トッド・ラングレン
2024年04月04日
音メモ３月（２４年）４０年目の未完成
やまおが３月に聴いてた音楽の備忘録です。
２４年３月パート１
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yonigeは大阪出身の女性二人組ロックバンド。同時代にYOASOBI、ヨルシカ、ずっと真夜中でいいのに、と夜好き女性ボーカルバンドが揃ってるってなんか面白い。アトロク２のyonigeの生ライブが超絶カッコよかったのでアップルミュージックで聴いてました。２０２４年ベストアルバム有力候補です。
カイザー・チーフスの５年ぶりアルバム『Kaiser Chiefs' Easy Eighth Album』からの先行曲。ちなみにホントに８枚目だった。
RAYEはUKの美人SSW。今年のブリットアワーズでアルバムオブザイヤーを受賞してます。
さとうららは２０２３年に活動休止したO'CHAWANZのメンバーで現在はソロラッパーとして各方面で絶賛活動中。ここに挙げた３曲はどれもいいですね。
ビリー・ジョエル「Turn the Lights Back On」はマジ新曲です。
インディージョーンズ最新作で現在のCG技術を持ってすればなんでもできることはわかっていたはずですが、本PVでのビリーには驚きました。各年代のビリーが歌っているとしか見えません。曲もいい。
佐野元春＆コヨーテバンドの２０２３年東京国際フォーラムでのライブが配信されてました。前半はほぼ２２年のアルバム『今、何処』からで、後半はヒット曲を交えたプレイリストとなっています。
今回のカバー特集はチューリップ「青春の影」。鬼束ちひろがカバーしてるという記事を見て調べたら、結構メジャーどころの人たちにカバーされてました。
ドゥービーブラザーズ「Lahaina」はマウイ島での山火事被害者の支援チャリティソングで昨年１１月にリリースされてます。ドゥービーズと言えば、今夏にマイケル・マクドナルドが４０年ぶりに全面参加するアルバムが出るとニュースになってましたね。楽しみです。
フィロのス、ナードマグネットの新曲はどちらもすんばらしいです。
ビヨンセの新曲はビルボードのカントリーチャートで１位を獲得してます。やまおはアフリカ系でリベラルなビヨンセがカントリーを歌うのは大賛成です。しかしこのジャケット衣装は不適切すぎじゃね？
ノラ・ジョーンズの新作アルバムが出ました。こういう打ち込み系サウンドが好きな人もいるんでしょうが、やまお的にはイマイチかな。
スラッシュがAC/DCのブライアン・ジョンソンを迎えハウリン・ウルフの「キリング・フロア」をカバーしてました。５月のアルバムも楽しみです。
２４年３月パート２
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AJICOが２０年ぶりに復活。メンバーも同じです。伊集院光さんが珍しくラジオで興奮してAJICOについて語ってたので、そんなに好きだったんだと知りました。ブランキーの話をした記憶もないので、この組み合わせが好きなのかな。
フラッド・オブ・サークルの５曲入りEPが出てました。名曲ぞろい。勢いありますね。
焼き鳥「ずっと」はラジオで聴いたのか、アップルミュージックにリコメンされたのかもう覚えてないけど、普段ならスルーするタイプのジャケに負けずに聴いたら、これがとても良かったのです。作詞・作曲・アートワーク・映像まですべて自ら手掛けてるそうで、才能あるなー。
サバシスターは東北出身の３人組によるガールズロックバンド。聴きながらジャンププラスの「ふつうの軽音部」が思い浮かびました。つまりすげーいいってことです。
今月のカバー特集第２弾はキング・クリムゾン「21世紀のスキッツォイド・マン」。クリムゾンのデビューアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』のトリビュートアルバムが４月にリリース予定で、その中でトッド・ラングレンが本曲をカバーしてるという記事を読んで、面白半分に調べたら西村雅彦がカバーしてるものまで見つけてしまう始末。
ロビン・トロアーは初期プロコム・ハルムのメンバーで脱退後はソロギタリストとして活動してるそうです。ジミヘンフォロワーとして有名で、もっとも売れたセカンドアルバムで有名な２曲がこちらです。
えんぷていは２０２０年に活動開始した名古屋中心に活動する日本のインディーロックバンド。ラジオで流れた「あなたの全て」が一発で気に入って、アップルミュージックで聴いたらやまおの大好きなサウンドでした。
今年のベストアルバム候補です。
girl in red はノルウェーの美人SSW。サブリナ・カーペンターと共演した新作EPをリリースしたので聴いてみたら、やはりやまおが大好きなサウンドでした。
柳ジョージのビッグカントリー「イン・ア・ビッグ・カントリー」はなんか定期的に聴きなおしたくなる恐ろしい曲です（汗）。
中村一義４年ぶりのシングルが出てました。
THE PINBALLS「劇場支配人のテーマ」をなぜ聴いたのか全く覚えてませんが、いい曲だな。ちなみに本曲がEDで使われた『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』は見たことが無い。
２０１１年に解散したハヌマーンのデビューアルバム収録曲「アナーキー･イン･ザ･1K」をどうして聴いたのか覚えてませんが ←大丈夫か俺
これもいい曲だったので、今さらながら残念な気持ちになりました。
サブリナ・ソングの新曲はよかった。
今月のカバー特集第２弾はスピナーズ「Living a little, Laughing a little」。なぜこの曲を聴こうと思ったかは珍しく覚えてます。コステロのライブ盤が出るという記事をみてその曲目にこのタイトルがあったからです。でもコステロのライブ盤を買うかは思案中。 ←オイ
アップルミュージックで配信すればいいのに ←オイ
今月のカバー特集第３弾はノーランズ「恋のハッピーデート」。ハイスタのカバーは最高ですね。でも石野真子バージョンをカバーしたそれいゆが一番なのは譲れません。復活しないかなー。
【購入音源】
大滝詠一 『EACH TIME 40th Anniversary VOX』
〜はい、レコードプレーヤーも、ブルーレイオーディオを聴く環境も無いのに、VOX買っちまいました。
それにしても今回CD収録および配信された40th Anniversary Editonはまたまた収録曲も曲順も変わり、結局大滝師匠が思い描いた『EACT TIME』の完成版がどのようなものだったのかは永遠の謎になりました。全曲ミックス違いらしいのですが、特に「木の葉のスケッチ」「ペパーミントブルー」「魔法の瞳」あたりはイントロがまったく違っててびっくりしました。そして「レイクサイドストーリー」は大エンディングバージョンでした。
数奇な運命をたどることになる本作が師匠の最後のオリジナルアルバムとなったのも不思議な運命だと感じてます。
それじゃ本日はここまで。
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2024年01月09日
やまおの選ぶ２０２３年ベスト企画もの
やまおの選ぶベスト１０シリーズ。最終回の今回はベスト企画ものです。
２０２３年に発売発表された、カバー曲、リマスター、トリビュートそしてライブ盤などから、やまおが気に入ったものを挙げていきます。
企画の性質上、順不同となっています。
【やまおの選ぶ２０２３年ベスト企画もの】
１位 和田唱 「Now and Then（ビートルズカバー 和田唱ver.）」
〜順不同と言いながらこの１位は譲れない。 ←オイｗｗ
NHKラジオ『ディスカバービートルズ２』で、ジョンが作った元々のブートレグを元にトライセラトップス和田さんが作り上げた”ボクの考えた最強のナウアンドゼン”。最高すぎました。
デザイナーが交代した新生レコードコレクターズ１月号の野口義修氏による解説も細かすぎて素晴らしかったなー。
以下は（ホントに）順不同です。
ビートルズ 「Now and Then」
〜正直言ってすごい傑作とは思えないし、なんだかんだ言ってジョンの曲だとは思います。しかし数多の難関を乗り越え、2023年中に本曲を”ビートルズの（たぶん最後の）曲”として世に送り出したポールほか関係各位の頑張りに最大限のリスペクトです。
大泉洋「あの空に立つ塔のように」
〜紅白では玉置浩二と、洋ちゃんによるニセ玉置のデュエットが実現すると信じていたのに、残念でした。。。←ひどい言い草ｗ
長谷川白紙 「Wonderful Christmastime（ポール・マッカートニーカバー）」
〜本曲のカバーの中では相当上位だと思います。
矢舟テツロー『矢舟テツロー、ベリッシマを歌う』
〜『ベリッシマ』はやまおが一番好きなピチカートのアルバムなので冷静にジャッジできませんが、それを差し引いても良かったと思います。
ボズ・スキャッグス 『Columbia Rarities (1971-88)』
〜ボズのコロンビア時代のレア音源集。これが配信で聴けちゃうなんて贅沢だなぁ。
大滝詠一 『NOVELTY SONG BOOK / NIAGARA ONDO BOOK』
