May 2012

May 31, 2012

イチロー ピークアウト?

20安打で21得点!

あの貧打の、3割バッターがひとりもいない、マリナーズが西部地区首位のレンジャーズを相手に記録した数字である。不吉なくらい象徴的なのは、この試合のボックススコアにイチローの名前がなかったこと。

監督の意図は単なる「休養日」だったのだろうが、…

昨秋「イチローの暗雲」という稿をアップしたときも、1シーズンだけの一時的なスランプと思いたかった。しかし今シーズンに入っても、調子を上げる月といわれた5月も末というのに、打率は2割台後半を行ったり来たり。複数安打試合もめっきり減ってしまった。期待された打点もいまだ20に届かない。

今シーズン絶不調と伝えられるプホールズでさえ、2割台前半の打率ながら、同じ3番のイチローをはるかにしのぐ打点をあげている(ホームランはもちろんのこと…)。

こうして振り返ってみると、やはり昨シーズンがイチローのピークアウト、落日の始まりだったかと思えてしまう。

日本のどの解説者も、どのスポーツ紙も書かないから、しょうがない、言っておく。

加齢による眼の衰えもあるだろうが、なにより気になるのは、若い時から染み付いた悪球打ちである。この悪癖をなくさないことにはイチローの復活は望めないだろう。

「イチローに対してストライクを投げる必要はない」 

発達したMLBのスカウティング網に定着した対イチローの金科玉条である。
31May2012

live_on1 at 16:39スポーツ 

「村民リスト」公開の先…

原子力村村民リスト公開にはその先があって… その前にひとつ、

大飯原発建設当時、やはり反対運動はあったわけで、その時反対住民が「原発は大阪湾岸につくったらどうか」と関電側に問い詰めると、「それはさすがに万一のことがあると…」と口を滑らせて、あとはだんまりを決め込んだというのだ。(さもありなん。「安全宣言」といってもこの程度の薄っぺらさなのだ)

過去現在未来を問わず、村民には一族引き連れて、原発1km圏内に移住させるというルールはどうか。荒唐無稽でも人権侵害でもなんでもない。フクシマのあと、意思に反して課された集団疎開こそが人権侵害だった。
31May2012

live_on1 at 10:32フクシマ&脱原発 

May 30, 2012

「国会事故調」という茶番

フクシマの国会事故調が菅直人を査問していた。査問する相手が違うだろ。

身近にいる放火犯を野放しにしたまま、消火方法が悪かったと消防士の揚げ足をとっているようなもの。

菅直人に特別肩入れするわけではない。永田町、霞が関にうようよいるだれが総理だったら菅以上のことをできたというのか。せいぜいが、燃えさかる大火に水を放とうとして、湯のみをもってするかお猪口をもってするか程度の、いわば目くそ鼻くそだったことは明らか。

要するに人間の手に負えないことを招いてしまったのである。その張本人たちを放っておいてどうする!

何度も書いているが、1年以上たっていまだ刑務所に入るやつがいないのは理解を絶する。聞けばダダ漏れした放射能は40日間で地球を一周しているのだ。単なる国内問題でさえない。こんな甘っちょろい追及しかできないから、一向懲りないムラのやつらが平気で原発必要論を喋々できるのである。

原子力村という言葉はだいぶ広まったが、いまだにわれわれはその全貌を知らされていない。大新聞を始め、メディアはなぜ村民リストを公開しないのか!!!???
30May2012

live_on1 at 15:56フクシマ&脱原発 

May 27, 2012

吉田秀和 死去

またひとり、日本から本物の知識人がいなくなった。

合掌。
27May2012

live_on1 at 14:46エッセイ 

MSEの軽いおどろき

数日前、知人から教えてもらった無料アンチウィルスソフト、MSEをインストールした。

実績というほどの使用実績とはいえないが、ネット上の評価通り、そのシンプルなつくり、軽快な動作に満足している。もちろんそれまで使っていたマカフィーとAd-Awareをアンインストール。年間6,000円の半分は残っていたがしょうがない。

