2007年05月22日
猟奇的な彼氏
例の母親殺人事件の容疑者の少年がマリリン・マンソンのCDを聴いていたとテレビで報じられていました。
私はこの事件自体について特に語る言葉を持っていませんし,その資格もありません。
しかし,私が愛する音楽を意図的に貶めるような報道は許せません。
この事件が猟奇的であるかはわかりませんが,一般に猟奇的と考えられる事件があると,マスコミはすぐにわかりやすい”誘因”を作ろうとします。曰く,ホラー映画であったり,マリリン・マンソンのCDであったりと。
しかも,やり方が汚い。
音楽好きなら,マリリン・マンソンの4年ぶりの新作がつい最近リリースされたことは知ってるはずです。そのジャケットはこのようにいたって普通です。この容疑者少年が,マリリン・マンソンの熱心なファンであったというのが事実であれば,恐らくこの新作を聴いていたと考えるのが,自然でしょう。まぁタイトルは『イート・ミー,ドリンク・ミー』と相変わらずイっちゃってますが。
しかし,テレビは,こともあろうに9年も前にリリースされたこのセンセーショナルなジャケットのアルバム『メカニカル・アニマルズ』を今さらながらに取り上げ,あたかもこういう音楽を聴くことが,異常行動に結びつくとでも言いたげです。
それじゃぁ,U2を聴いてる人は革命思想の危険人物で,ローリングストーンズを聴く人は悪魔崇拝者なんですか。すでに権威となったバンドに対してはこびへつらい,自分たちの理解が及ばない得体の知れないものに対しては,きちんと調べようともせずに叩きにかかる。マスコミの低能さにはあきれるほかありません。
それにしても,マリリン・マンソンのアルバムジャケットと言えば,気持ち悪いですね。←オイ
今まで擁護するようなことばかり書いてましたが,実は音的にはものすごく苦手なジャンルです。それでも,私が愛する音楽をマスコミ連中の”道具”に使われるのは我慢なりません。
それではお口直しに,私が好きなジャケットをひとつご紹介しておきましょう。
ワイルドチェリーの名曲「 Play That Funky Music 」が収録されてるアルバム『 Play That Funky Music 』です。このジャケ,いいですよね。部屋に飾っておきたいくらい。
Wild Cherry - Play That Funky Music (Music Video)
でもなぁ,性犯罪を犯して、このジャケットが押収されたら、それはそれでまた叩かれそうな悪寒が...それじゃ本日はここまで。
私はこの事件自体について特に語る言葉を持っていませんし,その資格もありません。
しかし,私が愛する音楽を意図的に貶めるような報道は許せません。
この事件が猟奇的であるかはわかりませんが,一般に猟奇的と考えられる事件があると,マスコミはすぐにわかりやすい”誘因”を作ろうとします。曰く,ホラー映画であったり,マリリン・マンソンのCDであったりと。
しかも,やり方が汚い。
音楽好きなら,マリリン・マンソンの4年ぶりの新作がつい最近リリースされたことは知ってるはずです。そのジャケットはこのようにいたって普通です。この容疑者少年が,マリリン・マンソンの熱心なファンであったというのが事実であれば,恐らくこの新作を聴いていたと考えるのが,自然でしょう。まぁタイトルは『イート・ミー,ドリンク・ミー』と相変わらずイっちゃってますが。
しかし,テレビは,こともあろうに9年も前にリリースされたこのセンセーショナルなジャケットのアルバム『メカニカル・アニマルズ』を今さらながらに取り上げ,あたかもこういう音楽を聴くことが,異常行動に結びつくとでも言いたげです。
それじゃぁ,U2を聴いてる人は革命思想の危険人物で,ローリングストーンズを聴く人は悪魔崇拝者なんですか。すでに権威となったバンドに対してはこびへつらい,自分たちの理解が及ばない得体の知れないものに対しては,きちんと調べようともせずに叩きにかかる。マスコミの低能さにはあきれるほかありません。
それにしても,マリリン・マンソンのアルバムジャケットと言えば,気持ち悪いですね。←オイ
今まで擁護するようなことばかり書いてましたが,実は音的にはものすごく苦手なジャンルです。それでも,私が愛する音楽をマスコミ連中の”道具”に使われるのは我慢なりません。
それではお口直しに,私が好きなジャケットをひとつご紹介しておきましょう。
ワイルドチェリーの名曲「 Play That Funky Music 」が収録されてるアルバム『 Play That Funky Music 』です。このジャケ,いいですよね。部屋に飾っておきたいくらい。
Wild Cherry - Play That Funky Music (Music Video)
でもなぁ,性犯罪を犯して、このジャケットが押収されたら、それはそれでまた叩かれそうな悪寒が...それじゃ本日はここまで。
2007年05月20日
地味なじみへん
先日ロネッツの特集をした時に、ちょっと珍しいカバーを見つけました。
The Ronettes sing Shout
http://www.youtube.com/watch?v=fC_S5n_VcxY
1965年の映像のようです。
(ロネッツファンはembedがキライみたいです)
