January 04, 2013

新春スポーツいろいろ

実業団のニューイヤー駅伝。山登りでは鬼のように強かった柏原が平地で苦しむ姿を見るのは不思議なものである。

ラグビー大学選手権準決勝第二試合、東海大vs.筑波大戦を観た。この試合のレフェリーは翌朝寝覚めが悪かったことだろう。この試合、後半のまれに見る競り合いは実にスリリングだった。勝敗を決したのは筑波のチャージからのトライだったが、チャージ直後のプレーは筑波のノックオンだった。レフェリーはこれをスルーしてしまったのである。

ラグビーをずっと観てきて、スローフォワードのスルーはときどき目にするが、ノックオンが見逃されることはほとんどない。このプレーが決勝トライにつながっただけに後味が悪かった。

箱根駅伝。終わってみれば、日体大の安定感が抜群だった。1年前にタスキを繋げなかった屈辱がきっといい練習をさせたのだろう。個人選手では青学の出岐くんに注目していたが、故障上がりらしく、昨年ほどのはじけた走りでなかったのが残念。区間14位はさぞ不本意だったろうが、かれにはマラソン志向があるようで、卒業後は駅伝はほどほどにしていいマラソンランナーになってほしいもの。

大学ラグビーに戻る。関東にかぎっていえば、対抗戦グループとリーグ戦グループに分かれ、しかも、実力差が半端ないにもかかわらずメンバー大学が固定しているのはいかにも不合理な景色である。いっそJリーグ方式にならって、1部2部3部…に改編し、毎年入れ替え戦をやってはどうか。

ラグビー界は変化を苦にしないかなり合理的で風通しのいい団体とみているが、なかで大学ラグビー界だけが牢固な島世界に見える。シーズン初めに決まって111ー0みたいな凡試合を繰り返すこんな競技がどこにある!!!

教科書みたいにきれいでひたむきなプレーが観られる高校ラグビーが、高校サッカーに押されてTVでほとんどカバーされなくなったのは残念至極。
4Jan.2013

live_on1 at 10:52スポーツ  
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