コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :ソウルに合うお酒

ソウルに合うお酒

2017/12/15

The Jackson 5 Moving Violation 1975
Jackson 5 / All I Do Is Think Of You
アルバム Moving Violation に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回は日本のプレミアム・ジンから KI NO BI Kyoto Dry Gin 季の美 京都ドライジンという銘柄をピック・アップ。

クラフトジンの世界的な盛り上がりは日本にも影響を及ぼしジン専門に扱う京都蒸留所が立ち上げられ、昨年リリースされて話題になった国産プレミアムジンが季の美。
特徴は檜、柚子、緑茶、山椒など和を感じるボタニカルを使用しているのと、米から造るライススピリッツがベースになっている点。ジュニパーベリーの効いたロンドンドライスタイルを尊重しながら日本でなじみ深い原料のボタニカルやベーススピリッツ使用して細部まで「和」のエッセンスを加えた英国と京都の伝統を融合させたユニークなジンであります。この銘柄の反響からかサントリーやニッカといった大手もプレミアムジンを今年になって発表、小さいメーカーからもぽつぽつとリリースされ日本でもこのジャンルがにわかに活気づいてきている状況であり、季の美がジャパニーズスピリッツの新たな歴史に一石を投じた感もあります。
メーカーのテイスティングコメントは、 京都の山々の神聖な空気のような透明感。瑞々しい柚子のアロマ、そして山椒が竹林に漂う霧のように降り注ぎます。ジュニパーが和のフレーバーにうまく溶け込みフィニッシュにかけてジンジャーのスパイスが顔を出します。 となっており、まさにそういった味わい。昨年から今年にかけて話題になった世界標準のメイドインジャパン銘柄ですのでまだ試されてない方はぜひ。

KI NO BI

Jackson 5 / All I Do Is Think Of You


(20:00)

2017/11/27

Brother Jack McDuff Gin And Orange 1969
Brother Jack McDuff / Theme From Electric Surfboard
アルバム Gin And Orange に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回はプレミアム・ジンから Brockmans Gin という銘柄をピック・アップ。

小さな作り手が独自のオリジナリティーで質重視でこだわったプレミアムなジンはクラフトジンという新たなジャンルの呼び名で流行していますが、ジンの本場イギリス、そして蒸留技術のノウハウが蓄積されたウイスキーの本場スコットランドから新たに多くの生産者が増えたことから始まり、今ではヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアまで人気が飛び火し新たなクラフトジンが作られるようになりました。ウイスキーのように熟成いらず、つまりは販売できる状態まで何年も待つ必要がなく、コストを回収しやすいという点では小規模メーカーでも他の酒類に比べ参入障壁が少ないといえます。また使用するボタニカル(香りのもととなるスパイスや果皮、ハーブ類)によって各作り手は個性を出しやすい、つまりは表現の自由度が高いお酒といえます。なのでクラフトジンでは、従来的なクラシカルタイプのジンのボタニカルだけでなく、作り手が地元で収集した特産品などこれまで一般的ではなかったユニークなボタニカルを用いたり、オーガニックのものを用いたりで、個性を光らせる商品が多くあります。

Brockmans  Gin

ブロックマンズ ジンはロンドンで作れられたプレミアム・ジン。ボタニカルはブルーベリ、ブラックベリー、桂皮、リコリス、レモンピール、コリアンダー、アンジェリカ、オレンジピール、アーモンド、オーリスの10種類。グラスに注いだ瞬間からベリー系のアロマが際立ち、口当たりの良さは抜群で口中に広がるフルーティーな味わいはインパクトが強く後味も長く楽しめるというもの。ボトルデザインはクラフトジンのなかではわりと重厚な雰囲気だけど、食後のデザート感覚で楽しめる、クラフトジン初心者にもおすすめの銘柄といえるでしょう。流通本数はあまり多くないようです。

Brother Jack McDuff / Theme From Electric Surfboard

(20:00)

2017/11/03

The Blue Notes The Truth Has Come To Light 1977
The Blue Notes / Here I Am
アルバム The Truth Has Come To Light に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回はプレミアム・ジンから Generous Gin という銘柄をピック・アップ。

世界的にクラフト・ジンが流行のようで、日本でも昨年あたりからじわりじわりとその波が押し寄せ、各インポーターは以前にもまして世界中からマニアックなジンを探して輸入してきており、ジンを専門に扱う酒場の新規オープンもまだまだ少ないとはいえ目立ち始めてます。また国内でも日本発のプレミアムジンの開発も勢いづいて、サントリーやニッカといった大手も参入してきました。

