2011年05月

2011年05月28日

少年野球に、勝利の方程式は存在するか!?

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~


勝負ごとの世界で、
常日頃思うことがある。

当たり前の話ではあるが、
ちょっとふれてみたい。


例えばAとBが戦って、
Aが勝ったとする。

敗れたBはCと戦って、
勝つことができたとしよう。

それを方程式にでも当てはめるとすれば、

『A>B>C』
(「>大なり」表現はちと違うかと思うが)

といった具合になるだろうか。


それではAとCが対戦すると、
結果はどう出るのか?

方程式通りに答えを求めるならば、
「Aの勝利」と出るだろうし、

あるいは常識的に考えても、
Aに軍配が上がるものと思われる。

しかし、勝負ごとに携わった方なら
おわかりかと思うが、

AがBに勝ち、BがCに勝ったからといって、
必ずしもAがCに勝てるとは限らないのが、
勝負の世界の妙と言うものだ。


理由は言わずもながだが、
相性もあるだろうし、

対戦相手によっては、
弱点が弱点とならない場合も、
あり得るからだ。


さらには対戦時の体調(チーム状態)も、
その理由に挙げられるかも知れない。

Aが常に万全の体勢でいられるとは限らないし、
Cが弱いながらも最高の状態で戦えば、

それこそ勝敗の行方はわからないのではないか。


昨夏、県内高校野球予選準決勝において、
優勝候補の強豪高校Uが常にベスト8止まりの、
S高校に敗れ去るという番狂わせが起きたが、

その時のS高校の監督さんが、
インタビューで次のようにコメントされていた。

「10回戦えば9回は負ける相手に勝てました。
やはりチーム状態が最高だったせいか、

気持ちの上で選手たちの執念が、
(相手に)勝ったのでしょう」

方程式通りにいつもいつも同じ答えが出るのなら、
やる方も観る方も面白いはずがない。


限りなく0に近い勝利の確率であっても、
このチームのように勝利への執念を持って臨めば、
どう転ぶかわからないからこそ、
勝負ごとは面白いのであって、

どんな時でも選手たちは、
闘志を燃やせるのだろう。


その姿勢こそが、
観ている我々をも熱くさせるのだと思う。

ちなみに優勝候補の高校Uは、
S高校が昨秋の公式戦で大敗したチームを、
準々決勝でコールドで下しているのだ。

勝利したチームの選手たちが、
誉め讃えられることは当然だが、

上述の方程式のように『A>C』が、
当てはまらない事例が、

これに限らずいくらでも存在する、
ということだ。


大変古い話で恐縮だが、
かの極真空手の創始者故大山倍達氏も、

同じような言葉で、
勝負の世界の怖さを語られていた。


大山氏若かりし頃、
ハワイにおいてプロレスラーと、
連戦を続けていた時の話だ。


連勝街道を突っ走っていた大山氏ではあったが、
Aというレスラーに負けたBと対戦するにあたり、

すでにAと対戦し勝利していた大山氏に、
インタビューアーはこう問いかけた。

「Bとの試合は余裕の勝利になるのではないか?」

と。

それに対し、大山氏は

「私がAに勝ち、BがAに負けたからといって、
私がBに勝てるという保証は、どこにもない」

と言い切っている。

彼ほどの強者が言わしめる、
この言葉の裏には、

武道家ゆえの謙虚な姿勢もあるのだろうが、
それほどまでに勝負ごとは、

「ゲタを履くまでわからない」

ということなのだろう。


昨年の我が少年野球チームでも、
同様の勝負結果がいくつも見られた。

市内の盟友チームで、
大変相性の悪いチームWがいた。

市内の大会あるいは練習試合でも、
いつも分が悪く、3度まみえれば、
2度は負けてしまう。


客観的に見ても決して実力的に、
うちが劣っていると言うわけではないのだが、

不思議と接戦の末、
負けることが多かったのだ。


まぁ、それが実力と言われればそれまでだが、
しかし次のようなことが起きるのだ。


近隣の32チームが参戦した大会があった。

うちが3回戦で顔を合わせたチームSは、
その前の2回戦でそのチームWと対戦し、
大勝している。


これはうちも危ないぞと腹を括って対戦したが、
結果12-1と、我がチームの、
一方的な勝利に終わった。

失礼ながら、このチームSに、
盟友のWが苦汁を舐めたとは、
到底思えなかった。


上部の大会でも似たようなことがあった。

決勝戦の相手チームUは、
うちの市内チームFとよく練習試合をしていたが、
星は五分と聞いていた。

うちはそのFと対戦して、
負け知らずである。


それでいて、上部大会決勝戦では、
惜敗してしまったのだ。


この例に限らず、
そんなケースは少年野球の場合、
往々にして見られるものだ。


少年野球あたりでは、
