2019年04月29日

シャルル=フランソワ・ドービニー展 バルビゾン派から印象派への架け橋

ドービニー展
損保ジャパン日本興亜美術館で開催中のドービニー展に行ってきました!

損保ジャパンがまたもややってくれました!ミウ的に大ヒットの展覧会です!

みなさんはドービニーという画家をご存じでしょうか?
何を隠そう、ミウは存じませんでした。

夢の10連休の初日、たまたま2連休をもらっていたミウ。
「何か面白い展覧会やってないかな〜」
と調べていたら偶然見つけて、
「ドービニー?誰?」
と思ったのですが、その作品を見て「これは!」と即決。

ミウが大好きなコローのお友達で、モネやピサロを支援してくれて、ゴッホにも影響を与えたと言われている素晴らしい人でした!

日本ではバルビゾン派の画家という以外あまり知られていないらしく、本展は国内初の個展となるそうです。

以前ヴラマンク展が開催された時も
「こんな人がいたんだ!すごい!!」
と思って大感動したのですが、損保ジャパン目のつけどころが良すぎます!センスありすぎです!

さて、そのくらい風景画好きにとっては感動至極の展覧会。100文は一見にしかずで、もはや何も言わずに見に行ってほしいくらいなのですが、あえて言葉にすると、品のある写実が、円熟味を増して抽象化の揺らぎを感じさせる域に到達するまでの過程が見られる貴重な内容となっています。

やっていることはコローに似ていますが、風景画一択というところがなんとも潔い。

水辺を好み、“水の画家” の異名を取ったドービニーはなんと、船の上に小屋を乗せたアトリエ船を作って、その上で絵を描いていたそうです。

それをモネも真似していたとかで。2人ともなんてバカ…いや、迷いがなくていっそ清々しい!とミウは思いました。

今回の展覧会ではドービニーを紹介した短いアニメーション作品が作られており、これもまたよくできているのでぜひご覧下さい(7分くらいです)。

風景画と印象派が好きな人には間違いなし!知らなきゃ損だよレベルで、超おススメです!!

シャルル=フランソワ・ドービニー展 バルビゾン派から印象派への架け橋
会期:2019年4月20日(土)〜6月30日(日)
   10:00〜18:00(ただし6月25日〜30日は19:00まで)
   月曜休館(ただし4月29日、5月6日は開館、翌火曜日も開館)
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

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little_tomos10 at 00:57|Permalink 絵画展 

2019年01月20日

残したい風景2019 GINZA展<銀座とその界隈>

ginza
明けましておめでとうございます!
今年もミウと東京Art日和をよろしくお願いします(^^)

さて、新年早々、グループ展のお知らせです。
毎度ぎりぎりセーフの搬入も無事に終わり、先程飾り付けも無事に終わり、いよいよ明日から開催です!

今回のテーマは<銀座とその界隈>なので、ミウは《フェリーチェガーデン日比谷》と《銀座》と題した《交詢社ビル》を出品しています。

実は銀座をテーマにもう1枚描く予定だったのですが、期限までに描けなくてこれまでに描いた銀座の絵の中で一番の力作《交詢社ビル》を選びました。

どこかで話したかもですが、《交詢社ビル》の絵は真冬の銀座に1週間くらい通って(あまりの寒さに短時間しか描けず)毎日少しずつ描き進めて完成させたものです。

当時、東京を描く市民の会に入会して間もなかったミウにとっては銀座に絵を飾る初めてのチャンスだったことから、ものすごく緊張して、なおかつ「銀座に飾るのに恥ずかしくない絵を描こう!」というかつてない気迫を持って描いたことは今でも昨日のことのように覚えています。

一方、《フェリーチェガーデン日比谷》は日比谷公園の元公園管理事務所で、現在は名称も新たに結婚式場になっているものすごく可愛いログハウス風の建物です。

ここはスケッチを始めたばかりの頃に1度描いたきりだったのですが、前から「もう1度描きたい。今ならもっと可愛く描けるはず!」と思っていた建物で、念願叶って描いてみました。

斜めから、まるで森の中にあるかのように描いてみたので、「えっ、日比谷公園にこんな素敵なところがあるの?」と驚いてもらえたら幸いです(^^)

そんなミウの作品と一緒に描く会の会員さんたち50名の作品が見られるGINZA展、今回はテーマが揃っていて、銀座のあちこちの絵が見られて面白いですよ!