大滝詠一 『暑さのせいEP』
〜今年はついについに『EACH TIME 40th Anniversary VOX』の発売ですね。
え？アナログレコードもブルーレイオーディオも聴く環境が無いやまおが買うわけないじゃないですか。予約なんてしてませんよ。してないってば。・・・３月までにどうやって２万５千円工面しようかな。 ←オイ
寺島由芙 「気がつけばあなた（松浦亜弥カバー）」
〜A面のつんくプロデュースオリジナル曲も良かったけど、やっぱり、あややカバーは最高です。
松任谷由実 『ユーミン乾杯!!〜松任谷由実50周年記念コラボベストアルバム〜』
〜１曲めの岡村靖幸は最高でした。そしてライムスターの昭和のスナックの合いの手感もよかった。「今だから」で小田和正さんと財津和夫さんのどっちが歌ってるのか聞き分けるのが難し過ぎることに気づけたのも良かったです。
V.A.『Barbie The Album（O.S.T.）』
〜参加アーティストの豪華さでは他の追随を許しません。ちなみに映画は見てない。
リアム・ギャラガー 『ネプワース22（Live）』
〜これならオアシス再結成しなくてもいいんじゃね？と思わせちゃった傑作ライブにして問題作。
℃-want you! 「ペパーミント・パティ telephone（THE GOOD-BYEカバー）」
〜この曲は知らなかったんですがカバーが良かったのでオリジナルを聞いたらぶっ飛びました。この名曲を知れて良かった。ありがたい。
ジョ二・ミッチェル 『Joni Mitchell at Newport (Live)』
〜これは感動的なライブ盤。必聴です。
マイク・ヴィオラ『ポール・マッカーシー』
〜ビートルズに五人目のメンバー、ポール・マッカーシーがいたら？という夢想から生まれたポール大好きミュージシャンによる快作にして怪作。
Wink Music Service 「ローマでチャオ」「ヘンな女の子」
〜アンジーひよりをボーカルに迎え、サリー久保田と高浪慶太郎が結成した新ユニットによるアレな曲です。お二人には不本意でしょうが、やまお的には企画盤扱いです。 ←オイ
Paper Moon Project 『CITY POP AVENUE』
〜シティポップカバー集。選曲がいいね。
西寺郷太『Sunset Rain』
〜郷太さんによるシティポップカバーアルバム。郷ひろみ「入江にて」が白眉ですがその他も傑作ぞろい。こちらも素晴らしい選曲です。
トッド・ラングレン 『Individualist Live』
〜2019年のライブが昨年配信されました。トッド好きなら感涙必至のセトリが素晴らしすぎる。
『50th Anniversary Special A Tribute of Hayashi Tetsuji - Saudade -』
〜林哲司デビュー５０周年を記念して著名ミュージシャンが集結したトリビュートアルバム。名曲ぞろい。
ブリンズレー・シュウォーツ 『Thinking Back: The Anthology 1970-1975』
〜オリジナルアルバムは紙ジャケ盤を含め全部持ってるんですが、またまた買ってしまいました。
本作はブリンズリーズのオリジナルアルバム全作に未発表曲やライブ録音をボーナス収録したボックスセットと言う体になります。
一応日本盤なんですが、ビニールのかかった輸入盤の上にＣＤサイズに折りたたんだ日本語ライナーノーツと、ボックス用の帯をつけて、上からさらにビニールをかけているだけなので、これを日本盤と言いはるのは正直どうよとは思ったけどまあ買うよね、普通。 ←なんの普通？
それじゃ本日はここまで。
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2023年03月09日
音メモ２月（２３年）まりや率の高さは異常
やまおが２月に聴いてた音楽の備忘録です。
ウェルドン・アーヴィンは６０年代後半からニーナ・シモンのバンドリーダーとして音楽活動をはじめ、ジャズをベースにポピュラー音楽と実験的な融合を試みたヒップホップの元祖みたいなミュージシャンらしいよ。いや、ニーナと共作した「To Be Young, Gifted And Black」は大好きな曲だけど、アーヴィンのことは良く知らなかったっす。模索時期に作られた本作『タイムカプセル』（1973）はまさしく２１世紀に聴いてもまったく古びていない時代を超越したアルバムでした。
サマラ・ジョイは今年のグラミーで最優秀新人賞をとって話題沸騰の女性ジャズボーカリスト。ノラ・ジョーンズのような新しい時代のジャズ、では全くなく、エラ・フィッツジェラルドのようなトラディショナルスタイルの作品が、２０２３年に高く評価されるというのも面白いですね。
今年２月に堀ちえみ作品がサブスク解禁されました！
というわけで一番好きな「待ちぼうけ」を聴きました。そして竹内まりや作詞作曲であることを今知りました。 ←遅いｗ
８０年代アイドル楽曲で、やまおが好きな曲のまりや率の高さに今さらながら震えた。
トッドの２０１９年ライブ音源が２月にサブスクリリースされてました。このセトリはやばい。もし目の前でトッドが「ハロー、イッツミー」「We Gotta Get You A Woman」「アイソーザライト」「It Would’t Have Any Difference」を４曲立て続けに歌ったらうれしすぎて失禁するかもしれん。
３月３日にデ・ラ・ソウルの歴史的傑作『3 Feet High and Rising』がやっとサブスク解禁されました！！ ２月に「マジックナンバー」が先行配信されうかれてたら、メンバーのTrugoyのあまりにも早すぎる訃報を知りました。R.I.P.
先日のアフター６ジャンクションで放送されたスチャダラパーMC BOSE氏によるデラソウル特集はマジ素晴らしいので、アーカイブで是非是非きいてみてください。
やまおの大好きなフィリピン出身UK育ちの美人SSW ビーバドゥービーの新曲はとってもキュートな傑作。これは年間ベストトラック級だぞ。
そしてフィロのスの新曲は今回もハズレ無しなのであった。
声だけで心を鷲掴みにするロック界 ←また謎の界が爆誕ｗｗ
でここ数年独走状態なのは a flood of circle の佐々木亮介でしょ。
今作は奈良美智のジャケットも最高だなー。
マービン・ゲイ「Got To Give It Up」
〜やまおはこの曲は『アンソロジー』収録の4分バージョンで聴いて大好きな曲でした。レココレ増刊『ディスコ・マッドネス！』で、もともとはライブ盤『ライブ・アット・ロンドン・パラディウム』用にスタジオ録音された新曲であることを知りオリジナルの11分バージョンを今回初めて聴きました。１９７８年の時点で８０年代に主流になる1２インチロングミックスの先駆けを早くも作ってたってことだ！！ すげーよ、マービン。
ラストはLiSAの昨年11月の新作アルバムから佐々木亮介作詞作曲の曲。それって相性どうなの？と思ったけど、疾走感のある音楽が得意な二人なのでマジサイコーの出来でした。
それじゃ本日はここまで。
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2022年11月17日
音メモ１０月（２２年） ママはアイドル！
やまおが１０月に聴いてた音楽の備忘録です。
【購入音源】
あなたの知らないソフトロック名曲集第九集 Don't Stop The Carnival: Sunshine, Soft & Studio Pop 1966-1971
〜あなたの知らないソフトロックシリーズもついに第９弾。円安で輸入盤の旨味が減ってきたので、解説付きの日本版がおすすめです。
【Apple Music】
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スカートの新曲はドラマ「絶メシロード シーズン２」のＥＤ曲。山本耕史にもっと活躍してほしかった。 ←オイ
ヤングブラッドはUKのロックスター。いやマジに久しぶりにロックスターが出現したと感じました。ハリー・スタイルズはスターだけど、ロックスターではありません。
先日、YOSHIKIとHYDE、SUGIZO、MIYABIがスーパーバンドを結成すると発表しましたね。
今年は桑田佳祐、佐野元春、世良公則、Char、野口五郎によるスーパーバンドも曲を出しましたが、正直言って華やかさはゼロじゃないですか。 ←失礼だよ
その点、YOSHIKIたち4人の立ち姿にはロックスターとしてのオーラが漂ってました。
ミュージシャンとしての好き嫌いでいうと桑田バンドのほうが圧倒的に好きなんですが、好き嫌いに関係なく、ロックスターとしてのオーラは選ばれた者だけが纏えるんだと感じました。
ウィズコロナ時代にふさわしい「あいのうた」から始まる高橋優新作『ReLOVE＆RePEACE』は大傑作。今年のベストアルバム候補です。
ホット・ソースはチャック・ベリーの姪のロンダ・ワシントンのソロ・ユニット。
超カッコいい！！ ちなみにヴォルト・レーベル最後のシングル（1975年）は彼女の作品らしい。
やまおはジョー・サトリアーニを全然通ってないので名前しか知らないレベルなんですが、ヴァン・ヘイレン追悼ギグをするなら（自分ではなく）エディの息子ウルフギャングがやったほうがいいんじゃない、知らんけど（意訳）みたいな発言が好き。
