【老後・予後 de Renaissance

◆最近見て、印象深かったTV番組が2つ。《旅路〜ある夫婦の物語〜》と《残照〜芸術家の家〜》。
◆どちらも、外国のドキュメント番組で…テーマは老後・晩年の暮らし・過ごし方に関わること。

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         *《残照〜芸術家の家〜》の一場面

◆《残照〜芸術家の家〜》は、最近話題になった日本のTVドラマ《やすらぎの郷》に似たような設定で…条件をパスした、恵まれた芸術家だけが入ることのできる施設での話。
☞《やすらぎの郷》のような、生臭さはなかったが…チョット特殊な設定かな、と?!

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         *《旅路〜ある夫婦の物語〜》の一場面

◆《旅路〜ある夫婦の物語〜》は…写真家の夫:ニッギが、“多発性硬化症”のため首から下が不自由になった妻:アネッテとともにワゴン車に乗って旅をする話なのだが…。
 
 
◆数十年前に見た、あるTV番組を思い出した!
⇒タイトル・俳優など、ほとんど不明だが?
◆数年前にも、そのTV番組のことが気になって、調べてみた。清水久典著『死にゆく妻との旅路』 が原作なのかと思い、文庫本を入手して読んだりもした。

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◆が、さらに確認してみると…『死にゆく妻との旅路』は2000年頃の作品で、年代が合わないことに気付いた。
⇒映画になったのは、2011年。

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◆そしてツイに、1983年の『みちしるべ』へと辿り着き…〔これに違いない〕と確信!

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◆それは…病妻とワゴン車で旅する老夫婦の話。鈴木清順・加藤治子が主演のNHK制作のドラマ。
◆〔こんな夫婦もいいな〕〔こんな晩年を送りたい〕と思ったものだった…。

◆やっと“原点”に辿り着いた感じで…。若い頃に淡い憧れを抱き、強い印象を受けたことも思い出した…。
                             

◆再び…『旅路〜ある夫婦の物語』に話を戻すと…。
◆美大入試で出会ったという2人は恋に落ち…。

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*美大入試で出会った2人.

◆数十年後…夫ニッギはワゴン車を改造して、思わぬ難病〜多発性硬化症〜に襲われた妻と旅に出る。

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                                *ニッギのワゴン車.

◆『みちしるべ』には、「このまま2人とも萎(シボ)んでゆくのか」というセリフが出てくるが…『旅路〜ある夫婦の物語』は…若い頃と変わらない“旅”(?!)に出て、夫婦の絆を確かめる話になっている。

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                                *出会いから数十年….

◆“恋”は2年半から4年で冷めるそうだけれど…現実は、“叙情に流されない”ということなのかもしれない。

◆老後・予後、一人で二人で、病院で自宅で…夫婦は、どれだけの時間を過ごすことになるのだろう?
◆老・晩年に出逢わなくてはならない自他の“病気”や“死に至る時間”、そして“死”。そんなことを考えさせられた番組だった。



   

◇高齢者人口の比率が高くなった現在…“老後”や“晩年”・“余生”“予後”に焦点を当てた番組が増えたように思う。
◇損得や勝ち負け意識が高まったせいか、中高年の離婚率も高まっているらしい。夫婦の絆に対する考え方や夫婦のあり方も様変わりしているようだ。
◇◇若い頃に憧れた“晩年の夫婦旅”だが…もう、けして実現されることはないのだろうな!?



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