ヨハネのブログ―聖書の預言の希望

聖書の真理に基づく黙想

 ヨハネのブログです。末永くお付き合いください。よろしくお願い致します。
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 ご一緒に聖書朗読するクリスチャンを募集しているので、daughter-of-zion1029ing〇ch 〇=@protonmailの方へご連絡ください。ご質問やご感想も承ります。

2019年台風19号の被害により得られる聖書的な教訓

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2019年日本の長野市の台風ハギビスによる浸水
タイトル: 【国土地理院】長野県長野市大字大町付近の被害箇所.webm
作者: 国土地理院
日付: 
(出典: https://www.youtube.com/watch?v=_V9Q-KrLoos



台風19号による死者の被災場所
(19日時点の朝日新聞社集計。自治体や警察への取材から)

住宅内 27人 
車内  21人 
屋外  22人 
その他・不明 11人 
計  81人

 なお、21日までには83人の死亡が確認され、11人が行方不明者となっていました。


(1)台風19号による死者の被災場所から得られる教訓


 計81人のうち、3分の1が住宅内で被災しています。また、4分の1が車の中で被災したとみられます。車での移動中に川に流されるといったケースが多かったようです。


 100歳のお年寄りで、親戚が勧めたにもかかわらず、避難せずに犠牲になった方がいました。また、足の悪いお年寄りが避難できないで、自宅内で被災しています。


 このことは、行政や周囲から避難するようにという警告が出されたら、高所の避難所に早めに避難する努力した方が命を守ることにつながることが分かります。


 また、車内で被災した人々は、その多くが避難の途中に被災したと考えられます。巨大台風が近づいたなら、台風の進行方向にある地域の住民、とりわけ、低地に住んでいる住民は、やはり、避難が遅くならないように早目に高台への避難を心がけることが必須であることを示しています。


 よくあるケースが、いったん避難したのに、薬などの物をとるために、家に戻って、水が急激に押し寄せて命を落としたり怖い思いをするというケースです。避難したら、進展は早いので、低地の危ないところには決して戻らないようにする必要があります。


 川の堤防などが決壊した場合、水かさが増える速度は、わたしたちの通常の予想を超えて、非常に早いです。ペットや物を惜しんでいると命を失う危険があります。ですから、物質の所有物はあきらめる必要があります。命の方が大切です。お金や物は後でなんとかなるかもしれませんが、命は取り戻せません。


 
また、ペットのために命を落とすならば、周囲はとても悲しむでしょう。ペットは死んでも、また、新しいペットを飼うことができます。


 ロトの家族も火と硫黄が降っているソドムから三人家族で避難していました。彼らはみ使いから後ろを振り返らないようにと戒められていました。(創世記19:17)でも、ロトの妻は、ソドムに残されて所有物を惜しんだらしく命を失ってしまいました。(創世記19:26)



0rot flee from sodom

ロトの家族は命のために急いで逃げなければならなかった
ロトの妻は持ち物を惜しんだらしく命を失った




 イエスは、「その日,屋上にいる人は,家の中に持ち物があっても取りに下りてはならず,畑に出ている人も,物を取りに帰ってはなりません。ロトの妻のことを思い出しなさい 。」と言われています。(ルカ17:31,32)命が危険にさらされている時には、命のために所有物をあきらめる必要があるのは同様だと思います。


 

 とりわけ、過去に浸水があった地域は、早目の避難が必要です。そして、車もバイクも夜の運転はふだんでも視界が悪く危険ですが、豪雨が降っていると見通しが悪く側溝などに落ちる危険もあります。ですから、できるだけ夜間ではなく、日が明るい日中に避難をすませておくのが賢明だと言えます。

   あるいは、家が高い所にあるならば、夜間の避難は避けた方がより安全だということにもなるかもしれません。


0car window in the rain
雨の夜間の車の運転は視界がとても悪く危険
日中に避難をすませた方が賢明




 とりわけ、高齢者を抱えた世帯の場合は、すぐに動くということができないので十分時間があるうちに避難した方がいいと言えます。また、動くのに時間がかかることを自覚している高齢者や病人も十分時間の余裕をもって移動する必要があります。



(2)今回の台風被害から得た住まいに関する教訓


 今回の台風でも、家を新たに建設したり、マンションやアパートを選ぶ際に、ハザードマップを確認して、過去に浸水被害のあった所は、避けるべきだと思いました。


0city hazard map in Japan
Village of Toni (Kamaishi City, Iwate Prefecture)
ハザードマップを確認し海や川沿いなどの危険な低地は避けましょう




 わたし自身は今住んでいるところは、引っ越しする際に、ハザードマップを確認して、住まいを選びました。低地の家賃の安いところと、浸水の過去のない住まいが候補としてありました。でも、少し家賃が高くなっても、高地の方を選んでいたため、少しは安心していることができました。


 平野部より、高地の方が安全です。以前、津波のために、海沿いの平野部は危険があることが分かりました。でも、台風などの災害の際も、堤防の決壊による浸水被害があるので、やはり、低地の平野部は危険が大きいことが何度も実証されています。


 また、洪水で堤防が決壊する場合があるので、とりわけ、大きな河川の川岸近辺は危険があると思いました。川岸から300メートルも離れている家屋で浸水で亡くなったお年寄りがいたということです。映像を見ると、500メートルでも足りないです。ですから、川岸から相当離れていた方がいいんだなと思いました。


 また、高地の山間部でも、山際の崖の下は土砂崩れの危険があるので、崖際の場所の家屋や施設は危険だと思います。また、川岸に建設された家屋は、豪雨の際、その下の地面が崩れて、川に流される可能性を考慮する必要があると思います。


0landslide in hiroshima


Taisyo -2014年8月の広島の豪雨被害(八木地区)
日本の広島の豪雨のための土砂崩れ
崖の下山際は土砂崩れの危険がある


 

 ですから、住まいは、できるだけ、高台を選ぶようにした方がいいと思います。 聖書に「聡明な人は危険に気付いて身を隠す」という言葉があります。(格言22:3) また、平屋で亡くなった方が多かったので、高齢者は公の住宅やアパートの一階や平屋を選びがちですが、二階以上に住む方が安全だと言えます。


 また、老人ホームは、できるだけ山際や川岸から離れている高所に建設した方が賢明です。老人ホームなどは、もう災害が襲っても避難しないですむ場所である方がベターです。また、どうしても低地に住むのであれば、足の悪かったりあまり動けない高齢者や病人は、災害の時を考えて、二階以上に住んでもらった方がいいかもしれません。


 でも、二階以上だと足の悪い人は動かなくなるので、どうしても一階に住みたいなら、やはり高地を住まいに選ぶべきだと思います。


(3)まさかの時に助け合うにはどのようにしたらいいか


 ある地域では、86歳から100歳の高齢者が、5人亡くなっていますが、一人暮らしだと思われます。わたしはそれくらいの高齢者であれば、家族が誰か一緒に住むように取り計らうのが基本、当然ではないかと思います。


 日本では、一人暮らしの高齢者が増えているので、それらの高齢者が誰かと一緒に住むようにした方がベターではないかと思います。(テモテ第一5:4)


  家族が二世帯住宅で一緒に住むか、高齢者であっても、同性のルームメイトとして一緒に住むようにするか、あるいは、肉親の兄弟で一緒に住むか、近くに住むようにするか、結婚して誰かと一緒に住むか、あるいは信仰の仲間と一緒に住むかした方がいいのではないかと思えます。


 それから、巨大台風の襲来とそれに伴う洪水や浸水の可能性を考えると、海沿いの低地の市町村の自治体は、そうした際に、使用できる救助用のモーターボートを準備しておければいいかもしれません。


(4)大災害に生き残るための聖書の教訓


 将来は、イエスは命のために急いで山に逃げなければならない時が来ると言われています。(マタイ24:16)それは、災害時に命のために逃げなければいけない時に似ています。



0flee to the mountain2
イエスは命のために山に避難しなければならない時を予告された





 また、イエスは、家を建設する場合は、土台を岩塊のようにしっかりしたものにしなければならないと言われています。(マタイ7:24-27)これは、洪水や津波、また、地震の際にも当てはまるのではないかと思います。


 それで、いったん安全なところに避難したら、物質の所有物のために、自宅に再び戻らない方が賢明です。そのようなことは、災害が十分過ぎ去ったことを確認してからにした方がいいと思います。



2019年10月の台風19号関連して祈りが聞かれた経験

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 2019年10月の台風19号が過ぎ去った後は、日本の広い範囲で河川が決壊して、広範囲に浸水被害が起きていました。






長野県長野市大字穂保付近の被害箇所(出典: https://www.youtube.com/watch?v=X5ikjzWOjco
作者: 国土地理院
日付: 

0abukuma river flood tyhoon 19

阿武隈川(宮城県大河原町付近)。出典:国土地理院ウェブサイト(https://saigai.gsi.go.jp/1/R1_10typhoon19/1013abukuma_marumori/naname/qv/Maru299.JPG

国土地理院 (GSI)

令和元年台風第19号によって氾濫した亘理町を流れる阿武隈川。両岸の丸森地区が泥水に浸かっている。




 雨がやんだものの、その後に、川からあふれた水が家に押し寄せ、かなり水かさが増えて、母親と娘で、窓の下の突き出た桟の部分と、押し入れの上にずっととどまっていなければならなかったという経験がテレビで報道されていました。また、土砂崩れになったり、道路が陥没したり崩落したために通行止めになった道路の箇所も数多くありました。


(台風19号が来ようとしていた時には、進路が日本に来る前にそれてしまうか、台風の勢力が衰えるか、台風がスピードを出して早く過ぎ去るかにしてくださいと祈っていました。それで、台風19号の場合は、勢力が少し衰え、移動スピードが早くなるという仕方で、エホバ神はわたしの祈りを少し聞いてくださっていました。)


(1)台風の時洪水になった時のある女性の祈りが聞かれた経験


 今度の台風の時にある女性の祈りは聞かれたのかもしれません。雨がやんだのである女性は安心していました。でも、その後に、川からあふれた水が家に下の方から押し寄せ、水かさは増えていきました。それで、母親は、押し入れの上に、娘さんその女性の方は、窓の下の突き出た横長の板の桟の上にいました。確か、死ぬかもしれないと感じたと言っておられたと思います。


 水は、増えていって、足裏の下にまで、水が来たので、その方は、「そこまでそこまで、足の下から上は水が来ないように」と、ずっと神に祈っておられたそうです。


 その女性の祈りは聞かれたようで、水は、その方の足の下より上には来なかったようです。そして、その女性は一晩中そうしていなければなりませんでしたが、数時間後にお母さんと共に、救出されてその経験を話されました。


 確かに、今回の台風で犠牲者になった方の中には、水が、一階の天井まで来るか、頭の上まで来て、そのまま命を落とした方も少なくなかったと思います。それで、その女性が祈っていなければ、水の量はもっと増えたかもしれず、命を落とされていたかもしれません。


 その娘さんの窓の桟の経験がテレビで報道されていました。でも、その方がそうされたかどうかは分かりませんが、エホバあるいはエホワでもいいかと思いますが、神のお名前を使って助けを祈り求められた方が良かったと思います。


 なぜなら、格言には、「エホバの名は強固な塔。正しい人はその中に走り込んで保護される」とありますから、エホバ神のお名前を使ってお祈りをした方が保護を受けやすいからです。(格言18:10)

0tetragrammaton2

聖書の中に何千回も出てくる神のみ名YHWHを用いて祈った方が神に助けていただけます



 エホバの証人が災害時には、助かる割合が一般の人より高いように思われるので、やはり、そうした命の危険に直面した時の祈りは聞かれることもあると思います。偶然とは思えないことが、祈ることによってたびたび起きているからです。


(2)ヨハネの祈りが少し聞かれた経験



 20191018()の夜のNHKのテレビニュースでは、その晩に雨雲があるので、再び、豪雨になって、二次災害が起こるのでるのではないかということが心配されていました。


 しかし、わたしが祈った後、気象台の天気図で雲と雨雲の状況を確認していましたが、関東地方の南の海側に、雨雲はほとんど少なくなっていました。でも、関東地方以外では、確かに雨雲が多かったと思います。


 わたしは、報道では、関東地方にも多くの雨雲があるかのように報道されていたので、報道が不正確か、いたずらに心配をあおっているような気もしました。でも、確かに雨雲が西から東に移動してくる可能性はあったと思います。


 その晩も早く寝てしまいましたが、夜中に二度目を覚ましました。最初気づくと、少し小雨が降っていました。わたしが住んでいるところは少しだけ高台なので、水が来る心配はほとんどないのですが、市の中央部が、台風の間、かなり冠水した映像をテレビのニュースで見ていました。


 それで、床に寝たままでしたが、祈りました。「すでに被災したところが、気の毒です。これ以上雨が降ると、少量でもダメージがひどくなってしまいます。雨雲が消えるようにしてください」とエホバ神にお願いしました。すると、しばらくすると、雨はやみました。 



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ふとんの上で寝たままエホバ神に恵みと助けを祈りました




 それで、安心して、そのまま、また、寝てしまいました。そして、しばらく後、また、目が覚めたのですが、また、小雨が降っていることに気づきました。それで、また、同じことを祈りました。「すでに、雨は十分降っていて、豪雨の被害が十分なので、エホバ神が憐れみを示してくださって、雨雲が消えるようにしてください。」と祈りました。すると、しばらくして、雨がやんだことに気づきました。


 雨は、その後は、もう降りませんでした。それで、今度もエホバ神はわたしの祈りを聞いてくださったと思いました。


 確か、その後、次の日、被害があった所が、気の毒なので、雨が乾くように日が差すようにと祈ったと思います。次の日の朝は、最初は曇りでしたが、後で晴れて少し日が差していました。ですから、エホバ神がこのことも、わたしの祈りを聞いてくださったと思いました。


 そのことをインド人のクリスチャンと話しましたが、昨日の晩は豪雨になるはずだったけれども、彼は雨が降らなかったので驚いたと言っていました。そして、わたしも彼も、災害に直面した時には、信仰の人が祈るべきだということで意見が一致しました。


 1019()の昼間には、気象衛星の天気図を確認しませんでしたが、夕方、確認したところ、北海道以外日本にほとんど、雨雲はありませんでした。それで、わたしの祈りをエホバ神は日本全国の規模で聞いてくださったのか、あるいは、他の地域でも、祈ってくださった信仰の人々がいたのかもしれないと思いました。後半の可能性の方が高いかもしれません。



 それでも、わたしも、全国の人々のために台風や大雨のことについてばかり終始いつも気を遣うことはできないので、各地の信仰の人々が、自分の地域が災害に直面した時に、ご自分たちでエホバ神に憐みを祈り求めるようにお勧めします。


 詩編には、「祈りを聞く方,あなたのもとにあらゆる人が来ます。 」と述べられています。(詩編65:2)エホバ神はあらゆる人の祈りを聞く方だからです。


0various prayers
エホバ神はあらゆる人の祈りを聞いてくださいます

トルコが北の王になる可能性とEUが将来崩壊すると考えられる理由

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【目次】

(1)トルコは北の王になる可能性があるかもしれない

(2)トルコが隣のキリスト教国家のアルメニアと二重王国を形成する可能性

(3)将来EUが内部で争い合う可能性がある

(4)EUがこの時崩壊すると考えられるのはなぜか




 現在のところ、私は、啓示13章の海から出てくる野獣は、広範囲にわたる領土のひとつの国家のはずだと考えています。ですから、EU(欧州連合)であろうと考えています。しかし、これが確証されるためには、EUが拡大していくかどうかをまだ、見て行く必要があります。


 ところで、啓示13章の海から出てくる野獣には北の王が含まれているはずです。わたしは、最初は、EUには、北の王はまだ含まれていないと考えました。なぜなら、今のところ、北の王になる可能性のあるイランは、当分の間は、EUに加盟する可能性はとても低いと考えられたからです。また、EUに近く加盟する可能性のあるトルコは北の王の預言的な特徴を持っていないと考えました。


 しかしながら、トルコについてさらに、調べてみると、北の王の特徴を持っているかもしれないと思えますので、今回はそのことについて説明したいと思います。


 さらに、EUは近い将来どこかの時点で、消滅するのかもしれないと考えられます。また、北の王は、将来、EUを再び作るように提唱するのかもしれません。


  ですから
EUに加盟しているということは、将来、ゆくゆくは南の王を攻撃して滅ぼす国家に属することを意味するのかもしれません。それで、EUに加盟していない方が、南の王と永続的に良い関係を持つ結果になるかもしれません。


(1)トルコは北の王になる可能性があるかもしれない


 今からお話しするわたしの話は、まだ推測の段階に過ぎないということを念頭においてお聞きください。北の王は「小さな国民」によって「強大な者」になることが預言されています。(ダニエル11:23)しかし、わたしは、最初は、トルコは、小さな国によって強大になるように助けられていないと考えました。


 しかし、さらに、調べてみると、トルコはやはり小さな国民によって助けられているかもしれません。トルコは、人口は約一千万人の近隣の小さな国アゼルバイジャンによって、強大な者になるよう助けられているかもしれません。そうすると、トルコは北の王の特徴を持っているとみなせます。(ダニエル11:23)


 トルコの東隣には、アルメニアという国があります。トルコは99%がスンニ派イスラム教です。その東のアルメニアは、世界ではじめてキリスト教を国教化した国です。アルメニアはアルメニア教会の信者が大部分を占めます。アルメニアのすぐ東にはアゼルバイジャンという国があります。




0turkey and two neighboring countries2

User:Jeroen  Jeroenscommons
イスラム教国の隣にキリスト教国のアルメニアその東隣にアゼルバイジャンがある




 アルメニアの東のアゼルバイジャンは、石油や天然ガスなどのエネルギーが豊かな国です。トルコ系の住民が大半で、従来トルコとは良好な関係にあります。一方、トルコは良い天然資源があまりない国なので、エネルギーの供給の点で、アゼルバイジャンから助けられています。


 トルコは、エネルギーの9割を外国からの輸入に頼っています。現在天然ガスを多くアゼルバイジャンから輸入しています。トルコは現在のところ、順調に経済発展を遂げていますが、これからも、トルコはアゼルバイジャンのエネルギーの供給により、経済的に成長していくかもしれません。 


 2006年には首都バクートルコを結ぶ輸送能力日量100バレル原油パイプラインが開通しました。これは欧州向け原油輸出パイプラインです。アゼルバイジャンは、 欧米の直接投資原油高に伴う多額の収入によって、急速な勢いで経済が成長しています。 




0turkey and azerbaijan economic cooperation Thomas Blomberg
トルコは小さな国アセルバイジャンの経済的な協力を得て経済的に成長をしている





 また、2009年にトルコのエルドアン首相がアゼルバイジャンの首都バクーを訪問して議会でスピーチをした時に、 “Turkey and Azerbaijan were “one nation with two states”と言われたそうです。つまり、トルコとアゼルバイジャンは二国でなる一つの国家のようなものだと述べたのです。


 このことは、後継者の北の王と思われる啓示13章の「別の野獣」が2本の角を持っていることを思い起こさせます。もしかしたら、アゼルバイジャンは、トルコと将来、二重王国を形成するようになるのかもしれません。(啓示13:11)しかしながら、下記に述べるような可能性もあります。


(2)トルコが隣のキリスト教国家のアルメニアと二重王国を形成する可能性


 トルコは、隣国のアルメニアと二重王国を形成することになる可能性も否定はできません。アルメニアは長年、歴史的な問題のために、トルコとの間で対立関係がありました。でも、最近は良好な外交関係を努力しています。



 トルコはアルメニアを攻撃して、征服して、連合国家になる可能性もあるかもしれません。また、反対に話し合いなどで、二重王国を形成する可能性もあるかもしれません。



 ダニエル11章によると、 北の王は、最初はイスラム教ですが、背教したキリスト教に考慮を払うことになっています。(ダニエル11:30)そして、アルメニアは世界でも最も古いキリスト教国家です。



 また、啓示
13章の野獣の像を提唱する北の王と思われる野獣は、子羊のような2本の角があります。(啓示13:11)子羊とは、キリスト教を暗示しています。(ヨハネ1:29)このことは、北の王の国家が将来、キリスト教を奉じることを示唆しています。



0ramb beast with two horns
トルコは将来アルメニアと合体してキリスト教の連合王国になるでしょうか




 それで、北の王は、2度目の総攻撃で失敗した後、隣国のキリスト教国を攻撃して、支配下に置き、連合王国となり、今度は、キリスト教政権として登場するのかもしれません。そうすると、最初の北の王の後継者の政権が、子羊のような2本の角がある野獣として、登場してくることになるのかもしれません。



(1)将来EUが内部で争い合う可能性がある


 ダニエル11章の預言によると、北の王は、一度目の南の王に対する軍事攻撃の時には、おおむね成功します。しかし、二度目の南の王に対する攻撃では、失敗してしまいます。「キッテムの船」に敗北してしまうのです。(ダニエル11:30)



  「キッテムの船」とは何を意味するのでしょうか。 「キッテム」とは、「キプロス」を意味するので、キッテムの船に乗っているのは、ローマ人を含めてキプロス島周辺の諸国家であると考えられます。それで、キプロス島周辺の諸国家が北の王に勝利を収めることになっています。ところでキプロスは、ほとんどギリシャ正教会のギリシャ系住民が住んでいます。


  それで、「キッテムの船」が意味するのは、ひとつにはギリシャ正教会のギリシャの海軍である可能性があります。





0cyprus island1
キッテムとはキプロスを意味してキッテムとはキプロス沿岸の諸国を意味し得る−キプロスではギリシャ正教徒が支配的




 さらに、「キッテムの船」は,マソラ本や七十人訳では,「ローマ人」、ウルガダ訳では、「三段オールの船とローマ人」と訳しています。七十人訳ダニエル1130節の一部は、”The Romans will come and will expel him and rebuke him.”となっています。ですから、確かに「キッテムの船」が、「ローマ人」となっている聖書の訳があります。



0roman soldiers

七十人訳ではキッテムの船はローマ人となっているので将来イタリアまたバチカン市国の兵士が北の王と争うことになるのかもしれない






 
 ですから、北の王をがっかりさせることになっている「キッテムの船」とは、イタリア、あるいはバチカン市国のローマ人の海軍であると解釈できます。


 

 

0vatican and us
ローマカトリック教会の諸国家は米国との同盟のために戦い神の目に売春を行うことになるのではないか





 それで、北の王が二度目に南の王を攻撃しようとする時に、イタリアとギリシャは、おそらく、南の王米国の同盟軍として戦闘に携わることになるのではないかと思います。




 わたしは、ダニエル11章のこの記述は、啓示11章の記述と調和しているはずだと思います。啓示11章には、モーセやエリヤのような二人の証人が、敵に対して預言することが預言されています。(啓示11:3-6)


 そして、二人の証人は、自分たちを損なおうとする者がいれば、口から火が出て敵を殺すことができることになっています。また、二人の証人は、「水を血に変え,あらゆる災厄によって何度でも望むだけ地を打つ権威」も持っています。



 そのようなことを昔行っていた預言者は、北のイスラエルで預言したエリヤと、エジプトに対して預言したモーセです。ですから、二人の証人は、霊的なエジプトである南の王に対して、強い警告を伝える預言者のような諸国家を表わしているのでないかと思います。



 啓示13章の二人の証人に関する記述は、ダニエル11章の記述と調和するはずなので、二人の証人とは、イタリアのローマカトリック教会員と、ギリシャのギリシャ正教会員を表わしているのではないかと思います。




0moses and pharaoh
啓示13章の二人の証人はモーセのようにエジプトに敵対する預言をする
−彼らはローマカトリック教会のイタリアとギリシャ正教会のギリシャを意味しており南の王との関係が敵対的になるのではないか