そんなわけでサトリアーニがサミー・ヘイガー、マイケル・アンソニー、チャド・スミスと組んでたスーパーバンドの代表曲を初めて聴きました。
KALMA「隣」は例によってゴッドタンのED曲。この番組の選曲担当はきっと俺です。←錯乱ｗｗ それくらいやまおに刺さる曲をいつもいつも選ぶんだよなあ。今年のベストトラック候補。
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フィロのスの新作は相変わらずいいです。明後日１１月１９日に十束おとはさんの卒業コンサートが開かれます。そして現在新メンバーの公開オーデション中なんですね。
新生フィロのスを楽しみにしてます。
トッド・ラングレンの新作はリヴァース・クオモ、ザ・ルーツ、スパークスなど1曲ごとに違うアーティストとコラボした意欲作。トッドらしいかと言われるとらしくないんですが、そこを含めて面白いアルバムでした。一番気に入ったのはニール・フィンと組んだ曲。
オールモスト・マンデーは2019年デビューのUSのインディーポップバンド。シンプルなバンドロックスタイルでやまお好みのサウンドです。「Sun Keeps On Shining」は今年のベストトラック候補。
FAKYの新作は安定の良作。
ドレスコーズの新作はまたも新機軸。これは90年代サウンドの現代的解釈なのかな。
ずっと真夜中でいいのに「残機」、米津玄師「KICK BACK」はアニメ「チェンソーマン」のED、OP曲。特に「KICK BACK」は今までの米津作品の中で一番好きかも。
ゆうゆの「25セントの満月」を（たぶん）アトロクのラヴァーズロック特集で超久しぶりに聴きました。
やまおがラヴァーズロックという用語を知ったのは1991年にジャケット・ケイ『Lovin’ You』がヒットした時なので、1987年のゆうゆには、似合わない曲歌ってるな、という感想しか持てませんでした。ホントにすいません。今聴くとすげーいい曲です。マジに。
今回のカバー特集は「ソー・マッチ・イン・ラヴ」。やまおの初体験はティモシーＢシュミットのラジカセのＣＭで、今でもこのバージョンが一番好きです。2番目が達郎さんで、オリジナルのTymesが3番目かな。 ・・・すいません、今回のプレイリストに入ってないので各自で探して聞いてください。 ←オイ
テイラー・スウィフトの新作は全米で爆売れしてるらしいですね。個人的には陽キャのテイラー対陰キャのラナ・デル・レイのコラボ曲「Snow On The Beach」が気に入りました。
そしてアルバム全体のトーンはたぶんテイラーに期待されるポップなものでなく、ラナっぽい。まさしくミッドナイトなアルバムでした。
ロレイン・ジェイムズはUKのエレクトロ・プロデューサー/ミュージシャンで今大注目らしいです。うーん昔っからこういう環境音楽っぽいのは苦手なのを忘れてたました。
Hazel EnglishはUSのインディーポップ美人SSW。これまた90年代UKギターロックっぽい。80年代ブームから今は90年代に潮流は移ってるのかな。
ももクロクローバーZの高城れにさんが北海道日本ハムファイターズの宇佐見選手と結婚を発表して多くのファンから祝福されてました。
現役バリバリの女性アイドルが現役続行を前提に結婚してなおかつそれが（ほぼ）すべてのファンに受け入れられるというロールモデルを作ったのはやはりネギッコだと思います。
現在絶賛妊娠中のMeguのソロ新曲「白いスターダスト」は今年ベストトラック級の傑作なんだから恐れ入りました。れにちゃん、そしてももクロメンバーもネギッコに続き、さらには追い越して、とにかくなんかすげーことをしてほしいです。まずは『おはよう！ももクロChan』が大人気番組になるよう応援してます。
それじゃ本日はここまで。
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2022年09月07日
音メモ８月（２２年）シティポップの再定義に打ちのめされるの巻
レコードコレクターズ９月号の特集「シティポップの再定義」は衝撃的な特集でした。
【シティポップ”再”発見界】 ←どんな界だよｗ
をリードしてきたのはレココレを熱心に読んでるようなはっぴいえんど史観主義者（揶揄するように書いてますが、間違いなくやまおもその一人です）である、という自負を粉々に砕くセレクションの数々に打ちのめされました。
大ゴマで扱われている冒頭の10枚ですが、おぼろげに知ってるのが5枚で、ちゃんと聞いたことがあるのは菊池桃子だけでした。八神純子は5枚目まで、GWINKOは1stを聴いたことあるんだけどなぁ。
ちなみに取り上げられた全１２７枚中聴いたことあったのはわずか６枚という有様。
今までのレココレランキングで、これだけ知らないアルバムが取り上げられたのはおそらく初めてです。まるでミュージックマガジンのワールドミュージック特集を読んだ時みたい。
ワールドミュージックについては知らない自覚を持ってるので何とも思わなかったんですが、シティポップのことは（図々しくも）結構知ってるつもりだったので結構ショックでした。
さらに、世界的なシティポップ再評価の文脈では、われらが大滝詠一師匠はほとんど相手にされていないという事実も発覚して、さらに落ち込みました。その理由は、今のブームをけん引してるのはリアルタイムリスナーでなく、「プラスティック・ラヴ」とかを聴いて、これは踊れる と気に入った世界中の新規リスナーであり、彼らはさらに踊れるご機嫌な同系統の曲を、サブスクやYouTubeでディグしていくので、踊れる曲がほぼ無い大滝師匠がこの流れに入らないのは仕方ないことだと言うのです。
大滝師匠の曲が踊れないことには同意するけど、１２７枚の中には同じくらい踊れない作品もあるような。。。（汗）
ちなみに今回レココレで大きく取り上げられてた１０枚のうち７枚は、Apple Musicで聴けるので興味がある方はどうぞ。 さすがに127枚全部を調べるのは大変過ぎるので勘弁してください。
つかGWINKOはサブスク解禁してないんだ。久しぶりに聴いてみたかったなー。
【Apple Music】
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あらかじめ謝っておきますが、幾田りらって誰だよ、と思ってしまいました。もう謝ったので勘弁してね。
今月のカバー特集は「Let It Be Me」。どれもいいけど、ボブ・ディランがだみ声でなく美声で歌うバージョンは相変わらずいいですね。
FAKYの新曲は大傑作。もっと売れていいと思うんだけど、やまおが応援すると売れない法則があるので、どうすればいいのかわかりません。
Pale Fruitは日本の4人組バンドらしいよ。「浮気なぼくら」というタイトルが気になって聞いてみたら面白かったです。ちなみに「浮気なぼくら」はYMOのアルバム名だけど曲名ではないので、当然YMOっぽくはなかったです。
ファンタスティック☆パイセンは相変わらず身も蓋もないｗｗ
ここだけの話にしてほしいのですが、コステロ好きを公言しているやまおですが全部の作品を聴いてるわけではありません。新装盤のボーナストラックとかはフォローしてないし、コステロの歌が入ってない作品も聴いてません。。。ええ、この『Il Songo』のことですよ。コステロ作曲の本格的オーケストラ作品。
そしてここだけの話にしてほしいのですが、途中で聴くのを止めました。 だって眠くなったんだもん。
ジャンクフジヤマの新作は相変わらずいい意味で『FOR YOU』期の山下達郎ismが素晴らしい。 いい意味なんだってば。
竹内アンナの新曲「泡沫SUMMER」。2022年のシティポップとはこういうサウンドだと思うんだけど、なんか自信がなくなりました。。。
CKB２年ぶりの新作はもちろん、いーねっ！ つか今まで３年以上リリース間隔が空いたことがないんだ。働き者です。
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Dayglowの10月リリース新作からの先行曲は相変わらずやまお好みの傑作。早くアルバムが聴きたいっ。
ジョン・レジェンドの９月リリース新作からの先行曲もいい。今回はソウルクラシックと現代R＆Bを上手くミックスさせたサウンドなのかな。特に「Dope」は超カッコいいです。
やまおの大好きなラジオ番組「東京ポッド許可局」でTETSUこと織田哲郎さんの装甲騎兵ボトムズのED曲がかかってて、懐かしく聞き入ってました。ボトムズのプラモデルを下手ながら頑張って作ってたものです。
中山千夏さんは、ドロロンえん魔くんの主題歌しか知らなかったんですが、ひょんなことからデビュー時の曲を聴いたら、あまりのカッコよさにぶっとびました。和田アキ子「笑って許して」が1970年なので、1969年に馬飼野俊一はすでにジャパニーズソウルを完成させていたんですね。ちなみに和田アキ子「古い日記」（1974）は実弟の馬飼野康二作なので、馬飼野兄弟ぱねぇ としか言いようがありません。
ドレスコーズ「聖者」は90年代っぽくて好き。電気グルーヴ「N.O.」オマージュ（？）な歌詞もいい。