この曲は,アイズレーブラザーズのカバーですね。
Shout! - The Isley Brothers
1959年の映像らしいです。59年と言えば,この曲がヒットした年です。
当ブログ初登場となるアイズレーブラザーズですが,実はものすごく好きなんですよ。
ざっくり分けると,
50-60年代のR&B/ドゥーワップ時代((「シャウト」「ツイスト&シャウト」など),
70年代の3+3の大所帯ロック/ファンク時代(「ソウル・レディ」「サマー・ブリーズ」など)
そして,80年代初頭の『シルクの似合う夜』以降のロナルド+アーニーによる現在まで続くブラック・コンテンポラリー時代,という感じですね。
その時代時代ごとに特色があって,全て好きですが,あえて言えば,ロック/ファンク時代1973年の大傑作,その名も『3+3』を白眉としたいと思います。ご存知とは思いますが,3+3とは,元々のメンバーであるアイズレー兄弟3人に,この時からさらにアーニーを含む二人のアイズレー兄弟と従兄弟のジャスパーが加わった6人編成を意味します。このアルバムはソウルクラシックとなった「ソウル・レディ(That Lady)」,私のオールタイムシングルベスト10に必ず入る永遠のマスターピース「If You Were There」,シールズ&クロフトのカバー「サマーブリーズ」などを収録した名作中の名作です。
Isley Brothers - Atlantis/Summer Breeze (live)
LIVE IT UP/ISLEY BROTHERS/1974
これは1974年のアルバム『Live It Up』から表題作。このアルバムには名曲「ブラウンアイドガール」,トッドラングレンのカバー「ハローイッツミー」なども収録されてます。
しかし,この映像は感心しません。ライヴと書いてますが,なんだか演奏も無くひたすら踊ってるだけです。何だかジャニーズのPVっぽいな。
アイズレーの話をしだすと止まらないのですが,本日はあと1本だけご紹介して,また別の機会にアイズレーの魅力について語りたいと思います。
初期のアイズレーブラザーズのギタリストとしてジミ・ヘンドリックスが加入していたことは,有名です。アーニーのギタープレイはジミに強く影響を受けていると言われています。
その貴重映像がありました!
Jimi Hendrix pre-Experience rare Isley Brothers
...えーと,どれがジミなんだろ?画像がかなり悪いこと,および例のサイケファッションじゃないため,誰が誰だかさっぱりわかりませんよ(涙)。
それじゃ本日はここまで。
The Ronettes sing Shout
http://www.youtube.com/watch?v=fC_S5n_VcxY
1965年の映像のようです。
(ロネッツファンはembedがキライみたいです)
この曲は,アイズレーブラザーズのカバーですね。
Shout! - The Isley Brothers
1959年の映像らしいです。59年と言えば,この曲がヒットした年です。
当ブログ初登場となるアイズレーブラザーズですが,実はものすごく好きなんですよ。
ざっくり分けると,
50-60年代のR&B/ドゥーワップ時代((「シャウト」「ツイスト&シャウト」など),
70年代の3+3の大所帯ロック/ファンク時代(「ソウル・レディ」「サマー・ブリーズ」など)
そして,80年代初頭の『シルクの似合う夜』以降のロナルド+アーニーによる現在まで続くブラック・コンテンポラリー時代,という感じですね。
その時代時代ごとに特色があって,全て好きですが,あえて言えば,ロック/ファンク時代1973年の大傑作,その名も『3+3』を白眉としたいと思います。ご存知とは思いますが,3+3とは,元々のメンバーであるアイズレー兄弟3人に,この時からさらにアーニーを含む二人のアイズレー兄弟と従兄弟のジャスパーが加わった6人編成を意味します。このアルバムはソウルクラシックとなった「ソウル・レディ(That Lady)」,私のオールタイムシングルベスト10に必ず入る永遠のマスターピース「If You Were There」,シールズ&クロフトのカバー「サマーブリーズ」などを収録した名作中の名作です。
Isley Brothers - Atlantis/Summer Breeze (live)
LIVE IT UP/ISLEY BROTHERS/1974
これは1974年のアルバム『Live It Up』から表題作。このアルバムには名曲「ブラウンアイドガール」,トッドラングレンのカバー「ハローイッツミー」なども収録されてます。
しかし,この映像は感心しません。ライヴと書いてますが,なんだか演奏も無くひたすら踊ってるだけです。何だかジャニーズのPVっぽいな。
アイズレーの話をしだすと止まらないのですが,本日はあと1本だけご紹介して,また別の機会にアイズレーの魅力について語りたいと思います。
初期のアイズレーブラザーズのギタリストとしてジミ・ヘンドリックスが加入していたことは,有名です。アーニーのギタープレイはジミに強く影響を受けていると言われています。
その貴重映像がありました!
