2010年03月

2010年03月31日

バットの選択法、少年野球の場合

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~


今日は少年野球での正しい指導、
コーチ方法として、

少年野球(小学生)における
バットについて、書いてみたいと思います。


◆体に合ったバットを使っているか?

これは小学生の場合、よくあてはまります。

その子の体・・・(というより筋力ですね)に
合った重さ・長さのバットを使うということは、
非常に大切なことです。

よくマイバットを持っている子がいますが、
親が買い与える場合、

「将来を見越して、少し長くて重いヤツにするか」

なんて、大間違いの買い物をする親を
見かけました。

子どもの、服や靴を
買うんじゃないんですよ(笑)

「少し重い」

だけで、どれだけ子どものバッティングに
悪影響がでるか・・・

これは常日頃、子どものバッティングを
見ているコーチにしかわからないでしょう。

中学生だって例外じゃありません。

1年生と3年生では、
筋力に、大変な差が出ます。

3年生の使う重さ800gの金属バットを、
ついこの間まで、小学生だった中学1年生が
振り切れるハズがありません。

これは極端にいえば、
すばらしいバッティングセンスを
持った子どもでも・・・

乗り越えられないデメリットに
なってしまいます。

考えてもみてください。

理想の構え・・・

タイミングがしっかり取れて、
ボールをインパクトまで見続け、
そしてスイング開始!・・・・

すべて理想のバッティング動作を
実行しても、振りはじめたバットが
重くて振りきれなかったら・・・

タイミングはわずかながらも狂い、
バットヘッドは落ち気味になり、
アッパースイングに近くなり・・・

たとえインパクトできても、
バットの重さにパワーダウンして・・・

当然、振りきることはできない。
フォロースルーもとれず・・・

つまりは、当てるだけの
バッティングで終わります。


例えれば、1000ccのボディのクルマに、
3000ccのエンジンを積んだようなものです。


使いこなせないということですね。

くれぐれも子どもの筋力に適した、
重さと長さのバットを使わせてください。

少年野球用のバットにも、
ロングヒッター用とか、
アベレージヒッター用とかありますが、

これはバットの重心が、
どこにあるか、だけの違いです。

あまり重視する必要はありませんが、
振り切れる筋力があれば、ロングヒッター用、

あまりないようであれば、
アベレージヒッター用が、いいかと思います。

とにかく、目安は素振りで、
しっかりと振りきっているがどうか?です。

確かにプロのように、素振りでは
重めのマスコットバットで、
本番では自分にあったバット、
というのが理想です。

結論で言えば、私の経験上、

子どもたちがヒットを打てる確率は、
試合では軽めのバットの方が
はるかに高い、

ということですね。

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2010年03月30日

ピックオフプレーその1、

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~


前回お話した、少年野球ならでは、
のピックオフプレーをいくつか
ご紹介したいと思います。


相手チーム攻撃時、

ノーアウト、またはワンアウト、
ランナー2、3塁、または満塁時・・・

多くの少年野球(小学生)チームは、
極端な前進守備のフォーメーションが
取り入れられます。

つまりショートの守備位置が、
セカンドランナーの前に、
出て守るケースが多く見られます。

うちのチームも、ほぼそれに近い
守備体形をとりますが・・・

ショートもセカンドも、
前進守備になれば、
セカンドへのピッチャーけん制が
なくなりますので、セカンドランナーは
かなり大きなリードをとるようになります。

極端には、塁間真ん中まで・・・

この場面での、ピックオフプレーです。

まず、ピッチャーはゆっくり、
3塁へのけん制をします。

当然、サードランナーは帰塁しますね。

この時に、関係のないセカンドランナーも
やや帰塁のそぶりを見せますが、

ショート、セカンドは動いていませんので、
またリードを取り始めます。

サードは何事もないように、
ゆっくりピッチャーに返球します。

これを2度繰り返します。

そして、3度目・・・

ピッチャーは同じように、サードへけん制します。

その瞬間を合図にして、浅めに守らせていた
センターが猛ダッシュで、セカンドベースに
入ります。

サードはベース付近よりもやや前に出て、
ピッチャーのけん制球を捕球するやいなや、
セカンドに入ったセンターに、すばやく
ボール転送します。

これはほぼ確実にセカンドランナーを、
タッチアウトに持って行けますし、
2、3塁間での、挟殺プレーになる、
ケースもあります。

しかしこの時は、センターはセカンドランナーを
3塁方向へ追い込むだけです。

一番いい例は、慌てた3塁ランナーが、
飛び出すケースです。

セカンドランナーと、サードランナーを
同時にアウトにできたケースも多くあります。


いかがでしょうか?

