“難病”闘病記

2度の大手術をして不自由な身体に! 失意の淵から“再生再起”を目指して、闘病の旅へ!!!

2017年12月

どこまでも、真心で。

【本当の、まごころ】2017/12/31

◇西暦2017年…1年が終わる。自分の一生が、人生が終わるとも思った…特別の"年"だった。


    まごころは
    見えない
    自分でも
    はかれない

    自分が
    消えた
    時にだけ
    見えてくる

◇誠心誠意、"精一杯生きる"!!    
◇仕事でも私生活でも、そう自分に言い聞かせて生きてきたつもりだけれど…。本当にそうだったか、少しの欠けるところもなかったか…そう問われたら?!

                                                                         〈まごころ〉

◇自分の来し方を、自信を持って肯定することはできない。大方の事は不充分・失敗だったようにも思う。思い出すのが辛いことも多い…。
◇個人的な裏切りには何度も遭い、組織全体との闘いもあった。保身術に長けた腹黒い男達・反省を知らない思い込みだらけの女達。今思えば…理不尽な事ども、詰まらない"生活"・虚しい"仕事"をしてきたものだとも思う。
⇒後日、新聞・テレビ等でも報道されたが…誰も罰せられなかった不可解な事件にも直面した。抜け道だらけの笊法!?     ムロン、素晴らしい人達との出会いもありました。         
 
◇身体の機能が一つひとつ失われてゆくに従って、心も壊れてゆく恐怖。やはり"人生は苦"なのかとも思う。来世があるのなら…と考えるのも埒のないこと。それでも、この世に生きている限り…ただ愚直に、どこまでも"まごごろ"で歩いて行きたいと思う。 
◇先日届いた長兄からの手紙に、「"必ず復帰するぞ"という強い気持ちで治療に専念して」という言葉があった。兄もこの間に2度の手術を受けていたそうだ。涙が零れた。 


☝︎「感情こそ美であり、美こそが真実なのだ」と、ロダンは言った。

◇それでは皆さま、よいお年を!! 


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前を向いて、上を向いて!

【俯かないで歩く】2017/12/28


    俯かないで
    歩いて行こう
    心が    小さく
    ならないように

◇今年、この国で生まれた日本人は、94万人ほど。亡くなった人は約134万人で、差し引き40万人の人口減なのだそうな。
◇そんな2017年…私にとって、思いもよらない大変な年になってしまった。4月には2つの難病が見付かり8〜9月に2度の手術、2ヶ月間の入院をした。手術後は四肢の麻痺という、予想以上のダメージを受けていた。一時は絶望的な気持ちにもなった。
⇒私の指定難病は、“頚椎後縦靱帯骨化症”と“サルコイドーシス”。
◇迂闊な言動、失敗・蹉跌、過誤・罪…後悔しても懺悔しても、取り返しがつかないことがある。過去を消し去ることや運命を変えることはできない(のだろう?!)。それなら、開き直って…前を向いて、上を向いて生きて行こうとも思う。

◇「運命は理性の力では直せない数々の欠点を改めさせる」[ラ・ロシュフコー『箴言集』より]という。
◇が、今の状況の中で…希望を見出すことはなかなか難しいのだけれど。 


◇先日(12/20)、『響きあう  俳句と書(上)』が届いた。以前、神田・神保町でたまたま"下巻"を買っていた本の上巻。
◇俳句や詩、格言・箴言などの短い"言葉"を参考にして、先人・俳人の考え方や生き方を確認したいと思った。さらに、書の造形的"表現"についても学びたいと思って入手した本。 

◇自分が何をしたいのか、すべきなのか。本当に"自分は何ができるのか”・“何者なのか”…いつまで、この“模索”が続くことになるのでしょうか。それは楽しみでもありますが…学び続けること・求め続けることが自らを奮い立たせる、強いエネルギーにもなるんだと信じたいと思います。


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本当に、最悪か?!

【動かない手だからこそ】2017/12/24


    動かない
    手   だからこそ
    できる
    ことがある 
    
    上手く動かない
    手    だからこそ
    より強く
    祈ることが
    できる

◇上の文字は、キチンとコントロールできず、動かない利き腕〜右手〜ゆえに書けた文字。2行目の「な」の字は、正しい文字ではないかもしれないが…偶然に書けた面白い形体。 
◇かつて画学生の頃…わざと右手の親指と薬指・小指で鉛筆や木炭を持って絵を描いたり、左手で描いたりした。偶発的な造形の面白さを狙って…そんなことをしたこともあったが……。 

◇ギターもウクレレも弾けない。小さな字も書けずマウス・キイボードの操作もままならない。ムロン、箸も使えず、まともな絵も描けない。日常の起居・移動も歯痒い状態。こんな今の自分の状態が、本当に"最悪"なのか?    そう問われたら…答えは"否"だろう。何度も絶望的な気持ちにはなったけれど…もっともっと辛い状況の人、もっとキツい条件の中で生きている人達が多勢いるのだから。  
 
◇このまま…何もせず何もできずに死に向かって行くだけなのか?!    入院中から「できなくなった事を数えるのではなく…小さなことでも、できることを捜す」ようにアドヴァイスされた。トーゼン、他人と比べるような問題ではないのだけれど…"希望" が持てるかどうかが大きな鍵だろうと思う。

    上手く動かない
    足    だからこそ…
    見えてくる
    光景がある 

と、信じたい!

☝︎私は決して障害に屈しはしない。いかなる障害も、私の中に強い決意を生み出すまでだ。[レオナルド・ダ・ヴィンチ] 

◇思い返せば…私は、関東平野の片隅の小寺で育った。檀家のない末寺で、父が近所の子ども達に"書道"を教えることや民宿をすることなどで、私たち兄弟は成人することができた。
◇よって、幼い時から"書道"には親しんできたことになる。百十畳間での書道塾だった…。

                                                                                  父の書〈水のながれ〉

◇お寺の方は誰も継がなかったが…書道塾は長兄が継ぎ、現在はその子(=甥)が3代目として塾の経営をしている。
◇子どもの頃、そして都会での学生時代を経た20代後半…塾発行の書道誌『新書藝』の編集などを手伝うとともに、相当のめり込んで"書"の練習をした。今は"上手い"字や"整った"字を書こうとも思わないが…何とか"いい字”を、“味のある字”・“真心を込めた字”を書きたいと思っている。

◇12月になって、テレビで歌謡曲の作詞者〜言葉・詩のプロ?!〜の番組を3つ見た。阿久悠さん・なかにし礼さん・松本隆さんの3人の方。たかが"流行歌"と、どこかで軽視していたのだけれど……。
◇歌のテーマやモチーフと直接関係のない"自分の思いを込めて作詞する"という、なかにし礼さんの話を聞いて、そんな自分の浅はかな考え方を改めさせられた。「99%の技術と1%のfact」と。ここにも、"言葉"を大切にして生きた人間がいた!!

 
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プロフィール
★もともと、絵を描く・楽器を弾く・作曲して歌う・物を書くなどが大好きな、螻蛄才アーティスト。現在…麻痺した四肢で何ができるか、実験・模索中!! [Hiro-A]
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