残したい風景2019 GINZA展<銀座とその界隈>
期間:2019年1月13日(土)〜19日(土)11:00〜18:00(最終日〜17:00)
場所:美術家会館 ギャラリー青羅
   中央区銀座3-10-19 美術家会館1F
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little_tomos10 at 05:58|Permalink グループ展 

2018年11月10日

きのこ美術館

介護施設内で開催された1日美術館イベント、「きのこ美術館」が無事終了しました!
お越し下さったみなさま、ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございます。

それでは、毎度おなじみ展覧会レポートです。
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会場の中はこんな感じ。左のテーブルはお年寄りの作品。
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ミニワークショップも開きました。おばあちゃんたちが一生懸命作っている姿に胸キュン!
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会場には当日みなさまが作った作品も展示されていきました。
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きのこくんクッキーにも自然に手が伸びます。なんと型から手作り!

そして…

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これが無味乾燥な会議室に戻っていくのです。なんかシュール。

ミウ的にアートの豊かさとか偉大さを感じた1日でした。
みんなに楽しんでもらえて本当によかったです

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little_tomos10 at 23:54|Permalink 個展 

2018年10月21日

第8回 おしゃれな街角スケッチ展

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グループ展のお知らせです^^

じゃーん。今年もおしゃれ展の季節がやってきました!
毎度のことながら、締め切りを目前にして焦っているミウです。

今回は横浜の《山手西洋館》と、恵比寿の《ジョエル・ロブション》を出品します。

両方ともおしゃれな建物で、以前から「描きたい!」と思っていたので、額装を含めて洒落た作品に仕上げたいと思っています。

そんなミウと仲間たちの作品の数々が楽しめる「おしゃれな街角スケッチ展」、他の展覧会に比べると毎年楽しみにして下さっているリピーター様も多く、おススメです♪

第8回 「おしゃれな街角スケッチ展」
期間:2018年10月7日(日)〜13日(土)
   10:00〜18:00(初日13:00〜・最終日〜16:00)
場所:東京交通会館1F ギャラリー・パールルーム

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little_tomos10 at 06:08|Permalink グループ展 

2018年08月16日

田園調布の家

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江戸東京たてもの園内にある田園調布の家をスケッチしてきました!

と言っても、5月の例会で描きかけだったものをやっと仕上げたのです(苦笑)。当時はサツキやバラの花が咲いていて、緑がとても綺麗でした。

田園調布の家は、江戸東京たてもの園の中で「住みたい家ナンバーワン」に選ばれること間違いなしの胸キュンハウスです。

木造平屋の素朴さと共に、美しさと優雅さを兼ね備えた、なんとも言えないお家感がいいです。身近なようで、実は手が届かないセレブな感じが素敵。

田園調布の家は、大正14年に鉄道省の土木技師であった大川栄氏が現在の大田区田園調布に建造しました。
今では高級住宅街のイメージが強い田園調布ですが、当時は中堅層のサラリーマンが住む郊外住宅地で、一見すると質素な邸宅がたくさん建てられていたそうです。

でもこんな家に住めたら、庶民的にはもう言うことないくらい充分ですよね^^

家の中は居間を中心に「寝室」「食堂」「書斎」が配置されており、テラスにはバーコラもあって、緑と光が居間を明るく照らしているのが容易に想像できる感じになっています。

そう、この家にあるのは、なんとも言えない「幸せ感」なのです。

なんとなく「あ、ここに住んだらなんだか毎日が楽しそう」みたいな。

で、外観的にはやっぱりこの緑に囲まれている感じがその幸せ感を倍増させていて、この贅沢なロケーションと一緒にその優雅さを味わって下さいという感じ。

ミウ的には描いていて、「まるで絵本の1ページのようだな〜」と思いました。

でも本物はもっと素敵なので、なんというか、もっと上手になりたいです^^;

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little_tomos10 at 16:50|Permalink スケッチ 

2018年08月05日

神宮の森

jingunomori
明治神宮内の小川を囲む森を描いてきました!

ここは、明治神宮の正面入り口からしばらく歩いたところにある橋の上から左を見たところで、初めて見た時から「なんて綺麗なところなんだろう!構図も完璧だ!」と思って、いつか描いてみたいと思っていた場所の一つでした。

で、先日の都庁展のために描き上げたのですが、思った通りに美しい絵に仕上がってくれたので、ミウ的にはとても満足しています。

実際はもっと鬱蒼としているのですが、上から差し込む光を表現したかったので、明るめに仕上げておきました。

下を思い切って暗くしたことで目線が上に行き、目が小川を通って木漏れ日を見上げる構図になっていて、見る人が絵の中に入り込み、長く楽しめる良い絵になっています。

ちなみにこの場所、真夏でも木陰になっていて描きやすく、スケッチポイントとしても超おススメですよ♪

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little_tomos10 at 10:00|Permalink スケッチ 

2018年07月29日

東京駅

tokyoeki.web
お元気ですか?超久しぶりに絵をUPします。ミウです。

先日まで都庁展に出品していた《東京駅》です。
これは今年の5月に東京を描く市民に会のみなさまと一緒に例会で描いた作品を仕上げたものです。

ちょっと雰囲気良く描けていたので、調子に乗って出品したのですが、仕上げてみたら車や人や背後のビルを全撤去したためにどーしても寂しくなってしまい、「こんなの東京駅じゃないよ」と数々の批判を頂きました^^;

でも、ミウ的には、東京駅って宮殿のように美しい建物なので、外国の王宮のように描きたいと思ってしまったんですよね…

で、中にはそれに共感して下さる方もいて、「綺麗」「見惚れてしまいました」との絶賛のお言葉も頂き、久しぶりに賛否両論の作品となりました^^

東京駅は何度も描いている建物の一つで、何度描いても上手く描けないのですが、久しぶりに劇的ビフォーアフターをやりたいと思います!