 さらに、啓示13章では、二人の証人は、大いなる都市、すなわち南の王大いなるバビロン米国に捕らわれになることになっています。ですから、この二人の証人は、米国との関係がとても悪くなるようです。

 

 神の目から見て、預言する事、神の目に悪いことを行っている実体に対して反する預言をすること、あるいは反対を唱えることは間違っていません。神はクリスチャンが預言する、すなわち神の音信を伝えることを求めています。でも、聖書ははっきりと、クリスチャンが剣をとって戦うことを非としています。(マタイ26:52)


 また、軍事強国に軍事同盟を結んで頼ることは、神の目に性的な不道徳です。(エゼキエル23:11-17)ふたつのキリスト教諸国家は、そのような点で神の目に罪を犯すことになるようです。彼らは、神の目に売春を行ないます。すなわち、剣をとって戦い、また、南の王との軍事同盟に頼って、神の目に霊的な売春を行いました。それで、キリスト教の諸国家が神から非とされる当然の理由を作ることになります。それで、この二国は、南の王に対して強い反対となる預言をしながらも、南の王との軍事同盟に基づいて行動するという矛盾したことを行うのではないかと思います。



 第二次世界大戦後の歴史を振り返ると、イタリアとギリシャはすでに、神の目に何度も、売春または淫行を行っています。


  
2001ISAF(国際治安支援部隊)が創設され、NATOのイタリアはフランス・ドイツ・カナダと並んでISAF参加国の主軸を担って、アフガニスタン紛争に参戦しています。


 ギリシャはNATOに加盟し、朝鮮戦争に参戦しISAFの一員として、アフガニスタン紛争、ソマリア内戦、リビア内戦に参戦しました。



 バチカン市国は、第二次世界大戦から現在に至るまで非戦と中立の立場を保っているので、それは神の目に正しいです。今後の動向を見て行く必要があります。


 

  それで、おそらく、ギリシャもイタリアも米国のために、集団的な自衛権を行使して北の王と戦闘を交えることになるのでしょう。NATOは、同盟軍として、集団的な自衛権を行使して一緒に戦うからです。そのために、第二次世界大戦後、多くの紛争に、それまでに中立の立場をとってきたヨーロッパ諸国でさえ、米国がかかわる紛争に共に参加してきました。



 イタリアとギリシャは過去にEUの一員として、米国のために集団的自衛権を行使して、参戦しているので、将来にも同じことが起こる可能性が高いです。


 もし、北の王がトルコであるならば、EUは、一方はイタリアとギリシャというキリスト教国家側、一方はトルコという基本、イスラム教国家側に分裂することになります。


 しかし、「キッテムの船」が行なったことは、神から非とされて当然の行いでした。そのため、彼らは、再び攻めてきた北の王に敗北し、また、南の王の領土に捕らわれとして連れていかれるのです。




(4)EUがこの時崩壊すると考えられるのはなぜか


 イエスは「内部で分裂している王国はどれも荒廃し,内部で分裂している家は崩壊します。 同じように,サタンも自分自身に敵対して分裂しているなら,その王国はどうして長く続くでしょうか。 」と言われたことがありました。(ルカ11:17,18)


  それで、この時点で、EUはイタリア、ギリシャ側のキリスト教国家側と、イスラム教国家トルコ側とに分裂することになります。それで、EUはこの時点で崩壊するのでないかと思います。



0EU Julio Reis
EUは北の王が南に対して二度目の攻撃をする時ふたつに分裂し崩壊することになるのではないか



 すなわち、EUはトルコが南の王の2度目の攻撃をする時に崩壊し、なくなることになるのではないかと思います。


 
また、北の王は、将来、EUを再び作るように提唱することが予告されているようです。そして、北の王は、新しいEUなどの反米勢力を率いて、南の王を攻撃することになるようです。


 ですから
EUに加盟しているということは、将来、ゆくゆくは南の王を攻撃して滅ぼす国家に属することを意味するのかもしれません。そのことは次回また説明します。それで、EUに加盟していない方が、南の王と永続的に良い関係を持つ結果になるかもしれません。




2019年10月の台風19号に関するヨハネの祈りの経験

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(1)2019
年の台風19号についてわたしヨハネの祈りが少し聞かれた経験


 
わたしヨハネの祈りが少しは聞かれた経験について追記をします。2019年台風19号が1012日に日本全体、とりわけ関東地方に向かっていました。大型の勢力の強い台風ということになっていて、最大風速が最初は50kmはあり、最大瞬間風速は、最初は75kmくらいだったと思います。それで日本全体に広範囲にわたって壊滅的な打撃を与えることが心配されていました。



 75kmの風速ということになると、ハリケーンくらいなので、台風の進路の家屋はそこら一帯が崩れてしまうと思います。大型台風だったので、メディアによっては近畿地方から関東地方や東日本まで日本の大半が荒廃に帰す危険が心配されていました。


 スピードがのろくて30kmでした。それで、ネットの気象情報をチェックしながら何度も祈りました。スピードが遅いので、長期間、大量の雨が降り続けることも心配されていました。


 何度もエホバ神に祈りました。とりわけ、日本には過去のはなはだしい流血の罪と現在の不信仰と偶像崇拝の罪があるので、これからもヨハネは日本人が創造者に信仰を持つよう助ける努力をし続けますから、キリストの贖いの犠牲を適用して、自分を含め日本人の罪を許して台風のダメージが大きくならないように祈りました。


 いつも衛星画像をチェックしましたが、台風の勢力は少しずつですが弱まっていきました。また、台風の雲海の範囲は少しずつ小さくなっていきました。でも、12日の夜は、メディアでは、一晩中雨が降り続けて、大変な雨量になることが心配されていました。


 つい最近災害に見舞われて大変になった千葉の人が気の毒なので、これ以上そこに災害が起きないようにということも祈りに含めていました。そのことは、何度か祈りました。


 12日の夜は眠たくて早く寝ましたが、夜中に床で目が覚めた時に風が激しかったので、布団で寝たままで台風がスピードが速くなって雨雲と共に早く過ぎ去るようにと祈りました。たぶん、その時の祈りは夜中の真夜中12時の前だったと思います。


 その時は、床で祈ったのでそのまままた寝てしまいました。夜中2時半ころ目が覚めて起きると、外では雨も風もなかったので、台風が過ぎ去ったことが分かりました。ネットで気象庁のサイトを確認しました。


 すると台風のスピードは55kmになっていました。そして、気象衛星の画像を見ると、台風の雲海と雨雲は関東地方以西からほとんどなくなっていました。夜中の131216分には関東地方への大雨特別警報は警報に切り替えられていました。


 ですから、エホバ神はわたしの祈りを聞いてくださって台風がスピードを出して千葉県や東京から過ぎ去るようにしてくださったんだと思いました。千葉では、その台風のためにダメージがひどくなったという報道はその後ありませんでした。


 台風はその時には、東北地方で豪雨を降らせているとネットにありました。ですから、東北地方の人のためにも一度だけ、祈りました。でも、台風がスピードをあげて関東から過ぎ去ったので、もっとスピードを出して東北も過ぎ去るだろうからもう大丈夫だと考えて、もう安心してしまって、その後はもう祈りませんでした。台風のことは、もう注意を払わずに、ブログの記事の作成に注意を集中しました。


 次の日になると、関東以東、東北地方では河川が決壊して、浸水被害になったところが多いという結果になったことが分かりました。それで、もっと東北の状況を確認するすべがあったら、祈ったかもしれないと思いました。もっとしつこく続けて祈っていれば、東北の人の被害は少しはましだったかもしれないと思って申し訳なく思いました。


 また、夜中には、TVのニュース番組もありません。ネットで気象台の衛星画像を見ていても、実際地上がどのようになっているかは、分かりません。それで、東北の状態を確認するすべもありませんでした。


 もちろん、とりわけ東北で、死者や家屋の被害や停電被害は出ました。でも、祈ってエホバ神をなだめてその助けを祈り求めたので、その災いは日本全体が壊滅するような極端なことにはならなかったと思います。


 わたしがなぜ、エホバ神は、台風も制御できるはずだと考えるかというと、イエス、人間として地上におられた時に、湖の船の上で、激しい暴風に遭遇された時に、暴風を制御されたからです。イエスは、「風を叱りつけ,湖に『静まれ! 静かになれ!』」と言われました。「すると風はやみ,湖面はすっかり穏やかになった。」という記述があります。(マルコ4:39)



0jesus calms a storm
イエスはあらしを静められた
エホバ神は気候を制御できるはず



  ですから、エホバ神は台風やハリケーンでも制御される力をお持ちだと思うからです。ご意志ならば制御してくださるはずなので、一生懸命、エホバ神がその力を行使してくださるようにお願いしました。


 一方、聖書の中には悪魔サタンが、激しい風を引き起こせるという記述があります。ヨブの時代に、「突然,荒野の方から激しい風が家の四隅に吹き付け,家が倒れ」ヨブの子供たちが、「下敷きになって亡くなった」と書かれています。(ヨブ1:19)


 もちろん、地上で起こる台風やハリケーンやサイクロンがすべて悪魔サタンが引き起こしたものであるとは思いませんが、悪魔サタンもある程度はそうしたことが行なえるという記述はあります。



0satan the devil5
悪魔サタンは激しい風を引き起こすことはできる




 その時に、おそらく他にも祈った人々がいたと思います。このような経験は何度もしました。祈って台風がものすごいスピード、70km80kmくらいのスピードで過ぎ去るということも何度かありました。東北地方でも以前、そういうことがあったと思います。それで、台風関係の祈りは、必ずだいたいある程度は聞かれます。今回も東北でそのようになれば良かったです。


 でも、通常、エホバ神に聞いていただくためには、おざなりな一度だけの祈りではだめで、何度も祈らなければならないです。

 

 

 でも、その地域ごとに自分の地域の人々のために祈ってその祈りが聞かれる人々が複数いるべきだと思います。そのように考えるのは次の経験からです。


(2)台風関連の別の経験


 ある時に、もうすでに大洪水のダメージを受けた福岡と熊本に台風が向かっていました。それで、大きなダメージをすでに受けている福岡と熊本の人が気の毒なので、そこに台風の被害がないようにしてくださいと祈りました。すると台風は、鹿児島と宮崎にそれて、そこで、台風被害が発生しました。それで、鹿児島と宮崎の方には少し申し訳なく思いました。



0kyusyu T.kambayashi
祈ったところ台風は福岡と熊本を避けて宮崎・鹿児島方面を襲いました





 それで、祈りは、ある場合、こちらが立てば、あちらが立たずという場合があります。利害が人によって地域によって対立します。ですから、基本的に、地域ごとに信仰の人が自分の地域のために祈るべきだと思います。


 別の時には、台風被害のあった東北地方にまた台風が向かっていたので、わたしの住んでいる市でわたしが交わる二つの教会の人々が心配しました。それで、ひとつの教会では、米国人の牧師が東北のために台風について祈りました。また、別の日本の教会では、年配の女性の信者が東北の人のために台風の被害が大きくならないように祈りました。もちろん、わたしも同じことを祈りました。


 すると、確か、その時には、台風はすごいスピードで移動していったと思います。それで、東北での台風の被害は決して大きくはなりませんでした。それで、どちらかというと、複数の信仰の人が祈ると、その祈りは聞かれやすいです。

 

(3)複数の信仰の義者が祈ると結果が異なるという聖書の事例


 祈りが聞かれるための条件のひとつは、神のご意志にかなっていなければならないことが聖書に述べられています。(ヨハネ第一5:14)しかしながら、聖書の中にも「地上にいるあなたたちのうちの2人が,どんな重要な事柄でも,同意して願い求めるなら,天にいる父によってその通りになります」というイエスの言葉があります。(マタイ18:19)


0pray together5
イエスは天的な希望を持つふたりのクリスチャンが同意して祈り求めるなら基本的に聞き届けられると言われた



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エホバ神はイエスのように謙遜でわたしたちの声に耳を傾けてくださいます




 これは、天的な希望を持つクリスチャンについて言われていますが、これは地的な希望のクリスチャンの場合も同じ原則が当てはまるのではないかと思います。ですから、複数の人が祈るとエホバ神に聞いていただける可能性が高くなると思います。エホバ神はご自分に信仰をもって祈る人の声と願いを考慮してくださる謙遜で愛のある方だからです。




 また、一世紀のエルサレム会衆では、少なくともふたりの中心的なメンバーが殉教していました。(使徒7:59,60;12:1,2)でも、ペテロの場合は留置場に入れられた時には、会衆の人々が複数で彼のために祈ったので、結果が異なりました。(使徒12:5-11)ペテロは、牢獄からみ使いによって解放されました。



 聖書の中に、アブラハムがソドムの地域の人々のためにエホバ神がそこを滅ぼさないように頼んだことがありました。エホバ神は、ソドムに十人の義人がいれば、ソドムを滅ぼさないとアブラハムに請け合いました。(創世記18:32)ソドムには、アブラハムの甥のロトとその家族が四人住んでいました。でも、同性愛の町ソドムに住んでいた義人はその四人だけのようでした。



 それで、エホバ神は、その町ソドムに天から硫黄と火を降らせて滅ぼすという決定をされました。(創世記19:24,25)それで、この昔の事例から考えて、ある町に十人の神に信仰を持つ義人がいれば、エホバ神は当面、その町を荒廃させるようなことは許されないのではないかと思います。


 十人の信仰のある義人がいれば、その町に関する祈りは基本的に聞かれる可能性が高いのではないかと思います。ですから、各地域に聖書の神エホバ神に信仰を抱く人が存在するべきです。わたしは、すべての地域の人々のすべての利益を代表することはできないからです。


 どこかを優先すれば、別のどこかは二の次になります。ですから、どこでも、エホバ神への信仰を、それも正確な知識を持ち、神の律法を守る人々が存在するように努力を払うべきであって、それらの人々に自分の住む地域について祈ってもらった方がいいと思います。


 しかし、昔神の僕たちがさまざまな奇跡が起きていることを認めた人々の中には、それでも、神の僕たちに反対する人がいました。そして、聖書の中で書かれていることは、人間社会の現実で、これは、聖書時代だけでなく、このわたしたちが住む現代にも起こりうることです。


 というのは、1世紀もイエスがさまざまな奇跡を行われました。それで、エルサレムの宗教指導者たちは、イエスがさまざまな奇跡を行っていることを認めざるを得ませんでした。(ヨハネ11:47,48)


 しかし、それでも、ユダヤ教の指導者たちは、物事を間違って推論して、エホバ神とイエス・キリストに対する信仰がマイナスになると考えて、イエスに反対し続けました。(ヨハネ11:47,48)


 そして、最後には、イエスを杭につけて殺してしまいました。その結果、その当時のユダヤはローマの軍隊に攻撃されて壊滅的な打撃をこうむりました。彼らは間違った推論をしたので、間違った行動をして、ユダヤの国に災いをもたらしました。


 

 それで、これからも祈るとエホバ神は聞いてくださると思います。そして、わたしも人々が神への信仰を持つように努力をし続けると思います。でも、多くの人はやはり、起きたことを偶然だと考えたり、たとえ実際に奇跡のようなことが起きたと考えても、信仰が自分たちにとって不利になると考えたりする場合があると思います。


 ある人々は、神の律法を守って偶像崇拝や性の不道徳をやめて、神を認めて生活するのがいやなんだと思います。それが自分の生活と自由を拘束すると考えるのではないかと思います。あるいは、ある人々は信仰のために迫害されることを恐れて、真理を否定し、信仰を持ちたがらない場合もあるかもしれません。(ガラテア8:12)


 それで、ある人々は奇跡的なことが起こることを認めても、その背後におられる原因となっておられる神を認めることをしない場合があります。あるいは神が働かれたということを認めず、偶然にそうなったと考え続けると思います。


 日本の場合、創造者なる神への信仰はとても低レベルです。仏教や神道や進化論と無神論が普通に日本社会で受け入れられているためです。日本は、死者の霊に対する信仰があるので、そうした神は存在すると考えていても、創造者なる神に対する信仰は一般の日本人にはほとんどないのが普通です。そのために、そのような結果になります。


 わたしヨハネも、日本人の背景は良く分かります。でも、これからもあきらめないで、日本人の間で、信仰を築くよう努力をしていきたいと思います。




 

啓示13章の海から出てくる野獣がEUではないかと考える理由

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【目次】

(1)啓示13章の第一の野獣の実体はEUではないかと考える基本的な理由

(2)EU(欧州連合)とはどのような複合国家か

(3)EUの軍事力

(4)EUNATOの関係

(5)EUがこの20世紀末から今日に至るまでどのように戦争にかかわってきたか

(6)米国とEUの関係は聖書的には霊的な意味の性の不道徳を意味する

(7)EUが今後どのように聖書預言にかかわることになる可能性があるか



  今回の記事では、啓示13章の初めに海から出てくる野獣がEUなのではないかとわたしが考える理由について説明してみたいと思います。


 ひとつには、聖書の預言の中で、野獣は国家を表わすからです。そして、ヨーロッパの諸国家をひとつに統合して、EU(European Union)という一つの国家を作りだそうとする努力が払われています。EUは域内でひとつの通貨を使うようにし、ひとつの法律のもとに、国家の統合軍を持つ努力を払っています。ですから、もし、EUが経済機能と軍事機能を持つのであれば、EU(欧州連合)を、ひとつの国家とみなすこともできます。


 今回は、そのように考える理由を詳細に説明したいと思います。そして、EUとはどのような国家であるか、EUに加盟していることが諸国家にどのような影響を及ぼしえるかを考えてみます。


(1)啓示13章の第一の野獣の実体はEUではないかと考える基本的な理由


 啓示13章の第一の野獣の実体が、EUではないかと考える基本的な理由は、聖書の中で、預言的に一頭の野獣は、ひとつの国家を表わすからです。


 例えば、ダニエル8章の中で、2本の角のある雄羊は、メディアとペルシャの王を表わしていました。そして、雄やぎはギリシャを表わしていました。


0daniel8 male goat against ram
雄ヤギはギリシャで雄羊はメディア・ペルシャ
野獣はひとつの国家




 ダニエル7章にも、4匹の獣が海から出てきます。これらの獣について次のように説明されています。「この4匹の巨大な獣は,地上で権力を持つようになる4人の王です 。」(ダニエル7:17)4匹目の獣は,地上に生じる4番目の王国です。(ダニエル7:23) ですから、獣は、地上で権力を持つ王または王国です。

0daniel8 four beasts
ダニエル7章の四匹の獣はおのおの王国を表わす
一匹の野獣はひとつの政府を表わす



 ですから、聖書預言の中で獣とはひとつの国家であると判断するのが妥当です。エホバの証人は、啓示13章の初めの野獣は神に反対するすべての政府だと解釈しています。しかし、その野獣をそのように漠然と解釈するのは、少し、不正確な解釈になるのではないかと思います。


 このダニエル7章の4匹の獣は、それぞれライオン、豹、熊、10本の角を持つ強い獣という特徴を持っています。そして、啓示13章の獣は、「10本の角と7つの頭があり,角には10の王冠があり,頭には神を冒瀆する名が記されていた。私が見たその野獣はヒョウに似ていたが,足は熊の足のようで,口はライオンの口のようだった。 」と描写されています。(啓示13:1,2)



0revelation13 first beast
啓示13章の野獣は4匹の獣の特徴を全部持つ1匹の野獣
1匹の野獣はひとつの国家のはず




 ですから、啓示13章の野獣は、ダニエル7章の4匹の獣の特徴をすべてあわせ持っています。ですから、啓示13章の野獣もひとつの野獣、すなわち、ひとつの国家だと推論することができます。



 ダニエル7章の4匹の獣は、ライオンの獣は、バビロン、豹の獣は、メディア・ペルシャ、熊の獣はギリシャ、10本の角を持つ非常に強い獣は、ローマとその後継国を表わしています。


 啓示13章の獣は、ダニエル7章の4匹の獣の特徴をすべて持っているのですから、この獣は、バビロン、メディア・ペルシャ、ギリシャ、ローマ帝国の領土をすべて包含することになるのではないかと考えます。


 これは、まだそのようになっていないので、まだ一種の仮説です。そして、啓示13章の野獣は、今EU(欧州連合)ではないかと考えるわけですが、まだEU(欧州連合)の今後の進展を見ていく必要があります。しかし、EUはその領土の拡大を続けていく可能性はあると思います。



0EU Julio Reis
EUは拡大を続ける一つの統合国家と言える




(2)EU(欧州連合)とはどのような複合国家か


 EU(European Union)は、アメリカがその設立を推し進めて設立されました。アメリカは、戦後、1948年に設立された統合ヨーロッパのためのアメリカ委員会を通じてヨーロッパの統合を推し進めるための資金提供を行ったそうです。例えば、1958年、ヨーロッパ統合を追い求めていた欧州運動の資金の半分以上はこの委員会からきたということです。


 1957年に、フランス、西ドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクがヨーロッパ共同体EC(European Community) を最初に構成していました。他に、おおむね加盟した年代順に、デンマークアイルランドイギリスギリシャスペイン、ポルトガルが加盟しました。1993年にはEU(European Union)が発足しました。1994年には、ドイツが再統一され、旧社会主義陣営国家の東ドイツが西ドイツに編入されました。


 さらに、オーストリアスウェーデン、フィンランドチェコ、エストニア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ハンガリー、マルタ、ポーランド、スロベニア、スロバキア、クロアチアスロベニア、ルーマニアブルガリアが加盟し加盟国数は28か国になりました。


 現在、北マケドニアモンテネグロセルビアなどの東欧諸国、トルコなどが加盟に向けた実務的な交渉が進められています。


 EUは外交分野においては共通の安全保障政策をとります。そして、NATO北大西洋条約機構と協調して行動しています。また、経済の分野においては、199911日には単一通貨ユーロが導入され域内での国境通過のための手続などを大幅に削減しました。さらに2000には欧州連合基本権憲章が公布されました


 さらに、2009年より欧州理事会議長が実質上の欧州連合大統領(EU大統領)として就任し2014年よりポーランドドナルド・トゥスクが第二代理事会議長として就任していますしかし、今のところ、ひとつのヨーロッパの国として完全に機能することを、拒む加盟国もあります。


(3)EUの軍事力


 200412月からは欧州連合部隊がボスニア・ヘルツェビナに派遣されています。欧州でのテロ事件や難民流入の深刻化に対応するため2016年、「欧州国境・沿岸警備隊」を発足させました。中東から欧州へ向かう難民が通過を試みるギリシャやエーゲ海で活動しています。


 2017年夏には、EU加盟国の兵器の共同開発などを支援する欧州防衛基金(EDF)を創設しました。


 さらに2017年に、EU加盟国の大半である23カ国が防衛協力を強化する取り組みとして、「恒常的構造防衛協力」(Permanent Structured CooperationPESCO)に署名しました。


  これはヨーロッパに対するロシア連邦の脅威増大、
イギリスの欧州連合離脱、欧米関係の不透明さなどに対応したものです。 EUには、他にも、ドイツ・フランス合同旅団、欧州即応部隊、欧州国家憲兵隊その他の多国籍部隊が複数編成されています。


 古いデータしかありませんが、EU防衛費、すなわち、2008年度の27ヶ国の防衛支出の合計は€2849ユーロ($4067億ドル)。これは2008年度のアメリカの防衛費4774ユーロ ($6205億ドル)に次ぐ規模でアメリカの防衛費はGDP4.5%に、EUの防衛費は欧州のGDP1.63%に相当します。


 それで、通常、ひとつの国家は、ひとりの政治支配者、あるいはひとつの政党や政治グループが支配し、ひとつの法律の元に置かれ、ひとつの通貨を用い、共通の外交政策を展開し国家の軍隊を持ちます。 EU(欧州連合)は、このような点で、ひとつの国としての形をとりつつありますから、ひとつの国家、すなわち聖書預言の中では一頭の野獣とみなせます。


 それで、今からEUが網羅する領土が拡大していき、それが、旧ローマ帝国のヨーロッパ諸国と中東と中央アジアや北アフリカなども含まれるようになっていくかどうかを見ていくことができます。そうすると、EUは、まさに、啓示13章の海から出てくる初めの野獣の体裁をとっていることになると思います。




(4)EUNATOの関係



 NATO(北大西洋条約機構)は、アメリカ合衆国カナダを含む全部で29か国でなる西側陣営の軍事同盟です。第二次世界大戦後 1949の北大西洋条約により設立されました。


 NATOの加盟国は、アイスランド、米国、イタリア、英国、オランダ、カナダ、デンマーク、ノルウェー、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルク(以上原加盟国)、ギリシャ、トルコ、西ドイツ、スペイン、チェコ、ハンガリー、ポーランド、エストニア、スロバキア、スロベニア、ブルガリア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、アルバニア、クロアチア、モンテネグロです。(29か国



0nato1 Donarreiskoffer.

