2020年01月07日

サイトリニューアルと、ブログの移動のお知らせ

アレクサンダー・テクニークlittlesoundsのサイトを、2015年6月にリニューアルしました!
スマートフォンからも見やすいサイトになりました。のぞいてみてください。

それにともない、ブログも、ウェブサイトのなかに組み入れました。

「レッスン予定」は、こちらの「レッスン予定と申し込み」に、同じ内容のものをつくりました。
新しく「申込フォーム」ができました。

そのほかの記事は、
に、移動しました。


これからも新しいアレクサンダー・テクニークlittlesoundsのサイト、どうぞよろしくお願いいたします。


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2016年03月24日

グアテマラの映画『火の上のマリア』

ブログをhttp://www.littlesounds.com のほうに移動したのですが、そちらはアレクサンダー・テクニークに関する記事が中心なので、こちらに、それ以外の話題を、書いてみることにしました。

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グアテマラの映画『火の上のマリア』を、きのう、母と観てきました。

見終わった後、母は「(シリアスな話なので)肩凝ったわー」と言いながら、岩波ホールの会員の登録をしに行っていました。

たしかにシリアスな話だし、ハッピーエンドではない。だけど見た後の感覚は、うちのめされる感覚というより、時間が経つうちに、じわじわ力強さが湧いてくる感じがありました。

映画が終わった後もマリアの人生はシビアだろう。でも、マヤの女性たちが、困難な状況のなか、何を大切にしようとしているのか、その思いは変わらないのだろう。ということが、伝わってきました。

それは、根源的な命そのもの、といったらいいか。

そして、それを、言葉が通じないからとか、雇主と雇われる側という関係性とか、そういうことによって、簡単に、悪意の自覚もなく踏みにじられていく様子が、たんたんと描かれていく。そしてそれに対する声は、届かない……ように見えるけど、
でもその声は年月を重ねて大地にしみ込んで火山岩となってそこにある、のかも…。たぶん数百年前から地層となって。
その尊厳は、踏みにじられようとしても消えないんだと思う。

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パンフレットを買って読んでみたら、この話は、実話をもとにしたもののようです。監督は、子どものころ、ソーシャルワーカーとして調査をしていた母親と一緒にマヤの村々に入っていっていて、そのときに見聞きしたことと、その後知ったことをもとに、この映画を作った。

監督はマヤの人ではなくてメスティーソ(混血)の男性だけど、マヤの女性の視点から、よく描いていたと思います。

金曜日まで岩波ホールで。
その後、関東では横浜ジャックアンドベティ、ほか、北海道や関西などでも上映するとのことです。

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母親を演じているマリア・テロンは、マヤ人やグアテマラ女性の問題を取り扱う劇団(ブラジルのパブロ・フレイレやフィリビンのPETAみたいなものかな?)に参加していた人だそう。この映画を撮ったときは文字が読めなくて、脚本を11歳の息子に朗読してもらって覚えたそうです。またマリア・テロンは、監督に、マヤの人にとっての自然な言い回しなどを教えて、それによって脚本は柔軟に修正されていったのことです。

主人公マリアを演じるマリア・メルセデス・コロイは、学校の劇のほかは、演じるのがはじめての人だそうです。家族の中で学問教育を受けた最初の世代(親世代は学校に行っていなかった)、とのこと。

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ちょっとネタばれになりますが、

パンフレットに寄せられた文も共感したりしながら興味深く読みました。
佐藤忠男さんの文にも共感。ただ私は、マリアがイグナシオに嫁ぐよりも、酒飲みでろくでなしのぺぺと一緒になりたいと思った気持ちは、とてもわかる。。たとえ将来どうなるかわからなくても、そのときぺぺを選んだ、それは軽薄な気持ちではなく、重い選択だと、私は思いました。



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