Hike de 俳句

螻蛄才Artistの実験俳句工房《おけら亭》🍀 五感を解放して、いつでも好奇心。なんでもトライ!?!

タグ:京都

■去年今年  京の河原を一つ飛び

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       …………  *こぞことし  きょうのかわらをひとっとび  No.1775   …………

◆明けまして、おめでとうございます。
◆イキナリ、思い出の妄想句から始まってしまいましたが…今年も、どうぞよろしくお願いいたします!

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◆大晦日…年越し蕎麦を食べながら「鴨川」に遊んだ日を思い出しながら作句しました。
◆娘・息子と…相次いで学生時代を過ごした奈良・京都。それ以前から、仏像が好きで何度も訪れていた古都でしたが…子ども達のお陰でオーカタの寺社を訪れ、たくさんの思い出を作ることができました。



【俳人の一句】

《かけつづく去年今年なきまもりふだ》 五十嵐播水

◆一年のケジメをどう付けるか? 思考力も想像力も…人それぞれなんでしょうね?!



  Y  

◇サイキン、“思い出作り”なんて言葉をよく聞くけれど…違和感を感じて、遣う気になれない。確かなモノが見付からない時代ゆえ…何でも、カネモーケに利用可能ということなのでしょうか?

〔思い出もうたかたのごと  南無阿弥陀〕★川柳★

◇◇自身に起こった悲劇さえ、笑い飛ばせるようにならなくては…ね!



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■青春の鴨川デルタ  雪解けて
 
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       …………  せいしゅんのかもがわデルタ  ゆきとけて  No.1718   …………

◆先日、《京都  青春の鴨川デルタ》というTV番組を見た。
◆昼夜“72時間”、老若男女の集う“鴨川デルタ”に密着して…いろいろな人物の現在・過去の「青春」を捉えようした番組だった。

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◆現役大学生・かつて大学生としてここで過ごした人など、この「鴨川デルタ」に強い思い入れを持っている人は多いようだ。
◆私にとっても奈良・京都は、仏教寺院が多いことで若い頃から親しんできた場所。そして、2人の子どもが学生時代を過ごすことになり何度も訪れた…思い出深い所。
〈青春の思ひは消えず. 雪解川〉



【俳人の一句】

〈たはぶれに美僧をつれて雪解野は〉 田中裕明

◆「雪解野」を、こんな色っぽい句にしてしまうなんて…さすがですね?!



Diary
◇百万遍や下鴨神社・糺の森も近い「鴨川デルタ」…。かつて、この辺りは何度も歩き…こんな句を作ったこともある。
〈花の塵  訊けばめしひの犬と言ふ〉
しかし、“無常迅速”!?!    不自由な身体になって…もう2度と訪れることはないかもしれないな?!
 


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◾︎千枚漬  小康といふ音シコと

 
               …………  せんまいづけ  しょうこうというおとシコと  No.1074  …………

◆正月も女正月も済んで約2週間…我が家の生活もフツーの食卓に戻った。


◆「千枚漬」と言えば"京都"…懐かしい、たくさんの思い出が甦る。子ども達の、それぞれの学生時代…2人が生活した古い都〜奈良・京都〜での事ども。
◆小さなマンションに家族で眠り、いろいろな神社仏閣・名所を訪れた。"ならまち"や錦市場・観光客の知らない狭い路地まで案内され…本当に"夢"のような、子ども達に感謝の数年間だった!!
〈千枚漬  小康といふ声洩らす〉Hiro 
 
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 【俳人の一句】

〈千枚漬白妙うすく匂ふなり〉 村山 古郷

◆「千枚漬」の句には、色・薄さ・歯応えなど、その特徴や個性を詠んだ句が多いようだ。
〈千枚漬びしりびしりと噛みて言ふ〉加藤楸邨
〈糸引いて千枚漬の一枚づつ〉 鷹羽狩行
〈一枚と思えば二枚千枚漬〉 山懸輝夫
◆“芸術”と言えるかどうかは別にして、こんな些細なこと・さり気ない世界の表現が許されるのも俳句の魅力なのかもしれない。


⌘ Diary ⌘
◇今の、この状態を「小康」と言っていいのかどうか?!    非常に辛いという程ではないけれど、さりとて楽でも普通でもなく…麻痺(痺れ・突っ張り)で自由に動けず、時にあちこち〜腕・手足・尻・鼠蹊部など〜が痛む。立っているのも座っているのも、寝ているのもツラい状態。なんと言ったらいいか…未だ、そんな現実を受け入れられないのかもしれません。 
◇古都に遊ぶ機会は…もう、ないかもしれない。さみしいことだけれど…が、心の中にはたくさんの風景と思い出が残っている。過去を振り返ること自体にほとんど意味がなくても、本物に触れた感動と経験が今の"自分"を作っているんだと思う。
◇最近、“思い出作り” なる言葉を若い世代の親達が言うのを聞いて、何か違和感を感じてきたのだけれど…。“思い出”の正体って、どんなモノなのだろう?!


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■茅葺の里柿の実に陽の残る

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◆京都の美山を訪れたのは、午後も遅い時間。

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◆帰る頃には陽が傾き…茅葺きの深い色に、横から陽を受ける柿の実が輝いて見えた。
◆茅葺き屋根の家は、数10年に一度の葺き替えが必要だが、断熱性・保温性・通気性・吸音性などに優れているという。この“かやぶきの里”の静かな暮らしを、いつまでも大切に守ってもらいたいと思った。

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【俳人の一句に学ぶ】

〈柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺〉 正岡子規

◆日清戦争に記者として従軍した子規は、帰りの船中で大喀血。須磨で療養し、松山の漱石の下宿に転がり込む。回復して東京へ向かう途中…奈良で詠んだ、あまりにも有名な句。
◆奈良は御所柿の名産地で、子規は大の柿好き。『くだもの』という随筆の中には、奈良の宿で「大丼鉢に山の如く盛」られた柿を、下女に剥いてもらって食べるシーンがある。柿を「食ふてゐる」と、「ボーンといふ釣鐘の音」。「どこの鐘か」と訊ねると、「東大寺の大釣鐘の初夜を打つ」音だと下女が答える。
◆これが、この句の生まれた時のエピソードらしい(松井利彦氏の考証があるとのこと)。それにしても…伏しがちだったはずの子規の健啖家ぶりは、本当にスゴい。

⇒しばらく続いた“京都”の句も、これで終わりになりそうです。(また登場するかもしれませんが?!)

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■どんぐりの頂き見えぬ径のぼる

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◆“東山”と言っていいのか…京都の吉田山(標高105m)に登るのは3度目になる。
⇒“東山”の線引きはいろいろな説があり、難しいようだ…。

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◆八百万の神が棲まう霊験あらたかな場所であり、木々の間から京都の街も一望できる。
◆が、この日一番の目的は頂上近くのカフェ“茂庵”に行くこと。登って行く小径のそこここに団栗がたくさん落ちていて、なんだか楽しい気分になった。
◆団栗は…形のせいか大きさのせいか、見ているだけでうれしくなる。あの童謡も、頭の中に流れてくる。

【俳人の一句に学ぶ】

〈子の帯を解けば団栗落ちにけり〉 矢部金柑子

◆お風呂に一緒に入ろうという時のことだろうか。さっきまで、裏山あたりで遊んでいた小さな子。帯を解くと、ことりと落ちた団栗。何とも、愛らしい瞬間を捉えた句。
◆昔の子ならこんなこともあったのだろう。今なら、ポケットからこぼれるか…。

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