Hike de 俳句

螻蛄才Artistの実験俳句工房《おけら亭》🍀 五感を解放して、いつでも好奇心。何にでも、チャレンジ!?!

タグ:寒

■蝋梅の  己が身ぬちに生れしもの

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       …………  *ろうばいの  おのがみぬちにあれしもの  No.1783   …………

◆我が家の狭庭に、水仙とともに春を報せる花…「蝋梅」。
〈蝋梅の  生れし宇宙をまだ抱き〉
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◆近くで観察してみると…その透明な花弁と何かを抱き締めるような形に驚いた! 
◆透明と言うより半透明!? かつて、人の肌を表現するのに苦戦したことを思い出した。
〈蝋梅の花  それぞれの宙(ソラ)を抱き〉



【俳人の一句】

《咲きつゞく蠟梅にある寒の日々》 高木晴子

◆ウ〜ン、“継続”を捉える視点でしょうか?!



  Y  

◇年が明けてから、体調は悪いまま。ほとんど何もしない日々が続いている。心が萎えてゆくようだ。



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■ガランドウ  あっけらかんの素寒貧

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               …………  がらんどう  あっけらかんのすかんぴん  No.1366  …………

◆“俳句”と呼べるようなモノじゃないが。何だか…タガが外れてしまった感じ。
◆「素寒貧」も“タガが外れた”も…初めて、こんな言葉を使ったように思うけれど…。克服できそうもないピンチが続いて、ちょっと混乱気味なのであります。
◆症状が悪くなってゆくのに、散歩やストレッチ・マッサージなどをする気力がなくなってきているのです。困った悪循環…。


【俳人の一句】
「無意味」が寒し電車の連結幌ゆらゆら〉磯貝碧蹄館
 

Diary
◇一昨日・昨日と…NHKのBSで《未知のイゾラド  最後のひとり》と《アイヌらしく人間らしく  北海道150年  家族の肖像》を見た。
⇒“差別”と“同化”の問題!?!    アマゾン流域で…20世紀に絶滅させられた民族は59もあるという。人間が絶滅させたのは、動植物だけではないんですね!
◇ミス・ユニヴァースでの差別的発言に続いて、PRADA・ニューヨーク地下鉄内の事件など、“差別”問題が続いて報道されている。
⇒黒人・アジア人に対する差別。
◇人種民族的差別・宗教的差別・職業差別、敗戦国民・未開民族・社会的弱者・障害者・らい病患者・被爆者、女性・子ども…に対する差別。奴隷・人身売買・隔離政策・ホロコースト!
◇アイヌ⇔和人・ウチナンチュ⇔ヤマトンチュ、水平社・部落・同和、氏姓制度・カースト・アンタッチャブル・ロスアンゼルス騒動、ガンジー・ルーサーキングjr・マンデラ・らいてふ・白土三平、『破戒』・♫ヨイトマケの唄・♫山谷ブルース・♫チューリップのアップリケ…。“勝ち負け”・“競争”、“上下”・“見下す”、“強弱”・“貧富”・“◯✖️ファースト”…地球は、そんな“シソー”に毒された人間で満ち溢れているらしい?!
⇒私も、加害者側の一人か!?    “戯れ句”など詠んでいる場合じゃない!
◇◇昨日は、空也上人の忌日。かつて…心躍らせて、六波羅蜜寺や永平寺を訪ねた。
〈空也忌や  己が喉より南無阿弥陀〉
長く、自力門に心を寄せてきたが…最近。できることは、祈ることのみ。


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■一瞬の影絵障子に  夕去りぬ

                …………  いっしゅんのかげえしょうじに  ゆうさりぬ  No.1068  …………

◆この日は、曇り空。一日、雲の多い日だった(ようだ)。

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◆夕暮れ近くなって…ほんの「一瞬」だけ、「障子」に「影絵」のドラマが映し出された。
◆ハッキリ輪郭を持った「影」から、二重に見える「影」・虚ろな輪郭を持った「影」・木洩れ日のような円の集積まで…「障子」との遠近関係のままを映す寸劇…。寸劇ゆえか、鮮やかに目に映った。


【俳人の一句】

〈まなうらに寒の障子の青みかな〉 阿部みどり女

◆「寒の障子」はいろいろなドラマを映し出す。色彩も暖色から寒色までさまざまで、その影〜桟や庭木・木の葉〜は青く見えることが多い。
◆その「青み」が、いつまでも作者の「まなうら」に残る。俳人の中の一瞬の感情まで、刻印される瞬間があったのだろう。

 
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■人体は美しき血を吹く原爆図

               …………  じんたいははしきちをふく  げんばくず  …………

◆先日、丸木位里・俊夫妻が描いた〈原爆の図〉を見るため、平塚市美術館(上↑)を訪れた。
⇒〈原爆の図〉を見た後、この建物を見ると…まるで、原爆ドームのように思えた。

               *丸木位里・俊〈原爆の図〉.

◆縦1.8×横7.2mの四曲一双の屏風15点のシリーズのうち、第1部"幽霊"・第3部"水"・第4部"虹"・第5部"少年少女"・第7部"竹やぶ"・第8部"救出"の6点が展示されていた。上の写真は〈原爆の図〉第5部の"少年少女"の部分(丸木美術館発行のポストカードによる)。
◆大半はモノクロに近い作品・画面だったが、第8部"救出"の中に、鮮烈な赤で描かれた血に染まる女性像があった。掲句は、それを見ての一句(無季)。
⇒残念ながら、お見せできる第8部"救出"の画像がありません…。 
◆地獄は地下にあるのではなく、この地上にあることを実感させられた作品。そして、そんな中でも人体(≒人)の美しさを描こうとする画家の、強い意志を感じた。いや、美しい意志と言うべきか…。
〈人描く人のうつくし原爆図〉…これも無季。 
⇒東松山市にあるという"原爆の図  丸木美術館"にも、是非行ってみたいと思う。



【俳人の一句に学ぶ】

〈原爆図中口あくわれも口あく寒〉 加藤楸邨

◆楸邨の句も、この"原爆の図"シリーズを見て作ったものだろう。「口あく」も「寒」も曖昧な感じを受けるが、「口」を利くことさえできなかったということなのかもしれない。
◆モノクロに近い作品のせいか、私の想像力が乏しいせいか…生々しさはあまり感じられなかった。が、捨象しなければ…リアルな表現は直視に耐えられないものになってしまったのかもしれない。何れにしても…凄惨な現場を見た丸木夫妻は、語り部として、これを描かずにはいられなかったのだろう。胸を打つ作品だった。
⇒位里は広島出身。2人の画家は、原爆投下直後に父母の住む広島に駆け付け、救援活動に従事したそうだ。

*昨日12月8日(日本時間)は、太平洋戦争開戦の日。日本人とアメリカ人では受け止め方が違う"記念日"なのだろうけれど…戦争や原爆の恐ろしさ・惨たらしさ、愚かさも、年々忘れられてゆくのだろうな!?
"真珠湾攻撃"に対して否定的なアメリカ人の中にさえ、"あの作戦は見事だった"という趣旨の発言をしている者がいるという。男というものは"戦争"を好むのだろうか?    世界が日本が、再び忌まわしい事態にならないことを切に願う(世界中の紛争は絶えないが…)。


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