2012年08月

2012年08月29日

涙くんさよなら♪~泣いて野球がうまくなる!?~

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~

以前の記事で、

大事な試合に負けても、
悔し涙ひとつも見せない
子供たちを嘆いて、

その心中を図りかねた想いを
綴った憶えがあります

今年の我がチームでは、
またまたその「涙」が原因で、

私やコーチスタッフの心が
大いに惑わされたことがありました


話はこの春先に遡ります

遠征しての練習試合と、
その後の大きな大会でのことです

いずれの場合も、
同じようなケースでしたが、

我がチーム3人の子供が
試合中に大きなミスを、
犯してしまいました

A君は日頃の練習で、
さんざん反復練習したことが、

肝心の試合の時に
頭から抜け落ちてしまい、

浮き足だってしまったのか、
ベースカバーを忘れて、

逆転のランナーを
生かしてしまったのです

そしてそれは、
その後のタイムリーヒットに繋がり、
痛い失点となってしまいました

B君は何でもないゴロを、
痛恨のトンネルエラーをして、

これまた致命的な得点を
相手に与えてしまいました

さらにC君のサインの見落とし

これによって得点のチャンスは潰え、
試合の流れは一気に、
相手に傾いてしまった

小学生のやる野球です

ミスやエラーだけを
取り沙汰するのであれば、

ここに書きようがないほど
数限りないことはおわかり頂けると、
思います

それは至極当たり前のことであって、
いちいちそんなことに腹を立てたり、

カンシャクを起こしていたら、
それこそ身が持ちません(笑)

エラーに関しては、
我がチームもみなさん同様、

積極的なエラーは、
決して叱ることなく、

それどころか、
「惜しかったな」とか
「もうちょいだったな」と、

その姿勢を褒めることを
心がけています

しかし消極的なエラーについては、
大きな声で叱り飛ばすこともあります

例えば、定位置近くのゴロや、
フライを捕りに行かず、

別の野手をあてにしてのミスや、
集中力を欠いて、

スタートが遅くなってしまった
エラーには、

カミナリも落とすこともあります

あるいは見送りの三振や、
気のないスイング、

とんでもないボール球に
手を出しても同様です

走塁面では、
積極的に次の塁を狙って、

間一髪タッチアウトとなった
果敢な走塁や、

大きなリードで、
相手ピッチャーにプレッシャーを与えての
けん制死には、

「アウトになるタイミングはどの辺か憶えたろ?」

で済ましますが、

消極的な走塁でアウトになると、
ゲンコツを見舞う
(むろんヘルメットの上からですが)

エラーのない人間は、いません

これはいつも我々スタッフが、
子供たちに言って聞かせていることです

プロ選手でさえ、
エラーはつきものなんだから、

小学生であるおまえたちに、
エラーをするななんてムチャは言わない

だから、

「エラーを恐れないで、元気に積極的にプレーしよう」

と、少年野球の金科玉条を、
幾度となく口にして来ました


そしてたとえエラーをしたとしても、
絶対クヨクヨしないこと

それはそれで、
終わってしまったことなのだから、

次のプレーで、
そのエラーを取り返すつもりで、
もっと元気にプレーすること

でもエラーをしたり、
チャンスに凡退して、

もしも心が気弱になったら、
腹の底から大きな声を出して、
弱気な心を振り払えばいい

そしてチームメイトも、
「ドンマイ!」と、
勇気づけて上げることを忘れるな

彼らの耳にタコが出来るほど、
言い続けたことです

しかし、
こんな我々スタッフの教えも虚しく、

前出の3人の子供たちは、
残念なことにエラーをしてから、

弱気の虫に支配されてしまったらしく、
試合の最中だというのに、

なんと、
泣き出してしまったのです

これには少しばかり驚きました

10数年間、
少年野球に携わっているが、

3人もの子供が、
試合中に泣きだすという出来事は、
私も初体験でした

低学年のチームならいざ知らず、
6年生がこんなにカンタンに、
涙を見せるとは、
思いも寄らなかったのです

数年前、
大変あがり性の子供がいて、

よく泣いていたのですが、
それでもこの子は、

試合後まで懸命に、
その涙を堪えていたものです

最近の練習試合でも、
相手チームのピッチャーが、

マウンドでベソをかき始めて
相手コーチたちも、
大往生もしていました


確かにこれもひとつの、
「悔し涙」でしょう

自分で思うようなプレーが
出来なかったという点については、
です

しかし、全力を尽くし
たとえエラーをしようと、

自分の持てる力を出しきって・・・
たとえエラーをしようとも・・・

その試合に敗れ去った、
悔しさからこみあげる涙とは、
あきらかに違うと思います

試合中ということに、
勝負の最中ということに、

幼い彼らは、
想いが至らないのです

それが残念でなりません

歯を喰いしばって、
今は涙を堪える、
耐えるという術を知らない

小学6年生・・・
それではもはや、
済まされない歳ではないでしょうか?