The Telephonsは日本のバンド。この紹介を書くためWikiを見たら、メンバー全員が瀬尾公治の広島弁ラブコメマンガ『君のいる町』のファン、というどうでもいい情報を知ることが出来ました。
『RISIN’』はカンザスシティのソウルボーカルグループSMOKEの1976年リリースの唯一のアルバム。レア盤だったらしいのですが、今やApple Musicで聴けるのでありがたいです。傑作だぜ。
ワンウェイはデトロイト出身のファンク・バンドで、今もブルーノ・マーズやマーク・ロンソンなどに影響を与えているらしいよ。2019年には新作も出してます。1979年の本作（ちなみに80年にも同じタイトルで別内容のアルバムを出してる 紛らわしすぎる。。。）のほうがジャケットがカッコいいので聴いてみました。ジャケ負けしないファンク！
ブルーグラスシンガーのアリソン・クラウスがロバート・プラントとコラボしているのは皆さんよくご存じでしょうが、なんとアリソンはデフ・レパードの昔からの大ファンとのこと。今回、ついに共演が叶いました。
高木麻早「ひとりぼっちの部屋」は1973年ポプコン最優秀賞受賞曲。初めて聴いたけど、歌声が美しい。
トッドの１９７２年大傑作『Something/Anything?』の発売５０周年を記念して、様々なアーティストがカバーしたトリビュート・アルバム『Someone/Anyone?』が今年２月にリリースされていました。７曲目にトッドの一人しゃべり「イントロ」という曲があるんですが、それがラップで再現されてて大興奮しました。
あと全然知らなかったKen Sharpというアーティストのカバーが良かった。彼はNYタイムズに寄稿する音楽ライターであり、音楽家でもあるそうです。
皆さんも今回のプレイリストで、本作のボーナストラック「I Saw The Light」からケン・シャープのオリジナルアルバム1曲目「Maybe Next Summer」の流れのあまりの自然さに震えてほしい。 トッドにこんな曲あったっけ？ って一瞬混乱すること必至です。
今月のカバー特集その２は葉っぱ隊「YATTA！」カバー。ちなみにオリジナルはApple Musicにありませんでした。その年の忘年会では宴会芸で身体をはったYATTAダンスが行なわれていたのを思い出して、イヤな気持ちになりました。 ←オイ
それにしてもアルゼンチンのラテンポップバンドであるEl Simboloがなぜこの曲をカバーするに至ったのかは興味がありますね。ちなみにPVもありますｗ
TOKYO No.1 SOUL SET 『SOUND aLIVE』（2021）は権利関係で再発が難しい初期楽曲を、サンプリングではなくバンドサウンドで再録したセルフカバーと新曲によるオリジナルアルバム。聞き逃してたんですが、キャッチできてよかったです。
BIKKEは日本のラッパーで一番好きだなと改めて思いました。
私立恵比寿中学「ヘロー」。柏木ひなたさんがいるエビ中を聴けるのはあと4か月なんですね。これでてんかすトリオメンバー全員がグループを離れるのかと思うと、感慨深いものがあります。ずっと応援してますよ。
余談ですが、レココレの背表紙に 濱田金吾と菊池桃子はともに初登場 と思われます。
それじゃ本日はここまで。
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2022年07月29日
やまおの選ぶ1960−1999ロックアルバムベスト20〜レコード・コレクターズ40周年記念ベスト800に異議あり〜
レコードコレクターズ誌は５月号から８月号の４か月にわたり、６０年代から９０年代まで１０年ごとの”洋楽ロック”アルバムベスト２００を発表していました。
最初に言っておきますが 異議なんてありません。あるわけないでしょ。 →逆ギレww
でも、正直言ってレココレの選んだ１位はやまおの考える１位と違うし、何よりベスト２０位以内に知らないアルバムが結構入ってることがショックというか、まだまだ音楽の聴き方が足りないなと反省してました。
レココレの年代別ベスト２００は、８月号の９０年代発表で一区切りとなり、ただいま読者からの投票で１９６０ー１９９９の洋楽ロックアルバムベスト２０を大募集中です。（締め切りは8月15日必着。 切手不要のハガキ付き！！ 神かよ）
４０年でたった２０枚！？と驚きましたが、売られた喧嘩は買わなきゃ、です。 →喧嘩ではないww
ルールはレココレ選出の２００枚×４の８００枚から２０枚を選んで投票して、集計の結果ベスト５０を決めるらしいです。
さらにレココレに選ばれなかったアルバムから１枚だけ自分で選べる、というのもいいですね。
おら、なんだか燃えてきたぞ。
そんなわけで、【やまおの選んだ1966−1999洋楽ロックアルバムベスト２０＋１】です。
レココレの年代別ベスト２００のことはひとまず忘れて、自分のiTunesライブラリからベスト２０にふさわしいアルバムを厳選しました。
そして、やまおの選んだ中でレココレに無かったものをプラス１として選びました。
では発表です。順位、アーティスト名、アルバム名、発表年、レココレ順位となります。
１位 Crosby, Stills, Nash & Young Deja Vu 1970 70-032
２位 The Beach Boys Surfs Up 1971 70-054
３位 The La's The La's 1990 90-039
４位 Joni Mitchell Clouds 1969 60-050
５位 The Beatles Rubber Soul 1965 60-044
６位 David Bowie Low 1977 70-018
７位 TOTO TOTO IV 1982 80-129
８位 Oasis (What's The Story) Morning Glory? 1995 90-006
９位 Roger Nichols & The Small Circle Of Friends Roger Nichols & The Small Circle Of Friends 1966 60-051
１０位 Todd Rundgren Something/Anything? 1972 70-019
１１位 Electric Light Orchestra Out Of The Blue 1977 70-165
１２位 Joe Jackson Night And Day 1982 80-144
１３位 Scritti Politti Cupid & Psyche '85 1985 80-014
１４位 Red Hot Chili Peppers Blood Sugar Sex Magik 1991 90-017
１５位 Travis The Man Who 1999 90-178
１６位 Prince 1999 1982 80-070
１７位 Laura Nyro Eli And The Thirteenth Confession 1967 60-091
１８位 Dr. Feelgood Down By The Jetty 1975 70-139
１９位 XTC Black Sea 1980 80-057
２０位 De La Soul 3 Feet High And Rising 1989 80-047
プラス１ Special AKA In The Studio 1984
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こんなの楽勝だと思ってざっと厳選したところ、なぜか１５０枚くらいが候補になり、いちアーティストは一枚のみという縛り（レココレでいきなり１位から３位までずらっとボブ・ディランで選んでる選者がいたけど、人間としてどうかしてる（怒））に加え、例えばビートルズのアルバムを選んだらポールやジョンのソロ作は選ばないという無茶苦茶きびしい制約を自分に課して絞りに絞りました。つかなんでそんなにきびしくしなきゃいけないのか自分でも訳が分かりません（涙）。
結局、60年代 4枚、70年代 6枚、80年代 6枚、90年代 4枚となりました。
別に全部80年代でもいいや、くらいの気持ちで選んだ結果なのに、恥ずかしくなるくらいバランスがとれてますね。
そしてやまおのフェイバリットであるコステロが選ばれないという体たらく。やまおの選びたかった『Blood & Chocolate』（1986）が８０年代２００位内に入ってないのに、ランクインした３枚から仕方なく選ぶのはなんだかなぁと思ったからです。 ←われながら面倒くさいｗｗ
それでは主にレココレで各年代のベスト２００に選出されてなかったけど、自分なら選ぶというアルバムについてコメントです。
まず６０年代。
ビーチボーイズは『ペット・サウンズ』に偏りすぎじゃないですか。
やまおは山下達郎さんほど初期原理主義者ではありませんが、ブライアンらしさがいよいよ現れた『サーファー・ガール』（1963）とか、『ペット・サウンズ』への息吹を感じる『トゥディ』（1965）とかも十分ベスト200に値すると思うけどなー。