NATOの構成国
NATOは米国を中心とした国際軍事同盟




 以前は、ヨーロッパはおおむねNATOとワルシャワ条約機構という2つの軍事同盟によって分割されていました。しかし、ワルシャワ条約は廃止され、旧ワルシャワ条約機構加盟国のほとんどは、NATO加盟しました



 EU(欧州連合)に属する28か国の国家で、NATO(北大西洋条約機構)にも加盟している国家は、22カ国になっているようです。そのため、ある戦争にNATOが米国と共に参戦する場合、EUの多くの国が参戦している結果になります。


  NATOEUによる2016年の最初の共同宣言によると、EUは、さまざまな軍事的な分野でNATOと協力することに合意しています。それで、EUはおおむねNATO、すなわちアメリカとの同盟関係に基づいて、軍事的、防衛的な努力を払っています。



(5)EUが第二次世界大戦後から今日に至るまでどのように戦争にかかわってきたか



 以下の記載は、第二次世界大戦後に起こったそれぞれの紛争に関わったすべての国家に言及はしていません。


 第二次世界大戦後の国際紛争に米国とEUがどのように関わったかに注目して記録します。EU関係国と記載があっても、その当時はまだEUに加盟しておらず、後で加盟することになったかもしれません。また、現在、EUの正規のメンバーでなくて、加盟申請中かもしれません。


 また、注目に値すると思われる中東その他の諸国も記載します。また、交戦するどちらの側であっても、参戦国を区別なく記載します。現在反米感情が強くなっている中東諸国は、おおむね当初は、米国やNATOの同盟軍として同じ側に立って参戦していたことは注目に値します。


朝鮮戦争の参戦国(1950-1953)

 韓国・米国・EU関係国(英国・フランス・オランダ・ベルギー、トルコ、ギリシャ、ルクセンブルク)


ベトナム戦争の参戦国(19551975)

 米国・韓国・南ベトナム・EU関係国(イギリス、フランス、ポルトガル、ベルギー、スペイン、西ドイツ、ポーランド、アルバニア、ユーゴスラビア、東ドイツ、チェコスロバキア、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニア、アルジェリア、スウェーデン)、イラン

湾岸戦争参戦国(1991)


 
米国、
EU関係国(イギリス、フランス、スペイン、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、デンマーク、ノルウェー、ベルギー、オランダ、ドイツ、ポーランド、チェコスロバキア、ハンガリー)、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、オマーン、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、エジプト、モロッコ、イラク


アフガニスタン紛争の参戦国(1978年以降紛争が断続的に起きている)


 ドイツでは、アフガニスタンで後方支援に参加して検問警備などの治安活動や復興支援活動に参加するはずでした。しかし、毎日のような戦闘状態に陥り、任務の遂行のために政府はアフガニスタンに駐留中の部隊に武器の使用を認めざるを得なくなりました。55人のドイツ兵士の死亡者が出ておそらく相手側にも数百人の犠牲者が出たと考えられています。


 アフガニスタン紛争には、2009年には、全NATO盟国が国際治安支援部隊(ISAF International Security Assistance Forceとして 参戦しました。


 NATOの加盟国でEU(European Union)関係国を記載します。アルバニア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ、デンマーク、エストニア、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロベキア、スロベニア、スペイン、トルコ、イギリス


 アフガニスタン紛争には、多くの非NATO加盟国が兵隊を送っています。オーストリア、アゼルバイジャン、ボスニア・ヘルチェゴビナ、フィンランド、北マケドニア、アイルランド、スウェーデン、ジョージア、ウクライナです。これらの国家はほとんどヨーロッパです。


 それで、アフガニスタン紛争の際には、従来キリスト教の教えの影響で、中立主義、非戦主義であった諸国家が従来の主義を放棄して、流血に走っているという残念な事態が起きているということが分かります。


ソマリア内戦(1992–1995)の参戦国



 米国・EU関係国(英国、スペイン、イタリア、ギリシャ、ドイツ、フランス、ベルギー)、サウジアラビア、インドなど。


ボスニア・ヘルチェゴビナ紛争(1994–1995)参戦国


 米国・EU関係国(ベルギー・デンマーク・フランス・ドイツ・イタリア・ルクセンブルク・オランダ・ノルウェー・ポルトガル・スペイン・トルコ・英国)


コソボ紛争(1998–1999)の参戦国


米国・EU関係国(アルバニア・クロアチア・ベルギー・チェコ・デンマーク・フランス・ドイツ・ハンガリー・イタリア・ルクセンブルク・オランダ・ノルウェー・ポルトガル・ポーランド・スペイン・英国・トルコ)


リビア内戦の参戦国(2011)

 米国・EU関係国(英国・ベルギー・ブルガリア・デンマーク・フランス・ギリシャ・オランダ・ノルウェー・ルーマニア・スペイン・トルコ・スウェーデン)ヨルダン・カタール・アラブ首長国連邦


対イスラム国戦争の参戦国(2014)


  米国・EU関係国(英国・オーストラリア・ベルギー・デンマーク・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ・ノルウェー・ポルトガル・ノルウェー・スウェーデン) トルコ・バーレーン・ヨルダン・モロッコ・カタール・サウジアラビア・アラブ首長国連邦・イラク・シリア・エジプト・リビア


(6)米国とEUの関係は聖書的には霊的な意味の性の不道徳を意味する


 この米国とEUの関係は、聖書的に言うと、大いなるバビロンである米国とヨーロッパ諸国の地の王たちの間の霊的な意味の売春ということになります。


  啓示17章には、大娼婦と緋色の野獣と地上の王たちが出てきますが、「地上の王たちは彼女と性的に不道徳な行為をし,地上に住む人々は彼女の性的不道徳のぶどう酒に酔わされました」と描写されています。(啓示17:3)


0fornication between prostitute and kings of the earth
本来神に頼るべき地の王たちが他の世界軍事強国に頼ることは比ゆ的な意味で神に対する性的な不道徳



  ぶどう酒で酔うとは何を意味するのでしょうか。ESVでは、啓示183節にこうあります。”For all nations have drunk the wine of the passion of her sexual immorality” ここでは、大娼婦と地の王たちの性の不道徳の情熱のためにぶどう酒によるかのように酔うことが述べられています。


 セプタギンタ訳の英語版の聖書の詩編の中では、”Thou hast shewn thy people hard things: thou has made us drink the wine of astonishment.”(詩編60:3)となっています。これは、わたしの訳ですが、「あなたはご自分の民に辛苦を見させました。あなたは驚愕させるぶどう酒を私たちに飲ませました」と訳せます。ですから、神の民に驚くべき苦しみを経験させることは、地上に住む人々に酔わせることを意味します。




0drink wine and drunk
諸国民がぶどう酒に酔うとは・・・
0syrian civil war
諸国民が驚くような辛苦を経験することを意味する





 聖書の中では、神との関係のあるキリスト教国家が、聖書の神に頼るのではなく、世界的な軍事強国に軍事的に頼って、ともに軍事行動をする時、霊的な性の不道徳を犯すことになります。(エゼキエル23:5,6,12,13,16,17, 22-26,36,37)


0us military bases in the world

Lokal_Profil  

US military bases in the world 2007

米国や諸国家が軍事同盟を結んで行動することは神の目に性的な不道徳を意味する



 エホバはその性の不道徳に対して怒りを抱かれ、彼らが諸国民から攻められて命を落としたり、苦難を経験することによって報復をすることが書かれています。そのことが聖書時代の北のイスラエルと南のユダに起きました。



 また、ぶどう酒に酔うとは何を意味するのかを、死海写本のイザヤ4926節には、”They will be drunk with their own blood as with sweet wine.”とあります。ですから、地に住む者たちは、自分の地に酔う、すなわち、命を失うことを意味します。


 地上に住む人々が大娼婦の性的不道徳のぶどう酒に酔わされたというのは、さらに何を意味するかをエレミヤ書からも洞察できます。エレミヤ書には、「バビロンはエホバの手にある金の杯だった。彼女は全世界を酔わせた。人々はそのぶどう酒を飲んだため,正気を失った 」とあります。(エレミヤ51:7)それで、ぶどう酒で酔うとは正気を失うことも意味します。


 それで、ヨーロッパ諸国が統合して一国になろうとする計画は、一見して良い企てに見えます。ヨーロッパ諸国が軍事的に協力して、民主的でない政府に対して軍事的な制裁を科すので、そのヨーロッパ諸国の中では、平和が保たれるように見えます。


 貨幣を統一して、域内で自由に行き来できるようにするのは、良い企てに見えるかもしれません。また、
EUはその属する国家に対して民主的な手続きを踏んだり、基本的な人権を尊重するように求めるので、それは良い意図から出ている企てのように見えます。 


 しかしながら、エホバ神は一貫して、諸国家が流血を行うことを非難されます。アッシリアやバビロンが過去に残酷な流血の国であったので、エホバ神はアッシリアやバビロンが存在しなくなるようにされました。(ナホム3:1-7)また、エホバ神は、わたしたち個人に対しても、殺人を禁じられています。(啓示9:21)


 しかし、EUに属することは、第二次世界大戦後の20世紀や21世紀に米国やNATOと共同して、全地で流血行為を行なうことにつながってきました。それで、エホバ神は、米国とEUの行ってきた流血行為のために、その当然の応報を受けることを容認されることになるのではないかと思います。


 しかしながら、そのように諸国家が戦争をして流血を行うことは、決してエホバ神が喜ばれることではなくて、悪魔サタンが諸国家を動かしてそのように事態が動くことを許されることになると思います。


 啓示13章の初めの野獣がEUかもしれないというのは、まだひとつの仮説です。まだ事態を観察し続けなければ、断言はできません。しかしながら、その解釈は非常に高い確率で正確な可能性があると思います。わたしはさらに、啓示13章をより詳細に解釈を試みてみたいと思います。


(7)EUが今後どのように聖書預言にかかわることになる可能性があるか


 万が一、エホバの証人の統治体の言うように、ロシアが近い将来米国を総攻撃することになれば、また、ロシアに、中国、その他イラン、その他の中東の諸国家が加わることになる場合、米国を始めとしたキリスト教諸国家の方には、EUの軍隊という形、また、NATOという形で、それに軍事的に応じる態勢が整っているということになります。



 わたしはその紛争がエホバの証人の言う通り、この事物の体制の終わりと楽園の到来につながるとは思いません。しかし、確かに、決して、すぐではないとしても、反米勢力が米国とその同盟国に対して総攻撃をかけるということはダニエル書に預言されているので、それは起こり得ると思います。


 しかし、ダニエル11章の預言によると、北の王が十分、国力を増し加えた後になります。ダニエルの預言は、まず北の王は中東の豊かな国を攻撃して、分捕りものを奪い、国威を挙げることが予告されています。(ダニエル11:23,24)



 その後北の王は、「大きな軍隊で南の王を攻め」ますが、その時に、「南の王も戦いに備え、非常に強力な軍隊で応戦」することが予告されています。(ダニエル11:25)死海写本でも、北の王は、”a great army”すなわち大きな軍隊を率いますが、南の王は”an exceedingly great and mighty army を率いることが予告されています。



  ですから、北と南の軍隊の規模と強さに関しては、南の王が勝っていることが予告されています。20世紀と21世紀の初頭に、米国とNATOEUによって行われた戦争は、米国側の最新式の武器と同盟軍の圧倒的な大きさのために欧米側の圧倒的な勝利となるのが普通でした。しかし、その時には、戦いの結果は、その軍隊の規模と強さによらない予想外の結果になります。

 


 南の王は親密な仲間に裏切られて暗殺されることが預言されています。(ダニエル11:25,26)そして、南の王の軍隊は、will be swept away. Many will fall down slain.“となると預言されています。すなわち南の王の配下にある軍隊の多くの兵士たちが押し流され殺されて倒れることになります。(ダニエル11:26)

  EU諸国の米国の軍備と武力に対する依存と信頼は、裏切られることになるでしょう。聖書は、エホバ神に依り頼まないで、エジプトの数が多く力強い軍馬に頼った者たちが、災いを経験して、倒れることになることを述べています。(イザヤ31:1-3)このことは、今日、戦争のための高性能の武器に当てはまると思います。




The Hyksos of Ancient Egypt drove chariots


聖書はエジプトの力強い数の多い軍馬に頼ることがないように王たちに勧められた



エホバは現代の最新式の武器は昔の軍馬と同じなので頼らないように勧めておられる




  また、ヨーロッパの各政府にさまざまな思惑があったとしても、EUNATOと共同で、ロシアやイスラム教過激派に対して共同で当たるという合意があり、また、EUを構成する各国が軍事的に協力して行動する合意があります。ですから、北の王の側の1度目の総攻撃の時、EU加盟国には約束があるのですから、米国や他のEU加盟国と一緒に反米勢力に対抗して参戦せざるを得なくなるでしょう。


 そして、1度目の北の王の南に対する総攻撃は、停戦交渉が行われることになっていますが、おおむね北の王にとって有利な結末になるでしょう。(ダニエル11:27)ですから、南の王と共に行動していても、その時には、今までになく自国の兵士を数多く失うことになるでしょう。





ダニエルの預言は北と南の一度目の戦いは南が非常に数の多い死者を出す結果になることを予告している




 さらに、北の王は豊かな富を携えて故国に帰還することが預言されているので、もしかすると、南の王の同盟国は、多額の賠償金を払わなければならなくなるかもしれません。(ダニエル11:28)しかしながら、北の王の持ち帰る富とは、北の王の軍隊が南の王の領土に侵攻する過程で得た略奪品なのかもしれません。



 それで、EU(欧州連合)加盟国の政治支配者には、米国と平和な貿易をして、良い関係を保ちながらも、北と南の間の戦闘には加わらないという立場をお勧めします。そのように流血を避けている事は、聖書の神エホバ神の是認を保つことになります。それは、聖書の約束している永遠の命の約束を守ることにつながります。


 さらに、そうすることによって自国の資産である有能な若者の死を産み出さず、自国の物質的な資産も守り、経済活動を続行することになります。平和がなければ、経済的な繁栄はあり得ません。そして、北の王の側に死者を産み出すならば、その復しゅうをいつまでも経験することになります。

祈りを聞かれたわたしヨハネの経験と世界の苦難を緩和するための祈りの重要性

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(1)祈りを聞かれたわたしヨハネの経験


 私たちはあらゆる事柄について祈るべきです。聖書は「絶えず祈ってください」と勧めています。(テサロニケ第一5:17)


   わたしも、ある祈りに関しては、劇的に聞かれることを何度も経験してきました。例えば、台風などの被害が大きくならいないようにという種類の祈りは、劇的に聞かれることがよくあります。わたしは以前は台風が毎年来る地域に住んでいたので、台風についてはよく祈りました。


 すると、ある場合は、わたしも驚きましたが、台風が気象衛星の天気図から突然、ほとんど消えてしまったことがありました。そのことを話すと、ある人はそうなったことを認めてくださいました。また、別の時には、台風がある地域からすごいスピードで過ぎ去って被害が大きくならなかったり、ほとんどなかったりしたこともあります。



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台風についての私の祈りは聞かれることが多いです




 ある地域がすでに甚大な被害を受けたので、今度はそこには台風の被害がないようにと祈ると、台風がその地域をそれたりしたりしたことも何度もあります。


 しかし、ある祈りが劇的に聞かれるのは、台風関係だけではありません。気の毒に思う他の人々のために祈ると、それらの人々のために少しだけすぐに事態が良い方向に動いたことが分かったりします。他の個人的な事な祈りも、すぐに、あるいは、時間をある程度かけた後、聞かれたりします。


  例えば、ずいぶん前のことですが、防寒コートを春になってから季節外れのセールで格安で買いました。ちょっと忘れましたが、野外奉仕用か、あるいはエホバの証人のニュヨーク本部を訪問するためのものだったと思います。でも、もう冬が過ぎていたので、そのコートを着るチャンスがありませんでした。


 それで今年、このコートが着れるように寒くなりますようにと祈りました。すると、季節外れに寒くなって雪が降って、そのコートをその時に着ることができました。エホバ神は信仰を持つ人々の必要を不信仰な人々の必要よりも優先されます。


 わたしが捧げるある種の祈りが劇的に聞かれるのは、一応、わたしはエホバ神に専心していて、神の律法を守り、偶像崇拝や淫行などを避けているからだと思います。でも、おおむね神の律法は守ってきましたが、わたしも不完全ですから、若い時から、小さい点では、完全に神の基準に適合してきたわけではなく、今もそうであるわけではありません。でも、足りない部分は、キリストの贖いの犠牲に基づいて、エホバ神に罪の許しをお願いします。 


 また、他の信仰を持つ人によって自分の個人的なことについて祈っていただくと、やはり、少しだけ事態が良い方向に動いていくということが何度もありました。


 わたしももちろん、気の毒に思う他の地域の人々のために祈ります。でも、わたしは台風などの際には、通常、エホバ神に信仰をもって祈る人がその地域にいる場合に、聞いてくださいと祈ります。


 それで、その災いが起きる地域の人々が自分で信仰をもって自分たちの上に熱心にエホバ神の憐みを祈り求めるのが当然だと思います。
そして、わたしがすべての重要なことについて気づいているわけではないと思います


 さらに、私も、世界のすべての災いについて祈っているわけにはいかないからです。四六時中あらゆることについて、祈ってばっかりいなければならなくなり、通常業務ができなくなります。でも、祈りはそうしてもいいくらい重要ではあると思います。


(2)201910月の台風19号について祈りが聞かれた経験


  追記をします。2019年台風19号が1012日に日本全体、とりわけ関東地方に向かっていました。大型の勢力の強い台風ということになっていて、最大風速が最初は50kmはあり、最大瞬間風速は、最初は75kmくらいだったと思います。それで日本全体に壊滅的な打撃を与えることが心配されていました。


 スピードがのろくて30kmでした。それで、ネットの気象情報をチェックしながら何度も祈りました。とりわけ、日本には過去のはなはだしい流血の罪と現在の不信仰と偶像崇拝の罪があるので、これからも日本人が創造者に信仰を持つよう努力をし続けますから、キリストの贖い犠牲を適用して、自分を含め日本人の罪を許して台風のダメージが大きくならないように祈りました。


 いつも衛星画像をチェックしましたが、台風の勢力は少しずつ弱まっていきました。また、台風の雲の範囲は少しずつ小さくなっていきました。12日の夜は、メディアでは、一晩中雨が降り続けて、大変な雨量になることが心配されていました。


 12日の夜は眠たくて早く寝ましたが、夜中に風が激しかったので、床で台風がスピードが速くなって雨雲と共に早く過ぎ去るようにと祈りました。たぶん、その時の祈りはたぶん夜中の真夜中12時の前だったと思います。でも、その祈りは、すでにもう何度もしていました。


 夜中2時半ころ起きると、外では雨も風もなかったので、ネットで気象庁のサイトを確認しました。


 すると台風のスピードは55kmになっていました。そして、雨雲は関東地方以西からほとんどなくなっていました。夜中の131216分には関東地方への大雨特別警報は警報に切り替えられていました。ですから、エホバ神はわたしの祈りを聞いてくださって台風がスピードを出して過ぎ去るようにしてくださったんだと思います。


 台風はその時には、東北地方で豪雨を降らせていました。ですから、東北地方の人のためにも祈りました。


 もちろん、今回も何らかの死者や家屋の被害や停電被害は出たと思います。でも、祈ってエホバ神をなだめてその助けを祈り求めたので、その災いは日本が壊滅するような極端なことにはならなかったと思います。


 おそらく他にも祈った人々がいたと思います。このような経験は何度もしました。祈って台風がものすごいスピード、70km80kmくらいのスピード早く過ぎ去るということも何度かありました。それで、台風関係の祈りは、必ずだいたいある程度は聞かれます。でも、通常、おざなりな一度だけの祈りではだめで、何度も祈らなければならないです。


 でも、このことは、不信仰な人は、認めないか、偶然だと考えたり、あるいはそれが起きたことは認めても、それでも、聖書とその神に反対すると思います。聖書の中で書かれていることは、人間社会の現実で、これは、聖書時代だけでなく、このわたしたちが住む現代にも起こりうることだからです。


 というのは、1世紀もイエスがさまざまな奇跡を行われました。それで、エルサレムの宗教指導者たちは、イエスがさまざまな奇跡を行っていることを認めざるを得ませんでした。(ヨハネ11:47,48)


 しかし、それでも、ユダヤ教の指導者たちは、物事を間違って推論して、信仰がマイナスになると考えて、イエスに反対し続けました。そして、最後には、イエスを杭につけて殺してしまいました。彼らは間違った推論をしたので、間違った行動をして、ユダヤの国に災いをもたらしました。 


 それで、これからも祈るとエホバ神は聞いてくださると思います。そして、わたしも人々が神への信仰を持つように努力をし続けると思います。でも、多くの人はやはり、起きたことを偶然だと考えたり、たとえ実際にそのようになったと考えても、信仰が自分たちにとって不利になると考えたりするんだと思います。


 あるいは、他の人は神の律法を守って偶像崇拝や性の不道徳をやめて、神を認めて生活するのがいやなんだと思います。それで、ある人々は奇跡的なことが起こることを認めても、その背後におられる神を認めることをしないと思います。あるいは神が働かれたということを認めず、偶然にそうなったと考え続けられると思います。



(3)祈ることによる益と必要性


 祈りは万能薬ではなく、それによって世界の問題が全部即座に解決するわけではありません。サタンが世界を支配し続ける間、神の王国が支配を始めるまで、世界の苦難はエンドレスだからです。


 聖書は「全世界は邪悪な者の支配下にあります 」と述べています。(ヨハネ第一5:19)全世界は、「天にいる邪悪な天使の勢力 」とこの地に住む「悪人」の強い影響下にあるので、それらの者たちが存在し、また、悔い改めない限り、この世界の苦難は続きます。(エフェソス6:12)


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悪霊たちと神の律法を守らない人々が存在し続ける限り世界の苦難は続きます




 さらに、世界中の人々は、罪を犯したアダムとエバの子孫である罪人なので、全世界の人々が年を取り、病気になったり、事故にあったりして、死に続けていくことを私たちの誰も阻むことはできません。(ローマ5:12)


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      人間は罪を犯したアダムの子孫なので・・・

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人間が死に続けるという事態を誰もとめることはできない




 イエスが天で王として神から権威を授けられ、イエスの天的な希望の弟子たちが集められ、神の王国の政府の成員の数が揃って、天の神の王国が実現するまでは、人類の苦難の完全な解決はないからです。


