2010年10月

2010年10月29日

肘は高く上げて投げるもの?

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~


先日、
深夜のスポーツニュースを観ていたら、

元読売巨人軍の桑田真澄氏が、
中学硬式野球クラブの選手に
アドバイスされていました。


たとえば両手キャッチの、
間違いであるとか、

キャッチングの正しい捕球位置の
解説を小気味良く、かつ理論的に
指導されていました。

ひとつひとつに、私も

「ウン、ウン」

とうなずきながら、
桑田氏の正しい指導法に、

感心しながら、
見入っていたものです。


ここでひとつ・・・

投球時における、
ボールの通過位置について、

これも桑田氏は、
ご自身の体験と、

投球理論に基づいて、

一人のピッチャーの子に、
教えていました。


私が中学時代に、
指導者からくどいほど言われたことに、

「肘を高く上げて、
テイクバックからボールは、
頭の真上を通過させて投げるんだ!」

といった指導がありました。

さらに、

「投球時のリリース前は、
上腕が耳をこするようなイメージで!」

とも聞かされました。


今となってはこの、

「ボールは頭上通過理論」

「上腕耳こすり理論?」

が、いずれも旧野球理論の
オオウソであることは、
理解しているのですが、

これまた、現代に至っても、
まだそういった投球理論を、
頑なに信じ、

子どもに指導する方がいるとのことで、
驚いたものです。

それを桑田氏は、
厳に否定され、

正しい動作を解説されていたのです。


ボールを頭上通過させるためには、、
必要以上に肩・肘を上げねばなりません。

さらには、

「頭上真上理論&上腕耳こすり理論」

には、大変大きな間違いが隠れています。

投球動作に限らず、
人の身体運動理論では、
あらゆる動作にラクにそれをこなす・・・

自然に動ける動作、
疲れず効率よく、最大の効果を生む、

そんな位置があるのです。

それは、

「0ポジション」

と言われる動作位置です。


ボールを頭上真上を通過させると、
肘位置と肩は大きくこの、

「0ポジション」

から外れ、
大変な負荷が、肩・肘にかかるのです。

試しに一度投げてみましょう。

頭の真上を通過させる意識を持って、
上腕部が耳にこすれるほどの高さから、

です。

非常に疲れます。
不自然です。

ボールにも完全にパワーが、
伝わっていきません

ではこの場合の、
正しいポジショニングはどこか?

肘と肩の高さは水平位置です。

そこから高く上げれば、
さきほどの現象が起きますし、

肘が下がっている・・・

と言われる、水平以下になると、
肘の負担が高くなり、

野球肘の原因の一つになります。

さらに肘角度は、
90度を保ちたいものです。


一流投手に多い、
自己経験論からの、
感覚的指導が多い中、

桑田氏の、理の整然とした、
解説指導には、大変感じ入りました。



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2010年10月26日

グラブの使い方で投球フォーム修正!

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うちのチームに、
5年生のKくんがいますが、

この子はピッチャーとしての
資質が高い子で、

次年度のうちのエース候補の
ひとりです

ただこのKくん、
今年の春先まで、

ひとつの悪癖を抱えていました。


それが投球時における、
グラブ腕の使い方でした。

つまりは、テイクバック時に、
グラブ(グラブ腕)が斜め45度上空を指す、

ということでした。

グラブ腕の使い方も、
ご存知の通り、大変重要です。

特に、ピッチャーをめざすのであれば・・・

ここで問題になるのは、
そのグラブ腕が極端に上を向けば、

必然的に反対側の投球腕の、
肩が落ちてしまう

とうことです。


これが問題なのです。

投球腕側の肩が落ちることによって、
以下の影響が出ます。


1、投球フォームが全体的に、
「あおる」ような投げ方になりやすい。

2、よってボールが浮きやすく、
スパイラルモーションを持ってしても、
制球に苦しむ。

3、同じく、体重移動が
激しくなりやすいため、
スタミナ疲労につながり、
同様にあごが上がり、目線の上下も
出やすいため、同様に制球困難になりやすい。


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この悪癖は、子どもたちの中でも、

遠くへ投げよう、速いボールを投げよう
といった意識から生まれるようです。


改善方法としては、

内捻したグラブを、
投げる相手方向を指すように・・・

と指導することですね。

この繰り返しの指導と練習で、
投球腕側の肩下がりは、

ほとんどの場合是正できます。


尚、低学年の子には
逆にこのグラブ腕が下に落ちたまま、

つまり遊ばせている子が多いようです。

ご存知の通り、
グラブ腕は身体動作の、
連合反応によって、

反対側の投球腕のモーションに
大きく影響が出ます。


ぜひあなたの野球小僧の、
グラブ腕の動作(モーション)を、

しっかりチェックされてください。



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2010年10月23日

さらば野球小僧、駅伝の星となれ・・・3

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愚息「Y」、中3の夏-。

リトルシニアリーグでは、
全ての公式戦を終了し、

例年になく暑かった夏も
ようやく終わりを告げようと
していました。


進学高校の決定を前に、
シニアではチーム(監督)推薦を頂き、

県下の名だたる
野球強豪高校を視野に入れ、

進学準備に取り掛かります。

しかしYは、
シニア18名の全3年生が行く
高校野球への道にひとり背を向け、
私にこう言いました。

「高校では陸上をやりたい」

と。
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さらば野球小僧、駅伝の星となれ・・・2

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親バカ話は続きます。


愚息「Y」、
中3の夏を目前にした、5月某日-

五月晴れの空の下、
まばゆい陽射しを浴びながら、

Yは県営陸上競技場の
トラックに立っていました。

市予選を上位で通過した、
中学生たちの、

埼玉県陸上競技大会
3000m競技のスタートです。

合図とともに、
Yは勢いよく飛び出し、

400mトラックを、
30名近い集団に揉まれながら、
懸命に走り続けます。

その走る姿は、
野球以上に自信に、
満ち溢れていたようでした。
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littleleague_coach at 14:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ・野球日々雑感 

2010年10月21日

さらば野球小僧、駅伝の星となれ・・・1

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今日は少し長くなりますが・・・

私と愚息のことを、
お話したいと思います。

野球小僧と親バカ野球狂オヤジの
数年前の思い出話です。

当時の野球コラムに掲載させて
いただいたエッセイです。

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「野球小僧とその父親」

これは、このページに訪れる、
父親の方ほとんどに共通する
テーマである気がしますし、

古くは我々世代の、
超大ヒット・ノスタルジアマンガ

「巨人の星」

の飛雄馬&一徹の
父子関係から始まり、

現読売巨人軍監督
原辰徳氏との父子鷹や、

メジャーで大活躍中の
イチロー選手&チチロー氏
の逸話始め、

野球を通じた
“父と子”と言うものは、

世代を超越し、
すばらしい親子の絆が、
生まれるものです。
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littleleague_coach at 12:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ・野球日々雑感