2010年09月

2010年09月30日

許されざる体罰指導に喝!!

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~



とんでもないメールを、
いただきました。

許可掲載を得て、
一部だけ紹介します。

「~中略~ヘルメの上からですが、ノックバットでかなり激しく
ゴツンとやります。
見ていて脳震盪を起こさないかと、心配になるほどです。

あとケツバットはしょっちゅうですが、これも手加減なく、
家に帰ってお尻をみたら、紫色になっていました。

~中略~ビンタもあります。これは思いっきりではありませんが
けっこう大きな音がします。
あと連帯責任として30分正座の反省とか、試合に負ければ
監督が止めるまでのランニングです。

ボロボロ泣き出すと、ベンチから締め出されますから
子どもも必死に耐えています。

~中略~いくらなんでも小学生には厳しすぎると、
父母会で発言したところその答えが、今の子は根性がなさ過ぎる、
だから心を鬼にして厳しくやっている、だから口出しはするな、
イヤなら辞めろ、という回答でした~後略~」

これは関東の、ある学童チームの
お母さんからですが、
これだけではありません。

似たようなメールは、
もう数通いただいています。

本当に心痛くなります。

なぜ、そういった体罰指導が必要なのか?
なぜ、そこまで厳しくやる必要があるのか?

私は教えて欲しいです。

小学生にそこまでストイックな・・・
スパルタ的指導を行って、

どんなメリットがあるのか、
どんなメンタル強化、
技術向上が生まれるか、

教えて欲しいものです。

ご自身がそんな指導をされたから?
ですか?

それなら大きな間違いです。

今の小学生に、
よくも悪くも我われ世代の
「ど根性論」など通用しないのです。

厳しさは時に必要です。
ルール違反には私も、
雷を落とすことはあります。

しかし、体罰指導は、
この世相からして、

もう許されるものではありません。

メールいただいたチームの、
お母さんには、

父母だけの会合をもたれ、
意思統一され、

今一度監督たちと、
話し合われることをお勧めしました。

それも解決しないなら、
私は学童協会への直訴も提案しました。


もしこれを読まれて、
ご意見なり、反論がありましたら、
メールお待ちしています。


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2010年09月29日

右バッターの走塁ラインとは?

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~



今日も少年野球における、
正しい走塁法について
ちょっと書きたいと思います。

じつは夏の練習試合で、
相手チームの、
右バッターの選手に、
見られた走塁です。

ボールを打てば、
1塁に向かって走る・・・

当たり前の話ですが、
相手右バッターの子どもたちは、

内野ゴロを打とうが、
ヒットを打とうが、

バッターボックスから、
1塁に向かっていきなり

ファールラインの外に出て、
走り出すのです。


ルール上、
打者走者は、1塁までは、
3フットラインの外側を、
走らないといけない・・・

これは周知の事実ですね。

万一、ライン内側を走って、

守備をジャマするようなケースでは、
一発で守備妨害を取られるからです。


しかしこれは、
1塁に向かって走る場合は・・・

あくまでファールラインの、
外側を走らないといけないのは、

ライン真ん中に引かれた、
3フットラインから、
なんですよ。

ご存知の指導者さんは、
多いと思いますが、

つまり右バッターは・・・

(左バッターは、
そのままバッターボックスから
まっすぐ直線のライン取りを、
すればいいだけですから)

バッターボックスから、
3フットラインまでは、

ファールラインの内側を走って
いいんですね。

ここで仮に守備が行われて、
走塁のジャマをすれば、

今度は走塁妨害となるわけです。


今日私が言いたかったことは、
右バッターの子どもに、

この点をよく教えてあげましょう、
ということです、


内野ゴロを打って、
もしバッターボックスから、

わざわざ大回りして、
ファールライン外側に出て、

間一髪のアウトなら、
もったいないことですね。

内野安打を1本損します。

右バッターは、
3フットラインまで一直線、

その後はライン外側を走る!

これで行きましょう!