それとやまおの好きなマンフレッド・マンが一枚も入ってないとか、ロックと言いながら随分境界が曖昧だけど、結局インプレッションズ→カーティス・メイフィールド関係は全無視かよ（怒）とか、Paul Revere & The Raiders、The Cowsillsあたりが入ってないのはおかしくね？ とは思いましたよ。
続いて７０年代。
７０年代はソロが２枚、ウィングス名義が９枚とポールの才能爆発時期ですが、やまおの好きな『マッカートニー』やウィングス『バック・トゥ・ジ・エッグ』が選外なのは納得いかないなー。
ポールがらみでいうとビートルズの弟ポジションだったバッドフィンガーの評価も低いと思います。
また今回は”ロック”のベストアルバムですが、例えばスライ＆ファミリーストーンはロックだけど、アイズレーブラザーズはロックじゃないとレココレは決めてるってことですよね。そんなの俺が認めないぞ。 ←オイｗｗ
８０年代。
８０年代はやまおがリアルタイムに意識的に音楽を聴き始めた時代なので思い入れが深いのですが、レココレベスト２００は後に名作と言われてるものに偏重していて、あの時代の軽薄な空気感がイマイチ感じられないなと思いました。
だってUKニューウェイブのABC、ハワード・ジョーンズ、ニック・カーショウあたりが軒並み落選してます。まあやまおも選ばないけどね。←オイ（怒）
ところで163位に『モア・スペシャルズ』が入ってますが、70年代で『スペシャルズ』は選ばれてません。70年代後半から世界を席巻したスカ/レゲエは80年代には岩井勇気いうところのスカ”風”と、先鋭的な非ジャマイカスカに二分していきます。1979年の『スペシャルズ』こそ、その分岐点のど真ん中にあった作品でした。そして レココレでは一切評価されてない 2トーンから異形の進化を遂げたUSでのニューウェイブスカ/スカパンクこそやまおが選びたかったものなんです。。。残念。。。
というわけでプラス１枠には、テリー・ホールより天才音楽家だったジェリー・ダマーズと天才ボーカリストのスタン・キャンベルが組んだスペシャルAKAのただ一枚のアルバムを推します。
最後は９０年代。
９０年代はロックで売れてるのはオアシスくらいで、主流はヒップホップ、ミクスチャー、ダンスミュージックのほうに移った時代になります。しかしレココレのベスト200を見ると、どうやら皆さんはそういう不都合な真実から必死に目を背けて、あたかもロックの革新はずっと続いていると思い込んでいるみたいです。
多くの人々が言ってるように”ロックは死んだ”のです。ちなみにバディ・ホリィが亡くなった1959年に音楽自体が死んだはずなので、今回のレココレのベスト800は全部ゾンビなんですよ。
若いリスナーが聴いてる音楽がその時代の音楽のはずなのに、やまおを含む面倒な音楽マニアたちは今でも60年代／70年代的なサウンドを絶対的な物差しとして、今の音楽を聴いてあーだこーだ言ってるんです。
ああ、自分で書いててイヤになってきたけど、ホントなんだから仕方ない。
そんなわけで90年代のアルバムについては、やまおもレココレ選者のみなさんと同じように老害であることを自覚せざるをえません。90年代については80年以降に生まれた選者の意見を聞いてみたいですね。
それじゃ本日はここまで。
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2020年10月18日
音メモ９月（２０年）
やまおが９月に聴いてた音楽の備忘録です。
【YTM】
ロビー・デュプリー / Walking On Water 1993
〜USのAOR系SSWの９３年作。80年にファーストアルバムから「ふたりだけの夜」というAOR丸出しな曲をスマッシュヒットさせた彼ですが、その後は今一つヒットに恵まれてません。そんな時期のアルバム。
聴くと結構いいんですけどねー。
◯Shuntaro Okino / The Spark 2018
〜すいません。やまおはヴィーナス・ペーター好きだと以前書いてましたが、最近の活動はウォッチしてませんでした。ファン失格ですね、反省です。
これは、初期ヴィナぺを彷彿とさせる好アルバム。若々しいなと思いました。
chelmico / maze 2020
〜アニメ『映像研には手を出すな』のOP曲「Easy Breezy」がやまおヒットチャートの１位にランキングした日本の女性ラップデュオの新作。
Attractions / POST PULP • 2020
〜アトラクションズと言えば、もちろんコステロのバックバンドですが、不敵にも同名のバンドが日本から登場してました。福岡出身の４人組のメジャーデビュー作となります。
ジャンル分けが難しい新しさを感じさせるバンドだと思いました。ちなみにコステロっぽさは感じませんでした。
メロディ・ガルドー、スティング / Little Something • 2020
〜USの女性ジャズシンガーとスティングのデュエット。
トッド・ラングレン、Narcy / Espionage • 2020
〜トッドの来年発表予定のアルバムからのシングルカット。イスラム教徒のヒップホップ・アーティストNarcyとの共演だそうです。前作も良かったので楽しみです。
◎ムーンライダーズ / カメラ=万年筆 デラックス・エディション 2020
〜８０年発表の５作目のデラックス盤。もちろんオリジナルはずっと前に廉価版で購入済みですが、未発表音源てんこ盛りの本作は配信じゃなくフィジカルで買うべきだと強く思いました。 ←おまゆうw
マジに書くと、やまおの持ってるCDより、この配信盤の方がずっといいサウンドだったのでちょっとショックでした。
あいみょん / おいしいパスタがあると聞いて • 2020
〜やまおは根っからの天邪鬼なので、このくらいメジャーになると興味が薄れることが多いのですが、あいみょんはまだまだ面白くなる気がします。
◯早見沙織 / GARDEN • 2020
〜花澤香菜さんに出会った時も感じたのですが、これから日本の音楽界をリードしていくのはアニメや声優さん界隈なんじゃないのかな。マジに。
（未購入）松田聖子/ SEIKO MATSUDA 2020 （配信版）
〜CDでは5曲目に「いちご畑でFUN×４」が収録されているのに、配信版ではさらっと無いことにされてました（涙）。
同曲は大滝師匠の名盤『A LONG VACATION』収録曲の「FUN×４」と、同時期に師匠が（半面を）プロデュースした聖子さんのアルバム『風立ちぬ』収録曲の「いちご畑でつかまえて」をミックスした曲で、ラジオで1回だけ放送されたというまさに幻の音源。ついに聴けるのかと喜んでいたら配信では聴けませんでした。
まあ師匠の曲はYTMで配信してないのでそっちは仕方ないけど、iTunesストアですら購入できないのは納得いきません（iTSでは師匠のオリジナルアルバムは購入可能）。
どうしよう、CDを買うしかないのかなあ。
【購入音源】
アグネス・チャン 「手のひらの愛(明治チェルシーの唄)」1985
〜最近なんかの番組で聞いて、そういやこの曲大好きだったなと思ったら、iTunesにありました！
他にも多くの歌手が歌ってるのですが、iTSではアグネス・チャンのヴァージョンしか見つかりません。ペドロ＆カプリシャスとかパフィーのも聞いてみたいな。
Kashif / BlueSongs 2017
〜１０年以上の活動歴をもつギタリスト/マルチプレーヤーのファースロソロアルバム。レコードコレクターズの7月号で取り上げられてて聞いてみたいと思ったら、iTSにもYTMにも無いので買うしか無いでしょ。買ってよかったです。
Jackie Wilson / Baby Workout (2014remaster) 1963
Jackie Wilson / At The Copa (Live) (2014remaster) 1962
Jackie Wilson / I Get The Sweetest Feeling (2014remaster) 1968
〜50年代から活動して、Wikiによるとサム・クック、JBと並びソウル・ミュージックのパイオニアとされている偉大なR＆Bシンガーらしいのですが、今までオムニバスでしか聴いたことがなかったので、アルバムで聴いてみました。これも良かったです。
森七菜 / スマイル - Single 2020
〜NHKの朝ドラでハナコ岡部と結婚するメガネっ娘がホフディランの名曲をカバーしてました。←ざっくりし過ぎww
Negicco / 午前0時のシンパシー - EP 2020
〜Perfumeもスゴイけど、メンバー３名中２名が３０over＆既婚でも相変わらずサトウの切り餅のCMをやってるNegiccoの最新作の完成度のスゴさにはマジやられました。
Famous Groupies / Rehearsing The Multiverse 2019
〜ポール・マッカトニー大好きなミュージシャンによるポール憑依型楽曲集。似てるけどオリジナルなのが恐ろしい。この勢いでどんどん作って欲しいです。
Elvis Costello & Steve Nieve / Live At The Supper Club New York 22 May 1996・ 2020
〜コステロと盟友スティーブ・ナイーヴによる９６年のライブ音源が今年リリースされてました。予想通り良かった。