「♪涙の数だけ強くなれるよ・・・」

いや、
彼らのこの涙はそんなシロモノじゃない

こんな弱気の虫に毒された、
女々しい涙など、
金輪際流してほしくないのです


・・・長くなりましたが、
そんないきさつがあって、

今年の春先より取り入れた、
メンタルトレーニング法

「上田式実力発揮法」

がこの夏に、
効果を出し始めています

※詳細はこちらの記事で、
書いています


「実力発揮できない野球少年を、心強く育てること!!」

「♪涙くんさよなら、さよなら涙くん」

やっとそんな子供たちに、
なってくれました

9月半ばから続く、
大きな大会が楽しみです


にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ  人気ブログランキングへ
 にほんブログ村

この記事にご賛同いただけたら
ぜひ2つクリック応援お願いします


少年野球,指導法,練習方法,バッティング練習法,コーチ法,a_line021

【お勧めピックアップ記事】

※野球がうまくなる練習方法のまとめ記事


「少年野球の指導とコーチ法練習方法」ブログTOPへ


littleleague_coach at 14:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ・指導方法☆その他☆ 

2012年08月15日

野球小僧を熱中症から守れ!!

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~


夏真っ盛りですが、
炎天下での練習や試合においては、

子供たちのアイシングであるとか、
こまめな水分補給は今の時代、
至極当然のケアであって、

決して過保護なわけでは、
ないと思います

昨年も書いた記憶がありますが、
恥を忍んでお話すれば、

不肖私めは二度も熱中症になり、
倒れた大バカモノなのです

思い起こせばいずれも、
完全な脱水症状を起こして昏倒し、

決してオーバーではなく、
瀕死の思いをしたものです


最初は中学2年の夏でした
夏休み中の野球部の練習は、

確か午前中だけだったと
記憶していますが、

その年の夏は、
例年になく猛暑続きでした

朝早い時間から、
気温はグングン上昇し、

昼に近い時間にはすでに、
グラウンド上は35℃は、
ゆうに超していたかと思います

当時の体育会系指導者の、
「水分補給」についての指導は、

昔の人なら大きく肯いて頂けると、
思いますが、

「練習中は水を飲むな」

でした

曰く、
「運動中に水分を摂ると疲れる・・・」

はたまた、
「動きが鈍くなる・・・」といった戯れ言が、

まことしやかに、
信じられていた時代だったのです

もちろん一度に大量の水分補給は、
身体を重くすることは確かですが・・・

それにしても「水分を摂るな」の、
諸説は大半が噴飯もので、

今にして思えば、
とんでもない虚説であって、

よくもまぁ真夏の炎天下で、
3時間も4時間も、水分をとらずに、
練習に明け暮れたものだと感心しつつ、

思い起こしてゾッとするのは、
決して私だけではないでしょう

「水分をとりたくなったら、水でうがいをしろ!」
と言う顧問先生の言葉に、

素直な我々部員一同は、
休憩時間に一斉に水飲み場に、

我がちに走って行き、
水道の蛇口に頭から水をかけながら、
水を口に含んで、うがいだけをします

「一口でいいから、この水をゴックンしてぇ!」
の渇望に負けそうになるが、

根が正直で純真な?私は、
顧問先生の言い付けをしっかり守って、

うがいで吐き出す水の10分の1と、
頭から滴り落ちる塩辛い水を、

かろうじて胃の中に納めるという、
セコイ水分摂取に励んだものです

そう言えば当時の顧問先生の言葉で、
忘れられないひと言があります

「今水を飲むのをガマンすれば、
北屋(中学校そばの駄菓子屋さん)で飲む
コーラの味は格別だぞ!」


その言葉に、
「お~そうだ!練習が終われば喉を焼くほど、
美味いコーラが待っているんだ!」


と、我々はこれまた素直に
納得したものです


確かに渇した喉を通過する
コーラの味は、

今で言えば
「仕事を終えた後の一杯のビール」

にも匹敵するが、
これまた成長期において、

カルシウムを多く必要とする
スポーツ選手に、

その炭酸がどのように、
悪影響を及ぼすのか

誰も知らない時代でした

今さら顧問先生を、
責めるつもりは毛頭ありませんが、

知らぬこととはいえ、
練習後は炭酸飲料を、
がぶ飲みしていたことを、

今はほろ苦い気持ちで、
思い出します

あな恐ろしや・・・

さらに当時は、
おもしろい習慣がありました

水分をとる代わりに、
レモンを薄切りにして砂糖をかけたもの
(懐かしいでしょ?)