近年のジンの話題の中心となっているいわゆるクラフトジンなんだけど、簡単に言うと大手メーカーの主力銘柄の大量生産系の定番ジンなどとは異なり、規模の小さな作り手が手がけるこだわりと独創性を持った製法の少量生産品で、クラフトビールのジン版みたいなものと置き換えると何となく理解しやすいかな。どこにこだわるかは、おもに香りつけに使うボタニカル(香りのもととなるスパイスや果皮、ハーブ類)に力を入れる作り手が多く、ほかには通常はトウモロコシや大麦、ライ麦を原料に作られるベーススピリッツをグレープやリンゴ原料のものに変えたりと。ボトルの形状もユニークで目を引く銘柄が多いですね、今の時代的にはインスタやSNS効果を狙ってというのもあるのでしょう。

Generous Gin

ジェネラス ジンはフランス産のプレミアム銘柄で、ボトルは香水を連想させるような個性的デザイン。口にふくむと柑橘系とフローラルが華やかに舞い爽やかに抜けて余韻も長め。フレッシュかつエレガントな味わいですが、ジンらしいスパイシーさも兼ね備え、大人の女性を連想させる銘柄です。クラフトジンは口当たりの良い初心者の方にもなじみやすい銘柄も多いのでぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

The Blue Notes / Here I Am

(20:00)

2017/10/10

High Inergy Turnin' On 1977
High Inergy / You Can't Turn Me Off (In The Middle Of Turning Me On)
アルバム Turnin' On に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回は新しく仲間に加わったガイアナ産ラムをピックアップ。

guyana

南米ガイアナはラムのファンには名産地ということで、こういう仕事をしていると馴染みがある国ですが、普通の人からすると全く接点がなさそうなので、いつものように地図で位置を確認してみましょう。南アメリカ北東部に位置するイギリス連邦加盟国で、南アメリカで三番目に小さい国。南アメリカで唯一英語が公用語の国で、ラテンアメリカよりも英語圏のカリブ海諸国と文化的に近いようです。サトウキビの栽培が盛んで、砂糖は輸出額の28%を占め、なので当然ラムの生産も主要産業となっています。デメララ川流域で生産されるラムはデメララ・ラムと呼ばれ、この文字がラベルに表記されたラムはガイアナ産のものです。

今回取り上げるのはスキッパーという初めて聞く名前のもので、値段が3000円弱と手ごろなので試しに買ってみたのですが、日本には少数本しか入荷しなかったのでしょうか、すぐに市場から消えてしまった感があります。(高い値段ではまだ買えます)
1930年に発売された当時のラベルをそのまま踏襲する伝統のブランドということで瓶を眺めているだけでも楽しい気分になります。中身はダイヤモンド蒸留所で蒸留されたタイプの異なる7つの原酒をブレンドしたもの。口当たりはまろやかですが、すぐにガイアナ産らしい焦げ感が口中に広がります。最近はガイアナ産というとボトラーズのものとか熟成感のある高級品ばかりを口にしてましたので、なんとなくガイアナ産の真っ黒なラムとはそもそもこういうものなんだよなあというのを思い出したりしてゾクゾクするのでありました。

Skipper Demerara Rum

High Inergy / You Can't Turn Me Off (In The Middle Of Turning Me On)

(20:00)

2017/09/22

The Dynamic Superiors The Dynamic Superiors 1985
The Dynamic Superiors / Shoe Shoe Shine
アルバム The Dynamic Superiors に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回は新しく仲間に加わったトリニダード産ラムをピックアップ。

まずはトリニダードの位置を地図で確認をしておきましょう。カリブ海の小アンティル諸島南部に位置するトリニダード島とトバゴ島の二島と属領からなる共和制国家で、南米ベネズエラの海岸から15kmの沖合いに位置しています。イギリス連邦加盟国で、独立したのは1962年。西インド諸島で唯一、豊かな石油と天然ガスの資源があり、これらが経済の中心になっています。人種はアフリカ系が4割、インド系移民が4割。カリプソやソカといったジャンルだとか、スティールパン(スティールドラム)の発明など、音楽的にも面白い国といえるでしょう。

Trinidad Map

今回のトリニダード産のラムはスコッチのボトラーズとして人気のイタリアのサマローリ社がリリースした商品。このボトラーズはうまいラムの送り手としてもファンにはよく知られるところだけど、いろんな国の蒸留所からラムを買い付け、自社に持ち帰って熟成させ、ピークに達した樽をボトリングして毎年リリースしています。クオリティーも高く、ラベルデザインにも心惹かれ、出回る本数が少なくコレクタブル性は高いんだけどお値段もそれなりなので指をくわえてみて見ぬふりをする場合もあるのですよね。レア盤のレコードと一緒な魅力とでもいえばわかりやすいかな。今回取り上げたのはカリブ海の最南端に位置するトリニダードから1999年の厳選した樽のラムを買い付け、スコットランドに運んで熟成させ、2016年に瓶詰したシングルカスクのボトル。