  その時、イエスはこの地上から
1,000
年間サタンの影響を排除し、仲間の天の祭司たちと協力してご自分の贖いの犠牲を人類に適用します。(啓示20:6)そのようにして、人類が健康に永遠に生き続けられるように土台を据えられます。


  そのように神の王国によって神の支配が完全に行われなければ、人類の苦難はなくなることはありません。


 でも、祈りは現時点で、世界の苦難を緩和し、良い方向に向けたり、わたしたちとエホバ神との関係をより良いものにするのに貢献すると思います。


 そして、祈りはわたしたちがあきらめてしまわないように助けます。祈りはわたしたちが最後までエホバ神に忠実を保ち、忍耐して救いにあずかることに貢献します。(啓示3:10)


 エレミヤ書にはこう述べられています。「単なる人に頼り,人間の力を当てにし,心がエホバから離れていく人は,災いを受ける。・・・エホバに頼る人,エホバを信頼する人は祝福される。 」(エレミヤ17:5,7)



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エホバ神に頼って祈る信仰の人々はエホバ神から祝福を受ける




  ですから、物事は、わたしたちとエホバ神との関係が良いかどうかに依存して動く場合が多いと思います。エホバ神との関係が良ければ成功につながります。エホバ神との関係がよくないと、物事がうまくいかなくなると思います。


 もちろん、わたしたちの努力の程度が十分でないとうまくいかなかったり、悪魔サタンと邪悪な人々の反対のために、良い努力が損なわれたりすることもあります。でも、神に忠実な民は、神に頼りながら努力をするならば神の救いにあずかるという成功に至ります。



(4)すぐに聞き届けられない祈りについてどう考えるか


 でも、私もすぐには聞かれない祈りもあります。聖書によると、エリヤは雨が降るようにという祈りを聞いていただくために、同じことを七度祈ったと考えられます。(列王第一18:42-44)


 それで、祈りが聞かれるまで、辛抱強く何度も祈ることが必要です。簡単に一度だけ祈っただけでは聞かれないことがあると思います。その祈りに対するわたしたちの本気度も試されるでしょう。



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ある事柄に関しては祈りが聞き届けられるまで何度も祈る必要がある





  さらに、エホバ神が存在しておられて、私たちの祈りが聞かれるという信仰が求められることもあると思います。聖書は、「神に近づく人は,神が存在し,熱心に仕えようと努める人たちに報いてくださる,ということを信じなければなりません。」とあります。(ヘブライ11:6)ですから、エホバ神に対する信仰は重要です。


  イエスはある祈りが聞かれなかったことの理由として「信仰が少ないからです」と説明されたこともあります。そして、「からしの種ほどの信仰があるなら,この山に,『ここからあそこに移れ』と言うとしても,それは移るのであり,何事も不可能ではありません 」と言われました。(マタイ17:20)



 聖書には、「神は,私たちが神の意志に沿って願い求めることは何でも聞いてくださる」とありますから、エホバ神は愛の神であり、私たちの願いに考慮を払ってくださいます。(ヨハネ第一5:14)また、エホバ神は、確かに私たちの祈りを聞く力を持っておられます。


 ですから、イエスは私たちに「常に祈り,諦めてはならない」ようにと助言してくださいました。(ルカ18:1)神のご意志に調和していると考えるならば、あきらめないで祈り続けることが必要です。私自身も、願っても今の所、聞き届けていただけていない祈りがあるので、あきらめないで祈り続けたいと思います。


  しかしながら、聖書は聞き届けられなかった祈りについても記述しています。ダビデは、姦淫を犯した後、神から子供が死ぬと宣告されました。(サムエル第二12:14)ダビデは、子供のために熱心に祈りましたが、その祈りは聞き届けられませんでした。


 また、パウロは個人的な身体的な問題に関して祈りが聞かれなかったようです。エホバ神は、パウロに対する過分の親切は十分だと言われました。(
コリント第二12:9)


 また、イエス・キリストでさえ、苦しみの死に直面した時に、エホバ神にとつてはすべてのことが可能なので、その苦しみの盃を過ぎ去らせてくださいと祈られました。(マルコ14:36)そのイエスの祈りは聞かれませんでした。でも、イエスは自分の願いではなく、神のご意志が優先されるようにと祈られました。


 いずれにしても、三人とも祈りが聞かれなくても、エホバ神のことを悪くは思いませんでした。(サムエル第二12:16-20。コリント第二12:7-9)ダビデとパウロの場合は、自分の罪深さを反省していた事と、三人とも自分の祈りの多くがそれまでに聞かれてきて、エホバ神から十分祝福されていることを自覚していたからだと思います。


  さらに、エホバ神はパウロのその祈りを聞かれない方が、エホバの力がパウロに十分に働くと言われました。
ですから、その祈りが聞き届けられない方が全体的な結果はその方が良いということもあります。



   基本的にエホバ神はわたしたちの祈りを聞き届けてくださいますが、そのようにされない時に、理由があると考えられます。私たちは、エホバ神がわたしたちのために与えてくださった命や過分のご親切の祝福を考えると、エホバ神に対して感謝と賛美の気持ちを持ち続ける理由があります。



(5)神に是認される立場を保ち重要なことについて祈りそのために努力する


 誰かが、例えば、わたしがすべての重大な物事を把握しているとは限らず、わたしも、重要なことで見落としていることがたくさんあると思います。でも、世界にはとても重要なことがたくさんあります。それで、世界で祈るべき重大なことが起きていると気づく人が、そのことについてエホバ神に祈るべきだと思います。


  聖書は、「あらゆる種類の祈りと祈願を捧げ,どんな時も聖なる力に導かれつつ祈りましょう。祈ることを常に意識し,いつも聖なる人たち全てのために祈願を捧げましょう。」と私たちを励ましています。(エフェソス6:18)


 そして、各自はエホバ神に祈りを聞き届けていただきたいなら、神の律法を守り、神の言葉に従って、エホバ神の是認が保たれるように努力することが必要です。(格言28:9新世界訳改訂版)


 それで、自分が分かっている重要なことの解決について、自分の力だけに頼るのではなく、エホバ神に頼ることが必要です。「心を尽くしてエホバに頼れ。自分の考えに頼ってはならない。どんな道を行く時にも神のことを考えよ。」と聖書は勧めています。 (格言3:5,6)


 エホバ神は私たちの誰よりも賢く、全能者なのですから、他の何者でもなく、エホバ神にその問題を知らせて、解決を仰ぐことが必要です。


 そして、祈ったならば、何でもその祈りに調和した行動をすることができます。各自の祈りに調和した行動は、エホバ神がその人の祈りをより一層、聞き届けやすくします。わたしたちは、全能の神エホバ神に信仰を保ち、キリストの贖いの犠牲に頼りながら、祈り続けていきましょう。



0prayer15
キリストの贖いの犠牲に頼りながら祈り続けていきましょう


太平洋戦争以前に日本に非常に大きな影響を与えていた神道とはどのような教えか

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【目次】

(1)すべての国の人がおひとりの創造者から創造されたという聖書の教え

(2)世界の諸宗教の聖典の形成時期

(3)神道の古事記における日本の成り立ちに関する教え

(4)非理性的な古事記の中の日本の成立の記述

(5)古事記が述べる黄泉の国は存在しない
(6)日本だけでなく全世界を創造された神エホバ

(7)実在しない神ではなくわたしたちの救い主となってくださるまことの神を崇拝しましょう



 日本は、昔、わたしたちの祖父や父親の時代に、日中戦争や太平洋戦争で、何百万人、ひょっとすると何千万人ものアジアの人々の血を流しました。わたしの父親は、存命中、戦時中の話をほとんど全くしなかったので、どこで何をしたかはまったく聞いていないのですが、太平洋世界大戦中には、若い兵士として戦地に赴きました。


 今生きている日本人の高齢者の中には、太平洋世界大戦中、戦地に赴いて現地の人々を殺害したという人もいると思います。また、わたしたちの世代の中には、自分の父親や祖父が兵士になって戦地に行って流血行為を行なったという人もいると思います。


 わたしは、現在の日本人が、自分、あるいは父祖によって流されたアジアや他の国々の人々の命の血を流したことが命の与え主に対する罪であるということを認めるべきだと思います。


 しかし、日本人の非常に多くの人々は、神道や仏教を信じています。また、進化論者か無神論者です。日本の宗教の信者数は、文化庁『宗教年鑑』平成29年版によると、仏教系が48.1%、神道系が46.5%、キリスト教系が1.1%、諸教(神道系・仏教系・キリスト教系以外であるもの)4.3です。でも、これは宗教団体の回答に基づいて集計された調査です。


 普通、個々の国民へのアンケート調査などでは、「何らかの信仰信心を持っている、あるいは信じている」人は2割から3割という結果が出ることが多いそうです。この統計の方が実情に近いと感じます。日本人の場合、仏教か神道か進化論者か無神論者が多数派を占めています。キリスト教の聖書や創造者なる神を信じる人は日本人の中では、ほんとに少数派です。


 日本では、学校教育でも、メディアでも、進化論について教えられることが普通です。創造説を取り上げることはほとんどありません。そのため、日本人の中で、進化論者や無神論者の無宗教な人がとても多くなっていると思います。それで、神道を信じている人でも、進化論を信じていて、本当の意味では、神道を信じていないという人が多いかもしれません。


 しかし、戦前は、日本政府により神道教育が非常に強力に推し進められたので、年配の方の中には、今でも神道を信じているという方が少なくないかもしれません。それでこの記事では、神道の教えがどんなものであるかを少し調べて、それが信じるに値する教えかどうかを検討したいと思います。



(1)すべての国の人がおひとりの創造者から創造されたという聖書の教え


 聖書のキリスト教は、人類は創造者なる神から創造された一組の夫婦アダムとエバの子孫であると教えています。「1人の人から全ての国の人を造って地上全体に住まわせ …ました。」とあります。(使徒17:26)ですから、神のみ前での、すべての国と民族の人々の存在の価値は平等だと教えています。



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聖書は最初の夫婦から・・・





全人類が派生してきたと教えている​





  そして、聖書の神は、私たち人間のために食物となる動物と植物と魚を創造してくださいました。また、季節ごとに食物が地上で産出されるように、太陽を創造し、雨が降るように取り計らってくださいました。(マタイ5:45)


  聖書の詩編には、この地と海には神が造られた生き物が満ちていて、神が「食物をその季節ごとに与えてくださる」のを「待ち望む」と書かれています。(詩編104:24-27)ですから、まことの神は、私たちの命の与え主であるだけでなく、わたしたちの命が維持されるように取り計らってくださった方です。

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創造者は人間に食物と太陽と雨を備えて人間の命を維持してくださる




  それで、わたしたちの命は神に由来しているので、ある意味では、わたしたちは「神の子供」と言うことができます。(使徒17:28,29)ですから、私たちの神は当然命のある生ける神であり、金や銀や石などの彫刻でできた偶像でなぞらえることはできません。(使徒17:29)



 そして、このような聖書の教えを歴史上著名な科学者たちも受け入れていました。地動説を唱えたコペルニクス、その教えを擁護したガリレオ、ケプラーの法則を発見したケプラー、万有引力を唱え微積分を発見したニュートン、相対性理論を発見したアインシュタインなどすべての物を創造された神を信じていました。ですから、聖書の教える創造者の概念は、物事を緻密に論理的に考える科学者たちの思考にも耐えるものです。





​万有引力の法則と微積分を発見したニュートンは聖書の神を信じていた​


Oren J. Turnerによる写真1947年
​​アインシュタインは宇宙に高度な何者かの知性が表れていることに畏敬の念を抱いていた





 そして、聖書の教えでは、創造者が命の源であり、神は、他の人の命を奪うならば、殺人者にその責任を問われます。(創世記9:5,6ローマ14:12)


(2)世界の諸宗教の聖典の形成時期


 日本人の多くは、日本の神道が世界でも古い宗教だと感じています。しかし、実情は、そうではありません。日本の神道の聖典は、古事記と日本書紀です。西暦8世紀初頭に古事記は作られました。古事記は、西暦712年、元明天皇の時に稗田阿礼が暗唱していた天皇の系譜や古い伝承をまとめてできたものとされています。



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真福寺収蔵の国宝・『古事記』。信瑜の弟子の賢瑜による写本
日本の神道の信仰の根拠である古事記は西暦8世紀初頭に作成された




 一方、世界で最も信徒数の多い宗教はキリスト教です。キリスト教の聖典である聖書の最も古い部分は、モーセによって書かれました。創世記には神が宇宙と人間を創造された記述が含まれています。




0jehovah created the universe
創世記はエホバ神が宇宙を創造されたことを教えている




 wikiによると、モーセは、紀元前16世紀または紀元前13世紀ころに活躍した人です。ですから、聖書が書き記された時期は、古事記が書き記された時期より約2000年以上は古いことになります。確かにその聖典が古ければ古いほど、人類の歴史の始まりについてより正確な記述をしているのではないかと考えられるのではないでしょうか。



 仏教も神道より古いです。仏教の開祖であるインドのガウタマ・シッダールタは、紀元前5世紀前後の人とされています。仏陀または釈迦やその弟子たちの言行録が三蔵と呼ばれる経典にまとめられました。


 完全な形で現存する三蔵は、パーリ語経典のみで、現在、スリランカ、タイ、ミャンマーなど東南アジアの仏教国で広く用いられています。これらは紀元前2世紀-紀元前1世紀ころまでに徐々に形成されたものです。ですから、一番古い仏教の聖典は、神道の古事記より、およそ九百年くらい古いことになります。



 ちなみに、仏教では創造者なる神の存在は基本的に認められておらず、仏教は、世界の成り立ちについて教えていません。仏教は世界は永遠の昔から物質世界が存在すると教えています。そして、キリスト教の方が、仏教よりも約1,000年古いです。


 イスラム教も神道よりも古いです。Wikiによると、イスラム教の聖典クルアーンまたコーランの啓示を、西暦610年にムハンマド(マホメット)が受け始めました。ですから、イスラム教の啓示の方が、神道の古事記より約100年古いことになります。イスラム教のクルアーンに出てくる人名は、聖書と調和した人名の記述がとても多いです。



0quran1
イスラム教はすべての物の創造者を認めているが神道より約100年古い





 ですから、神道の聖典の古事記は世界の大きな宗教の中でも一番遅く形成された部類に入ります。


(3)神道の古事記における日本の成り立ちに関する教え


 日本人は、何千年もの間、天皇制が続いたために、戦前や戦時中は、天皇が神の子孫だと信じていました。そして、古事記や日本書紀を真実の歴史だと信じていました。



 でも、わたしは現時点で、日本憲法の中で政治に携わらない天皇制のシステムが日本で認められていることに対して反対はしません。


 日本の歴史の中で、天皇が長い間支配階級にあり、敬意を払われていたことは既成の事実だからです。天皇を始め皇族は日本と諸外国との平和と親善に貢献してこられました。そのことは、感謝するべきことです。


 しかし、神道も仏教も基本的に万物の創造者なる神という概念がありません。天皇家の多くの方々が信じている日本の神様によって日本が造られ、天皇が神の子孫であるとという教えは、事実に基づかないまったくの偽りであると思います。


(4)非理性的な古事記の日本の成立の記述


  『古事記』は、西暦712天武天皇の命で稗田阿礼が暗唱していた天皇の系譜や古い伝承を元明天皇の時に書き記し、編纂したものとされています。古事記は上中下の三巻になっています。そして、上巻に、日本がどのように始まったかが記述されています。



 古事記の上巻によると、兄妹のイザナギノミコトとイザナミノミコトが二人で海をかきまぜて、日本の島々を作り出し、そこで二人は結婚生活を送りました。

0izanagi and izanami
イザナミとイザナミが日本の国土を作ったという教えは理性的に受け入れられますか




 そもそもイザナギとイザナミは誕生したことになっているので、最初があるはずなのですが、古事記は、イザナギとイザナミがどのようにして存在するようになったのかは説明していません。そして、古事記では、神であるイザナギは、神武天皇7代先祖とされています。神武天皇が実在する人間であるとすると、どこの時点で、神から人間に移ったのかという疑問が生じます。


 また、イザナギやイザナミはどのようにして、天から泥水を垂らすために天の雲の上にいることができたのでしょうか。彼らが霊者という記載はありませんが、死んでしまう人間のような存在が雲の上にいることができたという記述はおかしいのではないでしょうか。


 さらに、人間が果たして天の鉾からしたたり落ちる泥水によって日本の島々を作ることができるでしょうか。さらに、古事記の中では、確かに、イザナミも死んで黄泉の国に行ったことになっていますから、神なのに死ぬという点で人間と変わらないことになっています。もし、人間と異なる超人間的な存在であれば、どうしてそれらの神々は死ぬのでしょうか。



 そして、日本を作った神がイザナギとイザナミという神であれば、世界の他の大陸や島々はどうなりますか。それらの大陸を作った神々が存在したことになります。そうすると、古事記の記述からすると、世界の多くの大陸を作った神々がたくさん存在していることになります。


 しかし、古事記の日本が造られた経緯について述べる記述はなぜ中国、米国、ヨーロッパなどを作った神々について言及していないのでしょうか。それらの地域が存在していることを古事記の上巻作成当時知らなかったのでしょうか。


 また、中国の方が大陸が大きいのですから、中国を作った神の方が、上だということにならないでしょうか。それなのに、日本を作ったイザナギの娘の天照大御神(あまてらすおおみかみ)が神々の住まいである高天原を支配するようになったのでしょうか。この点が、日本が世界を支配する立場にあるという考え方の根拠なのでしょうか。


 日本の主神であるは、イザナギがイザナミのいる黄泉の国から戻ってきた時、黄泉の汚れを洗い流した際にアマテラスオオミカミが左目から生まれたとされています。神が神の左目から生まれるでしょうか。父神の左目から生まれたというアマテラスは実在しますか。




0Amaterasu

父の神の左目から生まれたアマテラスは実在する神ですか




   さらに、この時、イザナギの右目や鼻からも神が産まれました。なぜ、黄泉の国のイザナミを恐れて逃げ帰ってきた時に、神々が産まれたのでしょうか。




 尊い神であるなら、聖なることをした後に、聖なる者から生じるのなら少しは理解できますが、神が何か、汚れたことをした後に産まれたとされるのはおかしくないでしょうか。


  また、なぜ、神々を産み出した父親の神であるイザナギが世界を治める至高神とならなかったか、なぜ後になって誕生した年齢の若い子供の天照大神が主神となるよう命じられたのかは、不合理なことです。



 そして、主神となるよう命じたのであれば、イザナギの方がアマテラスよりも、立場が上なのではないでしょうか。アマテラスを主神にした後、イザナギの立場はどうなかったのでしょうか。



 神々は自然発生するのでしょうか。もし、そのような記述が事実であれば、世界には、日本のイザナギの神以外の神々がみそぎをした時に、自然発生した神々が無数に存在することになってしまうのではないでしょうか。また、次々に自然発生する神々は、わたしたちの崇拝に値しますか。


 しかも、日本を支配する神々は、神が汚れを清めた後に、自然発生したことになります。単に汚れを清めた後に、日本の神々が発生したのであれば、そのことは日本を他より勝っている立場に置くとは思えません。わたしはこの記述は、天皇の先祖が優れていて、世界を支配する立場になるという根拠になるとは思いません。


 古事記の日本の神について述べる記述は明らかに到底理性的に受け入れられる記述とは言えません。

(5)古事記が述べる黄泉の国は存在しない


 『古事記』では、天上界にある神々の住む「高天原」と、地上の人間が住む世界と、地中にあるとされる黄泉の三つの世界があると教えています。黄泉の国が存在するのでしょうか。



  古事記では、妻のイザナミは死んで黄泉の国に行きました。しかし、日本の島々を産み出すほどの力のあったイザナミの神が、なぜ死ぬことになったのかはおかしいことです。死ぬのは人間です。死ぬのであれば神とは言えないでしょう。



 イザナギは妻のイザナミが死んだ後に、黄泉に追いかけていきました。どうして、イザナミが死んで黄泉の国に行ったのに、夫のイザナギは生きていたのに、黄泉の国に行くことができたのでしょうか。そして、イザナギはイザナミが醜い姿をしていたのを見て逃げ帰りました。人は死ぬと、醜い姿で生き続けているのでしょうか。これも、あり得ない話ではないでしょうか。


 
また、イザナミは、夫に逃げられたので、「私はこれから毎日、一日に千人ずつ殺そう」と言いました。それでイザナギは、「それなら私は人間が決して滅びないよう、一日に千五百人生ませよう」と言ったそうです。

 
イザナミは、自分で死んで黄泉の国に行って困っているのに、どのようにして生きている人に影響を及ぼして、一日に千人生きている人を殺すことができるでしょうか。どのような方法でそうするのでしょうか。できないのではないでしょうか。


 夫に逃げられたら、はらいせに生きている人を殺すのでしょうか。夫に逃げられたので一日千人人を殺すと言った日本の神を尊敬できますか。これは、まるで悪霊のような特質をしているのではないでしょうか。


 また、姿が醜くなったなら、夫婦としての愛が冷えたのでしょうか。また、イザナギは、どのようにして一日、千五百人生まれるようにできるのでしょうか。それよりも、一日に千人死なないようにする方がいいのではないでしょうか。また、神なら、死んだ者をよみがえらせることができるはずでないでしょうか。


 このような愛の欠けた特質で力のない神はわたしたちが崇拝するに値するでしょうか。そのような神を崇拝すると、わたしたちもそのような特質を持つようになってしまわないでしょうか。  




 そして、大抵の現代人は、地下に死者が住む黄泉が存在しないことを認めているのではないでしょうか。私たちは、火山が爆発してマグマが出てくるので、地球の内部はマントルが融解してできるマグマがあることを知っています。



 そして、最新の研究によると、地球の中心は364万気圧・5500°Cという超高圧高温状態であるということです。ですから、地球内部にどんな物質世界、地下世界も存在しえません。ですから、黄泉の国は存在しないのではないでしょうか。


0inside the earth

Kelvinsong
地球の内部は超高温なので黄泉の国は存在していません




 聖書は、確かに霊者が住む天界と人間が住むこの物質界が存在することを認めています。しかし、人間は死ぬと土に戻ると教えていて、死者が生活する世界が存在するとは言っていません。(創世記3:19)


 聖書によると、死んだ人が活動している世界としての黄泉または陰府は実在しません。聖書が黄泉と述べる場合、文字通りの墓もしくは比ゆ的に死者がいる場所を意味しています。死者は意識がなく存在がなくっているので、死者の住む世界も存在しません。


0skelton in soil

Richard Buckley, Mathew Morris, Jo Appleby, Turi King, Deirdre O'Sullivan, Lin Foxhall

人は死ぬと土に戻り存在しなくなるので死者の住む世界は存在しない




 そして、わたしたちが地球について知っている状況はこのことと一致しているのではないでしょうか。



(6)日本だけでなく全世界を創造された神エホバ


 聖書によると、世界を創造されたエホバ神は、永遠の昔から存在しておられました。そして、永遠の将来にわたって存在していかれます。聖書は、神について、「あなたが地と産出的な土地を産みの苦しみによるかのように生み出される前から,実に,定めのない時から定めのない時に至るまで,あなたは神です。」と述べています。(詩編90:2)ですから、エホバ神は不滅であり、時間を超越した存在です。


 そして、この方が一人で全宇宙を創造されました。エホバ神は日本だけを作られたのではなく、全人類が生活している地球を含む太陽や星のすべてを、創造されました。ですから、エホバ神は地球全体を支配するただひとりの至高の神です。(詩編83:18)さらにエホバ神は、「聖なる者」、まったく汚れとかかわりをもたれない神聖な方です。(レビ11:45)


