Hike de 俳句

螻蛄才Artistの実験俳句工房《螻蛄亭》🍀 五感を解放して、いつでも好奇心。なんでもトライ!?!

タグ:山吹

■山吹や  玄関は今わがゴール

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               …………  やまぶきや  げんかんはいまわがゴール  No.1483  …………

◆情けないことだが…我が家の「玄関」は今、散歩の「ゴール」になってしまった。

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◆動くのもオックー。なかなか散歩にも出なくなってしまい、作句のモチーフも限られて…。
◆自分の身体が不自由になり、見るもの触れるものが皆、違うものに感じられるようにもなったらしい。



【俳人の一句】

〈ほろほろと山吹ちるか瀧の音〉 松尾芭蕉

◆ナンと言っても「ほろほろ」のオノマトペが秀逸!    
◆私も長年探しているが…未だに“一重”の「山吹」の花が揺れる様を表現する言葉が見付からない…。



 DIar
◇このブログも…惰性と言うのか怠慢と言うのか、駄句が続いております。
◇SNSの世界は目にも悪そうだし、内容も簡潔にしなくては!



 〈 備 忘 録   

*身体の可動率の低下とともに、怠慢〜非生産的・受動的〜な生活になっているこの頃。気持ちも
   身体も立て直す意味で、以下の確認をしようと思う。

⑴ ブログ更新日の変更⇒
    ◇〈ART de 寄り道 回り路〉10の倍数日⇒10・20・30日。
    ◇〈闘病曼荼羅〜再起への言葉探し〜〉6の倍数日⇒6・12・18・24・30日。
    ◇〈Hike de 俳句〉上記以外の日。
⑵ Instagram の更新日⇒火・木・土曜日。
⑶ ネットショップのリニューアル⇒遅くても6月中に。
     ⇒商品入れ替えなどを5月中に。
⑷  (週間)日課表の作成。
⑸ その他?!

無駄口を減らして…さて、いつから実践するか。5月から、改元の時から!?
 


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■散るまではきりり黄の花  山吹は

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              …………  ちるまでのきりりきのはな  やまぶきは  No.1149  …………

◆「山吹」の散り際は、桜の花に劣らず鮮やかだ。

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◆鮮やかと言ったけれど…特に一重の「山吹」の散り方は潔くて儚げだ。花弁の薄さがそう思わせるのかもしれない…。
〈散るまではきりりと咲いて  山吹は〉Hiro 
〈山吹のきりりと咲いて  散る間際〉同
◆花弁の散った後の枝の表情も淋しい。
⇒狭庭の一重の「山吹」以外…ほとんど見たことがないのだけれど。

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【俳人の一句】

〈ふと思ふ山吹のことその後のこと〉  岡本  眸

◆ヤハリ俳句は…自分の心を、心の変化を丁寧に観察しなくてはいけないんですね!?    この句を見ると…そんなふうに思います。トーゼン、周囲の人物や他人の心の動きにも敏感になり、繊細な感情にも気付くようになる…。
◆いろいろな捉え方・考え方があるのだろうけれど…「ふと思ふ」ことの中にも、大切なことや忘れたくないことがあるようですね⁉︎


⌘ Diary ⌘
◇体調勝れず…いろいろなところが痛んだり痺れたり、吊ったり…。立っているのも座っているのもツラい。寝ていてもツラいのだけれど…この3つの中では、まだマシか。そして、薬の副作用も!!
◇ただ独り、耐える。いつまで続くのか…この痛み、なかなか和親条約が結べそうもない。次の通院は3週間後か…。“捨てっ苦”!?〜苦痛を離れるのはホントに難しい。


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■山吹の花びら それぞれに揺るる

               …………  やまぶきのはなびら  それぞれにゆるる  No.885  …………

◆狭庭に咲いた、一重の「山吹の花」。


◆その花びらは薄くて繊細。風が通るたびに、一枚一枚の花びらがそれぞれに揺れる。
〈山吹の花びら揺るる ひとつづつ〉
◆以前に"さざ波のよう"と書いたが…じっと見ていても見飽きない。ひとつひとつの花びらが、ささやかな自己主張をしているようにも見えた。


【俳人の一句】

〈山吹やひとへ瞼の木曾女〉 橋本鶏二

◆オソラク…鶏二は、"山の中"の「木曾」路で、「ひとへ瞼」の美しい女性に出会ったのだろう。
◆「木曾」の「女」に「ひとへ瞼」が多いのかどうかは知らないけれど…私は楚々とした一重の山吹が好きだ。もちろん、「ひとへ瞼」の女性の美しさも。
◆個性と共通性…そして、風土や流行。人がカンタンに、地域性や時代を超越することはできないのだろうけれど……。


⌘ Diary ⌘
◇"個性"ってなんだろう?!
◇先日、たまたまNHKの〈俳句〉を見ていたら、「共感よりも自分らしさを」という今井聖さんの言葉があった。
◇いろいろな捉え方はあるだろうけれど、"庶民哀感の呟き"(草間時彦)、"日常の猥雑さの中でしか"(穴井太)など…市井の、俗の文芸とも言われる"俳句"。
◇「共感」を求めないことも、「自分」に固執することも好むところではないけれど…あまり"詩"だの"文学"だのなんて考えず、自分に正直になって作句するのがいいようだ。難しいことだけれど。


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■一重なる山吹風のささやきに

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◆ことに一重の山吹は繊細な花。触れるだけでも花びらを散らす。

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◆そんな山吹は、かすかな風にも反応して風の動きのままにさざ波のように揺れる。
◆まるで風との囁き合いを喜んでいるようにも見える。

《山吹やひとへ瞼の木曾女》 橋本鶏二

◆山吹の花は山裾の道端や小川に沿った崖など…鄙びた所に咲いていることが多い。
◆日本(東洋?!)人の一重瞼の伸びやかな美しさ…。木曾の女性の美しさは…やや線が細く、明るさを伴った純朴さにあるのでしょうか。

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■山吹の満願の寺仰ぎ見る
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◇一月から始めた秩父の札所巡りが、今回5回目で満願した。
◇手抜きの巡礼だったが…満願の寺の住職に笑顔で迎えられた時は、さすがに感無量…心がほどけていくようだった。
有り難いことである。




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