◇8月12日(土)は、"湧俳句会"3回目の"本部句会"に参加した
◇午後1時に当季雑詠5句の出句で、5句を選句。参加者は23名で、前回よりもやや少ない人数だった。


◇今回も"特選句"を狙ったが…残念ながら、甲斐遊糸主宰の特選句・佳作句には取ってもらえず、"並選"が以下の4句のみだった。
〈八月の仕事あぶれしピエロかな〉ヒロシ
〈はたた神 母に繋がる臍ひとつ〉同
〈新涼や 伊勢型紙の細やかに〉同
〈黒子出て素性を明かす夏芝居〉同
◇が、上の〈はたた神〉と〈黒子出て〉の句は、3名の方から共鳴句としても選ばれ、高点句にもなった。そんなこともあってか…宰からの寸評をいただくことができた。 並選としては異例のこと。


◇前々回・前回と連続して特選句に取られた訓子さんも、今回は不調。が、私個人は、訓子さんの句を、和代さんの句とともに2句ずつ選句した。
〈新涼や三歳若き骨密度〉和代
〈犬の掘る濡縁の下原爆忌〉同
〈行き先の当てなどあらず草の絮〉訓子
〈もう会へぬ人かも知れず星祭〉同
和代さんの意外性のある発想、今回の訓子さんの句は浮遊感?!    このお二人とは、どこか響き合うものがあるように感じている。
◇そして、この日私が共鳴句に選んだのが、
〈空蝉や二百六十四万魂〉喜好
の句。"二百六十四万"という数字にマイってしまったからだった。"魂"の措辞は、ちょっと疑問でしたが…。

◇それにしても…超短詩"俳句"の題材は森羅万象・無限。他の方々の句を読んでいると、そのさまざまな発想や視点に驚かされる。句会はやはり、刺激的!
⇒選句するために自分のノートに書き写す作業など、かなり苦痛だったが…。
◇俳句は小さな器だけれど…小さな世界に止まることのない想像(創造!?)の世界を作ることができることが有り難い。心を解放し、自在な世界に遊びたいと思う。


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