0jehovah created the universe1
エホバ神おひとりが知恵を用いて全宇宙を創造された




 通常、何かが存在し始める時に、その設計者が知力を働かせて仕事をしなければ産み出されないというのが普通ではないでしょうか。メーカーが車やパソコンや電化製品などさまざまな製品を作り出しますが、メーカーは知力をフルに働かせて新たな物を創造します。



 聖書は、エホバ神が「働き続け」られ、その労によって全世界を造り出されたと教えています。(ヨハネ5:17) 聖書は真の創造者について次のように述べています。「エホバ,あなたの偉業は何と多いのだろう。あなたは知恵によって全てを造った。地球はあなたが造ったもので満ちている。」(詩編104:24)



 ですから、まことの神がその世界を創造された時、それは自然発生したのではなく、神は「知恵」をフルに働かせて無数の物を創造してくださいました。それは、人間世界で、設計者が創意工夫をこらして製品を作るのと同じです。


  ですから、私たちは神が愛に基づいて知恵をふりしぼって世界を創造してくださったことに感謝できるのではないでしょうか。
このような方こそ、わたしたちの崇拝を受けるのにふさわしい方ではないでしょうか。


  聖書の記述は現実に起こることと調和しています。一方、イザナギが体を洗って汚れを落としただけで、神々が自然に産まれたという記述は、何もわたしたちに神に対する敬意を育みません。また、わたしたちが知っている世界の実情に反しています。


 このことからも古事記に書かれている自然発生した神々の記述は、まったく、あり得ない作り話であると言えるのではないでしょうか。全宇宙を知恵をもって創造された神が存在されるという聖書の記述の方が理性的に受け入れられるのではないでしょうか。



 

(7)実在しない神ではなくわたしたちの救い主となってくださるまことの神を崇拝しましょう


  古事記の中で神々や日本の成立について述べられていることは、神話であり、まったくの作り話であり、偽りで事実ではありません。その話はまったく不合理で、信じるに値しません。


 でも、わたしは古事記に述べられている現天皇の先祖に関する記述がすべて作り話であるとは考えていません。古事記の中には、実際にあった史実も含まれているかもしれないと思います。ですから、今の天皇が古い歴史を持っているだろうとは思います。


 でも、古事記に日本の神について書かれていることは、不合理で、実際に起きたことだとは決して思いません。それで、伊勢神宮などでは、多くの神々が祭られていますが、そのように神々の存在するという信仰の元になっている古事記の記述は、合理的な現代人が信じることのできる真実の記録だとは思いません。


 それで、わたしは天皇制の存在と存続に反対はしませんが、古事記の神話の部分の記述は事実ではありませんし、その中に記述されている神々は、存在しないと思います。存在しない神を崇拝しても、何の益にもなりません。


聖書はこのように勧めています。「心を尽くしてエホバに仕えなさい。実体のないものに従おうとしてはなりません。そうしたものは役に立たず,救ってもくれません。実体がないからです。 (サムエル第一12:20-21)



 そのように現実に存在しない偽りの神を崇拝しても、日本が苦難に直面した時救ってはくれないでしょう。実在していないからです。また、そのようにすることによって、まことの神エホバ神に是認されることはありません。



 まことの神はご自分について次のように言われています。「それは私エホバではないか。私のほかに神はいない。正しい神,救い主は,私以外にいない (イザヤ45:21)



0jehovah created all things
実在される万物の創造者エホバ神を崇拝しましょう


 エホバ神は実在しない神なのではなく、確かに存在しておられる救い主です。エホバ神だけが苦難に直面したご自分の崇拝者を救ってくださいます。私たちは創造者であり至高者であるエホバ神だけを崇拝しましょう。





ダニエル7章のローマの獣の10本の角と3本の角の実体は?

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【目次】

(1)聖書の預言の中の角や頭の数は文字通りか−雄羊の2本の角

(2)聖書の預言の中の角や頭の数は文字通りか−雄やぎの4本の角

(3)ギリシャはどのようにローマに取って代わられたか

(4)ダニエル7章の4番目の獣の頭の10本の角の数は文字通りか象徴的か

(5)ローマ帝国の変遷−東ローマ帝国とモスクワ大公国

(6)ローマ帝国の変遷−神聖ローマ帝国

(7)ダニエル7章のローマの野獣の10本の角の実体をどのように判断できるか
(8)小さな角の前に引き抜かれた3本の角の実体はどこか
(9)聖書預言がしるしで預言している場合預言の成就に自由選択の入る余地がある





 今回の記事では、聖書預言の中に登場する野獣の頭にある角は、文字通りかどうかを検討します。こうしたことを検討してみるならば、聖書預言を明確に解釈するのに助けになるはずです。聖書預言を明確に理解できるならば、わたしたちがどのように行動するべきかが、もっと良く分かるはずです。


 とりわけ、今回の記事では、ダニエル7章の4匹目の獣の頭にある10本の角の実体は何かを考えてみます。(ダニエル7:7)ダニエル7章の4匹目の獣の場合、すでに終わりに近づいているので、かなり正確にその実体を判断できるはずです。


(1)聖書の預言の中の角や頭の数は文字通りか−雄羊の2本の角


 聖書預言の中の角や頭の数は文字通りでしょうか。比ゆ的、象徴的な数なのでしょうか。現時点では、おおむね文字通りだと考えています。なぜなら、例えば、ダニエル8章に登場する2本の角のある雄羊はメディアとペルシャを表わす二本の角を持っていました。(ダニエル8:3,20)2本の角は、文字通りの数でした。



0male sheep with two horns
雄羊の2本の角はメディアとペルシャを表わしていた




  雄羊が2本の角を持っていたことは、ペルシャがメディア人とペルシャ人というふたつの民族によって形成されることを表わしていました。メディア王国は西暦前7世紀の終わりごろに新バビロニアと同盟を組んでアッシリアと戦い滅ぼしました。そして、メディアは、最初は、ペルシャを支配下においていました。


 しかし、西暦前6世紀の半ばごろ、ペルシャのキュロス2世がメディア王国を征服しました。その後まもなくキュロスは、イザヤによって預言されていた通り、バビロンに入場して倒しました。(イザヤ44:27-45:1。ダニエル5:30,31)しかし、ペルシャの政府内ではメディア人も重んじられていました。(エステル1:3,20)


(2)聖書の預言の中の角や頭の数は文字通りか−雄やぎの4本の角


 ダニエル8章のギリシャを表わす雄ヤギには、最初は大きな1本の角がありました。でも、その角が折れて四本の角が現れました。(ダニエル8:20-22) さらに、ダニエル7章の預言に登場するギリシャを表わす豹は、四つの頭を持っていました。(ダニエル7:6)この4本の角と4つの頭は同じ実体を表わしています。





0goat with four horns
雄やぎはアレクサンドロス大王を表わす1本の大きな角が折れて4本の角が生えてきた
4本の角は文字通りの4つの国を表わした





 ダニエル7章の預言は、西暦前7世紀ごろ、バビロンの最盛期に書かれました。しかし、確かに、預言されていた通り、西暦前4世紀にギリシャの最初の王アレクサンドロス大王が若くして急死した後に、彼の帝国は、彼の四人の将軍によって分けられました。


 それで、雄やぎの大きな1本の角は、アレクサンドロス大王を表わしていました。大きな角が折れた後に生じた4本の角は、アレクサンドロス大王の死後生じたアレクサンドロス大王の4人の将軍たちを表わしていました。彼の帝国は主に四つに分裂しました。



 西暦前301年のイプソスの戦いの後に、アレクサンドロス大王の帝国は4人の将軍たちによって分割され、4つの王国ができました。そして、セレウコス将軍がメソポタミアとシリアを,カッサンドロス将軍がマケドニアとギリシャを,プトレマイオス将軍がエジプトとパレスチナを,リュシマコス将軍がトラキアと小アジアをそれぞれ取得しました。


 ですから、ダニエル8章の雄やぎの頭の4本の角は、文字どおりでした。しかし、アレクサンドロス大王の領土は、5つに分かれたという意見もあり、3つに分かれたという意見もあります。しかし、アレクサンドロス大王の死後、いつの時点に注目するかで、その数は異なってきます。


 5つであるという説はギリシャのマケドニアの小さなエピロスという王を考慮にいれた時の数です。


 でも、その地域はとても小さい国であったので、聖書預言の中では無視されているようです。それで、4本の角というのは、常識的な判断で、非常に小さな国の存在は無視した時の国家の数となっています。


 さらに、四つの帝国のうち、一つは勢力が衰えて後程、三つになりました。時経つうちにリュシマコスが死に、マケドニアのカッサンドロス朝は他国の攻撃を受けて、無くなりました。そして、アンティゴノスがマケドニアの王になりました。その結果古代オリエント世界は、セレウコス朝シリア、プトレマイオス朝エジプト、アンティゴノス朝マケドニアの三強の大国で落ち着くことになりました。


 しかしながら、特定の時点に注目した場合、確かに、ギリシャを表わす豹の4つの頭も、雄やぎの頭に生える4本の角も、文字通りの数とみなすことができます。


(3)ギリシャはどのようにローマの支配下に置かれることになったか


 古代オリエント世界はギリシャの3つの国が支配していましたが、西暦前3世紀には、ローマが頭角を表わし、イタリアを統一して、ギリシャと4回のマケドニア戦争を戦いました。結局、西暦前2 世紀半ばに起きた4次マケドニア戦争で、ローマはマケドニアに勝利を収め、マケドニアをローマの属州としました。さらに、ローマはペロポネソス半島の統一に成功しました。そのようにして、ローマ帝国が勢力を伸ばしていきました。



  西暦前31には、アクィティウムの海戦ローマはプトレマイオス朝エジプトを破り、地中海はローマの物となりおおむねギリシャにとって代わりました。そのようにして、ダニエル7章に預言されていたように、4頭目の非常に強く恐ろしいローマの野獣が4つの頭のある豹のようなギリシャの獣にとって代わりました。




0daniel7 from leopard to dreadful beast
ダニエル7章では4つの頭の豹に代わって10本の角のある非常に強い獣が登場した
預言の通りギリシャによるオリエント世界はローマが支配する世界への移り変わった





 ですから、この点でも、アレクサンドロス大王が作り上げたオリエント世界は、ローマによって取って代わられ、聖書預言は成就しました。このことは、さらに世界の覇権を振るう国家が移り変わっていくことを示しています。


(4)ダニエル7章の4番目の獣の頭の10本の角の数は文字通りか象徴的か


 ダニエル7章で海から出てくる4頭の野獣の4頭目は、恐ろしい野獣で、頭に10本の角がありました。(ダニエル7:7)この10本の角は、文字通りなのでしょうか。象徴的な数なのでしょうか。エホバの証人は、象徴的な数とみなしているようです。



0roman empire beast with ten horns
ダニエル7章のローマを表わす獣の持つ10本の角は文字通りの数ですか







 しかし、聖書預言の中で、メディア・ペルシャ帝国の雄羊の2本の角が文字通りの数であった事、そして、ギリシャの雄やぎの4本の角が文字通りの数であったことを考えると、角の数はおおむね文字通りであるとみなすのが妥当だと思います。また、おおむね小さい国は無視した概数です。



 そして、オリエント世界が最後には、三強の世界になりましたが、聖書預言の中でギリシャが4つの角と4つの頭、すなわち4つの国で表わされていたということは、その帝国の最盛期の国の数を数えたらいいのかもしれません。



 このようにおおむね角の数が文字通りであることは、聖書の預言全体で一貫しているはずです。なぜなら、聖書預言が全体であちこちで混乱が生じていると解釈することが難しくなります。エホバ神について「無秩序な神ではない」という聖書の言葉があります。(コリント第一14:33)


 エホバ神は、終わりの時に生きているわたしたちが、聖書預言から益を得るように記録してくださったはずです。すると、預言の解釈がしやすいように、首尾一貫した記載をされたはずです。



(5)ローマ帝国の変遷−東ローマ帝国とモスクワ大公国



  現代に至るまでのローマ帝国を継承していることを自称している国家も10本の角に含まれると考えることができる可能性があります。


  ローマ帝国は、西暦4世紀の終わりに東西に分裂しました。その後の東のローマ帝国は、英語で、Eastern Roman Empireまたはビザンティン帝国と呼ばれています。おおむね、現在のギリシャとトルコです。さまざまな変遷を遂げた後、東ローマ帝国は、1453年にオスマン帝国により滅ぼされました。


 東ローマ帝国の滅亡後、モスクワ大公国は、15世紀の終わりごろ、ローマ帝国の後継者であることを宣言し、モスクワを(ローマのローマ帝国、コンスタンティノープルの東ローマ帝国に続く)「第3のローマ」と称し、ロシア皇帝の称号を名乗りました。ですから、モスクワ大公国もローマ帝国の後継国とみなせるでしょう。モスクワ大公国は、現在のロシアの一部を含んでいます。



(6)ローマ帝国の変遷−神聖ローマ帝国



 神聖ローマ帝国(Holy Roman Empire)910世紀に成立し、1806年まで続きました。神聖ローマ帝国は、西ローマ帝国の後継国家を称していました。それらの国家には、現在のドイツオーストリアチェコ、フランスの一部なども含まれています。 しかし、神聖ローマ帝国は、ローマ帝国の後継国を自称していても、ローマ帝国の領土と比べるととても狭く、イタリア北部を含みますが、ローマ自体は含みません。


 中世のセルビア王国は、西暦1346にはマケドニアにおいて「セルビア人とローマ人の皇帝」と称して東ローマ帝国の征服を企図したことがありました。


(7)ダニエル7章のローマの野獣の10本の角の実体をどのように判断できるか



  ローマ帝国は、西暦2世紀初頭のトラヤヌス帝の時にローマ帝国は最大領土となりました。もし、その時を最大領土であるとみなすならば、10本の角は、イタリアフランススペインイギリスギリシャトルコエジプトシリア、イラク、ルーマニアとみなすことができるかもしれません。 





0roman empire the largest trajanus
トラヤヌス帝の時のローマの領土
今日のスペイン・ポルトガル・フランス・イタリア・イギリス・ルーマニア・ギリシャ・トルコ・イラク・エジプトなどの領土が含まれる





 しかしながら、その後のローマ帝国の変遷の歴史を考慮するなら、ローマ帝国の後継国の10本の角は、イタリアフランススペイン、ドイツ、イギリスギリシャトルコエジプト、オーストリア、ロシアと判断することもできます。小さな国を無視して、このようにも判断できます。でも、わたしの判断とは異なる諸国家を10本の角であると考える意見があるかもしれないことを認めます。



  いずれにしても、4番目の獣は、確かにおおむね文字通り、10本の角を持つことになったとみなせると思います。それで、どちらの国々がダニエル7章の4頭目の野獣の10本の角とみなせるのでしょうか。



 ダニエル8章の雄やぎの4本の角は、アレクサンドリア大王の死後のオリエント世界の最初のスタート時点、あるいは最も権勢を振るった時期の諸王国とみなせるのかもしれません。もし、そのような考え方をすると、その10本の角は、東西ローマ帝国が権勢を振るっていた二、三世紀ころのローマ帝国に属していた諸国家を、10本の角であるとみなせるのかもしれません。


 もし、この点でわたしの判断が間違っていなければ、10本の角は、イタリアフランススペインイギリスギリシャトルコエジプトシリア、イラク、ルーマニアとみなすことができるかもしれません。


  ローマ帝国の後継国の10本の角は、10本の角を歴史のどの時点で判断するかによって、ロシアが含まれるのか含まれるのかが違ってきます。また、ドイツが含まれるのか、含まれないのかも異なってきます。このことは、また今後、もう一度再検討してみたいと思います。


(8)小さな角の前に引き抜かれた3本の角の実体はどこか


 ダニエル7章のローマとその後継国の獣にも最初は10本の角があり、次に小さな角が生えてきて、その小さな角の前に3本の角が引き抜かれます。(ダニエル7:8)それで、ローマ帝国の後継国のうち、「小さな角」すなわち米国によって、3本の角、すなわち3つの国が大きなダメージを受けることを意味しています。


0fourth beast of daniel 7 with small horn
ローマ帝国の後で登場した小さな角米国の前に引き抜かれた3本の角とはどこになるか




 そうすると、米国の前に引き抜かれた3本の角の中には、イタリア、シリア、イラクが既に含まれているとみなすことができるのでしょうか。


 

 シリアやイラクは、引き抜かれたと表現できるほどの損害をイラク戦争やシリア内戦で受けたと思います。でも、イタリアは、第二次世界大戦中にドイツ側に立って米国と戦い、ある程度、損害を被ったかもしれませんが、その損害の程度は、角が引き抜かれてしまうというほどははなはだしくなかったかもしれません。


 もし、まだ引き抜かれているのが2本であるのであれば、ローマ帝国の後継国は、米国に対して敵対関係にならないように気をつけた方がいいと思います。まだ、聖書預言からして、まだ1本の角が引き抜かれていないからです。引き抜かれる3本の角がどこであるかは、もう一度考えてみたいと思います。



(8)聖書預言がしるしで預言している場合預言の成就に自由選択の入る余地がある


 聖書預言は、大枠となる歴史の流れを預言していますが、おおむねその実体をはっきりとは指定していません。10本の角と預言しており、それがどんな特定の政権、特定の国家になるかを預言していません。


 北の王の実体にしても、アレクサンドロス大王の帝国の分かれた4つのどこかの国から出てくると預言していますが、それがどこになるかは断定していません。(ダニエル8:20-24)


 それは、人間、また、各国の政治指導者、また、諸国民の側が神の言葉を聞いて、どのように反応するか自由意志と自由選択の余地があるからだと思います。


 ですから、もし、米国がどこかの国が北の王になると決めつけて、その国を攻撃するならば、その国が反米になって、北の王、もしくは北の王の仲間となる傾向が強くなります。しかし、米国が諸国家と平和や友好関係を努力をするならば、努力を払われた国家は北の王にはならないかもしれません。また、北の王と共に行動する諸国家にはならないかもしれません。


 ですから、米国が同盟国やその他の諸国家に対してどのような対応をするかによって、どの国家が米国と敵対する諸国家になるかは違ってくると思います。


 そして、やはり、エホバ神の諸国家に対する扱い方は、諸国家の実際の行動に基づいてきます。聖書預言はその国家の将来を決めつけるわけではありません。神の律法を守って流血を避けようとする努力は、神からの祝福をもたらします。聖書の中で預言されているので、その国家がいずれ倒されることは防ぐことができないとしても、少なくとも、その国家が長く存続するという結果になると思います。


  また、南の王の国が滅びることは妨げることはできないとしても、聖書の神エホバ神の是認を求めるその努力をエホバ神はご覧になってその政治支配者は個人的に神の良い計らいをえることになると思います。


 反対に、流血のアッシリアのニネベに起きたように神の律法を守らずに流血を行うならば、エホバ神はその応報を受けるように取り計らわれます。(ナホム3:1,5-7)つまり、国家が災いを経験したり、戦争に巻き込まれて、自国の国民が数多く命を落とすという結果になります。


 聖書預言は、ただ10本の角と預言しており、それがどの国家になるかは預言していません。ですから、緋色の野獣の10本の角はどこになるかはまだ分かりません。わたしはどの国家にも、米国に敵して戦う緋色の野獣の10本の角となることは勧めません。(啓示17:16)戦いのために剣つまり、武器を用いて戦うことは、流血を行うことであって、エホバ神に是認されないからです。(マタイ26:52)


 ですから、わたしは諸国家の政治支配者に聖書預言を考慮されて、エホバ神が反対しておられる流血行為に携わらないようにお勧めします。つまり、北の王の同盟軍になるのでもなく、南の王の同盟軍になるのでもなく、戦闘行為を避けて、エホバ神の不興と復しゅうをもたらすことになる殺人を避けるようにお勧めします。

 

エホバ神はどのような神ですか―どのようにしたらエホバ神に祈りを聞いていただけますか

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  聖書の神エホバはどのような神ですか。聖書の神エホバに従うなら、どのような結果になりますか。どのようにしたらエホバに祈りを聞いていただけるでしょうか。


(1)聖書の神エホバ神に従う時結果は良くなる


 神に従う道は基本的に命の道です。格言には、「わが子よ,・・・私のおきてを心から守ってほしい。そうすれば,長く生きて平和な日々を送れ」とあります。(格言3:1,2新世界訳改訂版)さらに、伝道の書は、「真の神を畏れる人たちが良い結果を得る」と述べています。(伝道の書8:12新世界訳改訂版)


 ですから、基本的に聖書の教えに従うならば、わたしたちの命の日を長くし、より平和な日々を送ることになります。


  しかし、聖書は神に従う時、命が失われたり、短くなる場合があることを否定してはいません。イエスはご自分に従うクリスチャンたちが迫害され、「苦難を味わい,殺され」る時がくることを予告されました。(マタイ24:9)しかし、「困難で危機的な」「終わりの時代」リスクのない生き方は存在しません。(テモテ第一3:1)


 どんな生き方をしても、落とし穴があったり、欺かれて命を落としたりする危険があります。しかし、エホバ神の導きや助けがない生き方をするのは、今の危機的な真っ暗な時代に、懐中電灯もなしに歩くことになぞらえられます。その生き方は、おおむね。死亡率が高いと思います。また、神からの将来の永遠の命の保証も得られません。聖書の神に信仰のない人々はそのような気の毒な生き方をしています。



0walking in darkness

この危機的な時代に神の導きと助けなしに生きるのは暗い夜道をライトなしに歩くのになぞらえられる−落とし穴に落ちる可能性が高い

 


 一方、エホバはご自分について、「あなたのためになる生き方を教え,あなたを導いて正しい道を歩ませる 」と言われています。(イザヤ48:17)神と共に歩むのは、小さな幼子が父親と手をとって危険な道を歩むことになぞらえられます。危険や落とし穴を避けることができます。


0walking with god
神と共に歩むのは幼子が子供を気遣う愛ある父親と共に歩むのになぞらえられる−危険や落とし穴を避けることができる




  また、神の目に正しい生き方、愛に基づいた生き方をすることに、リスクが伴っても、そのような生き方をする価値があります。
さらに、私たちがエホバ神に信仰を持ち、頼る時、全体的、また最終的には、生存率が高くなります。



  なぜなら、エホバ神は愛の神で、わたしたちが今の時代であっても、幸福で平和な生活を送ることを望んでおられるからです。(ヨハネ第一4:8)神に仕える生き方は、将来の永遠の命につながるだけでなく、現在の生活の上にもエホバ神の祝福を得られます。



 聖書は、「
神への専心はあらゆる面で有益です。今の生活と将来の生活が祝福されるからです。」と述べています。(テモテ第一4:8)


 私自身、エホバの証人として生活している間、神との良い関係を持ち、幾らかの問題に直面しながらも、神からの祝福と助けをいつも感じていました。そして、エホバの証人から排斥されてからでさえも自分に対する神の祝福は、ずっと感じています。


 ですから、神に敬虔な態度で神に専心し続けることは益があります。神に全き専心を捧げるならば、エホバ神から見守られ、エホバ神は喜んで助けてくださるのです。
(歴代第二16:9)わたしは決してお金持ちではありませんが、将来の希望があり、おおむね幸福です。


 そして、世の信仰のない人々が、神の言葉を知らないために、さまざまな苦難に直面しているのを見るにつけ、神の言葉を知っていることは自分に大きな益になっていると感じます。そして、わたしはどんな苦難に直面しても頼ることのできる方がいるのは、大きな強みです。