Samaroli Trinidad Rum 1999


Dynamic Superiors / Shoe Shoe Shine

(20:00)

2017/09/01

Skip Mahoaney And The Casuals Land Of Love
Skip Mahoney & The Casuals / Bless My Soul
アルバム Land Of Love に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナーということで、今回はカリブ海のセントルシアでつくられたラムを取り上げてみたいと思います。

まずは地図でセントルシアの位置を確認。西インド諸島のウィンドワード諸島中央部に位置するイギリス連邦加盟国であります。

st Lucia map

海を隔てた隣上にはラムの名産地であるフランス領マルチニーク、右隣にはバルバドスが位置しており、この一帯はラムが好きな方にはおなじみの島がいくつも点在。

BlogPaint

人口は18万人でアフリカ系が8割、公用語は英語。農業はバナナが輸出の柱となっていて、他にはココアやアボカド、マンゴーなど。高さ743mのプチ・ピトン山と隣の高さ798mのグロ・ピトン山の2つの山からなる、双子の山と呼ばれている一帯は世界遺産に指定され、近年は観光業を中心とした経済への移行を進めているのだとか。

St Lucia

Chairman's Reserve は5年熟成のお手頃品がスタンダードタイプとして出回ってますが、今回取り上げたのはさらに長い10年熟成品。ラベルに書かれてる The Unforgotten Cask の意味だけど、2007年5月2日に蒸留所は大火災に見舞われ、ブレンド設備と熟成庫の一部に多くにダメージを受け、それにより熟成庫にある一部の樽を熟成庫ではない別の場所に移動することを余儀なくされたとか。それらの樽の一部が管理から漏れて放置されていたものが発見され、試飲をしてみた結果、極めて良い熟成を遂げていたことから、特別に瓶詰することを決定、偶然の産物としてお目見えしたということらしい。
島内にはラムの蒸留所はセントルシア蒸溜所ただ一か所のみのようで、サトウキビの栽培はあまり盛んではないのかガイアナからの輸入品を使用、ジムビーム、ジャックダニエル、バッファロートレースといったバーボンの空樽で熟成された様々な原酒をブレンドして、更に5年間アメリカンオークにて熟成させています。The Unforgotten Cask はスタンダードの5年品に比べ口当たりがまろやかでコクと厚みがかなり増し、味わいは英国スタイルでジャマイカ産に近い雰囲気。

Chairman's Reserve St Lucia Rum The Unforgotten Cask


Skip Mahoney & The Casuals / Bless My Soul

(20:00)

2017/08/14

Milton Wright Friends And Buddies Alston
Milton Wright / The Silence That You Keep
アルバム Friends And Buddies に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナーということで、今回はマルティニーク島の人気ラム・ブランド、ラマニーからヴィユー・シグネチャーをピックアップ。

いつものように地図で位置を復習しておきましょう。少しわかりにくいですが、赤でアンダーラインを引いたところがマルティニーク島。カリブ海に浮かぶ西インド諸島のなかのウィンドワード諸島に属する一島で、人口は40万人前後。砂糖、ラム酒、バナナ、パイナップルなどの農業と観光業が経済の中心となってます。場所は離れてますがフランスの海外県のひとつであり、いわゆるフレンチ・ラムの名産地としてファンにはよく知られるところ。フランス語圏の地で生産されたラム酒のスペルは、RUMではなくRHUMとなるのは何度か書いてきたと思います。

Martinique

お店にいるとフランスから遊びにやってくる外国人も目につきますが、たまにマルティニーク出身という方に出合い、メニュー表にその地のラムがずらりと並んでるのを目にして喜ばれることがあります。ある程度の年齢になるとパリのような都会に出向く方も多いのかな。

ラマニーというブランドはマルティニーク島のラムの中でもおいしさで印象に残っていますが、一部ガンダムのマニアにはシャア・アズナブルが飲んでいた酒としてその名が知れ渡っているなんて雑学もどこかに記憶しておくのもよいでしょう。

Movie

アニメでは琥珀色の液体しか映りませんが、漫画ではちゃんと La Mauny のブランド名が表記された酒瓶が描かれているようです。

Mag

今回のヴィユー・シグネチャーは、バーボン樽、コニャック樽、ポート樽、モスカテル樽の4種類の樽で熟成させてブレンドした珍しいタイプのラムです。
お店でいつも扱っている XO ランクと比較すると若さや軽量感を感じますが、口当たりはよく複雑かつ繊細なアロマは十分に感じられ、値段も比較的手ごろなのもありパフォーマンスは良好といえます。

La Mauny Rhum vieux Signature


Milton Wright / The Silence That You Keep

(20:00)