これは、少年野球独特の守備体形ならではの
ピックオフプレーですが、
数年前、偶然にも中学生の試合で、
目にしたことがあります。

注意点は、センターの少年が、
それなりのキャッチングと、判断ができること。

万一に備え、センターがダッシュする時には、
ライトもその後ろへバックアップに入らせます。

サードが悪送球して、ボールがセンター後方に
転々・・・では、まったく意味がありません。

相手チームに労せずして、1点もしくは2点
献上してしまうことになるからです。

何度も言うとおり、
そこそこの守備ができるチームでないと、
取り入れない方がいい、と思います。

裏を返せば、ここまでのプレーができる
チームに育てたいということです。

こんなピックオフプレーでも、

成功すれば、相手チームに与えるダメージは
かなり大きなものになります。

しかし、これは1試合に一回しか使えませんが、
メリットとしては、次の同じ状態から、
セカンドランナーは、絶対大きなリードは
取らなくなるということですね。

少年野球は、通常リードのセカンドランナーは、
ワンヒットで帰れる、得点圏ランナーでは
ありませんが、前守備での大きなリードは、
帰って来れる可能性が高いのです。

つまり、最悪それが防げるということです。

もし、あなたのチームで取り入れるなら、
何度もさまざまなケースを想定して、
練習に取り入れてみてください。

しかし、再び蛇足ながら・・・

少年野球の基本練習方法、
指導方法は、まず、

「打って、走って、守る」

ありき、であって、
何より優先するものと思われます。

繰り返しますが、
ピックオフプレーの練習は、
二の次、三の次、と考えてください


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2010年03月27日

21世紀枠出場高校に思う

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~



2010年春の甲子園、

選抜高校野球も、毎日激戦が
繰り広げられていますが・・・

先日、大変残念な出来事がありました。

21世紀枠で出場を果たした、向陽(和歌山)に
1-2で敗れた、開星(島根)の野々村監督が、
試合後のインタビューで、

「21世紀枠に負けて末代の恥です」

「恥ずかしくて立ち上がれません」

などと発言したことに、
私は、憤りを感じずにはいられませんでした。

その後、野々村監督は、
毎日新聞の取材に対して、

「相手を侮辱する気はなかったが、
侮辱ととられたら謝りたい。
負けた直後で冷静さを欠いていた」

と話したことにも、納得がいかない。

あの発言は、完全に相手チームを
侮辱した以外の、ナニモノでもないと
私は思います。

相手選手や関係者の心を思えば・・・

間違っても口にしてはいけない言葉を、
こともあろうに、公の場で発言したことは、
言語道断だと思います。


「21世紀枠は、昨秋の都道府県大会ベスト8以上
の学校などを対象に、地域への貢献活動など
野球以外の活動も加味して選考している」


とあります。

つまり、野球レベルだって、
決して低い高校というわけではなく、

まして、狭い日本とはいえ、
各都道府県でのレベル差は、
環境による練習量などで、
多少のハンデだってあるわけです。

また、ベスト8以降の
準々決勝戦においても、
優勝校と当たって、惜敗するケースも
考えられるし、

21世紀枠のチームが、甲子園で
レベルの低い試合をするとは、
思えないのです。

そのチームに負けたから・・・
冷静さを失って・・・

到底、納得できないいい訳だと
思うのは私だけでしょうか?


「試合相手の技量を評価し、
自軍の相手となって戦うことに
感謝する精神・・・
礼に始まり、礼に終わる」

といった、アマチュア野球精神を
無視した発言を、私は大変残念に
思った次第です。

野々村監督にひと言、

「それを言っちゃ~おしまいよ!」

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littleleague_coach at 14:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ・野球日々雑感 

ピックオフプレーについて・・・

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球春到来!