を皮ごと食べることを、
我が顧問先生は奨励したのです

これを食することで疲れもとれて、
喉の乾きも癒えるというのです

でも、疲れはともかく喉の乾きは、
消えないと思いましたし、

それどころか、
あの酸味と甘味の不思議な味に
いっそう喉の渇きを憶えたのは
私だけでしょうか?

何枚レモンスライスを食べても、
身体が欲する水分補給の、

自然欲求は、
消え去るものではありません

「先生、もっと喉が乾く気がしま~す!」

と言うと、

「バカモン!それはおまえの根性が足りないからだ!」
(おいおい)

「スポーツ根性論」真っ盛りの頃でした


さて話を元に戻しますが、
当時は中高生の間で、

ラジオの深夜番組を聴くことが
流行り始めていました

セイヤング、オールナイトニッポン・・・
(またまた懐かしいでしょ?)

寝不足になると、
練習が辛いとわかっていても、

ついつい夜遅くまで、
聴いてしまいました

3、4時間の睡眠時間に、
朝8時頃から昼過ぎまで、

真夏のこの季節に
一滴の水分も摂らずにいれば・・・

それも数日続けば、
おのずと結果は知れています

私はノックの最中に、
キャッチャーボックスの中で、

目の前が真っ暗になって、
崩れ落ちたのです・・・

二度目に熱中症で倒れたのは、
ゴルフに狂いに狂った頃です

その詳細は割愛しますが、
ラウンド中に熱中症を起こし、

完全に意識を失った私は、
気がつくとクラブハウスの
ソファに横たわっていました

以来、真夏のゴルフだけは
二度とやることはありませんでした


さて、アホな私の、
熱中症体験談はこれくらいにして、

野球小僧たちの、
熱中症対策に、
ふれてみたいと思います

今の時代は水分補給と言っても、
水に限らず身体に良いと言われる、
スポーツドリンクが、

多種多様に渡って出回っています

大量の汗とともに身体からは
塩分も出てしまうので、

そういう意味でも
スポーツ中の水分補給は、

麦茶よりもこの手の
スポーツドリンクの方が
具合がいいようです

さらに水分補給のコツや
真夏での休息について、

小学生を指導する場合、
以下の点に留意することをお勧めします


1、帽子着用はもちろんのこと、
炎天下の練習は30分~40分に一度の割合で、
10分程度の休憩をとらせて上げたい

2、その際は風あたりのいい日陰で、
必ず脱帽し汗を拭くようにさせること

水分はスポーツドリンクを主体に
(牛乳系やヨーグルト系飲料はこの場合不可)

一度に150cc~200ccまでとさせる
(多量の摂取は確かに疲労が表れ身体が重くなる)

3、猛暑の日はバケツに氷水を用意したい

そして冷たいタオルで、
首筋・両腕の肘裏側・膝裏側等を冷やすと、
上昇した体温を下げます
(アイスパックやアイスノンでも可)

4、指導者としては練習中はもちろん、
休憩中も子供たちの様子をつぶさに観察したい

普段より口数が少なかったり、
元気がないといった場合、

あるいは顔色がすぐれない
(または顔が赤くなる)時には、
すぐに声をかけたい

万一発症した場合は、
どのようなケースでも原則として

医師の診せることが
大前提になりますが、

現場での応急手当として、

4、もし不調を訴えた子供がいたら、
木陰で仰向けに寝かせベルトや衣服を緩め
風通しをよくする

ウチワ、タオル等で送風するのがよい

5、身体に水を吹きかける
その上から、冷水で冷やしたタオルで全身、
特に手足末端部と体幹部を、

皮膚血管の収縮を防止するため
マッサージを施す

5、3、で申し上げた部位はじめ、
わきの下動脈、けい動脈、大腿動脈に

氷嚢やアイスパック、アイスノンを当てて、
血液を冷却させることや、

身体全体を冷たいタオル等で冷やしながら
風を送って上げる

6、意識がハッキリしている場合に限り、
水分補給を行う
(意識障害があったり、嘔吐をもよおす場合には、
医療機関での輸液が必要となる


(参考文献:森田茂穂氏「熱中症ーその予防と治療のポイント」)