 でも、わたしたちが総合的に、良い結果を得るためには、エホバ神への信仰を保って、神に頼ってその助けをいただく必要があります。では、聖書は、エホバ神がどのような神であると描写しているでしょうか。エホバ神から祈りを聞いていただくためには、どのようにする必要がありますか。


(2)エホバ神はすべての物を創造された全能者なる愛の神


 日本人の場合、死んだ先祖を神として崇拝する場合が多いです。例えば、靖国神社では、日本のために貢献して命を落とした兵士や他の人々が崇拝されています。また、天皇を神の子孫として崇拝する場合もあります。また、山や木などの自然界の事物を神として崇拝することがあります。



0yasukuni shrine2

日本人は死んだ先祖や偉人を崇拝する場合が多い






 しかし、聖書の神エホバ神は、人間ではありません。人間は聖書の中で「死にゆく人間」が「草」や「野の花」のようにはかないと述べられています。(詩編103:15)また、聖書は人間は死ぬと「土に戻る と述べています。(創世記3:19)ですから、死者に祈っても、何にもなりません。土に戻っている人は生きている人間のために何もすることができません。聖書の神は、人間が死んで神になったわけではありません。


0flowers

Guymartin1 
死にゆく人間は野の草や花のようにはかなく短命で終わります



0a class war criminals



Toshihiro Gamo
194
原典
English: Japanese book "Asahi Historical Photographs Library: War and People
1940-1949 Vol.4" published by Asahi Shimbun Company. 
This photograph has already been made public.
日本語: 朝日新聞社「朝日歴史写真ライブラリー 戦争と庶民1940-1949 第4巻」より。
なお、この写真は既に公表済である。 護送バスの中のA級戦犯たち
死者を崇拝しても・・・

0skeleton in the soil

土に戻っているので生きている人のために何もできません




一方、聖書の神は、「永遠」の昔から「永遠」の将来にわたって生きておられる方です。(詩編90:2)神は、この世界に時間が存在する前から存在しておられた方です。


  聖書の最初の本創世記には、「初めに,神は天と地を創造した」と書かれています。(世記1:1)エホバ神は万物の創造者です。エホバ神は人間の住む地球や太陽系が含まれている宇宙全体を創造されました。(詩編148:3,5;146:6)

0starry sky1

エホバ神は太陽と月と星を創造された創造者で永遠に生きておられる全能者



  エホバ神はまた天の星と地球と、その上に存在するあらゆる植物と動物と海の生物を創造されました。





                                       


エホバ神は地上と海に満ちる・・・


魚と・・・

動物と植物を創造された





 神はご自分について、「膨大な活力と驚異的な力を持っている」と言われています。(イザヤ40:26)エホバ神は、全宇宙を造られた計り知れないエネルギーを持たれる方です。全宇宙の物質のエネルギーは、エホバ神のエネルギーの一部が物質化したものです。



 ですから、エホバ神は「全能者」で、どんな人間も、また、悪魔サタンや悪霊たちにしても、誰もエホバ神の力に対抗することはできません。
(啓示4:8) 



(3)エホバ神はわたしたちの命の源




さらに、エホバ神は、太古の昔に中東の「エデンの園」に最初の人間夫婦アダムとエバを創造されて置かれました。(創世記2:15)現在、地上に生きているあらゆる国籍と民族の人々は、アダムとエバの子孫です。ですから、エホバ神はわたしたちの「命の源」です。(詩編36:9)



0adam and eve4
人類は最初の人間夫婦アダムとエバから派生してきた



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Tomb of Eve, photograph found in The story of a Pilgrimage to Hijaz by Nawab Sultan Jahan Begam, Calcutta 1913, p. 86-87
サウジアラビアのメッカの西70kmにはエバの墓とされる墳墓があるー上図は1913年の写真ーエバはエデンの園から追放されてアラビアで生活したことも考えられる



  エホバ神は、人間の体の造りと、人間が心身ともに健康に暮らせるかについて、誰よりも、人間自身よりもご存知です。ですから、人間は、将来エホバ神によって天で不滅の霊者として、また信仰のない人々は、この地上で人間として復活させられます。それで、人が死ぬのは悲しいことですが、私たちはエホバ神による死者の復活の約束があるので、過度の悲しみに飲み込まれないようにできます。(ヨハネ5:28,29) 


 人間はエホバ神に近づくと、滅びてしまいます。ですから、私たち人間はエホバ神を、見ることができません。 (出エジプト33:20)ですから、何か目に見える物をエホバ神になぞらえるのはとんでもないことです。


(4)エホバ神は悪魔サタンと悪霊の崇拝に反対されている


 
悪魔サタンや悪霊を崇拝しても、彼らは人間の福祉を願っているわけではないので、現在と将来の命を失う結果になるだけです。彼らは「人殺し」で人間の命のことを決して大切に考えてはいません。(ヨハネ8:44)




​サタンはアダムとエバから永遠の命を奪った人殺しで人間の幸福を願ってはいない​


 
また、悪魔サタンや悪霊は死者が霊として生きているという偽りで人間をだまして、自分たちを崇拝させるよう取り計らっています。(ヨハネ8:44)





​アダムとエバは罪を犯したために老人になり死んで土に戻った​


​​
昔悪霊は死んだ預言者サムエルのふりをしてサウル王の前に出てきた​
意識のある死者のふりをしているのは悪霊



Tojo before the International Military Tribunal for the Far East

 死んだ人の霊を慰めるという目的で大勢の人を殺害した人を記念するなら悪霊を崇拝することになりエホバの不興を買う



(5)エホバ神はご自分を偶像になぞらえて崇拝されることは受け入れられない


  神をどんな物体になぞらえることができません。エホバ神は、「私はエホバ。それが私の名。私は・・・自分の栄誉をどんな彫像にも与えない。」と言われています。(イザヤ42:8)エホバ神は、偶像をご自分になぞらえて崇拝するのをきらわれます。


0thunder god


上の図は雷の神―エホバ神はご自分を上の雷の神など何かになぞらえて崇拝されることを認められない




 エホバ神は、霊の体をお持ちです。また、光の神とも言われています。「神は光であり、神の中に闇は全くない」と聖書に書かれています。(ヨハネ第一1:5)霊者のみ使いはエホバ神を見たり話をしたりすることができます。



0jehovah is light of god

エホバ神は天におられる光の神






(6)どうすればエホバ神との良い関係を築き祈りを聞いていただけますか


 エホバ神の是認と助けを得るためには、個人的にも会衆毎にも、神の律法を守って、淫行や殺人や心霊術や偶像崇拝などの神の律法違反がクリスチャン会衆に絶対に起きないように努力をすることが求められます。(啓示21:8)


 神の律法の違反があると、神との関係が損なわれるので、神の保護を得ることができず、生存率が悪くなります。神の律法違反があると、わたしたちが神の助けを呼び求めても聞いていただけないからです。格言は、「律法を聞こうとしない人,その人の祈りさえ忌まわしい。」と述べています。(格言28:9新世界訳改訂版)


 

0ise shrine visit


江戸村のとくぞう   伊勢神社参り

エホバ神以外の神を崇拝する偶像崇拝をしたり・・・




0buddhist monk chanting
死者の霊が存在すると考えて崇拝するなら死者は存在していないので悪霊を崇拝することになる
0burning incence offering


存在しない死者の霊に犠牲を捧げて死者を崇拝するならエホバ神の怒りを買うことになります

エホバ神以外の神の崇拝を避けることが求められます



0no gan

殺人・・・

0flee from fornication1


性的な不道徳などを避けて神の不興を買わないようにする必要がある



 エホバ神が、私たちの罪が許されるような備えを設けてくださっていることは、とても感謝すべきことです。わたしたちは、皆罪人で、罪を犯しやすい傾向を先祖アダムから受け継いでいるからです。



 また、私たちは、以前は聖書の神エホバが存在することや、そのご要求を知らなかったかもしれません。そのために、はなはだしく神の律法に違反していたかもしれません。


0jesus sacrifice


キリストの贖いの犠牲に基づいて罪の許しを祈り求め・・・

0prayer20

エホバ神との良い関係を保つことが必要



 

 それで、罪を犯した場合は、キリストの贖いの犠牲に基づいて罪の許しを求めることが必要です。(ヨハネ第一2:2)


(7)エホバ神は祈りを聞かれ人間生活に介入される


 エホバ神は祈りを聞かれる方です。(詩編65:2)エホバ神が祈りを聞かれることによって、人間世界に起こることは異なってきます。祈りによって世界で起きることが動いている場合も多いと思います。


 例えば、一世紀には、まずステファノが石打ちで殉教してしまいました。(使徒7:59,60)さらに、ヨハネの兄弟ヤコブが剣で殺害されました。(使徒12:2)さらに、使徒ペテロは、一度目に投獄された時に、神のみ使いによって解放されましたが、また、投獄されてしまいました。(使徒5:18-20)


 ステファノやヤコブの場合には、エルサレムの会衆の人々は祈る時間がなかったのだと思います。


 ペテロは、ヘロデ王による二度目の投獄で、ペテロは無酵母パンの祭りが過ぎたら、殺される予定でした。(使徒12:3,4)それで、そのままにされていたら、ペテロは初期クリスチャンの歴史の初めに殉教したクリスチャンのひとりになっていたと思います。


 しかし、ペテロについては、ペテロが牢屋に捕らわれている間、会衆で熱烈な祈りが捧げられました。(使徒12:5)その結果、エホバ神はみ使いを遣わされて、牢獄にいたペテロを解放しました。(使徒12:6-11)その結果、ペテロは初期クリスチャン会衆の歴史の中で、活躍を続けることができました。



0first century christian prayer
初期クリスチャン会衆による熱烈な祈りは事態を変化させた





 それで、私たちがエホバに祈りを捧げる時に、神のご意志であるなら事態は変化することがあります。ですから、何事でも神に頼って祈る方がいいのです。聖書は、「何も心配せず,いつでも祈り,祈願を捧げ,感謝しつつ,願いを神に知っていただくようにしましょう 」とあります。(フィリピ4:6)


  わたしたち人間の力ではどうしようもないことが数多くあります。一世紀のクリスチャン会衆の人々も、牢屋に入れられているペテロのために何もできなかったでしょう。でも、彼らが祈ったので、エホバ神がみ使いを用いて、ペテロは助けられたのです。それで、わたしたちの力で何もできないどんな問題でも、「いつでも」祈ることがいいです。すべてエホバ神に頼り、願いを知っていただくのがいいのです。


 そして、聖書の中では、ある祈りがその人の死後に聞き届けられるという事例も書かれています。ゼカリヤの祈りはその死後に聞かれました。(歴代第二24:22,24,25)ステファノの祈りもイエスの祈りも彼らの死後に聞かれました。(使徒7:60;8:1。ルカ23:34)


 ステファノの祈りのおかげで、彼の殺害に関与したサウロはクリスチャンになりました。(使徒9:3-6)イエスの祈りのおかげで、ローマの兵士やイエスの殺害に関与した祭司たちでさえ、信仰を抱く人が現れました。(フィリピ4:22。使徒6:7)


 ですから、たとえ、祈ったその当人が死ぬことがあっても、祈りは聞かれるのですから、祈りはとても重要です。私たちは神への奉仕として祈りしかできなくても、それはエホバへの崇拝にあって、とても大きな貢献になります。


(8)祈りを聞かれたわたしヨハネの経験


 私たちはあらゆる事柄について祈るべきです。わたしも、ある祈りに関しては、劇的に聞かれることを何度も経験してきました。


 
例えば、台風などの被害が大きくならいないようにという種類の祈りは、劇的に聞かれることがよくあります。わたしは以前は台風が毎年来る地域に住んでいたので、台風についてはよく祈りました。


 すると、ある場合は、わたしも驚きましたが、台風が気象衛星の天気図から突然、ほとんど消えてしまったことがありました。それは、別の人もそうなりましたねと認めていました。また、別の時には、台風がある地域からすごいスピードで過ぎ去って被害が大きくならなかったり、ほとんどなかったりしたこともあります。ある地域がすでに甚大な被害を受けたので、今度はそこには台風の被害がないようにと祈ると、台風がその地域をそれたりしたりしたことも何度もあります。


 わたしが捧げるある種の祈りが劇的に聞かれるのは、一応、わたしはエホバ神に専心していて、神の律法を守り、偶像崇拝や淫行などを避けているからだと思います。でも、わたしも不完全ですから、若い時から、完全に神の基準に適合してきたわけではなく、今もそうであるわけではありません。でも、足りない部分は、キリストの贖いの犠牲に基づいて、エホバ神に罪の許しをお願いします。


 わたしも気の毒に思う他の地域の人々のためにもちろん、祈ります。でも、わたしは台風などの際には、通常、エホバ神に信仰をもって祈る人がその地域にいる場合に、聞いてくださいと祈ります。それで、その災いが起きる地域の人々が自分で信仰をもって自分たちの上にエホバ神に憐みを祈り求めるのが当然だと思います。


 私も、世界のすべての災いについて祈っているわけにはいかないからです。あらゆることについて、四六時中祈ってばっかりいなければならなくなり通常業務ができなくなります。でも、祈りはそうしてもいいくらい重要ではあると思います。



 祈りは万能薬ではなく、それによって世界の問題が全部解決するわけではありませんが、世界の苦難を緩和し、良い方向に向け、わたしたちとエホバ神との関係をより良いものにすると思います。


 でも、私もすぐには聞かれない祈りもあります。聖書の中には、エリヤが雨が降るようにという祈りを聞いていただくために、同じことを七度祈ったと考えられます。(列王第一18:42-44)それで、祈りが聞かれるまで、辛抱強く何度も祈ることが必要です。簡単に一度だけ祈っただけでは聞かれないことがあると思います。その祈りに対するわたしたちの本気度も試されるでしょう。


 さらに、エホバ神が存在しておられて、私たちの祈りが聞かれるという信仰が求められることもあると思います。イエスはある祈りが聞かれなかったことの理由として「信仰が少ないからです」と説明されたこともあります。そして、「からしの種ほどの信仰があるなら,この山に,『ここからあそこに移れ』と言うとしても,それは移るのであり,何事も不可能ではありません 」と言われました。(マタイ17:20)


 そして、イエスは私たちに「常に祈り,諦めてはならない」ようにと助言してくださいました。(ルカ18:1)エホバ神は確かに存在しておられ、私たちの祈りを聞く力を持っておられるのですから、神のご意志に調和していると考えるならば、あきらめないで祈り続けることが必要です。


 私自身も、願っても聞き届けていただけてない祈りがあるので、あきらめないで祈り続けようと考えています。



0mountain moving
イエスは私たちの祈りによって不動の山でさえ動くと言われた



(9)神に是認される立場を保ち重要なことについて祈りそのために努力する



 誰かが、例えば、わたしがすべての重大な物事を把握しているとは限らず、わたしも、重要なことを見落としていることがあると思います。でも、世界にはとても重要なことがたくさんあります。それで、誰でも、世界で祈るべき重大なことが起きていると気づくならば、そのことについてエホバ神に祈るべきだと思います。


 それで、各自はエホバ神に祈りを聞き届けていただきたいなら、神の律法を守り、神の言葉に従って、エホバ神の是認を保たれるように努力することができます。そして、自分が分かっている重要なことの解決について、自分の力だけに頼るのではなく、エホバ神に頼ることが必要です。(箴言3:5,6)


 エレミヤ書にはこう述べられています。「単なる人に頼り,人間の力を当てにし,心がエホバから離れていく人は,災いを受ける。・・・エホバに頼る人,エホバを信頼する人は祝福される。 (エレミヤ17:5,7)それで、他の何物でもなく、エホバ神にその問題を知らせて、解決を仰ぐことができます。


 そして、祈ったならば、その祈りに調和した行動を何でもとることができます。各自の祈りに調和した行動は、エホバ神がその人の祈りをより一層、聞き届けやすくします。わたしたちは、全能の神エホバ神に信仰を保ち、キリストの贖いの犠牲に頼りながら、祈り続けていきましょう。


0christian prayer12
エホバ神に信仰を持ってあきらめないで祈り続けましょう


 






北の王がすぐに第一回目の軍事行動をとるかもしれないという推測で読者を動揺させたかもしれないことについてのお詫び

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    わたしは、最近ダニエル書で預言されている北の王が南に対する第一回目の総攻撃という軍事行動をまもにまもなくとるかもしれないと考えました。しかし、聖書預言を考慮した結果、現時点では、まだ、北の王がはっきり現れる状況になっていないと考えています。それで、短期間に、自説を覆したことは申し訳ありませんでした。


(1)最近のわたしの北の王に関する見解の変化


  2018年のエホバの証人の年次総会で、統治体が、ロシアが北の王だと発表しました。ですから、エホバの証人は、まもなく、ロシアによる米国に対する攻撃が行われて、大患難になると考えています。


 わたしはそのことについて、考慮しましたが、ロシアは聖書預言の北の王であり得ないので、たとえ、中国を仲間に引きいれて米国を攻撃しても、決して勝利を得ることはないということを述べる記事を出しました。


 しかし、イランがロシア側に立っているふしが見えたので、もし、イランがロシアと共に行動するのであれば、ロシア側が勝利するかもしれないと述べました。それは、イランが聖書預言の中で、北の王になりうる領土の中にいる国家だからです。


イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(12-1)エホバの証人の統治体の現代についての預言の解釈とそれに関する考察


 そのわたしの言葉を聞いて、米国に住む一部の人々は、もしかすると恐れを感じたかもしれません。でも、わたしはその時点で、北の王について見落としている聖書預言がありました。最近、啓示13章の預言を検討して、まだ、北の王に関するその預言が、どの国にも成就していないことが分かりました。


啓示13章の初めの野獣の頭にある致命的な傷を受けて治る野獣は北の王か南の王か

啓示13章の初めの野獣の実体と攻撃されるキリスト教の本拠地がどこかについての若干の解釈の変更

啓示13章に基づいてイランとトルコが連合国家を形成して北の王となる可能性について検討する


 そのために、まだ、イランははっきりと北の王とは判断できないと考えます。また、トルコにせよ、また、他の国々にせよ、どの国も北の王に関して、成就するべき預言がすべて成就している国家はありません。すると、ロシア側がたとえ、中国やイランなど他の中東の国を加えて米国を軍事攻撃するとしても、勝利を収める保証はないことになります。


(2)米国に住む人々に対するわたしの預言の解釈の影響


  そうすると、とりわけ、米国に住む人々の一部は、国外に出ようと一時的には考えて後、ほっとして考えを変えたかもしれません。それで、結果的に、わたしは一部のブログの読者を一時的にいたずらに動揺させたことになります。それは、申し訳ありませんでした。


 しかしながら、聖書の歴史や預言が、世界の覇権国が移り変わることを予告しているのは、事実だと思います。それで、イランが北の王でないとしても、また、北の王として強大になる状況が整っていないだけだとしても、いずれ、どこかの国が北の王として、現れてくると思います。


0world changing nations
聖書の預言は世界の覇権国が移り変わることを預言し歴史は確かに移り変わったことを示している





  それで、米国に住んでいる人々が、将来の北の王の軍事攻撃を考えて、米国から出ることを検討するのは賢明な事だと思います。(啓示18:4)さらに、移民として米国に移住するならば、やはり、将来の北の王の軍事攻撃に巻きまこれますから、米国に移住しない方がいいと思います。


 また、現在、とりわけ、米国トランプ政権は、中東や隣国のメキシコや南米などの外国の人々が移民として米国に来ることを拒んでいます。移民の外国人労働者たちが国内の米国人の雇用を奪っていると考えるからです。米国政府がそれを望まないのですから、米国への移民が米国内で良い扱いを受けることは期待できないでしょう。それゆえにも、米国に移ることは賢明ではないと思います。


 聖書預言からすると、米国は、いずれ、北の王による軍事攻撃で、戦場になる可能性があります。もちろん、それがいつになるかは分かりません。でも、その時がいつか訪れることになります。


(3)わたしの預言の解釈に対して反米感情の強い人々が受けたかもしれない影響



 一方、ロシアとイラン側が勝利するかもしれないという私の言葉を聞いて、反米感情を抱いている人々、あるいは、聖書預言が早く成就して欲しいと願う一部の人々は、一時的に喜んだかもしれません。しかし、その後、まだ、イランもどの国もはっきりと北の王であるとは断言できないというわたしの言葉を聞いてがっかりしたかもしれません。


 それで、わたしの聖書預言の解釈は、やはりそれらの人々を動揺させたかもしれません。それは、申し訳ありませんでした。


 ひとつには、わたしの聖書預言の解釈はまだ完成していないからです。今まで分からなかったいろんなことが新たに分かってきています。それで、新たに分かったことから、将来の見通しが異なってきます。まだ、米国が世界に覇権を振るう時代が続くことでしょう。


 そして、聖書の預言は、これからの世界情勢の進展について、私たちにとって指針となる有益な詳細な情報を提供しているように思います。それで、反米感情を持つ人々は、聖書預言を考慮して、慎重に行動するようにお勧めします。


 そして、聖書は諸国家に反米的な態度を勧めてはいません。将来、北の王は、おそらくその軍事的な成功のゆえに崇拝されることを聖書は預言しています。(啓示13:3,4)しかし、聖書は北の王もそれに従う北の王の崇拝者たちも、永遠の滅びを受けることを預言しています。(啓示13:8)


0king of the north8
北の王はその軍事的な成功のゆえに世界中から崇拝を受けることになりますが聖書は北の王を崇拝することを避けるよう警告している




 ですから、一番賢明なのは、北と南の抗争から離れていることです。殺人と流血から離れていることです。



 啓示の書は、悔い改めないで、「人を殺す者,性的に不道徳な者,心霊術を行う者,偶像を崇拝する者,偽りを語る全ての者は,火と硫黄が燃える湖に投げ込まれる。その湖は第二の死を表している」と述べています「第二の死」とは、復活しない事、あるいは、復活して後、滅ぼされることを意味しています。 (啓示21:8)



     殺人と流血、つまり戦争に巻き込まれることを避けることが、諸国家にとっても、経済的に一番益になります。そして、戦争に巻き込まれる時、国民の死亡率はとても高くなります。



 例えば、日本でも第二次世界大戦に巻き込まれた時には、およそ三百万人の死者が出て、その時期、非常に多くの十代、二十代男子が兵士として命を落としました。戦争を始めたいと感じる厳しい状況であっても、いったん戦争を始めると、その犠牲は大きなものとなり、死亡率は非常に高くなります。




0japanese young kamikaze pilots

Members of 72nd Shinbu Squadron. Three of the five are 17 years old and the other two are 18 and 19 years old. The photo was taken the day before their mission.
日本は太平洋大戦中前途有望な多くの十代の若者が殺人のために命を落とし三百万人もの死者が生じた
 





 また、参戦して殺人と流血を行うならば、その戦争での犠牲者自体は少なくてすんだとしても、その流血行為は、命の与え主の不興を買って、必ず、後で何らかの形でその応報を受けることを覚えておかなければならないと思います。


  結局、聖書は過去にエホバ神の計らいによって滅びた国家は、バビロンだけではないことを示しています。同じように流血を行ったアッシリアのニネベも軍事攻撃を受けて滅びました。(ナホム3:1,5)ですから、どの国民であっても、北の王でも南の王でも、また、他の国家であっても、エホバ神ははなはだしい流血に反対され、その応報を受けるようにされるからです。(ローマ12:19)




0nineveh


User:Fredarch Nineveh. Mound of eastern city wall viewed from outer rampart to the east. Reconstructed Shamash Gate near center. 
流血の都市ニネベはエホバ神の不興を買って滅びてしまった
ーどの国も流血を避けてエホバ神の是認を保つことが求められる