The Staple Singers / The Staple Singers Collection 1953-62
〜５３年にレコードデビューしたUSの伝説的ゴスペル/R＆Bグループの６２年までのシングル集。「Respect Yourself」「I’ll Take You There」以前の彼らの初期の曲が聴けて大満足。
The Everly Brothers / Down In The Bottom: The Country Rock Sessions 1966 - 1968 ・2020
〜今年リリースの、エヴァリーズがヒット曲連発の時期から少し落ち着いてカントリーロックにじっくり取り組んだ時期の音源集。ええ、未発表音源という言葉に弱いので買って良かったです。
Elvis Costello / Live At The Sweetwater - 29 April 1989 ・2020
〜コステロがJerry Garcia,、Bob WeirそしてNick Loweらと繰り広げた８９年のライブ音源が今年リリースされてました。
V.A. / Good Weather Machine: Sunshine, Soft & Studio Pop 1966-1972
〜オーストラリアのレーベルによるソフトロックの隠れ名曲コンピ。
「ソフトロック」「隠れ名曲」「解説・安田謙一」ときたらもう大三元なので買うしか無いです。
V.A. / Surrender To The Rhythm: The London Pub Rock Scene Of The Seventies ・2020
〜パブロックの３枚組コンピ。
「コステロが最初に加入していたフリップ・シティ」、「ジョー・ストラマーが参加していたTHE 101’ERS」、「マーク・ノップラーが在籍していたブリューワーズ・ドループ」ときたらもう国士無双なので（以下略）
V.A. / Looking Through A Glass Onion – The Beatles Psychedelic Songbook 1966-72
〜ビートルズカバーは数多ありますが、その中でもサイケ色の濃いカバーを集めた珍味アルバム。つまり酒の肴にピッタリ。
The Beatles / Rock 'N' Roll Music Live & Rare 1962-1966
〜ビートルズのデビュー前から武道館公演あたりまでのライブ＆レア音源集。
最大の魅力はCD１枚の値段で１０枚組ってとこです。 ←ケチww
小坂明子 「あなた (Live)」〜LIVE !! POPCON HISTORY��
〜大泉洋さんが司会的なことをしている『SONGS』という番組で、宮本浩次さんがギター１本で弾き語ってるのを見てグッときました。
宮川泰節全開のオリジナルもいいけど、よりシンプルなアレンジのこのライブ音源も良かったので、ピアノだけの弾き語りも聴いてみたいです。
adieu 「楓 - Single」 2020
〜上白石姉妹のどっちか ←オイww
が数年前にCMで歌ってた「楓」がとても良かったけど、当時はリリースが無かったのです。
最近、アディダス ←わざと間違えました、サーセン
とかいう読めないアーティスト名をつけた上白石さんが配信開始したので早速聴きました。
やっぱいいね、上白石さん。 ←下の名前がわからないからこう書いてるわけじゃないから（汗）
それじゃ本日はここまで。
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2020年07月03日
音メモ６月（２０年）
やまおが６月に聴いてた音楽の備忘録です。
【GPM】
Uru / モノクローム (Special Edition) 2017
〜本名、生年月日、出身地など一切非公表の「謎だらけのシンガー」ことUruのファーストアルバム。
やまおの勘に狂いがなければ、Uruは女性だと思います。 ←オイｗｗ
宮里陽太、エリアンナ、矢野博康 「LOVELAND,ISLAND」 2020
鈴木 雅之 / ALL TIME ROCK 'N' ROLL 2020
〜マーチンのキャリアを総括するオールタイムベストアルバム。ドラマ『ハケンの品格』主題歌の「Motivation」も収録。
Ultra Chu Chu Medleyが最高でした。
清 竜人 『COVER』 2020
〜今年リリースのセルフカバー集。ももいろクローバーZさんに提供した「イマジネーション」以外の歌も竜人さん本人が歌うとアレな内容ですが ←オイｗｗ
決してイヤではありませんでした。
ヨルシカ / 花に亡霊・夜行 2020
あいみょん 「さよならの今日に」 2020
ジェシー・レイエズ / BEFORE LOVE CAME TO KILL US 2020
〜カナダ出身の美人SSWのファーストアルバム。
デフ・レパード / Hysteria At The O2 (Live) 2020
〜２０１８年のライブ音源
Indigo Girls / Look Long 2020
〜GPMでインディゴ・ガールズの名前を見かけて「懐かしいな」と見てみたら、バリバリ現役で活動中でした。姉さんたちスゲー。本作も普通に新作ですよ。
センチメンタル・バス / Sunny Day Sunday 1999
PARACHUTE / Light Mellow パラシュート
〜このバンドは名前をちょっと聞いたことがあるくらいの認識だったのですが、松原みき「真夜中のドア」のアウトロのギターソロをぶちかましてるのがギターの松原正樹さんだと知って聴きたくなりました。
レコードコレクターズ 2020年 5月号《究極のギター・ソロ〔ロック編〕》に異議あり。だって「真夜中のドア」が入ってないから。
*ちなみに「真夜中のドア」はレココレ６月号《シティポップの名曲ベスト１００ 1973-1979》では第５位と高評価でした。なんで７０年代じゃなくて７３年からなんだよ。異議ありｗｗ
トッド・ラングレン / Box O' Todd (Live)
〜トッドの７１年から73年ころの未発表ライブ音源集です。
エルヴィス・コステロ 「No Flag」2020
〜久々の新曲。あれだけ多作だったコステロが今やディランより作らないなんてなー。
大森 隆志/ Song For You 2005
〜２００１年にサザンオールスターズを脱退したギタリストのソロアルバム。サザン時代の「なんば君の事務所」「猫」を聴きたくてプレイリストに入れました。
GREAT3 / ROMANCE 1997（2007再発）
〜サードアルバム。２００７年の再発盤では佐野元春「サンチャイルドは僕の友達」をカバーしているというのをどこかで見て聴きたくなりました。ちなみにグレート３最大のヒット曲「カリギュラ」（チャラのコーラスが絶品！）も本盤にボーナス収録されてるので必聴ですよ。
ノラ・ジョーンズ / ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア 2020
〜４年ぶりの最新アルバム。前作に続き、デビュー時を彷彿とさせるジャズとピアノの楽曲集になってました。ジャケットも秀逸。
Willy and his Giants / Greatest Hits
〜６０年代に主にドイツで大人気だったらしいギターインストバンドのベスト盤です。
Cherry Tess And Her Rhythm Sparks / Wait Just A Minute 2019
〜USのロカビリー/カントリーロック美人女性シンガーの２０１９年作。
◎◎John Legend / Bigger Love 2020
〜USの人気R&Bシンガーの新作。これはもう２１世紀のマーヴィン・ゲイと言っていいでしょう。大傑作。
ジェイソン・ムラーズ / Look For The Good 2020
〜USの人気SSWの新作。アルバムごとに異なったアプローチをとる印象ですが、今作はレゲエでした。
Bob Dylan / Rough and Rowdy Ways 2020
〜尊敬する萩原健太師匠をはじめ、皆さんから大絶賛の新作。
そりゃ７９歳の御大が精力的に新作を出し続けてるのは凄いことだと思うし、じっくり聴きこむとスルメのように滋味深い、とは思うのですが．．．
われわれジジイ連中が今のEDMを聴いて全部同じに聞こえるように、（やまおも含めた）ディラン初心者が本作を甘い気持ちで聴くと、なんだか全部同じだなーと思ってしまうはず、です。
なのでディランを初めて聴こうと思う若者（いるのか？ ←オイｗｗ）には本作でなく、『追憶のハイウェイ 61』（1965）あたりから聴いてほしいと切に願うのでした。
ニール・ヤング / Homegrown 2020
〜1975年に録音されながら未発表だったアルバムが急遽リリースされました。
１９７５年といえば傑作『渚にて』の次のアルバムってことですね。ややおとなしめの曲が多い印象ですが、ファンなら十分楽しめる出来です。
Ms.OOJA 「フライディ・チャイナタウン」2020
〜Ms.OOJA が泰葉の１９８１年デビュー曲をカバー。
やまおはこの曲が大好きで、レコードコレクターズ２０２０年７月号《８０年代シティポップの名曲》の、ベスト１０に入っていることを固く信じてます。（読むと影響されてしまうので、まだ開いてません）
