2013年10月

2013年10月26日

キャッチャーミットを見たまま投げてはいけない?

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~

前記事まで、

「ピッチャーのコントロールのレベルアップ法」

を書いてきましたが、

今日は私がどうしても、
解説しておきたかったこと

「キャッチャー(ミット)を最後まで見てはいけない」

についてです


制球を乱したピッチャーへの
アドバイスとして、

よく指導者は、

「キャッチャーミットを最後までしっかり見て投げろ」

と言いますね

もっともなアドバイスのように、
聞こえますが、

これには大きな、
デメリットが生じる危険性があります


もちろんボールを投げる際の、
目標物であるキャッチャーミットを
見ること自体、

なんら問題があるのではなく、

むしろ一点集中で、
そこにボールを投げ込む、

という脳内命令は
正しいことです


デメリットと言うのは、
子どもが両目で、

キャッチャーミットを、
見続けるあまり、

投球モーション(ボディターン)
から伝わるパワーが、

止められかねない、
ということです


ピッチングは、
下半身始動でスタートし、

下半身から伝わる、
スパイラル(捻転)運動が

上体のボディターン(捻転動作)
となってリリースを迎えます


ただしリリース以降の、
ピッチングモーションをリードするのは

下半身ではなく、頸椎(けいつい)から、
上の顔と言うことです

これを手塚一志氏は、

「ピッチングモーションにおける頚反射」

と解説しています

     2013102606


ピッチャーがモーションに入り、
最初から最後まで、

キャッチャーミットを見続けたまま、
投球フィニッシュを迎えると

コッキング期以降のピッチャーは、
顔を正面で止めてしまい、

この頸反射が出現せずに、
上半身(下半身にも影響あり)に、

ブレーキがかかってしまいかねません

つまり手塚原理によると、

「両方の目でキャッチャーミットを見たままボディターンを行うと
“頸反射”が出現しないため、第一回旋軸のターンが不十分に
なる」


とあり、

「“頸反射”が出現すると、肩甲骨、鎖骨が引っ張られ、
身体の回転を促す」

と解説されています


誤解してほしくないのは、
顔を正面で止めることと、

キャッチャーミットを見る、
という行為は別の話です

往年の堀内投手や、
桑田投手のように、

キャッチャーミットを、
見続けず、

ボディターンすることで、
投球後によく帽子が、

横を向くシーンを見かけました
 
   少年野球指導法,2013102604

   2013102602

これは頸椎反射の、
成せる業です

顔を止めずに、
斜め横に向きながらも、

目線はキャッチャーミットを
見続けることはできるのです

あるいは、
一瞬目を切ったとしても、

すぐにその目線は、
キャッチャーミットを
見ることもできます

もちろんこれは、
ピッチャーだけに言えることでは、
ありません

写真はイチロー選手の、
バックホーム返球シーンです

   少年野球指導法,2013102603


繰り返しますが、
ここで言いたいことは、

下半身リードから身体の、
ボディターン(スパイラル運動)で、

ボールに最大限のパワーを伝えつつ、
リリースポイントを迎えた直後に

キャッチャーミットを見続けよ、
のアドバイスによって、

顔を正面で止めることで、
パワーロスも生まれれば、

ボールがシュート回転することも
あります

少年野球指導法,2013102601

つまりピッチャーに、
キャッチャーミットを見続けて・・・

は害が多いということです


ちなみにこの手塚原理を、
もっとわかりやすく、

マニュアルにしているのが、

キッズベースボールドリームナビ2
~間違いだらけの少年野球指導法を斬る!~


なんですよ


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お勧め記事です


「より速いボールを投げるには!?
-Xジャイロによる正しい投げ方を学ぼう!!-」


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littleleague_coach at 16:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ・指導方法☆ピッチング☆ 

2013年10月05日

ピッチャーのコントロールを良くする練習法と指導法―3―

「少年野球の指導とコーチ法練習方法」
~紹介ブログ~

ピッチャーの制球力(コントロール)
を伸ばすノウハウを、

2回にわたって
書いてきましたが、

今日は実際私が、
ピッチング指導で、

「コントロール」

について、

指導している内容を、
書いてみたいと思います


これまでお話ししてきた、

ステップ足の、
つま先方向であるとか、

腕を振り切る
(ボールを置きに行かない)
といった注意点に加え、

高低がはっきりしている
ピッチャーには…

つまりストライクゾーンから
極端に外れるボール、

高目であればキャッチャー頭上、
低目であればワンバウンド、

こういったケースでは、
ボールをリリースする位置が、

微妙に早かったり、
遅かったりしているわけです

しかしこれは、
わずか数センチの誤差なんですね

だからと言って、
ピッチング中の子供に、

「あと3cm早くボールを離せ」

なんて教え方が、
できるはずもありません

子どもの場合もまた、
例え運動能力が高いといっても、

ボールリリースの修正を、
脳からの命令で、

投球腕に、
あと3cm早く離せ、なんて
命じることは不可能です

もちろんプロの選手でも、
脳内命令によって、

数センチの誤差を意図的に、
修正することはできません

つまりリリースとは、
投球腕が正しい、

スパイラル状態に
あったとしても、

運動感覚的な要素で、
反射的にリリースするものです

ですからこの場合私は、
ボールが高い時には、

思い切って、
ワンバウンドするボールを
要求します

ちょうどホームベースを
ターゲットにさせます


また逆に低目ばかり
続いたときは、

キャッチャー頭上に、
ミットを掲げさせ

そこの目標にするように
投げさせます

ところが意外なことに、
ほとんどの場合、

こういった指示をすると、
ボールが真ん中に、
集まり出すから

不思議なもんです


繰り返しますが、
小学生ピッチャーの場合は、

まだまだ、
ピッチングフォームが、

完成していません

まして、
下半身の弱い小学生に、

「針の穴をも通すコントロール」

を求めること自体、
無茶な話というものです

語弊があるも知れませんが、
彼らにはど真ん中のストライクを、

腕を振り切って、
投げさせるピッチング練習で、

私は良いと思っています

ただそこそこに、
レベルが上がったピッチャーには、

「外角低め」

でストライクを取れるように、
練習させます

言わずもがなでしょうが、

「外角低め」

は一番ヒットの確率が、
低いコースです


ところでじつは、
今日書きたかった点は、

「キャッチャーミットを最後まで、
見続けて、投げることの弊害」


でしたが、今日の記事が
ちょっと長くなりましたので、

このテーマはまた次回に、
書かせていただきます

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