強い強いといってもそれこそ、
小学生のやる勝負ごとである。

いくらでも番狂わせなど起きるものだ。


話は横道に逸れるが、
野球に限らずアマチュア戦のほとんどが、

日程等の関係でトーナメント方式を、
採用していることが多いと思う。


この場合組み合わせによっては、
1回戦から早々と強豪同士が、
対戦するケースも散見されたり、

勝ち上がった強豪同士が、
準々決勝あたりで相対し、

「事実上の決勝戦」と、
言われることもよく耳にする。


実力的には優勝してもおかしくないチームが、
早々と姿を消す不運にも見舞われるのも、

リーグ戦とは違ったトーナメント戦の、
特徴でもある。


もっとも突き詰めれば、
一番強いチームが最後まで残るのが、

至極当然の理屈であるから、
トーナメント戦を非難するには当たらない。

しいて言えば組み合わせ結果の、
運・不運に一喜一憂するということか。


プロ野球のリーグ戦などと違って、
一度の敗戦が全てである、

このトーナメント方式だからこそ、
例えば甲子園にしろ、

あれだけ選手たちも必死になるのだろうし、
それが結果的に大きな感動を呼ぶのだと思う。


いずれにせよどんな場合でも、
『A>B>C』のような図式は成り立っても、

それが数学の世界のように、
「絶対」ではないということだ。


トーナメントの組み合わせによっては、
決勝戦まで進出する可能性があっても、

予想外の挌下と思われる、
伏兵にしてやられることが、
日常茶飯事の世界でもある。


くどいようだが、
それこそが勝負の世界の面白さでもある。


野球シーズンたけなわである。

今年も全国各地で、
熱戦が繰り広げていられるようだ。


我がチームは市内の春大会予選を、
勝ちぬくことができ、

今年も上部大会に進出を果たした。


過日その1回戦が行われたのだが、相
手チームは近隣の強豪Pであった。

このPは、今春やはり隣市のFと、
練習試合をして大勝している。


その後うちはそのFと対戦して、
惜敗しているのだ。


う~ん・・・これは見事に『A>B>C』の、
方程式に当てはまるではないか。


いやいや、
「勝負ごとはゲタを履くまで・・・」

である。

試合前からそんな弱気では、
勝てるものも勝てやしない。


そんな意気込みで試合に臨んだのだが、
結果は・・・見事に方程式は成り立ってしまった。


残念無念・・・



野球がうまくなる練習方法のまとめ記事 


少年野球,指導法,練習方法,バッティング練習法,コーチ法,a_line021


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littleleague_coach at 16:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ・野球日々雑感 

2011年05月10日

キャッチャー育っていますか?-その練習法-

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~


週末の練習や、試合に加え、
避難所での炊き出しなど行ってました

そのために、
ブログ更新できずにいました

・・・とサクッと言い訳(笑)

書きたいことがいっぱいあるのですが、

だいぶ前に、
野球おやじさんからいただいた、
コメントについての、

お返事を書かせていただきます。


「こんにちは。
伊能さんにお願いがあります。

我が家の4年生の愚息が野球を始めて1年が経ちます。
今までは、スーパージュニアの試合や練習では、
サードを守っていましたが、最近監督から
キャッチャーをやれと言われ、試合でキャッチャーをやっています。

監督曰く、ボールを恐がらない、捕ってから投げるまでが
早いと言うのが、理由だそうですが、

普段の練習では、全くキャッチャーの練習を行ってもらえず、
シートノックの最後に2~3球キャッチャーフライを捕る
練習をするだけです。

私自身、キャッチャーの経験が全く無いので、
家でどんな練習をしたらいいか解りません。

練習試合にも2回出ましたが、本人曰く、
キャッチャーフライが上がってもどこに飛んだか全く解らず、
また余裕が無いのか、ランラーが走っても全く解らないそうです。

どうか、キャッチャー初心者がどんな練習をしたらいいか
教えて頂けませんか?
お願い致します。」


ちなみに私は、
キャッチャー出身ですv( ̄∇ ̄)v

キャッチャーは言うまでもなく、
チームの要です。

声のある、
うまいキャッチャーがいるチームは
おしなべて強豪です。


それではわかる限り、
書き出してみたいと思います。


まず、通常少年野球のキャッチャー練習は、
シートノックの際にノッカーのそばで
バックホームのキャッチッング練習(模擬タッチまで)