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2010年09月28日

クロスステップリード教えましょう

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
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子どもたちの、
理想的な走塁に関して、

「リードの仕方」

についての質問が多いので、
今日は、クロスステップリードについて
解説・・・

(というほどのものではありませんが)
させていただきます。

これはもはや、
高校野球では当たり前に見られる、
常識的なリード法ですが、

うちもいろいろな少年野球チームと
交流試合をさせていただきますが、

このリード法をしているチームは、
私の感覚では半分にも満たない・・・

そんな気がします。


クロスステップリードの
メリットは唯一つです。

「ピッチャーからの、
不意の牽制球に対応できる」

ということですね。

つまりピッチャーが、
正しくセットポジションに入ってからの
牽制ではなく、

足をプレートに掛ける前とか、
セットに入った瞬間とか、

不意を付いて牽制する場合に
有効なリード法ということです。


当然、こんなケースの牽制の時は、
ランナーがリードを始めようとした時とか、
リードの最中に、投げられます。

この時に、
子どもたちによく見られる、
普通に歩いてのリード・・・

これはプロでよく見られる、
ウォーキングリードですね。

あるいはサイドステップしたり、
最悪なのはピョンピョン跳ねて、

のリードなど・・・

つまりこんな時に、
不意に牽制されると、

ランナーの身体は(特に重心は)
次塁方向に行っているはずですから、

慌てて帰塁するには、
一度体勢を立直す必要がありますので、

わずかながら、
時間を要する=間一髪アウト

といった憂き目に、
あってしまいがちです。


ですから、そういった奇襲的な
牽制球を投げない(ことが多い)

プロ野球ではあまり見られない
リード法ですね。

(採用されている選手もいますが)

それでは、
クロスステップリードの教え方です。

言葉での説明は、
相変わらず難しいですが、

よくお読みください。
※ランナー1塁のケースです。


1、左足をベースにつけて、身体はホームと正対。
肩幅よりやや開いた状態で構える。

2、左足を右足後方に、スライドするように
すばやく持って行く。ただし右足位置真後ろではなく、
やや左におさまる位置。

さらにその左足つま先は、1塁ベースを向いて
45度の向きであること。

3、さらにすばやく右足を、右方向にスライドさせる。
この時の右スライドは、真横ではなく、やや後ろに
すると、最後の立ち位置が、1-2塁間の
3フィートラインよりやや後方に立てます。

4、2の繰り返し。

5、これを4~5回繰り返すと、
ほぼ適正なリード距離(1.8~2m前後)になります。


最後は、右足を、
左足のラインに並べておさめ、

左つま先も1塁方向45度の向きを、
最後はまっすぐの状態にしますので、

通常の盗塁の構えなどに、
なると思います。

実際、盗塁のサインが出ていれば、
右足を半足ほど引いておきますと、

スタートが切りやすいですね。

経験者の方や、
クロスステップリードを試されれば
おわかりになると思いますが、

このリードを取っていると、
どの場面でも身体は1塁方向に
向いていて、

不意の牽制球でも、
帰塁しやすいはずです。

ぜひご参考にされてください。


※おかげさまで、
秋季大会市内優勝できました!

秋は上部にはつながりませんが、
子どもたちも、今年7つめの
優勝旗に喜んでいますv( ̄∇ ̄)v


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2010年09月24日

打てる子、打てない子、その理由

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~



指導者さんからの、
質問メールを読んでいて、
最近感じることですが、

強いチームと、
そうでないチームの差は何か?


という点です。

あるいは、同じ小学6年生で、
同程度の運動能力がありながら、

バッティングで言えば、

打てる子と、打てない子の差、

ですね。


もちろん、前者の理由はさまざまで、
子どもたち(選手)の絶対数から始まり、

練習時間や指導者数、など
考えられる点は多くあります。

でもやはり、
一番に挙げられる要因は、

「指導のしかた」

ではないでしょうか?

再三申し上げている通り、
たとえばバッティングであれば、

指導者自身が経験論ではない、
正しい理論を理解できているか?

そして、その理論の中から、
子どもたちのレベルに合った方法を
取り入れているか?

それは肘のたたみ方とか、
開きを抑えた打ち方、とか、

あるいは難しい内角球の打ち方、
ではありません。

少しオーバーに言わせていただけば、

「バッティングの真理」

を教えるべきだと思うのです。

つまりバッティングを行う上で、
不変の理屈です。

バッティングの基本中の基本、
といった方がわかりやすいでしょうか?

これは中学で野球をやろうが、
高校野球のバッティングであろうが、

そしてプロ野球でも行うべき、
バッティング技術です。


例えるなら、大木の本体部分です。

ここからすべてが始まると言っても
過言ではありません。

ですから小学生クラスでは、
(あるいは中学1年生くらい)

この不変のバッティング法を、
身につけてから、

やれ外角は踏み込んで、とか、
ボールは引き付けて打て・・・

といった、枝葉的な指導があっても
いいと思うのです。

ではその、
不変の真理的な理論(原理)とは何か?