(4)南の王によって命を奪われてしまう神の民


 啓示の書は神の民が南の王によって命を奪われることを預言しています。(啓示17:6)しかし、正確に言うと、神の民は神の言葉に従うために、また証しのために、南の王のみならず、「地の住む者たち」によって迫害を受けます。(啓示6:9,10)しかし、その主な実行者は南の王です。そのために、神の民は南の王に早く応報が臨むように願うかもしれません。


 さらに、聖書預言が成就するのが早ければ、それだけ、神の王国の実現が早くなり、この地上が楽園になるのが早くなるのですから、現在、クリスチャンとしての信仰を持つ人々は、できるだけ早く聖書預言が成就して欲しいと望むのは当然かもしれません。

 

 しかし、私たちは自分たちだけが救われたらいいと考えるのではなく、他の人々も救いにあずかって欲しいと望むべきだと思います。


  私たちは、悪いことを続けようとする人がいても、そのような人々が早く滅びるのを望むべきではないでしょう。そのような人々が悪い振る舞いを反省して生き方を変えることを望むべきです。エホバ神もこのように言われています。「私は,悪い人の死を少しでも喜ぶだろうか。かえって,その人が悪い行いをやめて生き続けることを喜ぶのではないか (エゼキエル18:23)


 結局、邪悪な人々が生き方を変えるのには、時間がかかるのですから、私たちには辛抱強さが必要です。


 そして、北と南の間の紛争ができるだけ遅く到来する方が、ひとりでも多くの人が、聖書とその神の存在を知り、救いに至る可能性が高くなります。私たちは、ひとりでも多くの人がエホバ神の側に立って救われることを望むという辛抱強い態度が正しいと言えると思います。(ペテロ第二3:9)

 

 それで、私たちは、自分がエホバ神とイエス・キリストに信仰を持つようになったなら、他の人々も同様の信仰を持つように助けるために、猶予されている時間を用いるべきだと思います。自己中心的になって、自分だけが助かればいいという態度を取るべきではないと思います。


  さらに、クリスチャンが神に対する忠実さのために迫害されるという事態を全くなくすことはできませんが、南の王が神の民の命に酔うほどの状況になることを緩和することはできると思います。


0babylon the great 1

大いなるバビロンが神の民の血に酔うほどになる事態をどのように免れることができますか




 このような状況が起きるのは、神の民の側に失敗があるからだと思います。聖書は神の民の「軍」が「敵」の「剣」に引き渡されるのは、神の民の側の「違犯」のためであると述べています。(ダニエル8:12。詩編63:10)


 神に従う道は命の道であるはずだからです。聖書は神に従う時、命が失われたり、短くなる場合があることを否定してはいないとはいえ、神の律法に聞き従うならば、基本的に長く生きることを約束しているからです。(格言3:1,2新世界訳改訂版)


 それで、生存率を良くするためには、全知全能のエホバ神に頼ってその助けをいただく必要があります。そもそも命の与え主のエホバ神を、人間は見ることができません。「これまで神を見た人はいない」と聖書は述べています。(ヨハネ1:18)


  エホバ神は、全宇宙を造られた
計り知れないエネルギーを持たれる方なので、人間がエホバ神と近づくと、滅びてしまうからです。それで、神をどんな物体になぞらえることができません。エホバ神は、「私はエホバ。それが私の名。私は・・・自分の栄誉をどんな彫像にも与えない。」と言われています。(イザヤ42:8)エホバ神は、偶像をご自分になぞらえて崇拝するのをきらわれます。



0thunder god
上の図は雷の神―エホバ神はご自分を上の雷の神など何かになぞらえて崇拝されることを認められない




 エホバ神は、霊の体をお持ちです。また、光の神とも言われています。「神は光であり、神の中に闇は全くない」と聖書に書かれています。(ヨハネ第一1:5)
霊者のみ使いはエホバ神を見たり話をしたりすることができます。


0jehovah is light of god

エホバ神は天におられる光の神

イエスやみ使いたちは神を見て話をすることができる




 エホバ神の是認と助けを得るためには、神の律法を守って、淫行や殺人や心霊術や偶像崇拝などの神の律法違反がクリスチャン会衆に絶対に起きないように努力をすることが求められます。
(啓示21:8)


  また、罪を犯した場合は、キリストの贖いの犠牲に基づいて罪の許しを求めることが必要です。(ヨハネ第一2:2)





0shinto prayer
エホバ神以外の神を崇拝する偶像崇拝・・・

0prayer for the dead

死者を崇拝してエホバ神以外の神を崇拝するという違反を避けてエホバ神の是認を保つことが求められる




0no gan
殺人・・・

0flee from fornication1
性的な不道徳など神の律法に違反することを避けて

神の不興を買わないようにする必要があります


0jesus sacrifice

キリストの贖いの犠牲に基づいて罪の許しを祈り求め・・・

0prayer20
エホバ神との良い関係を保つことが必要




 神の律法の違反があると、神との関係が損なわれるので、神の保護を得ることができず、生存率が悪くなると思います。神の律法違反があると、わたしたちが神の助けを呼び求めても聞いていただけないからです。格言は、「律法を聞こうとしない人,その人の祈りさえ忌まわしい。」と述べています。(格言28:9新世界訳改訂版)


エホバ神は、神の民を保護してくださるはずなので、神との良い関係を持っていることは、わたしたちの命の保護につながるはずです。(詩編31:23。啓示3:10)そして、エホバ神は、秘密のキリスト教を認められず、ご自分への信仰を他の人の前で表明する人を認めて祈りを聞かれる方なので、神との関係を公言することも必要です。(ルカ12:8,9)


(5)いずれ聖書の預言は解明され理解されるようになりますがそれまで辛抱していただきたい事


 わたしは、他の人々が、聖書預言のより正確な解釈に導かれるように努力を払っています。しかし、その私も、聖書預言の解釈の途上にあります。聖書全体がまだ分かっているわけではありません。最近も、聖書預言について、新たに気づくことが少なくないです。それで、わたしが生きている間、聖書預言の研究に励んで、聖書の預言の意味をできるだけ解明し、できるだけ正確な預言の解釈にしたいと思います。



 ネットを見てみても、聖書預言が私たちの時代に成就することになるという信条を持っている欧米、またその他の地域の聖書研究者も多いです。Youtubeやネットでそのような新しい聖書預言の解釈は、数多く見られます。聖書はわたしたちの時代に聖書の知識が豊かに満ちあふれるようになると預言しています。ダニエル書には、「終わりの時」までに秘密にされていたことが、「多くの人「エホバの言葉」を求めて、巡り歩き,真の知識が満ちあふれ」ることを預言しています。(ダニエル12:4。アモス8:12)


 わたしの聖書預言の解釈も進んでいくと思います。でも、私も、まだ今なお、新しく解明する途上にありますので、小さな点ではこれからも調整があると思います。わたしの場合は、新しく解釈を調整する場合は、より一層、聖書的な根拠に基づいて、解釈し直します。そして、わたしが聖書の解釈を再調整する聖書的な根拠となる聖句を、逐一明示します。


 わたしが解釈する場合は、その聖書的な根拠が通常、他の聖書解釈者の場合よりも多いはずだと思います。それで、わたしの解釈をお調べになる場合は、その聖書的な根拠を参照されるようにお勧めします。


 それで、今後も聖書の解釈を調整する場合があるかもしれませんので、その点は申し訳ありません。でも、いつかは聖書全体がはっきり分かる時が来ると思います。それまで、辛抱してくださるようにお願い致します。



啓示13章の初めの野獣の頭にある致命的な傷を受けて治る野獣は北の王か南の王か

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  聖書の預言は、わたしたちの時代、また、わたしたちの子供や孫の時代に、諸国家にどんなことが起きてくるかを予告しています。聖書の預言は、とりわけ、ふたつの政治強国が争い合って、どちらも、最終的にはその流血の罪のために滅んでしまうことを預言しています。


   そして、聖書の預言は、わたしたちがどのように振る舞うのが最善なのかを教えています。


 聖書のとりわけダニエル書などは、世界情勢がどのように展開していくかを分かりやすく文字通りに予告しています。しかし、啓示の書など、他の預言書は、ダニエル書で予告されたことを、さらに詳細な情報をしるしなどを用いて付け加えています。


 今回の記事では、啓示13章に出てくる複合的な「初めの野獣 」が何を表わしているのか、また、致命的な傷が回復する野獣が、北の王と南の王とどちらを表わしているかをもう一度、再検討してみます。(啓示13:12)


  こうしたことを考慮すると、やはり、確かに、異なる聖書筆者の背後におひとりの聖書の神がおられて、終わりの時に住むわたしたちの益のために統一されたひとつの音信を伝えてくださっていることが分かります。


(1)ダニエル7章の四番目の獣の11本目の小さな角と3本の角


 ダニエル7章には海から出てくる四頭の獣が登場します。四頭目の獣は、ローマ帝国で、その獣の頭の10本の角は、ローマ帝国から派生する諸政府を表します。そして、四頭目の頭に11本目に生えてくる「別の小さな角」は、大いなるバビロンです。(ダニエル7:8)なぜなら、その11本目に生じる小さな角も大いなるバビロンも、どちらも火で焼き尽くされることになっているからです。(啓示17:16。ダニエル7:11)





0four beasts of daniel 7

ダニエル7章には海から出てくる4匹の獣が登場しおのおの政治強国とそれから派生する諸国家を表す





 では、この4匹目の獣の前に引き抜かれる3本の角は、何を表わすのでしょうか。(ダニエル8:8)わたしは、以前この3本の角は、米国の前に敗北する3つの国家を表わしていて、ドイツとイタリアなのではないかと考えました。そして、三本目の角はどこになるのだろうかと考えました。


 しかしながら、今まで米国の前に敗北した国家はすでに幾つもあります。例えば、イラクもシリアも米国の前に敗北しています。それで、この3本の角がどこの国家を表わすかは、判断が難しいです。


 でも、ダニエル11章によると、北の王は、三度南の王に総攻撃をしかけますが、二度目には敗北することになっています。ですから、この三本の角のうち1本は北の王を表わしていると解釈していいのかもしれません。しかしながら、北の王の場合は、「打ち負かされ」ても効果的に行動し、「聖なる所」を汚し荒廃させることになっているので、完全に南の王の前に引き抜かれたと言えないかもしれません。(ダニエル11:30,31)


 さらにこのダニエル7章の預言は、「人の子のような者」がエホバ神から王国を受けることを預言しています。そして、至上者の聖なる者たちも王国を受けます。ですから、ダニエル7章の預言は、イエスが再臨して神の王国の支配権を受ける時の状況を説明しているはずです。


(2)啓示13章に登場する「初めの野獣」とダニエル7章に登場する四匹の野獣との関係


 啓示13章には、最初に複合の野獣が登場します。その複合の野獣は、ダニエル7章に登場する四頭の野獣の特徴を併せ持っています。このように描写されています。「1匹の野獣が海から上ってきた。10本の角と7つの頭があり,角には10の王冠があり,頭には神を冒瀆する名が記されていた。私が見たその野獣はヒョウに似ていたが,足は熊の足のようで,口はライオンの口のようだった。そして,竜から力と座と大きな権威を与えられた。」(啓示13:1,2)


0revelation13 first beast
啓示13章の海から出てくる初めの獣の実体は何でしょうか


  

  ダニエル7章に登場する野獣は、バビロン、メディア・ペルシャ、ギリシャとそこから派生した諸国家、ローマ帝国とそこから派生した諸国家を表わしています。(ダニエル7:2-8)それで、わたしは最初には、啓示13章に登場する野獣とは、歴史の中で、中東、ヨーロッパ、西アジア、北アフリカに登場してきた諸政府を、長い歴史を俯瞰してまとめて表しているのかと考えました。


 確かに聖書は、何百年も存続し続けた帝国を一匹の野獣で表わしています。ですから、その存続期間が長くても、四つの帝国をひとつの獣として表すことはあり得ます。


 しかしながら、もうひとつの解釈があり得ます。聖書の中では、野獣と言う場合、通常、ひとつの政治国家、あるいは諸政府の複合体の実体を明確に表わします。例えば、緋色の野獣は、諸政府の複合体です。(啓示17:3)


 ですから、啓示13章の「初めの野獣」の場合も、わたしが最初に解釈したような漠然とした抽象的な存在ではなく、もっと明確な実体を表わしていると解釈する方が、より正しいのではないかと思います。ここで、解釈の変更をするので、申し訳ありません。ここで解釈の変更をすると、聖書預言の成就はまだ先になるということになるようです。


 そして、啓示の書のしるしは、「主の日」に成就することになっています。(啓示1:10)ですから、この啓示13章に登場する野獣とは、とりわけ、「主の日」、すなわちわたしたちの時代に登場する政治的な複合体と解釈する方が妥当かもしれません。


(3)ダニエル7章の4頭の野獣と啓示13章の初めの野獣の頭の数と角の数


 ダニエル7章の4匹目の野獣は、最初に10本の角を持っていましたが、後ほど「別の小さな角が生えてきます。そして、その小さな角の前に、4匹目の野獣の頭にある10本の角のうち3本が引き抜かれます。(ダニエル7:8)


 ですから、ダニエル7章の4匹目の野獣は、合計11本の角があることになります。さらに、3本が引き抜かれると、最後には全部で8本の角ということになります。4匹目の野獣が、ローマ帝国で、その小さな角とは、ローマ帝国がおおむね衰えてしまった後に、興隆した米国と考えるのがふさわしいのではないかと思います。



0small horn
ローマ帝国の野獣の頭に後で生えてきた小さな角とは米国ではないか





 一方、啓示13章の野獣は、ダニエル7章の四頭の野獣の全部の特徴を併せ持っています。ライオン、熊、豹のようです。しかし、啓示13章の野獣の頭にあるのは、「10の角と7つの頭」だけです。(啓示13:1)


  ですから、ダニエル7章の四匹の頭にある角の数は、三匹目の獣まで、角はなく、四匹目が11本の角を持っているのですから、啓示13章の初めの獣の方が1本だけ少ないです。それ以外には、啓示13章の「始めの野獣」は、ダニエル7章の四頭の野獣の全部の特徴を持っています。



 啓示13章の初めの野獣は、七つの頭を持っています。七つの頭は、ダニエル7章の4匹の獣の頭の数を合計したものです。すなわち、ライオンのような獣の頭ひとつ、次の熊のような獣の頭のひとつ、三番目の豹のような獣の四つの頭、最後に一番強力な四番目の獣の頭ひとつです。合計七つの頭になります。


 ですから、啓示13章の初めの獣は、頭の数に関しては、ダニエル7章の四頭の獣の特徴を全部併せ持っています。ですから、ダニエル7章の4匹の獣と啓示13章の初めの獣は、何らかの仕方で関連があると考えていいことになります。それで、啓示13章の初めの野獣は、ダニエル7章の4匹の野獣を併せ持つ実体から米国を抜いた政治的軍事的国際組織と解釈できるかもしれません。



(3)啓示13章の初めの野獣とはEUだろうか



 聖書歴史の中で登場してきた四つの世界強国の領域で、統一を求める機運がすでに見られてきました。そのような動きは、例えば、EUで見られます。EUとは、European Union 欧州連合で、1991 創立されたヨーロッ地域統合体す。この組織は、軍事的な役割と経済的な役割を兼ね備えています。しかしながら、この組織は、現在、中東や中央アジアなどの諸国家を、ほとんど含んではいません。 


 1967年、ヨーロッパ共同体(EC)が誕生しました。このECは、経済統合や外交、安全保障などの面で、ヨーロッパを一つの国家に近づける欧州連合「EUへと繋がっていきました。最近、英国がEUから離れる動きが見られていますが、大きな流れとしては、EUは拡大の傾向にあります。


 Wikiからの情報によると、2007年にブルガリアとルーマニアが、2013年にクロアチアが加盟しました。20192トルコ北マケドニアモンテネグロセルビアアルバニア5か国は正式な加盟候補国として認定されています。


  EUの公式のwebsiteを確認すると、ボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボは、まだEU加盟の要求が満たされていないとあります。


 しかし、EUが、これからさらに、発展、拡大していって、旧バビロン、メディア・ペルシャ、ギリシャ、ローマ帝国の旧領土の諸政府をさらに、含むということになれば、EUが、啓示13の海から上がってくる初めの野獣を表わしているということになるかもしれません。


 しかしながら、現在のところ、EUは、啓示13章で描写されている「初めの野獣」が包含するはずの領土のすべてを網羅してはいないので、EUが「初めの野獣」を表わしているとは、まだ、断言できません。それで、EUがどのように発展していくのかを成り行きをみなければ分かりませんが、EUの可能性もあります。
 

  
 啓示
13章の「初めの野獣」が表している実体は何か、別の組織を検討してみます。


(4)啓示13章の初めの野獣 とはNATOなのか


 北大西洋条約機構(きたたいせいようじょうやくきこう)は、北大西洋条約に基づき、アメリカ合衆国を中心とした北アメリカ(アメリカとカナダ)およびヨーロッパ諸国によって1949結成された軍事同盟す。


 2017年時点で29カ国 です。アイスランド、アメリカ合衆国、イギリス、イタリア、オランダ、カナダ、デンマーク、ノルウェー、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルク、ギリシャ、トルコ、ドイツ、スペイン、チェコ、ハンガリー、ポーランド、エストニア、スロバキア、スロベニア、ブルガリア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、アルバニア、クロアチア、モンテネグロとなっています。




0nato
NATOはベルギーブリュッセルに本部があるヨーロッパ中心の軍事地域共同体





 非加盟のスウェーデン、フィンランドや日本などとも協力関係にあります。2019年にマケドニアの加盟が承認され30カ国になる予定です。


  英語圏では、North Atlantic Treaty Organization を略した NATO(ネイトー)と呼ばれ、日本やドイツ語圏では NATO(ナトー)、フランス語圏・スペイン語圏・ポルトガル語圏等では OTAN(オタン)と呼ばれますNATOはすでに、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争コソボ紛争マケドニア紛争アフガニスタン紛争 (2001-)2011年のリビア内戦に介入しています。


 しかし、NATOは、エジプト、西アジア、中央アジアなど、想定される地域の諸国家が含まれていません。さらに、イラン、その他の中東諸国も含まれていません。もし、イランが北の王ということになれば、NATOは、啓示13章の「初めの野獣」ではないかもしれません。そして、イランが含まれないのは、EUも同じです。


  もし、北の王がイラン以外の国家であるということであれば、EUやNATOが、「初めの野獣」であるという可能性もあります。しかしながら、啓示13章の「初めの野獣」が持つのは、10本の角です。普通、聖書の中で角も一つの国家、あるいは政権を表わしています。それで、おおむね、権威を振るう十の強大な国家が含まれているとみなすことができるのかもしれません。(ダニエル7:24;8:20-22)


(5)湾岸6か国の組織である湾岸協力理事会(GCC)


 湾岸協力理事会GCCが中東にあります。 GCCの構成国は、バハレーン、オマーン、カタル、サウディアラビア、アラブ首長国連邦、クウェイトです。この国際政治軍事組織はこれから拡大するかもしれませんが、まだ、啓示13章の「初めの野獣」が網羅すべき地域を網羅していません。北の王になる可能性があるかもしれないイランなどの国家も含んでいません。


 それで、現在のところ、どの組織が啓示13章の「初めの獣」になるのかは、事態の進展を見ていかなければ分かりません。あるいは、その地域を管轄する別の政治的軍事的な統合体が存在しているのに、わたしがその存在を知らないだけかもしれません。



(5)啓示13章の致命的な傷を受けても回復する始めの野獣の頭の実体にふたつの可能性



 啓示13章に登場する第一の野獣の七つの頭のひとつは、致命的な傷を受けますが、その傷は治り、全地の人々から崇拝を受けることになっています。(啓示13:3,4,8)この啓示13章に登場する第一の野獣の致命的な傷から回復する獣とは、南の王でしょうか。北の王でしょうか。


 ダニエル11章の預言からするなら、南の王は、一度目は北の王の総攻撃で敗北しますが、二度目の北の攻撃では、勝利をすることになります。ですから、南の王もある意味、致命的な傷を受けても、回復することになります。



 また、北の王も、ある意味、致命的な傷を受けますが、回復します。なぜなら、北の王は、二度目の南への総攻撃の途上で、南の同盟国によって「打ち負かされ」ます。(ダニエル11:30)しかし、その後、「聖なる所」に対する軍事攻撃に成功します。(ダニエル11:31)ですから、北の王も、致命的な傷を受けても、その威信は回復することになります。



(6)啓示13章の初めの獣の致命的な傷が回復する頭を北の王とみなしても良い理由


 ダニエル8章には、雄のやぎと雄羊の抗争が預言されています。「2本の角がある雄羊は,メディアとペルシャの王を表しています。毛深い雄ヤギはギリシャの王を表していて,目の間にあった大きな角は最初の王を表しています。」(ダニエル8:20,21)そして、雄やぎの頭にある大いなる角が折れて、後で4本の角が生えてきます。その4本の角のひとつが、北の王になります。




0goat against sheep daniel 8
ダニエル8章章ではギリシャを表わす雄やぎの大きな1本の角が折れて・・・




0goat with four horns

四本の角つまり四つの国家が生じる






 北の王は、ギリシャの王であるアレクサンドロス大王の領土から分かれた四つの帝国から出てきます。ですから、ここから、ギリシャには、いわば、四つの頭があると言うことができます。(ダニエル7:6) ダニエル8章によると、4本の角のひとつが北の王になります。(ダニエル8:22-24)



 さらに、ダニエル7章によると、ギリシャを表わす豹は四つの頭を持っています。四つの頭とは、ダニエル8章の雄ヤギの四つの角を意味しています。



0leopard with four heads
ギリシャを表わす豹の四つの頭は雄やぎの四本の角を意味する





0king of north
四つのギリシャ系の帝国のひとつから北の王が出てくる




 ですから、四つの頭のひとつが北の王になります。ですから、啓示13章の初めの野獣の7つの頭のうち、ひとつは北の王とみなしていいことになります。ですから、啓示13章の初めの野獣の七つの頭のうち、ひとつが致命的な傷を受けても、その致命的な傷が治る頭、また野獣は、北の王とみなせます。


 さらに、致命的な傷が治る野獣は、回復後、「聖なる人たちと戦って彼らを征服することを許され 」ます。(啓示13:7)一方、ダニエル11章の預言によると、北の王は、2度目の南との戦いで敗北後、「聖なる所」を攻撃して成功します。(ダニエル11:30,31)ですから、このことからも、致命的な傷がいやされる頭とは、北の王だと言えます。


  このことからしても、そのしるしの表す実体はまだ分からないにしても、ダニエル11章、ダニエル7章、ダニエル8章、啓示13章の預言の間に調和があります。しかしながら、まだ啓示13章の「初めの野獣」の実体が分からず、また、北の王の実体もまだはっきり分かりません。ですから、まだまだ、世界情勢がどのように動いていくかを注視し続けなければならないということになります。


(7)聖書の預言が注目している政治的な実体のひとつは北の王


 啓示17章には、聖なる人たちの血に酔うことになる大娼婦大いなるバビロンが登場します。(啓示17:1,6)わたしはこの大娼婦は南の王米国を表わすと解釈しています。それで、確かに聖書は、南の王に注目していますが、北の王を、南の王と同等あるいはそれ以上に注目しています。


  ダニエル11章では、北の王があらゆる神より自分を上だと考えることが預言されています。(ダニエル11:36)そして、啓示13章では、北の王が、致命的な傷を受けても回復し、全地の人々から崇拝を受けることを予告しています。