それから、
フリバの際のキャッチャーを
務めることです。


できれば実際にランナーを置いて、
盗塁を見ることも大事です。

サイン練習などは別として、
これを繰り返すことで、

十分キャッチャーとしての
練習になるはずです。

もちろんまだまだ、
キャッチャーポジションとしての
大事な指導法はありますが・・・


まずキャッチャーフライですが、
これは1試合で1個あるかないか、
ですから、

今はあまり重視しなくても
いいと思います。

とはいえ大事なアウトカウントを、
みすみす逃してはもったいない。


コツは周りで必ず大声を
上げてあげること。

横で見ていると、
キャッチャーフライは、
すぐにわかるものですね。

だからボールが上がったら、
瞬時に、

「キャーーーーッチ!!」

と声をかけることですね。

もちろんコーチャーが声を出しても
OKです。

キャッチャーが、キャッターフライと
判断できない(見えない)のは、

バッターが打つ瞬間、
目をつぶるからです。

しっかり見ていれば、
少なくても打球方向までは、
すぐにわかるものです。


ですから目をつぶらない癖を
身に付けさせたいですね。

モーションとしては、周囲から、

「キャーーーーッチ!!」

の声がかかったら、

1、立ち上がりざま、マスクを即座に外す。

2、真上を見る。
このときにボールが視界に入らなかったら、
すぐに左右上を見ること。

それでもボールが見えない場合は、
まずキャッチできるフライではないということ。

3、フライが見えたら、上がったボールとは
反対方向にマスクを放り投げること。
そして落下位置に入るということ。

この3つのモーションを
覚えさせましょう。


自宅庭でやれる練習は、
実際にマスクを被らせて、

必ず下(地面)を向かせて構えさせます。

最初からボールが上がるところを、
見ては練習になりません。

そしてお父さんがバッター位置から、
ボール(ゴムボールでOK)を適当に上に
放り上げます。

この瞬間、

「キャーーーーッチ!!」

の声ですね。

そして先ほどの3つのモーションを、
練習することです。


次は、ステップ足の練習です。

言葉ではなかなかうまく、
説明できませんが、

キャッチャー位置からは、
普通3つのステップ足の練習が
考えられます。

ひとつは、
よくある盗塁のセカンド送球。

左ひざを落として、2ステップしますが、
小学生のうちは多少前に(ピッチャー方向に)
ステップしてもかまいません。

注:あまり前に出ると、
バッターがスイングした場合、
接触の危険性があります。

中学生以上はその場で、
2ステップ送球です。

ふたつめは同じくサード送球の
ステップ練習。

この場合ももちろん、
2ステップ送球ですが、

この場合は大きくサード方向に、
2ステップです。

最後はファースト送球です。

リードが大きいときに、
送球することがあるからですね。


このステップ足の練習は、
体に覚えこませないと、
なかなか身に付きませんので、
繰り返し教えてあげたいものです。


最後に昔からやっている、
今でも有効な練習法・・・

マスクを被った子どもの顔に、
ボールをぶつけることです。

つまり目をつぶらずにボールを
見ていられるか、ですね。


じつはこの練習、
チームでやると一部父兄(特に母親)から、
クレームが付いたことがありました。

確かに一見、
体罰みたいですからね。

でも私はちゃんと説明して、
やり続けましたけどね。

この練習では、マスクに
それほどボールを強くぶつけなくても、
だいじょうぶです。

2m程度の距離から構えたキャッチャーの
マスクに下手投げでぶつけます。

子どもの目だけをよく観察してください。
目をつぶるか、つぶらないか、です。


これ以外では、プロテクターがあれば、
ワンバン投球のボールを体で受け止める練習や、

股下にボールが抜けないように、
両膝をついてミットで股間をカバーする練習
などがあります。

ご参考までに…



野球がうまくなる練習方法のまとめ記事 


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