Jimi Hendrix pre-Experience rare Isley Brothers
...えーと,どれがジミなんだろ?画像がかなり悪いこと,および例のサイケファッションじゃないため,誰が誰だかさっぱりわかりませんよ(涙)。
それじゃ本日はここまで。
2007年05月18日
ユージューフダンな男
新しいマックブック出ましたね。新しいと言っても,CPUがちょっと速くなって値段据え置きなだけですが。でも,このCPUを積んで,WIN PCでこの値段のノートはありませんからお買い得だとは思います。これで新OSだったら買っちゃうんだけどなー。
それでは勢いに乗ってマック絡みの話題を一つ。
APPLE LINKAGEさんより
フォーカル、USB対応FM/AMラジオチューナー「radio SHARK 2」を発売
フォーカルポイントコンピュータ株式会社が、Macでラジオ受信、録音が可能なUSB対応FM/AMラジオチューナー「radio SHARK 2」を5月下旬に発売すると発表しています。同社オンラインショップ「Focal Store」にて予約受付中で、Focal Store価格は7,980円です。(5月10日)
この製品,以前からあったはずですが,その時は確か日本のFMの周波数に合ってないとか,チューニングが日本仕様じゃない,ということで非実用的だな,と考えスルーしてました。今回,フォーカルさんが日本のマックに最適化した商品としてリリースしてくれたわけで,こうなると俄然魅力的です。
以前,ソニーの出してるHDDオーディオを買おうかどうか迷ってる話を書きました。これは私の大好きな【大泉洋のサンサンサンデー】や【伊集院光 深夜の馬鹿力】をHDDに録音して好きなだけ聴きたい,という目的のため『だけ』なんですが,そのために安い方の機種でも5万弱を出すのはどうかなと迷っていて,結局買っていませんでした。
その後,パナソニックも同じようなHDDオーディオを出していて,そっちの方が録音したものをSDカードにコピーすればいいので,ハンドリングとしてはパナソニックのほうが上だな,ということに気づいちゃったもんだから,さらに迷いました。
でも,このマックに接続するラジオなら,そのままiTunesに取り込めるみたいだし,何と言っても値段が安い。
ただし,数少ない欠点が意外と致命的な気がします。
録音するためには,常時マックを起動しておく必要がある。
マックに限らず,PCの作動音ってうるさいですよね。俺んちは水冷式だから全然,という人はこんな場末のブログなんて見に来なくて良いです。どっか行っちゃってください。
とにかく,深夜ラジオを昼間に聞くために買ったこのデバイスのせいで,深夜に作動音のために起こされるようなことがあれば,本末転倒じゃないですか。
あぁ,結局,決められない...泣きたくなってきました。
*ちなみにタイトルは鈴木博文ex.ムーンライダーズの名曲から。YouTubeには無かったのでムーンライダーズの名曲中の名曲を貼っておきます。この兄弟デュエットはちょっと鳥肌物です。今年放送されたBSのライダース30周年の映像ですね。私もこれは永久保存にしてます。NHKは時々侮れないですよ。
moonriders - bokuha naku(ボクハナク)
それでは勢いに乗ってマック絡みの話題を一つ。
APPLE LINKAGEさんより
フォーカル、USB対応FM/AMラジオチューナー「radio SHARK 2」を発売
フォーカルポイントコンピュータ株式会社が、Macでラジオ受信、録音が可能なUSB対応FM/AMラジオチューナー「radio SHARK 2」を5月下旬に発売すると発表しています。同社オンラインショップ「Focal Store」にて予約受付中で、Focal Store価格は7,980円です。(5月10日)
この製品,以前からあったはずですが,その時は確か日本のFMの周波数に合ってないとか,チューニングが日本仕様じゃない,ということで非実用的だな,と考えスルーしてました。今回,フォーカルさんが日本のマックに最適化した商品としてリリースしてくれたわけで,こうなると俄然魅力的です。
