「またわたしは,その女が聖なる者たちの血とイエスの証人たちの血に酔っているのを見た。・・・彼女の中には,預言者と聖なる者たちの[血],そして地上でほふられたすべての者の血が見いだされたのである」。(啓示17:6;18:24)


 私は、最近、啓示
1718章に示されている大いなるバビロンの九つの特徴が、アメリカ合衆国に当てはまっていることを示しました。そのことは、「啓示17章・なぜ大いなるバビロンはアメリカ合衆国なのか」「啓示17章・続 なぜ大いなるバビロンはアメリカ合衆国なのか」「啓示18章・続々 なぜ大いなるバビロンはアメリカ合衆国なのか」で示しました。


 しかし、幸いなことに大いなるバビロンの特徴であまりアメリカ合衆国に当てはまってないと思われることがあります。


 それは、大いなるバビロンが、聖なる者たちの血とイエスの証人たちの血に酔い、預言者たちの血を流すということです。それは、啓示
176節と、1824節、166節に示されていることです。


 聖なる者たちというのは、神の王国の支配にあずかるという天的希望を抱いている人々を意味しています。(ダニエル
71827。エフェソス118。コリント第一62

 イエスの証人たちとは、聖書の中で啓示
176節に一度だけ現れる語です。この語は、イエスについて証する人を意味しており、その中には、地的な希望を持つ大群衆も含まれるでしょう。(啓示79

 預言者とは、啓示の書の中で、「あなたの兄弟」と同格に置かれています。(啓示
229)ですから、預言者たちとは、聖書からの預言について語る人々ですから、天的な希望を持つ人々だけでなく、地的な希望を持つ大群衆も含まれるでしょう。ですから、大いなるバビロンが将来、天的希望、地的希望を問わず、神の僕に対して流血を伴う迫害を行なうことが予告されています。


 この預言だけは、アメリカ合衆国に大々的に当てはまっているとは言えないようです。アメリカ合衆国では、第一次、第二次両世界大戦の時とベトナム戦争の時に、徴兵制がしかれました。


 アメリカ合衆国で第二次世界大戦中はどういう状況だったでしょうか。
1940年に,アメリカで選抜的軍事訓練および軍役法が実施されました。それによって,18歳以上の青年を軍役に徴用することが可能となりました。そして、その法律では,「専門の,もしくはしかるべく叙任された聖職者」は免除されていました。しかし、良心的兵役拒否を行なうエホバの証人やその他の人々は、やはり徴用され投獄されました。


 しかし、私が現在入手できる証拠によれば、
第二次世界大戦中とベトナム戦争時は、中立の問題のゆえに多くのエホバの証人やその他の人々が良心的兵役拒否のため投獄されたとはいえ、大々的な流血の事態は避けられていたようです。すなわち、良心的兵役拒否のために、投獄されたとはいえ、生きて釈放された人が多かったようです。


 また、ベトナム戦争の後、
1973年に徴兵制は撤廃され、現在は志願制になっています。そのため、良心的兵役拒否者は迫害されることはありません。


 私の得られる情報が限られているのかもしれませんが、アメリカ合衆国で良心的兵役拒否を行なって、あるいは神の民であるがゆえに他の理由で迫害され、大々的な流血の事態が起こったという報告は今のところ入手していません。


 そのことについての情報を持っている方はどうぞ私に教えてください。しかし、確かに、個人的には、良心的兵役拒否のゆえに命を失ってしまった方もおられたかもしれません。しかし、それが大規模なものになったという情報は私は得ていません。


 現時点では、アメリカ合衆国で神の民は法律的に保護されており、大々的な迫害の対象になっていませんから、寛大な現政権に対して感謝すべきであると言えます。


 けれども、神の民に対する流血を伴う迫害以外の大いなるバビロンに関する特徴はアメリカ合衆国に成就しています。このことを考えると、世界情勢が変化して、諸国家が戦争に突入し、アメリカ合衆国でも、徴兵制が施行されると、流血を伴う迫害というこの預言が成就することが予見できるでしょう。


 とりわけ、アメリカ合衆国政府は、大きな負債を抱えているために、軍隊を維持するために予算をそれほど使うことができなくなり、強制的な徴兵制になることは大いに考えられることです。


 私は、聖書の研究を進めて、大いなるバビロンがアメリカ合衆国であるという確信を強めてきました。しかしながら、私は、この点で違った見解を持つエホバの証人が偽りのキリスト教の組織だとは思いません。



 エホバの証人は、愛を示すように努力を払っており、自発的な良心的兵役拒否も行なっていますから、真のキリスト教の特徴を持っていると思います。イエスは、聖書の預言の解釈が正しい人ではなく、真の愛を実践する人が真のキリスト教であると言われました。(ヨハネ
13:35)


 
 また、私は、エホバの証人の統治体の兄弟たちも聖句に基づいて聖書を解釈していると思います。ただ、エホバの証人の統治体の兄弟たちは、聖書を解釈するに当たって、参照している聖句が少ないかもしれません。もっと徹底的に聖書全体の聖句を参照する必要があると思います。聖書は解釈するに当たってできるだけ多くの聖句を考慮する必要があります。そうしなければ、正確な解釈とはなりません。


 奇跡的な聖書の理解は、ありませんから、できるだけ多くの聖句を参考にして慎重に解釈することが求められていると思います。
 また、真の世界情勢に目覚めていることも必要だと思います。聖書の真の預言の成就は、現在の世界情勢の中にも表れていると思います。世界がどのように動いているかを正直に見ることも、聖書の預言を正しく解釈するのに助けになると思います。


 私は、このようにブログで聖書の研究成果を明らかにしています。エホバの証人の統治体の兄弟たちも、望めば、私の研究成果をチェックすることができます。私は、統治体の兄弟たちも私の聖書研究の成果をチェックしながら、聖書研究を続けることを希望しています。そうするならば、私と同じ結論に達することでしょう。





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エホバの証人の統治体の兄弟たちが私の預言の解釈を参照してみられるように希望しています



 
 けれども、統治体の兄弟たちが古い理解にとどまってアメリカにとどまり続けることは、将来的に危険だと思います。将来、大いなるバビロンの滅び、そして、その前に迫害によって命を失うという災いを経験することになると思います。


 もちろん、CIAなどは、国外でも活動していますから、アメリカ国外にいても、聖書の預言を解釈している私も、危険だと思います。しかしながら、アメリカ合衆国の国内にいる方がずっと、迫害にあう危険は大きいのではないかと思います。


 私は、エホバの証人の統治体が、先見の明を働かせて、アメリカ合衆国の国外に出ることをお勧めしたいと思います。(啓示
18:4。箴言22:3)




「啓示17章・大娼婦の過去における聖なる者たちに対する態度」
2009/11/7

箴言22章・大娼婦の迫害という前途を見て行動する賢明さ」
 2009/11/8

 啓示17章・大娼婦は緋色の野獣の上に座っていますか

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