当時田舎の高校生だったやまおはこの曲を聴いて、出だしの
♪かたにぶつかるジングワィ〜 ウィンクをなげ〜る〜♪
というフレーズが何を言ってるのかわかりませんでした。
ジングワィって何？ 喰えるの？？
１９８１年といえばとんねるずがブレイク前であり、業界くん物語だってまだ連載されてなかった時期。都会の業界人が、寿司をシースー、銀座をザギンと言ってるらしいと知るのは１９８５年過ぎのことです。１９８１年に外人をジンガイ呼ばわりしてた泰葉、恐るべし。
それじゃ本日はここまで。
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2020年02月05日
【祝 SPY×FAMILY1位記念】読書日記１２月【このジャンププラスがすごい】
やまおが読んでた本を備忘する定期企画ですが、まずはジャンププラスについて語りたい。
ジャンププラスは少年マンガ誌発行部数第１位の少年ジャンプによる基本無料のWEBサイトです。やまおは数年前にドラゴンボールを読みたくてこのサイトにちょくちょく寄るようになりました。
ジャンププラスの構成は、ドラゴンボールのような過去に雑誌版のジャンプに掲載された作品と、本誌ではなくジャンププラスのみで連載されている作品が混在して日替わりで掲載され、一定期間は無料で読めるようになっています。ポイントを使うことで無料期間範囲から外れた作品も読めるようになっており、そのポイントは課金だけでなく毎日開催のじゃんけんゲームに参加することでゲットできます。要するに無料でしかも合法的にかなり楽しめる夢のようなサイトなんです。
そして２０１９年の【このマンガがすごいオトコ版】で、ジャンププラスで連載されているオリジナル作品『SPY×FAMILY』が見事１位に輝いたのです。
やまおはジャンプ本誌を読まなくなって久しいのですが、最近『鬼滅の刃』というマンガが大層人気を集めてるらしいという話は聞いており、尊敬する伊集院光さんもラジオで『鬼滅』の話をしていたので、そちらを差し置いて無料WEBマンガが１位になったことに大きな驚きを感じるとともに、同作はやまおもお気に入りの作品であり１位になるのも当然の面白さなので自分のことのように誇らしい気持ちになりました。 ←図々しいｗｗ
そんなわけで、まだジャンププラスをチェックしてないけど今度見てみようかな、なんて思ってる方のために曜日ごとのやまおのお気に入り作品を挙げておきます。
（日） 『すいとーと！ 』
〜博多の女子大生二人がイチャイチャしながら美味しいものを食べる話。『きのう何食べた？』への百合からの回答その２。 ←このフレーズ好きだなｗｗ
（月）『SPY×FAMILY 』『地獄楽』『サマータイムレンダリング』『ドラゴンボール』
〜月曜日はチェックする作品が多くて忙しいので分散してほしい（怒）。 ←オイｗｗ
ちなみに1/27現在、ドラゴンボールはギニュー特戦隊→フリーザ編なので、盛り上がらないわけがない。
（火）『姫様“拷問”の時間です』 『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』
〜三億円事件のほうは最近完結したので一気読みしてみてはいかがでしょうか。←だれ視線だよｗｗ
『拷問』は、タイトルと違ってとてもキュートなマンガなので誰にでもおススメできます。特に魔王がキュート。
（水） 『道産子ギャルはなまらめんこい』『HEART GEAR』『ヒカルの碁』
〜『道産子』はこれを読んで北海道に転校したいと思う高校男子が続出するんじゃないかと心配になります。道産子かつもと男子高の生徒として、こんな都合のいい話は絶対ないと強く言っておきたい。
（木） 『忘却バッテリー』『アビスレイジ』『秘密の果実』『夜ヲ東二』
〜忘却バッテリーは一見ふざけてるのに実は胸アツな王道野球マンガの傑作です。
（金） 『奴隷遊戯GUREN』『恋獄の都市』『お迎えに上がりました』『ヒナちゃんチェンジ』
〜『ヒナちゃん』は、タイトルは軽いけど、ダイバーシティとか言ってるけど当事者はずいぶんと生きづらいことを突きつけるシリアスなマンガです。
（土） 『魔都精兵のスレイブ』『左ききのエレン』『屍人荘の殺人』
〜『スレイブ』は男のロマン（錯乱）。それにしてもエレンを演じる池田エライザさんが早く見たい。
*それじゃ、皆さんも素敵なジャンププラスライフをエンジョイしてください。
・・・１２月にやまおが読んでた本を仕方ないから書いておきます。
附田祐斗、佐伯俊『食戟のソーマ』
〜このマンガも実はジャンププラスで１００話くらいまで無料で公開されてました。読み始めたらとても面白くてあっという間に無料分は読み終わっちゃって、その後もポイントを使って読んで、さらにはブックオフで買って読んで、と今のところ３０巻まで読みました。
典型的なジャンプマンガではありますが、何故か美味い物を食べると脱衣するという謎のマージャンゲームみたいな仕様であり、一体アニメではどうなっているんだろうと興味が尽きません。
◎◎◎帚木蓬生 『閉鎖病棟』
〜実は最初の１００ページを読んだ時、話はとびまくるし、誰が主人公かもわからなくて、途中でやめようかと思いました。
しかし！閉鎖病棟の患者たちによる演劇のあたりから、物語は一気に収束し始めて、前半の描写が後半の群像劇への伏線であることが明かされ、ラストでは号泣必至の神展開となります。映画も絶対見たいと思いました。
永井豪『バイオレンスジャック』（１９）（２０）
〜この２冊は１１月下旬に入手しました。１２月下旬に出た（２１）（２２）は取り扱うローソンがぐっと減って入手難易度が上がっていましたが、昨日、最終巻となる（２３）をやっと買うことができました。
それにしても、漫画ゴラク連載のジャックは最後のほうはこんなサーガ的な展開になってたんですね。これだけの長尺を無理やりまとめにかかる豪先生の胆力には感服です。
このミステリがすごい！２０２０年版
〜２０１９年度の１位作品は文庫になったら読んでみたい、と思いました。 ←オイｗｗ
諌山創 『進撃の巨人』（３０）
〜ここまで辻褄が合ってると、１巻の時点ですべてを計算して描き始めたとしか思えません。もう何と言っていいのやら。
神永正博 『「超」入門 微分積分』
〜高校で挫折した微分積分のことを少しでもわかりたいと思って読みましたが、結局わからないということがわかりました。
つか、アマゾンのレビューを見たら、みんなこの本をスラスラ読んで微分積分を理解してるっていうじゃないですか。どうなってんだよ。
【このミュージシャン自伝がすごいはず】
ブライアン・ウィルソン 『ブライアン・ウィルソン自伝 I Am Brian Wilson』
トッド・ラングレン 『インディヴィジュアリスト トッド・ラングレン自伝』
〜正月に読もうと思って買いましたが、この 読書日記１２月を書いてるのがすでに２月、 という時点でお察しのとおり、何もかも計画どおりに進んでません（泣）。
ええと、今年中には読み終わりたい。 ←オイ
それじゃ本日はここまで。
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2017年06月15日
音メモ ５月
やまおが５月に聞いてた音楽の備忘録です。
【Google Play Music】
薬師丸ひろ子 / Cinema Songs
○Sabrina Maria / Blank Canvas
サカナクション / 多分、風。
○God Help The Girl / God Help The Girl (Original Motion Picture Soundtrack)
〜先日見たベルセバのスチュアート・マードック監督の2015年青春音楽映画のサントラです。2009年のアルバムを基に、映画のオリジナルキャストが歌ってるサントラ、のはずです。
◎God Help The Girl / Baby You're Blind
◎God Help The Girl / Come Monday Night
〜2009年のアルバム発表後も（のちに映画化されたように）このプロジェクトは続いていて、これらシングル曲も映画のサントラに使われたりしてます。割とベルセバのことを知ってるつもりのやまおでさえこの程度の認識なので、たぶん一般的には何がおきてるのかわからないって感じでしょうね。 ←ひどい言い草だｗｗ
The Love Unlimited Orchestra / The Best Of Love Unlimited Orchestra
◎カサビアン / For Crying Out Loud (Deluxe)
ダイアナ・クラール / ターン・アップ・ザ・クワイエット
〜コステロの嫁 ←いまだにそんな言いかたするのはやまおだけだよｗｗ ことダイアナさんの新作です。普通のジャズを普通にやらせたら、やっぱり上手い。
MONDO GROSSO / ラビリンス
〜モンドグロッソ１４年ぶりの新作の先行シングル。ボーカルは満島ひかりさん！
うーん、、、正直言って２０１７年にこの相変わらずの大沢節じゃナウいヤングは聴いてくれないんじゃないのって思っちゃった。
プリンス / Electric Intercourse (Studio Ver.)