マイクロソフト純正のこのソフトについて、いささかおどろいたことがふたつ。

ひとつは、あのマイクロソフトが無料ソフトを供給したということ。

ひとつは、あのゴテゴテした醜悪なWORD、EXCELとは対極にあるMSEのイニシャル画面のシンプルさ。

マイクロソフト変化の兆しか…?
27May2012


live_on1 at 10:27エッセイ 

May 26, 2012

河本事案が意味すること

「おふくろ」さんを散々ネタにしていた以上、河本準一に弁解の余地のないことは明らか。しかし、だからといってこの事案が生活保護をめぐる全体像を表すものではないはず。

ところが、いつもは反応の鈍い官僚が早速小宮山厚労相の口を借りて、受給申請者に対する調査権限の強化を検討するという。

これに対してメディアはもう数カ月前の札幌の姉妹の餓死事件を忘れたのか、何も言わない。ふたつの事案は、どちらも生活保護をめぐる国民と役所の攻防の前線で生じている波しぶきだが、体制側はつねに生活保護の壁を高くする方向にだけ反応し、メディアはころっとだまされるわけである。

メディアは勉強不足だから、日本の生活保護受給者数が当然受給していい人の2割という、先進国として恥ずかしくなるような水準(山森亮『ベーシック・インカム入門』)だという事実を報じない。

上記「調査」のことを専門的には「ミーンズ・テスト(資産査定)」というが、「強化」といってどこまでやるのか? 全国に散らばる親類縁者全員の調査を一自治体の役人に課す(それは壁をさらに高くすることでもある)というのか。

そこに生ずる、馬鹿げた、後ろ向きの、莫大な行政コストのことをメディアは触れない。

そうした馬鹿げたミーンズ・テストを絶無にする、というのがベーシックインカムの核心をなすアイデアなのだが、さて日本人はこの思想についていけるだろうか? そう、ベーシックインカム(制度)では、河本の母親にも河本自身にも同額の現金が毎月無条件に支給される(もちろん返上の自由はある)のである。

この制度のインパクト、利点を十全に理解するには相当の知的想像力が必要なことが分かるが、ここ数日の河本事案をめぐる雰囲気をみていると悲観的にならざるをえない。
26May2012


live_on1 at 12:28ベーシックインカム 

May 25, 2012

無残やな みのもんた

余談をひとつ。

さる21日、金環日蝕の日。夕方のニュース番組でなでしこジャパンの川澄奈穂美がマイクを向けられていた。

「けさは何時に起きられましたか?」
「8時です」
「え、じゃ金環日蝕は?」
「そんな話もあったな、とあとで気がつきました(笑い)」

サッカーのインタビューではしっかり者の頭の良さを感じさせる彼女のなんと微笑ましい、…

さて、みのもんた。最愛の伴侶を亡くされた心中は察するにあまりあるが、こんなときになんでTVに出つづけるのか、との疑問も禁じえない。

「一心同体でした」とは、お互いに「余人をもって代えがたい」ということでもあるだろう。きびしいことを言うようだが、みのもんたは報道番組(「朝ズバ!」)のキャスターとして「余人をもって代えがた」かったかというと、そうではないだろう。

どっちをとる(べき)かは自明のことではなかったか。

TBSもTBSである。そんなに人材が枯渇しているのか、と突っ込みたくなる。それとも今回の不幸を、視聴率に換算するしたたかさか…?

いずれにしても、

<無残やな甲の下のきりぎりす>

である。
25May2012



live_on1 at 14:59エッセイ 

May 19, 2012

から騒ぎ 金環日蝕

世の中は金環日蝕で大騒ぎ。またまた偏屈の虫が動き出す。

今から分かっていることは、あっという間に終わってしまい、あとには何も残らないだろうこと。(そうそう、眼医者が少し忙しくなるだろう)

古来「太陽と死は正視できない」というのが人類の共有知ではなかったか。

そもそも月と夜空の星以外の天体(と宇宙)は肉眼で見るものではない。ちょっと気障にいえば、心の眼、すなわち想像力で見るものである。その想像力にしてからが、ブラックホールやダークマター、加速膨張する宇宙(ダークエネルギー)等々の前で心もとなくなっている。

