2008年10月09日

灸を据える

tani灸院にて




「灸を据える」とは、痛い目にあわせる。強く叱責する意だそうである。(広辞苑)






いまさら「おくの細道」の引用するまでもないことだが、「三里に灸すゆるより、松嶋の月先心にかかりて…」とあるように、足三里の灸は、健康の灸として古くから愛用されていたようである。

 ボクも三里の灸は据えた経験は何度もある。しかしそれはかなり昔の話であって、今時、縁側の日向などに足を伸ばして、灸を据える爺さん婆さんの光景は全く見かけられなくなってしまった。だから昔使ったような「艾(モグサ)」などは売っていなものとばかり思っていた。
なぜそんな話をするのかというと、現在ボクは足の筋肉が毎晩のように攣って、甚だ難儀しているからである。
 大学病院整形外科で、診察した結果、内服薬服用と貼り薬の療法を長いこと続けている。しかしさっぱり効き目はない。
 薬はボクの主治医(開業医院)が、病院から送られてきたカルテを基に、処方をしてくれている。
過日、さっぱり効き目のないこの同じ薬を長期間飲んでいて、差し支えないものかどうか訊ねてみた。

灸を据える健康手帳
Dr.「ううん。薬は飲んですぐ効くというものではありません。それに、医大病院のI先生のカルテが此処にあります。この通り、"永く服用のこと"と書かれています。」
Dr.はカルテに添付してある、医大の先生からの親書をボクに示した。医大病院のDr.は教授の肩書きだった。
小生「鍼、灸をやってみたいと思うのですが、どうでしょうか。もし関連の鍼灸院がありましたら…。」
Dr.「僕はお奨めは出来ません。関連するところもありません。しかし、自分でやりたいなと思うのなら、何でもやってみた方がよいでしょう。ただ灸は火傷の跡が残るので鍼のほうが無難かと思われます。」
…かくてボクは、Dr.の助言とはうらはらに、街のドラック・ストアに駆け込んだ。
昔の「釜や」のお灸なんてあるのかしら?と薬剤師と書いた名札を首からぶら下げた店員に訊ねてみた。
即座に出してくれたのが写真の「艾」である。
結論から先に言おう。
効果覿面!据えてその日から攣らなくなった。2日目もまた然りである。

17日の越谷行き。特に心が躍るのは、もしかして、街の中で、
紫のバラを、ポッケに挿した女性に遇う事があるかもしれないからである。

live05594 at 17:12│Comments(3)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 藤紫   2008年10月12日 20:54
お灸の経験がある藤紫です(笑)
艾の扱いも上手かも...です。
灸の必要な場所に唾液をチョイとつけて
三角小山にした艾をのっけたのを覚えています♪

あらら、いつの間にか川越が越谷になっちゃってますか?(笑)
心躍らす谷様の為に、紫のバラ50本にしておきましょうか?
ポッケが破れて、歩けないかもデス...(笑)
あっ、ミニチュア恭子さんも参加とかワイワイ。。
2. Posted by tani   2008年10月14日 11:35
拝啓
ミニチュア恭子さん←一瞬、ミニチュカート姿かと感違え、目が眩みました。「救心」を飲んでやっと気を落ち着かせたところであります。
その所為で、川越も越谷もごっちゃになったのでありましょう。
>灸の必要な場所に唾液をチョイとつけて…
此処が要点ですね。 そんでわ川越で。るン。るン♪
3. Posted by moukun   2008年11月30日 01:29
トラックバックありがとうございました。
過酷な肉体労働で駆使されたお身体には、
必ずや、その反動が蓄積されておるものです。
お察しします。

こちらの地方では灸のことを「やいと」と表現
します。
実母が身体の不調な人でしたので、子供の頃
やいとの施術方を仕込まれ、いつも背中に
施させられておりました。
根性焼きのような背中の跡に、零れ落ちない
ように唾をつけてもぐさを乗せ、線香で点火し
ていた記憶が焦げ臭い香りとともに思い出され
ました。(笑)

一雨ごとに寒さ忍びよる今日この頃。
ご自愛下さい。

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