2012年07月

2012年07月24日

走塁コーチャーの役割

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~

関東甲信越も梅雨明けとなり、
いよいよ夏本番です

高校野球も全国各地で、
甲子園をめざす球児たちの、
熱き戦いが繰り広げられているようです

新聞各紙を開けば、
連日球児たちの悲喜こもごもといった
ニュースで賑わっています

3、4年前に私がお手伝いさせて頂いた
某高校の球児たちも・・・

当時の入学したばかりの
1年生たちが最後だったが

今は3年生になって、
現在県予選を戦っており、

シード高を撃破するなど
4回戦に駒を進めたと聞いて、
心から喜んでいるところです

さて今日は、

コーチスボックスにいる

「ランナー(走塁)コーチ」

と呼ばれる存在に、
焦点を当てたいと思います

改めて言うまでもなく、
野球には一塁ベースと三塁ベース付近に、

コーチスボックス
(またはコーチャーズボックス)

と呼ばれる約6m角内の
(小学生の場合は約5m角内)
コーナーがあります

攻撃側チームは、
出塁したランナーに、

さまざままなケースにおける
走塁時の的確なアドバイスを
送るためのコーチを、

そのコーチスボックスに
配置出来る

ご存知の通り、
この走塁コーチとは、
実に重要な役目を担うものです


少年野球レベルでも
それは同様なんですね

例えば一塁コーチ

インプレー時はいっときも
ボールから目を切ることなく、

ピッチャー牽制時の戻りなどは
「バック!」と大きな声で、

ランナーに指示しなければ
なりません

さらには内野ゴロなど、
打者走者が一塁直線で
駆け抜けた場合、

一塁手の後逸やあるいは、
二塁や三塁にランナーがいた時など、

野手がバックホームを
試みるケースでは、

コーチャーは腕を回すなどして、
打者走者を進塁させねばならない

そういう重要な役目もあります


私が現役時代の、
某中学硬式野球クラブに
いた頃の話ですが、

とあるチームとの
練習試合中のことです

アウトカウントは忘れましたが、
ランナー二塁のケースでした

相手チームの攻撃中、
一塁コーチャーがボックス内を、
右に左に忙しなく動き回るのです

何も知らない私は、
そのコーチャーの動きが
意図することを理解出来ずにいて・・・

それどころか
(落ち着きのないコーチだなぁ)
くらいに思ってしまったのです、

回も変わって、
再びランナー二塁のケースが訪れた時に、

頭の回転の鈍い私も
ようやく合点が行きました

つまり一塁コーチャーは、
相手チームのショートの動きを
二塁ランナーに教えていたのです

ご存知の通り、
二塁ランナーとなった場合、

相手のショートが
背後に回っている訳ですが、

ピッチャー牽制に備え、
セカンドと交互に二塁ベース付近を
左右に動いてはランナーを牽制します

プロの世界はともかく
少年野球ではセカンドが
二塁から離れると

ランナーはリードを
大きくとることがままあります

その隙をついて、
背後のショートが二塁に入って・・・

サインプレーもあるでしょうが、
ピッチャー牽制によるアウトを狙います

つまりはランナーには
目に見えないショートの動きを、

一塁コーチャーは、
ボックス内を左右に移動することで
ランナーに教えていたのです

二塁ランナーからすれば、
相手ピッチャーを見つつも

味方一塁コーチャーを視界に入れ、
その動きを注意すれば、

背後にいる相手ショートの動きが
一目瞭然ということになります

ランナーから見て、
コーチャーが左に動けば、

ショートが二塁ベースに
近づいたことであり、

逆に右に動けばいわゆる
「開いた」状態になるということです

ご存知の向きには
大した話ではないでしょうが、

当時の私はこの事実に
いたく感心したものです

(ランナーコーチの仕事も、奥が深いものだなぁ)
と。



さて、もっと重要な役目を担うのは
三塁コーチャーでしょうか

一塁と違って、
タッチプレーのケースも多く、

打球方向を確認できない走者のために、
本塁突入か、三塁オーバーラン・ストップか、

はたまた好返球による
際どいタッチプレーになりそうなプレーでの
スライディング指示か・・・

この場合、
返球の逸れ具合による
スライディング方向や(右か左か)

それも頭から滑るのか、
脚から行くのか・・・

大きなゼスチャーとともに、
指示するのが三塁コーチャーの務めです

これはハッキリ言って、
小学生レベルの野球では
荷が重過ぎる?でしょうか?


通常このランナーコーチの役目は、
先発から外れたベンチ組が
受け持つことが多いようです


ある意味では誰よりも
「ルールを、野球を知っている子」
がその役目にふさわしく、

さまざまなケース(プレー)において、
瞬時に的確に走者に指示を、
送らねばなりません


ところが、小学生の彼らの場合
これが実に難しい

経験者の方はおわかりだろうが、
ほとんどの子はその役割を

何度教えても正しく理解してくれない

いや、理解はしているのだが、
いざという時に体が固まってしまうようです

声も止まり、走者への指示を
的確にできないのです

つまりは、瞬間的な判断が
この年齢ではまだ身については
いないのだと思う

「ゴー・バック」の掛け声程度はともかく、
大きくプレーが動いての走者指示は、

大人でもある程度野球を知らないと
難しいのだから、無理からぬことです

しかしランナーへの指示以前に、
中にはコーチスボックスにいて、

プレーの最中に俯いていたり、
あくびをしたり、

しまいには爪の掃除などをして、
まったく集中できない子もいます

これでは周囲から失笑を買うし、
時には我々スタッフのカミナリも落ちる
と言うものです


さて、前回ご紹介させていただいた、
保田流トレーニングDVDですが、

私にも好評のメールを
数多くいただきました

1980円のうち、公言通り、
紹介手数料を義援金に
回させていただきました

ありがとうございます

ベースボールバイブル【DVD】
内海哲也選手の専属トレーナーが語る
“保田流”子供がやるべきトレーニングとは?




