2011年04月

2011年04月15日

「前で打て!!」と教える間違い

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~


関東はまだまだ、
余震が続いていますが、

やや落ち着いた感のあった、
先日の日曜日、

久しぶりの練習試合を
行いました


対戦相手は、
初顔合わせのKGさんでしたが、

声の大きな子どもたちがそろった、
いいチームでした

どちらかというと、
うちとは対照的な、

ピッチャー中心の守りのチーム、
だったように思います


ただ気になったのは、
KGさんの攻撃時です

相手指導者さんの大半が、

なぜか、
バッターボックスに入る子ども全員に、

「前で打てよ!!」

あるいは、

「前でさばけよ!!」

と大声で指示するんですね


単純に考えれば、
うちのエースも球速が、

110km以上は出ている
スピードボールなので、

「振り遅れないように」

の指導かとも思いましたが、
どうやらそうではなかったようです


その「前で打て」なる真意は、
図りかねますが、

結局のところ、
KGさんの子どもたちのほとんどが、

「ダウンスイング」

で打っていたということです


つまりは、

「前で打球を叩きつけるように打って、
ボールを転がせ(フライにするな)」

という指示だったと想像します


う~~ん、
未だにこんなバッティング指導が
されているのか


子どもたちに、

「前で打て」

とコーチすれば、

素直な子どもほど、
当然上体は突っ込むことになります

上体(およびヘッド)が突っ込めば、
振りやすいスイング軌道は、

「ダウンスイング」

でしょう

これでヒットが打てる確率は、
上がるでしょうか?


今のバッティング理論は、
ヘッドはタメを作った、
軸足側に残すことが正しく、

ヘッドを意識的に、
前に移動さすることは、
タブーではないでしょうか?

そしてその軸ラインは、
言わずと知れた

「スティバック・ライン(人の字)」

が正しいかと思います

    blog0088


KGさんは、
13イニングス(2試合実施)の攻撃で、

・内野ゴロ(内野安打含む)・・・25
・内野フライ・・・2
・外野フライ・・・6
・安打(内野安打除き)・・・7
・三振・・・11

という結果でした

ゴロを打たせるスイングなり、
バッティング指導では、

それは数字データとして、
当然の形としてあらわれるものです



野球がうまくなる練習方法のまとめ記事 


少年野球,指導法,練習方法,バッティング練習法,コーチ法,a_line021


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littleleague_coach at 12:45|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ・指導方法☆バッティング 

2011年04月08日

グローブ大切に使っていますか?

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~


今日の記事ですが、
少し趣きを変えて、

私のグローブにまつわる、
思い出をしたいと思います


30年以上も昔の話であり、
今さらモノがなかった時代の、
話をしても始まらないですが、

古き良き時代の懐古話に、
笑ってお付き合い頂ければ、
嬉しい限りです


私の小学生の頃に使ったグローブ
(今はグラブと呼称するが)は、

親戚のおじさんのお古を、
その弟が使用し、

さらには私の兄が譲り受けて、
数年間使いこなしたシロモノで、

そのお下がりが10数年の年月を経て、
やっと私のものとなったのです

まさに、骨董品的希少価値?
のあるグローブでした


それでも小学5年生の時に、
その「マイグローブ」を手にした感激は、
今でもよく憶えています

嬉しさのあまり、
夜な夜な抱いて寝たことも、
懐かしく思い起こされる


大切に使われたそのグローブは、
ワックスが効きよく手入れされていたもので、

メーカー名も消えてしまうほどの、
長い年月を経ても、

手によく馴染み、
ほどよく柔らかなその皮の感触もまた、
今だに忘れることが出来ない


そんな大事なグローブも、
私が中学野球部に入ると同時に、
ついに引退となった

グローブ紐さえ、
切れるたびに何度となく、
交換されて使ってきたのだが、

ついにポケット側の表皮が、
大きく破れ大きな穴が、
空いてしまったのです

あってなきがごとしのアンコ(中綿)も
ボロボロにこぼれ落ち、

グローブに入れた左掌が見えるサマには、
中学生になった私の目にも、
妙にもの悲しく映ったものです


内野手用であり、外野手用でもあり、
時にはキャッチャーミットの代用にまで使われた、

本当の意味での、
「オールラウンド用」だった、
思い出のあのグローブは、

何処に行ってしまったんだろう?