〜突如GPMにアップされてた殿下の未発表曲。パープルレインのジャケットなので、その頃の録音なのかな。これは噂のニューアルバムも近い？？
Jenny Lewis & The Watson Twins / Rabbit
〜USの美人SSWの2016年の新作。Jenny Lewisさんと言えば、2008年のアルバム『Acid Tongue』でのコステロとのデュエット曲「Carpetbaggers」がしびれるほどカッコ良かったですね。
ところで本作のジャケットですが
ブルゾンちえみwith Bっぽくね？
○シャロン・ジョーンズ / Miss Sharon Jones! (Original Motion Picture Soundtrack)
〜昨年惜しまれつつもがんで亡くなった、遅れてきたソウル・クイーンことシャロン・ジョーンズのドキュメンタリー映画のサントラ。映画の方はiTunesStoreにまだありません。見てみたいです。
○Boukou Groove / A Lil' Boukou in Your Cup
〜ミーターズを髣髴とさせるニューオリンズファンクバンドの２０１２年デビューアルバム。あの手のチャカポコファンクが好きな人には堪えられないサウンド。
ムッシュかまやつ / ザ･スパイダース・カバーズ
〜ムッシュが１９８９年に出したスパイダーズ楽曲のセルフカバー集。やまおは長年GSがピンと来なくて、GS再評価の波にも乗れなかったんですが、６０年代後半に日本でこんな音楽やってた人たちがいたのは素直にすごいと思ってます。
イマジン・ドラゴンズ / Whatever It Takes
〜先行シングル。アルバムが楽しみ。
小松未可子 / 群青サバイバル
ラリー・カールトン / Larry Carlton（1978）
〜やまおは７０年代後半のフュージョンの波に全く乗り遅れてたので、この手の音楽のことはあきらめていました。しかし、５月１４日放送のBS-TBS《Song To Soul》で、ラリー・カールトン「Room 335」を特集していて、当時の凄腕スタジオミュージシャンたちが多数登場して、なんだかにわかフュージョンファン気分になりました。
○エモーションズ / Flowers
〜EW&Fのサポートでデビューした女性ファンクユニットの７６年デビューアルバム。
テキサス / Jump on Board
〜１９８０年デビューのスコットランドのバンドの新作。
ヘレーネ・フィッシャー / Farbenspiel
〜ええとですね、９０年代のTKサウンドを劣化させたようなサウンドで、誰が聴いてもドイツ語だとわかる楽曲を、妙に自信満々に歌いまくる（たぶん）ドイツの現役歌姫の旧作。なんで旧作かというと新作のジャケがちょっとイイ感じだったので、そっちを聴きたかったんだけどGPMでは、まだこの旧作しか聴けなかったからです。
まあ一回聴いてお腹いっぱいになったので、新作を聴く予定はないです。 ←オイｗｗ
Bluey / Oceans In Space/Never Been To LA
〜インコクニードの中心人物のBlueyさんのソロプロジェクト、だと思うんだけど、インコクニードとはかけ離れたエレクトロサウンドに戸惑うばかりのやまおなのでした。
【購入音源】
◎Brinsley Schwarz / It's All Over Now (2017 release)
〜１９７４年に録音されてたけど、リリースされず、グループの解散に伴いお蔵入りしていたアルバムが２０１７年に奇跡のリリースです！！「恋するふたり」のオリジナルverはじめ、聴きどころの多い傑作アルバム。
Brinsley Schwarz / Unexpected （2017）
〜そして、こちらはブリンズリー・シュウォーツ（バンド）のギタリスト、ブリンズリー・シュウォーツ（地味な人）が２０１７年に放つキャリア初のソロアルバムです。 地味とか言うなｗｗ。
これが思いもかけず滋味あふれる一枚（いやむしろ想像通りか）でちょっと泣けました。特に３曲目「Beautiful Loser」は大滝詠一「1969年のドラッグレース」を思わせる歌詞でぐっときた。
◎◎ドレスコーズ / 平凡
〜山田玲司のヤングサンデーファンとしてこのアルバムを聴き逃すわけにはいきません。そして、これがホントに素晴らしい作品でした。２０１７年ベストアルバム候補です。
◎Todd Rundgren / White Knight
〜最近のトッドはアレだからな、なんて思いながらなかば義務でポチった一枚ですが、これがびっくりするくらいの傑作でした。
つかトッド、まだこんなこと出来るんだ。
メロディは７０年代全盛期なみのキレキレっぷりで、そこに２０１７年のサウンドプロダクションが何の違和感もなくマッチして、豪華ゲスト陣を縦横無尽にあやつるトッドはまさに“A Wizard, A True Star”。これは２０１７年ベストアルバムですよ。 ←多いなｗｗ
○Fleet Foxes / Crack-Up
〜フリート・フォクシーズ６年ぶりの新作です。今年、ビートルズ『サージェント・ペッパーズ』の５０周年記念盤が出てましたが、本作は現代の『サージェント〜』を狙ったような意欲作だと感じました。
Gorillaz / Humanz
〜ブラーのデーモン・アルバーン率いるゴリラズの新作。「We Got The Power」では、あのノエルがギターとバッキングボーカルで参加！！ この二人が一緒に曲作るようになるなんて、今さらながら今は２０１７年なんだな、と思いました。そしてそれに悪態をつきまくるリアムは２０１７年になっても変わらねーｗｗ。
○Lana Del Rey / Midnight Fantasies EP 2017
〜EPと言いながら、なぜか１３曲いり。Lana Del Reyと言えば、美人だけど暗い曲ばかり歌う人ってイメージでしたが、本作はEPだからなのか、歌い方はカワイイし、ポップな曲調が多いし、良かったです。
【映像作品】
◎◎ももいろクローバーZ / ももいろクリスマス 2016 ~真冬のサンサンサマータイム~ LIVE Blu-ray BOX
〜ええ２か月連続の登場ですが、買ったのが４月で、見終わったのが５月だからいいんです。
見終わった感想ですが、メイクが薄い。
そんなこと？と思うかもしれませんが、やまお的にはとても印象的でした。だって、ももクロちゃんたちも全員２０歳以上になりました。（つかこの６月で２１歳以上だよ）円盤化するライブであれば、少しでも見栄えを良くしようとメイクにも力が入るお年頃じゃないですか。
しかし、あえてこのももクリでは、デビュー以来もっともメイクが薄いんです。すごくね？
これにはｋｗｋｍ、そして佐々木あつのりんの、“ももクロは素で十分いけるんだ”、というとてつもない自信を感じました。
この自信はライブ演出にも生き届いており、一時期のギミック重視の派手派手演出は、一切みられません。箱は大きいのに、割と小さめの円形ステージでフォーメーション重視で歌い踊り、その他の曲では移動車でできるだけファンの近くにいく、これだけをひたすら繰り返します。そして、それこそがモノノフの求めているものだったのです。
アーティストはビッグになると、その分多くのファンに見てもらうために、どうしても大箱を選択せざるをえなくなります。そしてその大箱に見合った（実は誰も喜ばない）スケールの大きな演出が、結局のところアーティストよりも目立ったりします。
しかしももクロちゃんは、大箱であってもどれだけファンの近くに行って楽しませることができるのかを第一に考えていました。これはたぶん、現在おこなっている全国４７都道府県を回る《青春》ツアーにも生かされているはずです。
・・・つか千歳行きたかったよ。。。orz。。。
それじゃ本日はここまで。