以前,ソニーの出してるHDDオーディオを買おうかどうか迷ってる話を書きました。これは私の大好きな【大泉洋のサンサンサンデー】や【伊集院光 深夜の馬鹿力】をHDDに録音して好きなだけ聴きたい,という目的のため『だけ』なんですが,そのために安い方の機種でも5万弱を出すのはどうかなと迷っていて,結局買っていませんでした。
その後,パナソニックも同じようなHDDオーディオを出していて,そっちの方が録音したものをSDカードにコピーすればいいので,ハンドリングとしてはパナソニックのほうが上だな,ということに気づいちゃったもんだから,さらに迷いました。
でも,このマックに接続するラジオなら,そのままiTunesに取り込めるみたいだし,何と言っても値段が安い。
ただし,数少ない欠点が意外と致命的な気がします。
録音するためには,常時マックを起動しておく必要がある。
マックに限らず,PCの作動音ってうるさいですよね。俺んちは水冷式だから全然,という人はこんな場末のブログなんて見に来なくて良いです。どっか行っちゃってください。
とにかく,深夜ラジオを昼間に聞くために買ったこのデバイスのせいで,深夜に作動音のために起こされるようなことがあれば,本末転倒じゃないですか。
あぁ,結局,決められない...泣きたくなってきました。
*ちなみにタイトルは鈴木博文ex.ムーンライダーズの名曲から。YouTubeには無かったのでムーンライダーズの名曲中の名曲を貼っておきます。この兄弟デュエットはちょっと鳥肌物です。今年放送されたBSのライダース30周年の映像ですね。私もこれは永久保存にしてます。NHKは時々侮れないですよ。
moonriders - bokuha naku(ボクハナク)
2007年05月17日
刹那
《リンカーン》が面白いです。
もちろん【バナナマン日村のすべる話】も最高ですが,通常企画も他のバラエティ番組とは一線を画す出来だと思います。
先週,リンカーンレギュラーメンバー全員がマイケル・ジャクソンに扮装して,ビックカメラを貸しきって買い物をする,という実にバカバカしい企画をやっていて楽しませてもらいました。
番組中,マイケルの代表的なヒット曲の数々がバックで流れています。もちろん,キング・オブ・ポップのヒット曲くらい私だって知ってますよ。
「Black Or White」。1991年のアルバム『デンジャラス』収録のポップ・チューンです。冒頭のギターリフ,かっこいいですね。大好きなんですよ。でも,なんかこのリフ,どこかで聴いたような...
21. Michael Jackson - Black or white (Live, Auckland 1996)
小沢健二 「さよならなんて云えないよ」
これだ。
やるな,オザケン。ちなみにこれは1995年の作品です。
一時期,【王子】と言えばハンカチ王子こと斉藤投手だったわけですが,今はどうでしょうね。道行く人100人くらいに『王子といえば誰?』みたいなアンケートをとってみたい気がします。
1995年に【王子】といえば,間違いなく小沢健二だったはずです。
フリッパーズギターで日本ポップス史にはっぴいえんど以来のマイルストーンを打ち立て,ソロになってからもスタイルを様々に変えながら,現在も活動中です。
なかでも紅白出場を頂点とした【王子期】の活躍が今も人々の心に残ってるのではないでしょうか。NHK以外にも,いろんなテレビに出演してました。
Buddy / 恋しくて
もちろん【バナナマン日村のすべる話】も最高ですが,通常企画も他のバラエティ番組とは一線を画す出来だと思います。
先週,リンカーンレギュラーメンバー全員がマイケル・ジャクソンに扮装して,ビックカメラを貸しきって買い物をする,という実にバカバカしい企画をやっていて楽しませてもらいました。
番組中,マイケルの代表的なヒット曲の数々がバックで流れています。もちろん,キング・オブ・ポップのヒット曲くらい私だって知ってますよ。
「Black Or White」。1991年のアルバム『デンジャラス』収録のポップ・チューンです。冒頭のギターリフ,かっこいいですね。大好きなんですよ。でも,なんかこのリフ,どこかで聴いたような...