春の大会が、いよいよ始まりました

本日、我がチームは、
初戦突破で、幸先のいいスタートが
切れました。

うちのチームは、
ある程度のレベルに仕上がった年は、
さまざまなピックオフプレーを取り入れます

「少年野球にピックオフプレー?」

と、賛否はあるでしょうが、

私の考えは、

「野球という頭脳ゲームを
勝負として戦う以上、
フェアプレーの精神を、遵守した上で、

このピックオフプレーは、
使える場面では、使うべきだと考えます」

もちろん、策におぼれて・・・

では、元も子もないので、
先ほど申し上げたとおり、

子どもたちの野球レベルが、
ある程度の水準をクリアしたら・・・

といった条件付で、
ふだんの練習方法として取り入れ、
試合のいざという時に、私はサインを出します。

このブログでは、その中から少年野球でも
取り入れられる・・・

あるいは、
少年野球の守備体型だからこそ
可能なピックオフプレーを、
今後の日記で、ご紹介したいと思います。

しかし、蛇足ながら・・・

少年野球の基本練習方法、
指導方法は、まず、

「打って、走って、守る」

ありき、であって、
何より優先するものと思われます。

おわかりかと思いますが、
ピックオフプレーの練習は、
二の次、三の次、と考えてください


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littleleague_coach at 12:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ・指導方法☆その他☆ 

2010年03月26日

タオルシャドーピッチングの間違いとは?

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~


ピッチングにおいて、
間違った指導コーチ法、練習法として、
今回は、タオルシャドーピッチングの
弊害についてお話します。

特にピッチャーの子どもに、

「家でカンタンにやれる、
ピッチング練習方法だよ」

と、昔の指導者がよく教えた方法ですね。

ご存知かと思いますが、普通サイズの
タオルを利き手で持つなり、
あるいは、

タオルの端でコブを作り、
人差し指と、中指の間に挟んで、
シャドーピッチングをする練習方法ですね。

この練習方法の弊害は、次の言葉に
すべてが集約されます。

「シャドーピッチングをして、最後に
タオルが身体に巻きつくようになれば、
OK!」

なぜ、この方法が、正しいピッチングの
弊害になるのでしょうか?

今は、ある程度常識なって来ましたが、
本来ピッチングする「手」は、
タテ振り運動ではないということ、ですね。

つまり昔よくいわれた、

「ソバ屋の出前持ち」

のように、
投球腕の手の平が真上を向き、
そのまま、タテに振りぬく・・・

この投げ方を、推奨すれば、

・肩、肘への負担増で、傷害が発生しやすい

・ゾーンとしてのリリースを迎えるため、
コントロールがつきにくい(高低にバラつく)


といった、大きな弊害が生まれますよね。

それでは、ナチュラルなピッチングとは?

・投球腕がスクラッチ(引っかき動作)されたのち、

・手の平はピッチャーの顔方向に向き・・・
つまりよく言われる、小指がキャッチャーを指す、
ということです。

・リリースは常にピンポイントで、ボールが
放たれるためコントロールが安定しやすい。

・その後手の平は、ナチュラルにひねられて、
サード方向(右ピッチャーの場合)に向きます。

・そして、また自然に手の平は元に戻りながら、
上体に巻きつくようにフィニッシュする・・・

ではなぜ、タオルシャドーピッチングが、
正しいピッチングの弊害になりやすいのか?

もうおわかりですね?

つまり、上記のような、

ナチュラルピッチングの
手の平の動作が、すべて封じ込められるから、


ですね。

投球腕が、タテ振りだけの動きになり、
子どもは、コーチ指導者に言われたように、
スナオに一生懸命タオルを、身体に巻きつくように、
タテ振りで腕を(手の平を)振り続けるのです。

でも・・・

あるネットでの指導方法に、
次のような、解説がありました。

「タオルを持つのは、腕の振りを
チェックするためです。

無理なくきれいに腕の回転ができれば
タオルが風を切ってきれいに回ります。

いっぽう腕が横振り(腰の回転に対して)
になっていたり、にぶいとうまく
たなびいてくれません。」


この解説には、
さまざまな矛盾があります。

あなたはおわかりですか?

ということで、
あくまで個人的な意見ですが・・・

もし、あなたがこの練習方法、指導方法を
推奨されているなら、すぐに止められることを
お勧めします。


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littleleague_coach at 10:19|PermalinkComments(0) ・指導方法☆ピッチング☆