〜石坂織江さんの日本画を見て〜
■向日葵に残る金色 原爆忌

               …………  ひまわりにのこるこんじき  げんばくき  No.967  …………

◆先日見た、石崎織江さんが描いた日本画「向日葵」の絵が、強く印象に残っている。


◆向日性の「向日葵」は、明るく健康的で力強いイメージの"花"。が、石坂さんの作品では…すでに「向日葵」は枯れ始め、無残な姿を曝している。
◆その無残な姿の中に留める「金色」。何故か、私の中で「原爆」を連想させた。
〈原爆忌 枯れ向日葵の金色に〉初案



【俳人の一句】

〈爆忌の町へマリア磨滅の坂垂らす〉 楠本憲吉

◆掲句は、ナガサキの原「爆忌」を詠んだものだろう。かつて、爆心地から原爆資料館・平和公園を歩き、浦上天主堂へと向かった真夏の「坂」道を思い出す。

〈向日葵が花頭捧ぐる原爆忌〉 榎本冬一郎
◆そして、こちらは「向日葵」と取り合わせた句。「花頭」を「捧ぐる」句になっているけれど…「向日葵」は、何故か「原爆」を想起させるモチーフだと思う。


⌘ Diary ⌘
◇再び「原爆忌」 。 今日は、1945年"ナガサキ"に原爆が投下された日。
◇当時、人口が約24万人だったナガサキでは、そのほぼ3分の1の7万4千人が犠牲になった。原爆の威力は、"ヒロシマ"型の1.5倍とされたが、ナガサキの盆地のような地形的特徴のため、ヒロシマの被害より少なかったという。
◇"原爆"が戦争終結に力を持ったとしても…その後も(1946〜58年)アメリカはビキニ環礁で核実験を繰り返す。島民の被害は大きく、いまだに"難民"状態が続いているという。第五福竜丸が被曝したのは、その中の"キャッスル作戦"。
◇北朝鮮の"核"について喧しい現在、"非核三原則"を謳う日本は"核禁止条約"には不参加。どうなっているのだろう…この国は?


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