21. Michael Jackson - Black or white (Live, Auckland 1996)
小沢健二 「さよならなんて云えないよ」
これだ。
やるな,オザケン。ちなみにこれは1995年の作品です。
一時期,【王子】と言えばハンカチ王子こと斉藤投手だったわけですが,今はどうでしょうね。道行く人100人くらいに『王子といえば誰?』みたいなアンケートをとってみたい気がします。
1995年に【王子】といえば,間違いなく小沢健二だったはずです。
フリッパーズギターで日本ポップス史にはっぴいえんど以来のマイルストーンを打ち立て,ソロになってからもスタイルを様々に変えながら,現在も活動中です。
なかでも紅白出場を頂点とした【王子期】の活躍が今も人々の心に残ってるのではないでしょうか。NHK以外にも,いろんなテレビに出演してました。
Buddy / 恋しくて
2007年05月14日
音楽配信について考える
先日,ムーディ勝山に関するエントリで,着うたフルをダウンロードしようと思ったけど,機種が対応していなかった,という実に哀しい話をさせてもらいました。
一応FOMAなんだけどな。
結局,面白そうなゲームとか着うたフルを楽しみたいなら,最新最強の機種を買ってね,ってことみたいです。へん,わかりましたよ。
ところで,今まで全く興味が無かったので調べたことが無かったんですが,着うたフルってのは,
1.携帯でしか聴けない
2.キャリアを変えたら聴けない
3.概ね1曲 315円(パケット代別)
らしいです。うーん,実にバカバカしいサービスです。しかも,ビットレートは48kbpsなので,音質もあまり期待できそうもありません。
実は,私の携帯のminiSDにiTunesで作成したAACオーディオファイルを入れてやると,その音楽を聴くことが出来ます。そのために512MBのminiSDを買って何十曲か入れてるんですが,iPodも持ち歩いてるから,携帯の方では結局聴かないんですよ。
つまり,私からすると着うたフルがこれだけ売れるのは,全く意味がわからないこと,になります。
ムーディの曲のように,CDが未発売であれば,まだわかるのですが,人気アーティストのシングル曲を携帯だけで聴くために300円出すのかぁ〜?ムダムダムダっ!
まぁこんな考え方をしてる時点で,今の若い人たちと話が合わないのは道理だ,という気がしてきました。
こういう携帯での着うた商売といい,コンシューマーをなめきって,自分たちの利益ばかり考えている音楽配信システムは絶対良くないと思います。
iTunesStoreでも,これはなめてるな,ということが最近ありました。
まずは細野晴臣トリビュート。
iTunesStoreのアルバムは1500円と2000円の2本立て,というところまでは容認してましたよ。アメリカに合わせて一律 9.99ドルにしろとは言いません。しかし,奴らは,これだけでは飽き足らず,《パーシャルアルバム》という邪悪なシステムを導入しやがってるんです。つまりアルバム売りはしない,と。
1曲200円なので,バラバラに買うと,何と3800円になります。CDは3400円ですよ。(2枚組)なおかつ,パッケージ盤にはあるが配信では無いという曲が2曲あります。この細野晴臣トリビュート,選曲のユニークさと参加ミュージシャンの多様さはとても興味深いんですが,こんな商売魂全開の浅ましい姿を見せられると正直げんなりです。
もうひとつは斉藤和義の『紅盤』。
昨年,私は斉藤さんのアルバム『俺たちのロックンロール』をiTunesStoreで2000円で購入しました。今回も同じくらいの値段なら買ってもいいなと思ってたんですが,内容を見たらまたまたげんなりですよ。
まず悪評高いパーシャルアルバムであり,1曲200円で13曲買わなければいけません。
13曲?
そうです。全14曲であるパッケージ盤に収録されている,ボニーピンクとのデュエット曲がiTunes版にはありません。
おまけにCD単体だと2500円と,1曲少ない配信版全曲買うより100円も安いという大サービスです。でも,DVD+CDだと3200円で60分くらいのライブDVDもついてくるんです。
...えーと、ダウンロードで音楽買う人にケンカ売ってるんですか?
iTunesStoreでも全曲+ミュージックビデオで2500円くらいで売れば,そちらを選択する人もいるはずです。そうすれば,iPodでライヴも見れるし。
アップルがこのようにコントロールするわけは無いので,レコード会社側の問題ということになります。あまりにも日本のレコード会社は音楽配信をなめてるし,ちょっと油断したらすぐに自分たちの利益ばかりを優先させて,コンシューマーのことなどこれっぽっちも考えていないことがよくわかる例だと思います。そして,そんなビジネスを成立させている日本の羊のような消費者たち。いつまで羊でいるつもりですか,自らがハンニバルになるべきなんですよ,今こそ!