たかだか太陽系で起きる蝕など、原理的に理解しておけばいいのであって、網膜の損傷を賭してまで見るべきものか。

大体メディアは宇宙(正確には有人宇宙飛行)ネタに弱(甘)すぎる。何かというと「夢」というクリシェが飛び出すが、莫大な金とリスクを賭けて挑む「夢(最終目的)」の具体的内容を聞かされたためしがない。

地上の火事を放っておいて何が夢か。地上で解決できないことが宇宙に出ていけば解決できるといわんばかりの取り上げ方は能天気にもほどがある。

歴代の日本人宇宙飛行士たちは揃いも揃って善人ばかりだが、かれらの無邪気で影のない笑顔を見せられるたびに、度しがたい偏屈者はイライラするのである。
19May2012

live_on1 at 19:47エッセイ 

May 17, 2012

アスリートの潮時

知る人ぞ知るBS日テレの、おぎやはぎがMCをする「愛車遍歴」という番組。たまに観るのだが、先日元ラガーの大八木がゲストに招かれていた。

ゲストがかつて乗っていた車に同乗してその当時の回想談をひきだすのだが、矢作が引退の話をふったときのこと。大八木の「まだ十分にやれたんやけどね」という発言に「じゃ、どうして(辞めた)?」と訊かれて、大八木が絞り出すように「それはまあ、結果として後輩の出場機会をなくすことやから…」と言ったのだ。

好きなラガーは皆紳士で大人だが、一見豪放な大八木にしてこれである。

「スポーツは実力の世界だから、実力で先輩を追い抜くべきで、それができなくて出場機会がないのならそれは後輩自身の問題だ」というのは一見正論だが、どうだろう?

日本の、甘〜いスポーツジャーナリズムが背景にないだろうか。

サッカーのカズや中山ゴン、プロ野球の山本昌や金本は、本当に実力で競技生活を維持しているのだろうか? かれらの誠意は疑わないにしても、結果として後輩たちの行く手に蓋をしてはいないだろうか? かつて柔道の田村(谷)亮子は、明らかにメディアと共謀して(柔ちゃんの掛け声とともに)、福見友子の台頭に蓋をしたのだった。

そうしたメディアの狂騒が、チームの経済事情とあいまって、監督・コーチの選手起用に無言の圧力をかけているとしたら、じつに残念なことである。 

引き際もそうだが、絶対数を追う記録についてもいかがわしさがつきまとう。古くは衣笠の連続試合出場記録(ここで既述)、新しくはプロ野球の2000本安打のニュースがかしましい。メディアもファンもよほど厳しい眼をもって監視しないと、記録がひとり歩きをし、腐ってしまう。

なんでここまで心配するかといえば、昨シーズンのイチローの不振、とくにその出塁率の低さ(メジャーのレギュラー選手中ほぼ最下位!)について日本のスポーツジャーナリズムは完全に沈黙を決め込んだからである。

筆者はイチローに対するリスペクトは人後に落ちないつもりだが、一方でメディアは事実は事実として報じるべきだったと思う。今シーズンに入ってもなお、イチローの悪球打ちを見て「イチローならではの技」と解説者がコメントするのには苦笑を禁じえない。
17May2012

live_on1 at 17:22スポーツ 

May 13, 2012

何場所?

TVで女子ゴルフを観ている。パク・インビ、フォン・シャンシャン、アン・ソンジュが優勝争いをしている。

三人の腰周りを見ていると、思わず「何場所?」と突っ込みたくなる。

いくらゴルフでも、もう少し身体をしぼったアスリートらしい選手に勝ってほしいもの。そういえば日本人名が上位にないのも大相撲に似ているな、と…

これじゃ、フィットネスのためにゴルフをと考えている人たちにネガティヴアピールをしているようなものでは。
13May2012

live_on1 at 16:50スポーツ 
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