先回、「結婚生活を幸福なものにする(3)−性の問題と離婚」をアップしました。今回は、夫婦のあるべき関係と話し方について取り上げたいと思います。

 

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夫たちよ,妻を愛し大切にしなさい


 神は,家庭の中での頭の権の原則をも明確に示しておられます。『妻は主に対するように自分の夫に服しなさい。夫は妻の頭だからです。それは,キリストが会衆の頭であられるのと同じです』と,エフェソス 5章22節と23節は述べています。この助言を当てはめるのは容易なことではありません。


  「それは私にとって山のような挑戦でした」と,物事を最終的に決定する権限を夫から奪っていた祥子さんは言います。男は20代の後半になったら家の1軒ぐらい持っていなければならないと考え,祥子さんは自分でさっさと家を探してきて,夫に無理やり買わせたのです。


  しかし,このことに関連した聖書の原則を学んだとき,夫を見る祥子さんの目が変わりました。消極的で男らしくないと思えた性格が,正しく評価すれば,思慮深く,謙遜で,柔和な性格であったことが分かったのです。


  この原則は夫たちに,自分もキリスト・イエスの持たれるより高位の権威の下にあるということを意識するよう求めるものです。(コリント第一 11:3)


夫はキリストの権威の下にいるのですから,イエスが追随者たちを愛されるのと同じように,妻を愛し大切にしなければなりません。(エフェソス 5:28‐30)したがって,クリスチャンの夫は決定を下す前に,妻の感情,願い,限界などを親切に考慮します。


「塩で味つけされたもの」


  久子さんは夫とうまく話し合えず苦労していました。何か話し合おうとすると,夫は逃げ腰になり,「好きにすればいい」と言うのです。久子さんはそのころのことを思い出して語ります。「原因は私に優しさが欠けていたことにあったと思います。もっとゆっくりした口調で話せばよかったのかもしれません」。今ではお互いに笑顔で話し合えるようになりました。


 久子さんが次の助言を当てはめるようになって変化が生じたのです。「あなた方の発することばを常に慈しみのあるもの,塩で味つけされたものとし,一人一人にどのように答えるべきかが分かるようになりなさい」。(コロサイ 4:6)


塩で味つけされた食べ物のほうがおいしいように,慈しみ深い口調で話される,よく考え抜かれた言葉は受け入れやすいものです。(箴言 15:1)実際,配偶者に対する話し方に配慮を払うだけで,夫婦間の仲たがいは避けられる場合が少なくありません。






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 確かに,エホバ神を愛し,神から与えられた諸原則を重んじるなら,物事は本当にうまくゆきます。エホバへの愛があれば,結婚を永続的な絆とみなす気持ちになり,その絆を保つ決意を固めるのに役立ちます。


神は,山のように見えるどんな問題も解決し,夫婦間の不和に対処するのに役立つ賢明な指針を備えてくださいました。


 ほとんどの場合,離婚はより幸福な生活への扉ではありません。むしろ,聖書の原則を当てはめることこそ,より幸福な生活への扉となるのです。あなたも,エホバへの愛を培うことによってその扉を開けることができます。最も権威のある結婚問題の手引き書,聖書の神の助言についてもっと調べてごらんになるのはいかがですか。

 

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上記は、目ざめよ1993年7/8号「結婚生活―一層幸福なものにする」からの一部引用です。



若い人のうつ病(4)−神と人に問題を打ち明ける


結婚生活を幸福なものにする(3)−性の問題と離婚


結婚生活を幸福なものにする(1)−そのための鍵


ソロモンの歌7章・ある恋人たちの愛の勝利