結論としてはですね,うーんと,携帯買い換えようかなぁ。←オイ
...いやぁ,だってムーディの着うた欲しいし。ダメ?
一応FOMAなんだけどな。
結局,面白そうなゲームとか着うたフルを楽しみたいなら,最新最強の機種を買ってね,ってことみたいです。へん,わかりましたよ。
ところで,今まで全く興味が無かったので調べたことが無かったんですが,着うたフルってのは,
1.携帯でしか聴けない
2.キャリアを変えたら聴けない
3.概ね1曲 315円(パケット代別)
らしいです。うーん,実にバカバカしいサービスです。しかも,ビットレートは48kbpsなので,音質もあまり期待できそうもありません。
実は,私の携帯のminiSDにiTunesで作成したAACオーディオファイルを入れてやると,その音楽を聴くことが出来ます。そのために512MBのminiSDを買って何十曲か入れてるんですが,iPodも持ち歩いてるから,携帯の方では結局聴かないんですよ。
つまり,私からすると着うたフルがこれだけ売れるのは,全く意味がわからないこと,になります。
ムーディの曲のように,CDが未発売であれば,まだわかるのですが,人気アーティストのシングル曲を携帯だけで聴くために300円出すのかぁ〜?ムダムダムダっ!
まぁこんな考え方をしてる時点で,今の若い人たちと話が合わないのは道理だ,という気がしてきました。
こういう携帯での着うた商売といい,コンシューマーをなめきって,自分たちの利益ばかり考えている音楽配信システムは絶対良くないと思います。
iTunesStoreでも,これはなめてるな,ということが最近ありました。
まずは細野晴臣トリビュート。
iTunesStoreのアルバムは1500円と2000円の2本立て,というところまでは容認してましたよ。アメリカに合わせて一律 9.99ドルにしろとは言いません。しかし,奴らは,これだけでは飽き足らず,《パーシャルアルバム》という邪悪なシステムを導入しやがってるんです。つまりアルバム売りはしない,と。
1曲200円なので,バラバラに買うと,何と3800円になります。CDは3400円ですよ。(2枚組)なおかつ,パッケージ盤にはあるが配信では無いという曲が2曲あります。この細野晴臣トリビュート,選曲のユニークさと参加ミュージシャンの多様さはとても興味深いんですが,こんな商売魂全開の浅ましい姿を見せられると正直げんなりです。
もうひとつは斉藤和義の『紅盤』。
昨年,私は斉藤さんのアルバム『俺たちのロックンロール』をiTunesStoreで2000円で購入しました。今回も同じくらいの値段なら買ってもいいなと思ってたんですが,内容を見たらまたまたげんなりですよ。
まず悪評高いパーシャルアルバムであり,1曲200円で13曲買わなければいけません。
13曲?
そうです。全14曲であるパッケージ盤に収録されている,ボニーピンクとのデュエット曲がiTunes版にはありません。
おまけにCD単体だと2500円と,1曲少ない配信版全曲買うより100円も安いという大サービスです。でも,DVD+CDだと3200円で60分くらいのライブDVDもついてくるんです。
...えーと、ダウンロードで音楽買う人にケンカ売ってるんですか?
iTunesStoreでも全曲+ミュージックビデオで2500円くらいで売れば,そちらを選択する人もいるはずです。そうすれば,iPodでライヴも見れるし。
アップルがこのようにコントロールするわけは無いので,レコード会社側の問題ということになります。あまりにも日本のレコード会社は音楽配信をなめてるし,ちょっと油断したらすぐに自分たちの利益ばかりを優先させて,コンシューマーのことなどこれっぽっちも考えていないことがよくわかる例だと思います。そして,そんなビジネスを成立させている日本の羊のような消費者たち。いつまで羊でいるつもりですか,自らがハンニバルになるべきなんですよ,今こそ!
結論としてはですね,うーんと,携帯買い換えようかなぁ。←オイ
...いやぁ,だってムーディの着うた欲しいし。ダメ?