それは、理想的なバットスイングであり、
タイミングの取り方とタメの作り方であり、
ボールをしっかり見て打ち抜く習慣など、

が挙げられます。

もちろん、これだけではないですが・・・

しかし、どれ一つとっても、
それが正しく、しっかり見についていないと、

内角打ちも、変化球打ちも、
あったものではない、
と思います。

しかも小学生レベルでは、
この3つ程度の動作(モーション)が
身に付いただけで、

グンッとバッティングレベルが上がる、
ということは、

うちの子供たちも実証済みです。


ところが、この大事な部分を
しっかり指導せず、

「思いっきり振り切れ!」

「ボールをしっかり見ろ!」

「フライはダメだ!転がせよ!」

的アバウト指導では、
うまくなるものも、なりません。

子どもも、思いっきり振ることはできても
それはどんなスイングで振ればいいのか?

ボールをしっかり見続けるには、
どうすればいいのか?

フライではダメ!
ボールを転がすバッティングって?


私も、正しいバッティング理論を、
子どもたちに咀嚼(そしゃく)して、

やさしく教えることの難しさは
イヤと言うほど体験してきました。

これはもう根気よく教える以外に、
方法はないのです。



※本日の日記は、練習マニュアル
「キッズベースボールドリームナビ」
から、一部引用させていただきました。


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2010年09月22日

フルカウントスタート教えていますか?

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「フルカウント・スタート」

あるいは、

「2アウトスタート」

と言うケースもあるようです。

先日の中日-阪神戦で、
中日和田選手が、

何度もこの、

「フルカウント・スタート」
試みて、
(ケースはちょとっと違う、
1アウトでしたが)

ブランコ選手がファールで粘るため、
その都度、懸命にスタートし、

結果これによって、
3塁まで到達できて、

犠牲フライで、
貴重な追加点を上げられた、
ということです。


「フルカウント・スタート」

これはもちろん、
野球好きのあなたなら、
ご存知ですよね?

2アウトでの攻撃側の
「常識的なルール」です。

これは4つのケースがあります。

つまり、

2アウトで、
ランナーが、1塁、または1・2塁、
または1・3塁(これは対象は1塁ランナーだけ)

そして、満塁です。

カウントは、
3ボール2ストライクの、
フルカウント以外、

あり得ません。


つまりこのケースでは、
塁上のランナーは、

ピッチャーのモーションと
同時に、

一斉スタートを切ります。

※1・3塁の場合の3塁ランナーは
スタートを切ってはいけません。

これがいわゆる、

「フルカウント・スタート」

ですが、

私が偉そうに書かなくても、
これは野球における

「一般常識」

かと思います。


しかし

これがあなたの野球小僧は
理解していますか?

指導者なら、
ちゃんと子どもたちに、
教えていますか?

「このケースでは、スタートを切る!」

これは正しい指導法では、
ありませんね。

なぜ、スタートを切っていいのか、
なぜ、スタートを切るといいのか、
なぜ、スタートを切らないといけないのか、


これを教えないと、
私は正しい指導とは、思いません。

うちのチームでは、
メンバーが入れ替わる冬季練習に、
これを徹底的に指導し、練習します。

あるいは、
雨天で体育館練習になったときに、

体育館でミニベーススタイルで、
(塁間10m程度)

きっちり指導します。

じつは、

「フルカウントスタート」

は、二の次でいいのです。

ここで子どもたちに指導すべきは、

「フォースプレー」と、
「タッチ(タッグ)プレー」

の違いです。

子どもたちを座らせ、
コーチ陣がランナー役、

そして内野手役は、
やはり子どもたちです。

あらゆるケースを想定して・・・

たとえば、すべてノーアウトまたは1アウトで、

ランナー2塁のケース。

ここでバッターがファーストゴロ、
2塁ランナーは3塁を盗りに行く・・・

ここでボールがファーストから
サードに転送された場合は、

「フォースプレー?」「タッチプレー?」

と子どもたちに問います。

こんなケースはいくらでも
考えられますので、

常に子どもたちに、

「フォースプレー」
「タッチプレー」
違いを教えないといけません。


それが理解できれば、

「フルカウント・スタート」

の必要性や、本当の意味がわかります。

野球のルールは大変に難しく
大のおとなでさえ、

審判員でもない限り、
100%覚えることは不可能に近いです。

プロの監督ですら、
正式なルールを知らずに、
抗議したりするんですから・・・(笑)

雨の日は、ルール教室、

子どもにとっては、
授業と同じでつまらない?
と思われるでしょうが、

こと野球になると、
意外に目をキラキラさせて、
聞くものですよ。

ルール勉強以外にも、
ストライクゾーンの再確認、

タッチアップ、コーチャー指示法、
正しいタッチの仕方・・・

いくらでもあります。

ただし、教えすぎて
知恵熱を出させないよう、

気をつけましょう(笑)


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