私の小学生時代は、
そんなグローブさえ持っていなかった子も、
多かった

今では考えられないが、
守備につく時は相手チームから、

グローブを借りて、
守りに入ったものです

バットに至っては、
当然ながら試合時に1本あればよし

それを相手チームと、
いっしょに使ってこと足りたものです


クラスメイトに、
お金持ちの子供でYクンがいました

野球はヘタだったがクラスで、
唯一マイバットを持っていたのがYクンだった


所属していた地元の少年野球チームには、
さすがに数本バットが用意されていたが、

平日放課後の空き地での野球は、
Yクンが来ないと試合が始まらない


ある時、Yクンの打球を巡って、
アウト・セーフの口論となり、

しまいには怒ったYクンが、
バットを持って帰ろうとしたので、

慌ててみんなで、
判定を覆したことを今でもよく憶えている

モノのない時代の、
懐かしい笑い話です


金属バットが出回るのは、
それから10年もあとのことで、

木製バットは、
折れてしまった部分に釘を打って補強し、
布を巻き付けて、使ったりもした


数個しかないヤマのなくなったボールは、
1個でもなくなれば、

それこそ試合を中断して、
みんなで手分けして探した憶えもあります


時代は高度成長真っ只中であり、
マンガ「巨人の星」が、

空前の大ヒットの兆しを、
見せた頃です

大抵の家の子供は貧しさから抜け出し、
豊かになりつつありましたが、

そんな時代背景の時でさえ、
どの子もみんな野球用具は、
大事に使ったものです

どの家の親も、
子供には「モノは大事に使う」

そう躾けた、
良き時代だったのでしょう

高度成長が加速を増し、
「国民総中流階級」に突入すると、

モノはいっそう豊富になり、
子供たちの誰しもが新しいグラブやら、

バットやらを購入してもらえる、
時代になった


豊かになるということは、
それ自体決して悪いことではありません

衣食足りて礼節を知り、
貧困に窮して起こりうる、

あらゆる悲しい事件も事故もなくなって、
喜ばしいことだと思う

しかし、です

過ぎたるは及ばざる・・・であって、
モノがあり余れば、モノに対する執着心も、
おのずと気薄になる


モノがあり金もあるのだから、
ガマンする必要はなくなり、

一方で物欲は旺盛なのだから、
欲しいモノはすぐに買ってしまう

あるいは親が買い与えてしまう


使いものにならなくなれば、
直すより先に買い替えることも当たり前で、

ひどいケースは、
あきたから捨ててしまうといった、

そんな不道徳なことさえ、
見受けられるようになったのも、
この頃からです


怖いのはそれが当たり前の感覚となり、
「平気でモノを捨てる」という行為に、

なんの痛痒も感じない世代の、
子供たちの「心」です


今のこの時代に、
何年も使用した古いグラブを、

子供にプレゼントしても、
きっと誰も喜ぶまい

そんな子供たちに、
我々が育ててしまったのですから・・・


「東北関東大震災」によって、
今日本は、未曾有の危機に直面しています

今われわれにできること、

節電、節水、節約・・・

そしてモノを大切に使うことでは、
ないでしょうか?


我が家には、
愚息二人が使ったグラブが2つと、

私が20年も前に社会人になって買った、
グラブとミットが押入れに眠っている

手入れを怠らずに、
孫でも誕生した折に、

そのグラブのいずれかを進呈しようと、
今から心密かに思っているのですが・・・


「グローブを大事にできない子は、
野球はうまくならない」


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littleleague_coach at 14:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ・野球日々雑感 

2011年04月02日

「声を出せ!!」だけではムリです

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~


被災地の皆様、
心からお悔やみと、
お見舞い申し上げます。

今私たちにできること・・・

これをみんなで考え実行しましょう!!

なお多くの方に、
私のブログからの、
義援金呼びかけにご賛同いただき、

本当にありがとうございます。

引き続きこちらの記事

「少年野球を愛する皆様へ
  ~被災地からの声が聞こえますか?~」



から、義援金活動にご協力いただきたく、
お願い申し上げます。

被災地の方々のために、
できることを実行しつつ、

そして私たちはまず、
毎日を元気に生きることです!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんな時でも、
ちゃんと春は訪れるんですね。

そうです、球春の訪れです。
待ちに待ったシーズン到来なのです。

全国津々浦々から、
野球小僧のたちの雄叫びが、
聞こえて来るようです。

以前にも、
書かせていただきましたが

我がチームのモットーは、

「いつもどんな時 も、元気な声出し」

です。

大抵の少年野球チームでは、
ご指導されていることかと思いますが、

小学生野球の指導者なら、
お分かり頂けると思うが、

「自主的に、子供が大きな声を出す、声を掛け合う」

その奥底にある意味や、
意図を自覚させることがいかに難しいか、

と言うことです。


キッズ2のメンタル指導法にも書かれているが、

「声を出せ!」

と指示して、出させることは簡単です。

問題は子供たちが、

「自主的に、その声を出せるかどうか」

なのですね。


私も10数年間、
子供たちと付き合って来たが、

その単純にも思える「声出し」の指導が、
じつは一番難しいような気がします。

我々コーチが例えば練習中に、
あるいは試合中に「声を出せ!」、

と指示すれば、

「バッチ来~い」とか、

「打って来~い」と、

いっとき声は出るものです。


しかし、
声を出す本当の意味での大切さ、
重要性を知らない子供は、

集中力のなさから、
モノの数分もたたないうちに、

そんな掛け声すら、
忘れてしまうものです。

ましてやエラーでもしようものなら、
三振でもしようものなら、

萎縮したり落ち込んだりと、
 つけ焼き場の声出しなど、

まるで役に立たなくなります。


本来その腹の底から出す、
『声』の意味する所は、

まず自分自身の気持の高揚でしょう。

気持ちを奮い立たせ、
途切れがちな集中力を呼び戻す。

エラーした時などは腐りかける心、
落ち込みかける気持ちを、

再び前向きにするため、

そして時には対戦相手からの、
プレッシャーを跳ね除けるための、

「気合入れ」の意味もあります。


さらに小学生の場合、
相手に掛けるプレッシャーは、

声がその総てではないが、
例えば試合途中の点差に関わらず、

次から次に元気な声で、
相手を圧倒すれば、

負けていても常に相手ピッチャーは、
威圧感を憶え、

逆転が可能になることもあるでしょうし、

勝っていればなおのこと、
相手の戦意を失わせることにもなります。


その元気ある声の精神が生む、
相乗効果は、はかり知れない。

とまぁ、私ごときが言わずとも、
おわかりの方が多いと思うが、

しかしくどいようだが言うは易し、
行うは…であって、

一人二人の子供がわかってくれても、
チーム全員が、この意図することを、

理解させるのは、実に至難なことです。

我々が腹の底から大きな声を出す、
その意味を理解させることなく、

ただ単に罵声のみで、
「声出し」を 強要させるのは、

実にナンセンスな、
指導であろうと思います。



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※野球がうまくなる練習方法のまとめ記事 




littleleague_coach at 12:24|PermalinkComments(1)TrackBack(0) ・指導方法☆その他☆