じゃーん!
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何年か前に描いた東京駅です。さて、少しは進歩しているのでしょうか!??

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little_tomos10 at 09:39|Permalink スケッチ 

2018年07月20日

第23回絵筆とカメラで探る 東京の都市景観展

FB
毎度、告知が遅いミウです。いよいよグループ展が3日後になり、焦っている今日この頃です。

今回は、《東京駅》と《明治神宮》を出品する予定です。

《東京駅》は5月の例会で描いた続きで、これから後半戦

《明治神宮》は、境内の通路途中にある橋の上から見た眺めです。
以前から描きたかった場所で、都心とは思えないくらい緑に囲まれた美しい光景だったので描いてみました。こっちもあと少し

時々思います。
よく「才能」って何?という問いがありますが、それは一言でいうと「続ける」ことなんじゃないかと。

つまり、「続けることができる」ことが、「才能がある」ってことなんですよね。

という理屈は抜きにして、死ぬ気でがんばって仕上げようと思っているミウです。

さて、そんなミウはともかく、今回も熟達した会員さんたちの作品がそろった都庁展!暑いので無理はしないで、地下通路を通って来て下さいね。おススメです!

第23回 絵筆とカメラで探る 東京の都市景観展
会期:2018年7月23日(月)〜27日(金)
会場:都政ギャラリー(東京都庁議会棟1階)

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little_tomos10 at 15:31|Permalink グループ展 

2018年01月30日

御岳小橋

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東京都青梅市の御岳小橋をスケッチして来ました!
これは《御岳渓谷》の反対側にある景色で、より紅葉が美しかった場所です。時期は同じ12月。やはり同じGINZA展のために描きました。

御岳渓谷には御岳橋という大きくて立派な橋があるので、それに比べると御岳小橋は小さくて可愛い橋です。

実は橋というより、橋のある風景というか、自然が描きたかったので、タイトルの割には橋が目立たない絵になっていますが、これはグループ展に一緒に出していた《御岳渓谷》と区別するために仕方なくつけたタイトルだったのでそうなっています。

で、2枚の絵を並べて出したので、《御岳渓谷》の方が陰影があって「いいね」「よく描けているね」と褒められ、こちらの絵は「インパクトに欠けるね」「全体が平坦だね」「もう少しだね」と、なんとなくけなされたのですが、1枚ずつ見ると、こっちの絵の方が優しくて、色が綺麗で、ミウは好きです。

現在は職場である老人ホームの廊下に飾ってあるのですが、廊下を通る時、「あ、なんかこの絵、着物の柄みたいで綺麗だな」と思いました。

多分、色の美しさが全体に広がっているからだと思います。意味はよくわからないけど、綺麗。理論的には不完全で間違っているのかもしれないけど、とりあえず美しい。

ふと、

「絵は理屈ではないのだから、こういう絵があってもいいのではないだろうか?」

と思ったものだから、一度は修正を加える予定でいましたが、そのまま載せてみました。

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little_tomos10 at 16:02|Permalink スケッチ 

2018年01月18日

御岳渓谷

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東京都青梅市にある御岳渓谷を描いてきました!
昨年の12月に現場に行き、1月に写真を見て仕上げました。思いの他紅葉が残っていたので、秋のように見えますが、冬です。

この場所を選んだのは、GINZA展のテーマが「東京に残る自然」だったからで、久しぶりにでかけたのですが、やっぱり感動の大自然です。何より空気が綺麗!

「広いな〜美しいな〜」

と思いながら描きました。

ここからの風景は、特に手前が暗くて遠くが明るくなっているところが綺麗だったので、明暗の表現に重点を置きました。
あと、線で表現できるところが少なかったので、色のがんばりと、それを陰ながら支える線とのせめぎ合いみたいなところが気に入っています。

ところで、

御岳駅にはクマの目撃情報が張り出されていて、帰りの電車にはクマよけの鈴をつけた観光客の人たちが乗っていたので、鈴を持っていなかったミウは「よかった。クマに会わなくて…」と心底思いました。

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little_tomos10 at 20:25|Permalink スケッチ