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2012年07月10日

では小学生のサイドスローピッチャーはどうか?

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~


ここ数日、たくさんのメールを
いただきました

一つは前回記事の、

「小学生のアンダースローピッチャー」

についての賛否両論・・・

と言っても賛成は、
ありませんが

質問としては、

「ではサイドスローのピッチャーは?」

と言うものが
多かったですね

私の答えはやはり同じです

サイドスローも、
基本の投げ方からすれば、

身体の支点の使い方が、
違ってくるため、

小学生には
不向きだと思います

ここで言う支点とは、
重心位置から頸椎、

そして頭部までを結んだ、
一つのラインと考えていただいて
かまいません

ピッチングにおける重心は
股関節にあると言われています

オーバースローや、
スリークォーターで
投球する場合、

支点はグラブ腕側に
傾くのは当然の理屈です

サイドスローとなった時点で、
その支点はアンダースロー同様

投球腕側となってしまいます

少年野球指導法,サイドスロー,練習方法,コーチ法

※手塚一志氏NMP理論より拝借


図ではあくまで、
まっすぐに見えますが、

投球腕が運動する以上、
そちら側に支点は
引っ張られるものです

もちろんアンダースローほど
極端に傾きませんが・・・

この支点位置が変わることが、
小学生には曲者なのですね

私が考える一番の弊害は、
その支点が投球腕側に
来ることによって

投球腕肩位置から、
肘が下がりやすい、

と言うことです
(いわゆる0ポジションから外れる、
と言うことですね)

何度もお話ししていますが、
肩より肘が落ちると、

ボールの球威低下だけでなく
「野球肘」になりやすい、

と言う点です

これはもちろん
私だけの考えではなく、

野球肘に詳しい
専門医の方でしたら、

必ず警鐘しているものです

以下の写真は、
桑田真澄元投手の

理想的な、
オーバースローピッチングの
連続写真です

小さくて見ずらいでしょうが、
支点はグラブ側にきれいに
傾いています


少年野球指導法,サイドスロー,練習方法,コーチ法


さてここで疑問が湧くのは、
内野手におけるサイドスローです

内野手の場合は、
スローイングの基本は限りなく
サイドスローです

ボール捕球後の、
スローイングのタイムラグを
なくすため、

これは小学生でも、
教えるべきスローイングです

ではピッチャーはNGで、
内野手はOKの理由はただ一つ

内野手は捕球動作が、
下から上に上がるため、

ピッチングモーションとは
最初から考え方が違うと言うこと

さらには内野手は、
ステップしながら送球するため

支点位置がさほど、
投球腕側に流れない

と言うことです

おわかりいただけますでしょうか?


さて、
次に多い質問が、

キッズベースボールマニュアルなど、
野球教材へのご質問です


キッズマニュアルについては
私もモニターを、
させていただいたこともあり、

これまで何度もご説明や
ご紹介もいたしました

質問の中でも多いのが、

「お勧め書籍や教材でも
もっと廉価なものはないですか?」


といったものです

今私がお勧めしたい教材は、
いくつかありますが、

確かにこの手の教材は
1万円以上が当たり前ですし、

キッズマニュアルでも8800円です

廉価版で大変ためになるのは
今なら以下の2点かと思います

メンタルサポート的な、
子どもへの育成法なら


野球・サッカーから格闘技まで、
大きな舞台であればあるほど本番に強くなる!
上田式実力発揮マニュアル


この教材については前々回の
記事で詳細説明していますので、
良かったらお読みください


「実力発揮できない野球少年を、心強く育てること!!」

私へのメールや
当ブログコメントでも、
感想が書かれていますが、

総じて上がり症の子どもに
有効なノウハウ集ですね

また最近小学生向けの、
体幹・筋力・反射神経などの
トレーニング法で、

読売ジャイアンツの
内海投手の専属トレーナー

保田氏が出したDVDを
拝見しましたが、

これもお勧めできる、
内容です

たとえば野球少年に、
鍛えて欲しい種目として、

スピード、筋力、パワー、
バランス、筋持久力、敏捷性、

協応性、柔軟性、心肺機能、
運動神経、反射神経、眼・・・

などがありますが、

保田理論では鍛えるべき順番、
と言うものがあるそうです

これを間違えると、
トレーニング効果がなく、

ケースによっては
故障の原因となってしまう、
と言うことです

この手のトレーニング教書は、
私は立花龍司氏のものを
愛読してきましたが、

このDVDは、
わかりやすい点では、
書籍よりもいいと思います

価格も1980円と、
リーズナブルでした

ベースボールバイブル【DVD】
内海哲也選手の専属トレーナーが語る
“保田流”子供がやるべきトレーニングとは?




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