立秋が過ぎたとはいえ、
夏まだまだ真っ盛りです

灼熱の太陽は容赦なく
子供たちの華奢(きゃしゃ)な身体を
照りつけます

熱中症は、死亡事故さえ珍しくない
大変危険極まりないものであることは
周知の事実です

炎天下での練習、試合には、
我々指導者が細心の注意を
払ってやりたいものです


にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ  人気ブログランキングへ
 にほんブログ村

この記事にご賛同いただけたら
ぜひ2つクリック応援お願いします


少年野球,指導法,練習方法,バッティング練習法,コーチ法,a_line021

【お勧めピックアップ記事】

実力発揮できない野球少年を、心強く育てること!!

では小学生のサイドスローピッチャーはどうか?

※野球がうまくなる練習方法のまとめ記事


「少年野球の指導とコーチ法練習方法」ブログTOPへ



littleleague_coach at 13:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ・指導方法☆その他☆ 

2012年08月04日

怪我防止のスライディング教えましょう!!

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~

過日、
合宿前の練習試合で、

相手チームの選手が、
右足首骨折と言う、
事故に見舞われました

その怪我が起きた瞬間を、
私も目撃していました

相手チーム攻撃中、
ランナーとなったその選手は、
2盗を試みた

2塁ベースに向かって、
果敢にスライディングしたまでは
良かったのですが・・・

2塁塁審を務めた、
当チームの審判員の話では、

この時右足つま先が、
おかしな形で地面に、
引っかかったようだ

ご存じの通り、
足から入る
スライディングの基本は、

つま先を上に向けることです


        s2,少年野球指導法,練習法,走塁法


つま先が横や下を向いて、
地面に接触すれば、

勢いのついた全身に、
ブレーキがかかり、

それが足首に、
大きな負担をかけることに
なってしまいかねません

今回の怪我は、
こういったケースで、
起きてしまったのです

普通に考えれば、
正しいスライディングの動作を
教えていれば、

つま先が地面に引っかかる、
ということは考えにくい

この場合のケースは、
選手のスライディングに、

「勢いがなかった」

という点に、
尽きると思います

つまり、この選手は、

「恐る恐る滑った」

ために起きた事故と、
言えます

それは、
スライディングそのものを、

見ていた私が、
感じたことですが、

たぶんこの選手は、
スライディング経験が
浅かったため・・・

・・・あるいは指導者が、
スライディング練習を
させていなかったか・・・

滑ることに怖さが先立ち、
形だけのスライディングを
試みたものの、

勢いが中途半端になった、
のではないか?

ご存知のように、
スライディングは、

野手との接触を、
避ける意味でも、

絶対に行ってほしい
動作の一つです

スライディングを
しなかったために、

逆に野手とぶつかって
怪我をするということは、

間々ある話です


スライディングは、
恐怖心なく、

走るスピードに乗って、

お尻から太ももにかけて、
勢いよく滑れば、

面白いほど、
きれいに滑れるものです

その動作ができていれば、
つま先が地面に引っかかる、

ということは、
起きにくいものです

ぜひ正しい、
スライディングモーションを、

子どもたちに教えたいものです

当チームでは、
雨の日の体育館練習で、

スライディング初心者に、
ゲーム感覚で指導します

その練習のコツですが、

・必ず体育館シューズを脱いで、
靴下で、

・初めは女の子座りで、
滑る距離を競い合います

        
        sss,少年野球指導法,練習法,走塁法

・次いで、
手で地面を触って、
怪我することがないように、

バンザイをさせて滑ります


        s3

・それができたら、基本である
右足を伸ばしながら滑らせます


        s5,少年野球指導法,練習法,走塁法

・これができたら本番を想定して、
ベースを置いて、軽くタッチプレーを
入れてのスライディング練習です

※写真は少年野球塾さんの
キッズマニュアル2「正しい走塁法」
より拝借しました

そして初心者には、
恐怖心がなくなるまで・・・

スライディングが面白い、
と感じるようになるまで、

室内やグラウンドに砂をまいて、
あるいは芝生の上などで、

じっくりご指導
いただきたいと思います


にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ  人気ブログランキングへ
 にほんブログ村

この記事にご賛同いただけたら
ぜひ2つクリック応援お願いします


☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚

正しいキャッチボールによる投げ方、
捕球方法、走塁方法を正しい教えたい・・・

少年野球塾さんのマニュアルです
キッズベースボールドリームナビ2
~間違いだらけの少年野球指導法を斬る!~




littleleague_coach at 11:56|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ・指導方法☆走塁編☆