出来るお店だと思います。それが椿さんの音楽に対する愛情であり、お客さんからの長年の信頼なのかもしれません。
 考えてみれば90年代初頭から後半にかけ渋谷を中心に相当数のレコード屋が出来、世界で一番レコードの集まる都市といわれた東京ですが、2009年の現在でも営業を続けられているお店はそう多くもないと思います。昔からあった老舗などで時代の流れに乗れず閉店したところも数多くありますし、人々の消費行動もインターネット・ショッピングへと移行いたしております。フラッシュの開店は1982年、それ以降音楽メディアはレコードからCD、そしてipodへと変化いたしております、そんな時代の変化にもかかわらずアナログ専門店で変わらず現在も営業しているというのは、営業形態は違えど商売をしている自分にとってはフラッシュというレコード屋というよりは椿さんはすごいセンスの持ち主だと感じるわけです。
 あくまでも個人的な考えですが、どんなレコード屋さんが良いお店かとなるときっと欲しい商品が見つかるお店や品揃えの良いお店となるのかもしれませんし、今はインターネットが発達しているのでお店に行かなくてもお金さえ払えば世界中からネットを通して大抵のレコードなどは購入出来るようになってるし、聴くだけならコンピュータ上でダウンロードも出来るのだけれど・・・・・・きっとレコードを買うのがつまらなくなってきたと感じるようになったのは2000年代初頭、情報が入手しやすくになって便利になったその頃からのような気がします。フラッシュを一言で表すととても楽しい所ということになります。きっと今の時代だからそれを強く実感出来るのかもしれません。このお店は昔のあの気持ちになれる数少ないお店のひとつでもあり、レコード屋サンってレコードだけ売っているわけではないのがすごく良く分かる気がします。

フラッシュではアナログ盤ではあまり見かけない Johnny Guitar Watson 1994年のラストアルバム Bow Wow をシールドで購入いたしました。

Flash Disc Lanch
(フラッシュ・ディスク・ランチ)
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2−12−16三鈴ビル2F
tel:(03)3414-0421
営業時間
平日12時〜22時
土曜14時30分〜22時
日曜14時30分〜21時
水曜定休
土・日・祝、は新着盤大量放出
放出日は開店が14時30分〜15時頃になります。
9月、10月の放出日程は下のチラシを拡大して確認してください。
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Johnny Guitar Watson / I Don't Think So

Johnny Guitar Watson / It Takes 2

Aretha Franklyn / Call Me
(試聴音源はLittle Soul Cafe のLPから録音したためノイズが入っております)

(21:00)