 ですから、聖書は、北の王が成功することによって、全地の人々の崇拝を受けることを予告していますが、わたしたちクリスチャンが北の王の崇拝をして、北の王と行動を共にすることのないように警告していると思います。


 わたしたちは、聖書の預言の言葉に信仰を持つのであれば、聖書の預言に霊感を与えた神を恐れて、北の王も南の王も崇拝しないように、また、どちらの王にも付き従って殺人や流血をしないように警告を受けます。


(8)最初の北の王は全地の人々の崇拝を受け野獣の像が作られた後大患難が勃発する


 聖書は最初の北の王が崇拝を受ける時に、野獣の像が作られることを予告しています。(啓示13:3,4,8,12。ダニエル11:31)また、その野獣の像は、大娼婦を憎んで、総攻撃をしかけることを予告しています。(啓示17:16)北の王と、彼の崇拝者たち、野獣の像は、南の王とその同盟国に最後の総攻撃を加えることが預言されています。


 ですから、神の民は、北の王が全地で崇拝され、野獣の像が作られるのを見たならば、あるいは、北の王が「聖なる所」を軍事攻撃をするのを見たならば、「山に逃げ」る必要があります。(マタイ24:15,16)山に逃げなければ、北の王に率いられる軍勢の進路に当たるところにいる人々は、命を失うことになります。


 私たちはその時には、山に逃れることによって、命を守る手段を講じて大患難が起こる戦場にいないようにする必要があります。そのようにして、大患難を生き残る信仰の人々の数は、数えきれない数になります。(啓示7:9,14)それらの大群衆は、イエスの贖いの犠牲に頼っているので、この地上で生きている人間として永遠に生き続けることができます。
















啓示13章に基づいてイランとトルコが連合国家を形成して北の王となる可能性について検討する

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 今回、北の王が2国の連合国家になる可能性についてお知らせします。啓示13章で2番目に登場する「子羊のような2本の角」がある野獣は北の王です。「子羊のような2本の角」があるということは、北の王が、ふたつの国の併合国家になる可能性があることを示しています。このことにわたしが気づくのが遅かったことは申し訳ありませんでした。


(1)啓示13章の「別の野獣」は「荒廃をもたらす極めて不快なもの」を設立する北の王


 啓示13章の後半に、二頭目の野獣が出てきます。「子羊のような2本の角」のある「別の野獣」です。(啓示13:11)この野獣は、致命的な傷を受けて回復した野獣のために「像」を作ることを提唱します。(啓示13:14)




 ダニエル11章で「荒廃をもたらす極めて不快なもの」を据えるのは、南の王ではなく、北の王です。(ダニエル11:31新世界訳改訂版)エホバの証人は、「荒廃をもたらす極めて不快なもの」を据えるのは、南の王だとみなしています。ですから、啓示13章の「別の野獣」は米国だと解釈しています。



 しかし、ダニエル
11章の文脈を見ると、キッテムの船に打ち負かされ、「聖なる所」を汚す者たちが、「荒廃をもたらす極めて不快なもの」を据えます。



 ですから、「荒廃をもたらす極めて不快なもの」を据えるのは主に北の王です。(ダニエル11:31)ですから、この二頭目の野獣は、「荒廃をもたらす極めて不快なもの」を設立する北の王の後継者だと私は解釈しています。





(2)「極めて不快なもの」とは偶像を意味する


 ダニエル11章の「極めて不快なもの」とは、a New English translation of the Septuagintでは、”an abomination と訳されています。このNETの翻訳は、古代の70人訳に基づいているのでかなり信頼度が高いと考えられます。このabominationとは、日本語の訳語では、「嫌悪を引き起こす[ひどくきらわれる]もの[こと]」です。(小学館プログレッシブ英和中辞典 ) (ダニエル11:31)


 この「極めて不快なもの」と訳されているヘブライ語の原語は、ストロングの聖書用語辞典では、名詞でDisgusting, filthy, idolatrous, an idolと定義されています。an Idolとは、偶像を意味しますから、北の王が設立する「荒廃をもたらす極めて不快なもの」は、「偶像」であるとみなしていいことになります。(ダニエル11:31)北の王は、ある種の偶像を据えることになります。




 0north king1

ダニエル11章によると像を据えることになるのは北の王とその仲間たち



 そして、啓示13章の「別の野獣」は像を致命的な傷を受けても回復した野獣、すなわち北の王を記念するものとして野獣の「像」を設立することを提唱します。(啓示13:14)ですから、ある政治指導者、あるいは、ある国家をたたえてある種の像を設立するよう唱道することになります。



        0two beasts of revelation13
啓示13章の地から出てくる子羊のような二本の角のある野獣(右側)は・・・


0beast out of the earth urges to make an idol

致命的な傷を負って回復した野獣の頭の像を作り崇拝する
         ことを提唱する




 北の王の設立する「荒廃をもたらす極めて不快なもの」とは、ひとつの複合的な野獣、もしくは何らかの国際組織、すなわち、ひとつの政治的な実体であるはずです。(ダニエル11:31)北の王は、啓示13章の「初めの野獣」に対して、とりわけ、北の王を崇拝するための像を作ることを提唱するはずです。



  啓示
13章の野獣は、過去の4つの古代帝国の領土、つまり、エジプト、ヨーロッパ、中東、中央アジア、東ヨーロッパなどに及ぶ連合国家、あるいは国際組織であると私は現在考えています。ですから、北の王は、とりわけ、その地域を中心に、北の王を崇拝する国際組織を提唱するのではないかと思います。


 現時点で、この北の王が設立する野獣の像は、啓示17章の緋色の野獣ではないかと考えています。ですから、この啓示13章の「初めの野獣」と啓示17章の緋色の野獣は、どこかの時点でいったん存在しなくなると考えられると思います。この点は、また別の機会に詳細に検討します。



(3)子羊のような二本の角を持つとはとにかく北の王がキリスト教を奉じていることを意味する


 この野獣が「子羊のような二本の角」を持っているということは、二通りのことを意味し得ます。ひとつは、イエスが預言的に「神の子羊」で表わされているので、羊であるということは、キリスト教の様相をしていることを意味しています。(ヨハネ1:29)ですから、北の王の後継者が、たとえ、背教していても、とにかくキリスト教を奉じているということです。


(4)二本の角を持つとは北の王がふたつの民族あるいはふたつの王国によって構成される連合国家であることを意味し得る


 「別の野獣」が2本の角を持つとは、この北の王の後継者が、ふたつの国の連合国家、もしくは、国内に二つの主要な民族の政治勢力を持っているということを意味すると思います。


 なぜなら、昔、ダニエルの預言の中の2本の角を持つ雄羊は、「メディアとペルシャの王」を意味していたからです。(ダニエル8:20新世界訳改訂版)



0male sheep with tow horns
二本の角を持つ雄羊はメディアとペルシャの王を表わしていたので・・・




  最初は、メディア国が覇権を振るっており、ペルシャはメディアに服属していましたが、ペルシャ帝国は、メディア王国を滅ぼして征服し、その支配下に置きました。しかし、その後もメディア人のペルシャ帝国内での影響力はとても大きいものがありました。ペルシャ帝国は、メディア王国の地方統治制度を採用し、メディア語を用いました。そして、後で、ペルシャの法律は、「メディアとペルシャの法律」と言われ、メディア人はペルシャ人と同化し区別されなくなったということです。(ダニエル6:8)



  このことは、「2本の角は長かったが,一方が他方よりも長く,長い方は後から伸びたものだった という聖書預言の描写と一致しています。(ダニエル8:3)

0two horns of ram
雄羊の二本の角はメディアとペルシャの二つの王を表わしていて一方が後で長くなった




 それで、2本の角を持つとは、ふたつの国家がひとつの国家を形成するようになることも意味します。さらに、国内にふたつの政治勢力を持つことを意味するかもしれません。それで、北の王がふたつの国の連合国になる可能性があります。




           0beast with lamb like two horns
啓示13章の野獣が2本の角を持っていることはおそらく北の王
            が2国の連合王国となることを示している






 わたしは、イランは北の王になる可能性があると考えています。しかしながら、イランは現在のところ、国内に主に2つの政治勢力が占めているとは言えません。ですから、現在、その点では、イランは将来の北の王になる特徴を持ってはいないと言えます。



(5)トルコとはどんな国か


 さらに、もうひとつ北の王になる可能性があるように思われるトルコについて調べてみます。


 

 一応、イランとトルコが北の王として、イラン・トルコ二重帝国を形成する可能性を検討してみます。トルコは、基本的にイスラム教国です。イランは、おおむねシーア派で、トルコは、スンニ派ですが、現在、イランとトルコは比較的良好な関係にあります。


 

0turkey map
北の王になる可能性のあるトルコはどんな国ですか




 トルコのコンスタティノープルの大多数は、スンニ派のムスリムです。そして、コンスタティノープル総主教6世紀以来、広く3億人の正教会信徒の指導者として見なされていました。ところが、20世紀の多くの出来事により、トルコ内のギリシャ人はかなり減少し、イスタンブールのギリシャ人は21世紀初めに3,000人に減少しているとのことです。


 ですから、現在は、トルコのイスタンブールが、ギリシャ正教会の本拠地というのは、まったくの名目上で 実質上はそうではなくなっています。


 さらに、トルコは現在、スンニ派のイスラム国ということになっていますが、トルコ政府は世俗主義をとっています。聖書は北の王が、あらゆる宗教を下に見て、イスラム教でさえ、軽んじることを予告しています。北の王は、「自分の父祖たちの神を無視」することが予告されています。(ダニエル11:37)の点では、トルコは北の王の特徴を備えています。



(6)EUNATOが啓示13章の初めの野獣になりトルコが北の王になるのか



 まもなく、トルコが
EUに加わろうとしています。トルコが北の王になるのでしょうか。しかし、トルコの貿易関係を調べてみましたが、トルコは「小さな国民」によって支援されて、成長して「強大」になっているようにも見えません。(ダニエル11:23)また、トルコが、米国に対する攻撃の先頭に立ち、成功するのでしょうか。しかし、現在のところ、トルコは親米国です。それで、現在のところ、トルコが米国に対する攻撃の先頭に立つとも、思えません。


 

 それで、現時点では、トルコは、預言的な北の王の特徴をすべて備えているとは言えません。でも、現在、表面上、そのように見えているだけで、よく状況を観察してみると、事情は違ったりするのかもしれません。


 それで、現在の状況では、トルコがEUに加わっても、EUは北の王をそのメンバーとしているはずの啓示13章の初めの野獣になっているとは言えないようです。


 しかし、もし、万が一、イランがEUのメンバーになるようなことが起こるのであれば、イランが北の王で、EUが啓示13章の初めの野獣ということになるのかもしれません。そして、イランとトルコが2重連合王国になるのでしょうか。


 でも、基本、EUは、ヨーロッパ中心の地域をひとつの国家に結び合わせることを目指しています。トルコの場合は、昔からヨーロッパとのつながりが強かったですが、イランになると、完全に中東なので、EUに加わるようになる可能性はとても低いように見えます。



 さらに、イランが、現在、米国や
ヨーロッパ諸国に受け入れられていないので、この点からも、イランがEUに含まれることになる可能性は低いと思われます。


 そして、イランとトルコが友好国であるとは言っても、ふたつの国家が、それも離れているふたつの国家がひとつになるということはほとんど起きないように思います。しかも、両国はイスラム教の派が異なります。しかし、どちらかがどちらかを攻撃して、征服して、ひとつの国家になるということは起こりやすいと思います。


 イランとトルコは、イスラム教の派が異なるので、両国関係がどのように発展していくかも見ていく必要があります。


 最初の北の王が、南の王に対する攻撃に成功し、二度目の攻撃には、敗北し、その後、キリスト教の本拠地を攻撃し、それに成功した後に、北の王の後継者が登場することになっています。その国家は、二つの国の連合国になる可能性があります。



 しかしながら、トルコが必ずしも、イランと二重王国になるという確証はなく、別の国家が、北の王に併合されて、二重王国を形成するのかもしれません。


(7)イランがサウジ・アラビアを併合して併合国家になるのか


 もうひとつの可能性を検討してみます。ダニエル1124節の預言は、北の王についてこのように預言されています。「彼は・・・略奪品や戦利品を分配し,防備された場所を攻めることをたくらみますが,それはひとときの間だけです。 (ダニエル11:24新世界訳改訂版)この部分を、”New English Translation of the Septuagint” では、”he will give plunder and spoil and money to them. And he will take thought against the strong city, and his deliberations will be in vain.”となっています。


 わたしがNETのダニエル1124節の後半を日本語に試訳しますと、「彼はその強い都市に立ち向かって熟慮するが、彼の熟慮は無駄になるだろう」となります。それで、北の王は、豊かな地域を攻めて、略奪品やお金を人々に分配しますが、北の王の考え抜かれた企ては、無駄に終わるようです。


 このことの成就として考えられることがあります。今、イランとサウジアラビアとの関係がとても悪化しています。それで、将来、イランはサウジアラビアを攻めて、その戦利品を分配することになるのかもしれません。しかし、そのようになることが預言の成就であるとしても、北の王の成功は、一時的な成功で、サウジアラビアを完全に制圧することについては、うまくいかないようです。


 しかしながら、現在、イランとサウジアラビアの間で、両国間の問題を平和的に解決しようとする努力も払われています。


 しかし、将来的に、イランがもし、サウジアラビアを一時的にでも軍事的に制圧することになると、将来、イランとサウジアラビアの連合国家として、子羊のような2本の角がある野獣が出現することになるのかもしれません。(啓示13:11)


 ダニエル11章では、北の王の新たな政権が興ることを預言しています。この時に、北の王は、何らかの軍事的な成功を収めることになるのでしょうか。(ダニエル11:31)


 それとも、サウジアラビアが自発的にイランと連合国家を形成するように動くのでしょうか。啓示17章には、「10人の王は1つの考えを抱き,自分たちの力と権威を野獣に与えます。」とあります。(啓示17:13)ですから、他の王たちが北の王を中心とした政治的な実体に権威を与えることが預言されているので、その時、サウジアラビアが北の王のもとに集結するのでしょうか。 これは、まだ単なる憶測です。


(8)サウジアラビアは北の王が現れるはずの領土に含まれていない


 この項目は、最初にこの記事を出してから付け加えました。このことは、見落とすべきではないことでしたが、サウジアラビアは、北の王が現れるはずの領土に含まれていませんでした。すなわち、ギリシャのアレクサンドリア大王の領土に含まれている地域ではありませんでした。すると、サウジアラビアは、北の王になることはないことになります。


 すると、イランとサウジアラビアの二国が連合王国として北の王になる可能性はないことになります。申し訳ありませんでした。それで、現時点では、イランとトルコが将来的に二重連合王国を形成する可能性か、あるいは、イランもしくはトルコが他の国と二重連合王国を形成するか、あるいは、また、別の二国が二重国を形成する可能性を検討する必要があります。


 あるいは、イラン、あるいはトルコ、あるいはまた別の国の中で、二つの政治勢力が台頭するのか見ていかなければならないことになります。



(9)北の王に関する預言は現在まだ成就しているようには見えない


 今回は、イランとトルコが北の王になる可能性を検討してみました。しかし、全体的な印象では、まだはっきりと、北の王が現れる状況にはなっていないようです。また、イランには、現在のところ、啓示13章の前半の預言が成就しているようには見えません。それで、現在、まだ、啓示13章の初めの野獣の実体をわたしが取り違えているのかもしれません。また、まだ、北の王が登場する状況となっていないのではないかと思います。


 そして、北の王になる可能性のある国家は、他にも存在しています。また、別の解釈の可能性があるかもしれませんし、わたしたちの現在の予想とは異なる展開になる可能性も皆無ではありません。


啓示13章の初めの野獣の実体と攻撃されるキリスト教の本拠地がどこかについての若干の解釈の変更

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 啓示13章には、前半と後半で二頭の野獣が登場します。今回の記事では、その「初めの野獣」に関する若干の解釈の変更を説明します。さらに、ダニエル11章に出てくる北の王が攻撃する「聖なる所」がどこになるかについて若干の解釈の変更も説明したいと思います。


(1)啓示13章の初めの野獣に関する解釈の変更


 啓示13章の最初に出てくる野獣は、海から出てくる複合の野獣で、「初めの野獣」と言われています。(啓示13:12新世界訳改訂版)わたしは、以前は、この野獣について漠然とした解釈をしていました。でも、現在、「主の日」に登場する国境を超えた一つの国家組織、あるいは、国際組織ではないかと考えています。(啓示1:10)なぜなら、聖書の中では、一匹の野獣は、通常、ざっくり言うと、明確にひとつの帝国を表すからです。


 この初めの野獣は、ダニエル7章に登場する四つの獣の領土に登場するはずです。ですから、以前、バビロン、メディア・ペルシャ、ギリシャ、ローマのその派生国の領土に存在する国家、もしくは、国際組織のはずです。ですから、その領土は、エジプトなどの北アフリカ、ヨーロッパの大部分、中東、東ヨーロッパ、中央アジアの一部まで含むと思います。


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啓示13章の初めの獣はライオン・熊・豹・恐ろしい獣の特徴を持っていた


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啓示13章の初めの野獣はダニエル7章の四匹の野獣の特徴を全部持っていた―四つの古代帝国の領土を包含しているはず




 以前は東ヨーロッパは含まないと考えていましたが、今は、含まれると考えるのは、東ヨーロッパが、ダニエル7章の四匹目の野獣のローマ帝国の派生国に含まれると言えるからです。


 なぜなら、東ローマ帝国の滅亡後、15世紀の終わりごろ、モスクワ大公国が、モスクワを(ローマのローマ帝国、コンスタンティノープルの東ローマ帝国に続く)「第3のローマ」と証し、ロシア皇帝の称号を名乗ったという歴史的な事実があるからです。ですから、モスクワ大公国もローマ帝国の後継国とみなせます。ですから、東ヨーロッパもローマ帝国から派生した国家で、ダニエル7章の四匹目の野獣が表していた領土であるとみなせると思います。


 この啓示13章に登場する野獣は、EU(European Union) である可能性もあります。EUは、「初めの野獣」が包含することを予告された領域を包含することになるのかもしれません。EUは国際的なひとつの複合国家として発展していくのかもしれません。事態がどのように進展していくのか、世界情勢を見守っていく必要があります。


(2)啓示13章の野獣を限定したEUあるいはNATOという解釈の方が現在の状況に合致しているのではないか


 EUNATOは密接な関係があります。そして、第二次大戦後に行われた国際紛争は、とりわけ、最近は、ダニエル7章の四つの古代帝国の領域で、しかも、その領域に存在する現代の諸国家によって行われることが多かったです。つまり、現代において、国際紛争はアメリカ主導で、NATOのメンバー国が加わって行われる場合が多くなっています。


 ですから、啓示17章に登場する緋色の野獣が、EUもしくは、NATOであるという解釈の方が、それが国連軍であるという解釈よりも、より良く、この20世紀と21世紀初頭に行われた国際紛争の状況と合致しているのではないかと思います。



(3)啓示13章の「初めの野獣」の七つの頭は何を表わすか


 啓示13章の「初めの野獣」は、七つの頭を持っていますから、その野獣が表す領土は、主には、七つの国家に分けられるはずです。(啓示13:12新世界訳改訂版)


 なぜなら、ダニエル7章のギリシャを表わす豹も四つの頭を持っていました。この四つの頭は、国家をやはり表していました。ギリシャのアレクサンドロス大王の領土は、主に将軍たちが後継者戦争をした後に、四人の将軍たちによって分けられました。


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ギリシャを表わす豹の四つの頭はおのおの国家を表わすはず



  
ギリシャのアレクサンドロス大王の死後、シリアバビロニアイラン高原、小アジア東部を支配するセレウコス朝、キプロス、エジプトを支配するプトレマイオス朝、マケドニア本国を支配するカッサンドロス、トラキアと小アジア西部を支配するリュシマコス朝が成立しました。



 

  実は、小さな国が存在して、五つ、あるいはそれ以上に分かれたと考える人もいますが、とても小さな領土の国は無視されているようです。


 ディアドコイ戦争    


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0four kingdoms after alexander Captain_Blood
アレクサンドロス大王の死後ギリシャは主に四つの国に分裂した
豹の四つの頭は四つの国を表わしていた



 ですから、豹の四つの頭は、アレクサンドロス大王の死後、派生した四つの国を表わしています。


ですから、啓示13章の初めの獣が七つの頭を持っていたことは、その複合国家、あるいは、複合組織の中で、勢力を振るう大きな国家は将来、主に七つになることを預言していると思います。


 啓示13章の「初めの野獣」の7つの頭がどこになるかは、将来のことになり、結果的に分かることなので、現在どんな国また地域になるかは分かりません。


 それで、啓示
13章の初めの野獣に含まれる一つの国家が、北の王になり致命的な傷を受けても回復することになっています。でも、今のところ、致命的な傷を受けて回復する国家、すなわち北の王がどこになるかはまだ分かりません。



(4)ダニエル11章の預言の「キッテムの船」とはどこの地域の海軍か


 ダニエル11章によると、最初の北の王は、二回目の南の王に対する攻撃で敗北します。北の王は、「キッテムの船」、すなわち南の王のキリスト教の同盟諸国の海軍 に敗北するのであろうと考えています。(ダニエル11:30)ダニエル11章には、北の王が「キッテムの船に打ち負かされる」ことを予告しています。


 キッテムとは、キプロスを意味します。また、昔のヘブライ語の用法の中に、キッテムという語で、キプロス島周辺、つまり、地中海沿岸地域を表わす用法がありました。キプロス島では、ギリシャ正教徒が大半です。そして、キッテムをローマ人やイタリアと訳している聖書翻訳もあります。


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Photo Balkan Cyprusがキプロス島
Anatoria語の地域トルコ・Rumelia語の地域がギリシャ




 さらに、民数記の預言によると、「キッテムの沿岸から来る」船とは、アッシリアに対抗する地域なのですから、地中海沿岸諸国のマケドニア側です。(民数記24:24)ですから、「キッテムの船」とは、とりわけ、ギリシャなどのマケドニア沿岸の地中海沿岸諸国の船を表わすと考えられます。


 また、キッテムをローマ人やイタリアと訳している聖書翻訳もあるので、「キッテム」とはバチカン市国のローマカトリック教会の支配的な国イタリアを含む可能性もあります。(ダニエル11:30)


 それで、「キッテムの船」に乗っているのは、イタリア・ローマカトリック教会信徒とギリシャのギリシャ正教会の信徒の海軍であると解釈することができます。(ダニエル11:30)


(5)東方正教会また広義のギリシャ正教会の本拠地はどこか


 ローマカトリック教会の場合は、バチカン市国のローマ法王が世界的な指導者ということになっています。しかし、東方正教会の場合は事情が異なっています。従来、東方正教会(ギリシャ正教会)は、トルコのコンスタンティノープル総主教庁が管轄するとみなされてきました。今日、一般的に各国の東方正教会はコンスタンティノープルの統率下に置かれているとみなしていません。東方正教会の場合は、諸国家の東方正教会が単立教会になっています。


 現在、ギリシャ共和国にある東方正教会、すなわち狭義のギリシャ正教会アテネの主教が主としてギリシャ共和国の信徒を管轄しています



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ギリシャの東方正教会はアテネが本拠地となっている






 北の王は、自分の失敗の原因となったキリスト教国家の拠点である「聖なる所」を軍事攻撃して、首尾よく成功することになっています。(ダニエル11:31)北の王が軍事攻撃する「聖なる所」とはどこになるのでしょうか。おそらく、ローマカトリック教会の拠点であるローマとバチカン市国、また、ギリシャ正教会の拠点であるアテネなどを攻撃して、成功することになるのでしょう。