2012年07月

2012年07月29日

環境省 特定動物飼育基準見直しへ

NHKニュース
クマなど動物飼育基準見直しへ
秋田県のクマ牧場で、ヒグマがおりから逃げ出し、2人が襲われて死亡した事故を受けて、環境省は、専門家でつくる検討会を設置し、飼育施設の点検の頻度を増やすなど、クマやヘビなどの人に危害のおそれのある動物の飼育の基準を見直す方向で検討を始めることになりました。
(7月27日 6時31分 NHKニュース転載)

クマ科全種は特定動物指定。
今事故を受けて、与党WT改正骨子案では飼育保管許可申請事項に、「特定動物の飼育が困難になった場合の対処法」加えられていますが…

朝日新聞「クマ27頭、岐路に」
見世物にされた野生動物の行く先が、延命か安楽殺か ?についての記事でした。
「公的予算の使い道としては、クマの延命に税金を投入するのは難しい..観光目的のために野生動物を飼育する施設は安易に運営されるべきではない。(経営者が仮に殺処分に踏み切った場合)『今後は動物の命をきちんと守る』という意思を県が見せないと批判を受けるだろう」
同記事には、小委員会の打越委員への取材記事も、記載されていました。

そして、事故発生以前。
「観光目的のクマ牧場施設老朽化と特定動物の生態考慮もなく不衛生な飼養環境である」旨は、既に報告され、動愛法改正の小委員会では、同様の施設の調査等参考資料が提出されていました。
その上で、今回の事故が起きています。
2011年10月28日八幡平クマ牧場調査動画(ALIVE)
○特定動物並びに展示動物の飼養・保管に関する要望
特定動物(クマ牧場)について環境省へ要望書(ALIVE)
羆は4歳〜28歳まで出産可能で、雄雌混合飼育の結果、産まれたコは常時補食されるとの事です。
全国8ヶ所の熊牧場は、今回の事故をどう捉え、行政の立ち入り指導改善はなされたのでしょうか?

現行法でも適用可能な一部改正は、政省令等で直ぐにも改善頂きたいです。
平成24年8月10日(金) 第30回中央環境審議会動物愛護部会が開催されます。



ゼロベースからの対話・意見交流会〜関係者から実験動物/動物実験の“今”を聞き、法制度のあり方を考える〜
【日時】8/5(日)13:15−16:45
【場所】浜町区民館7号室(都営地下鉄新宿線浜町駅 徒歩5分)
【定員】100名

ことさがリンク http://cotosaga.com/event/1185618/
イベント詳細 http://t.co/fXEw1IYG
チラシPDF
http://homepage2.nifty.com/jikken-houseido/shuukai0805.pdf



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2012年07月28日

本日荒川区登録団体懇親会、保健所で開催

屋外の猫の適正管理活動支援事業の荒川区登録団体懇親会が本日行われます。
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本年度、皆様ご存知の通り、条例施行時の前生活衛生課課長は部長に昇進され、条例騒動の頃の最後の一人の動物行政職員が退職し、新しい方含め、実質動物行政担当職員が事業開始当初を知らない方に、全て入れ替わりました。

今回は、その行政担当者のご紹介と、平成23年度活動実績報告とお聞きしています。
お時間ある時は、ご参加頂けたらと思います。
地域活動支援事業報告(平成24年度6月末まで) http://t.co/YliYoKPB

私自身は、当日資料受け取りと別件の為、保健所に懇親会開始前に伺いますが、開催時刻は参加出来ません。
日頃現場でご一緒しない団体の皆様にも、お会い出来る機会で残念ですが、又別の機会にお会いできたらと思います(礼)

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
保健所の近隣団体がTNR出来ないとの回答を受け、地域外の動ける登録団体共同で動いたケースのご報告。
写真は、26日深夜TNRの為捕獲、今朝リリースした飼い主がいない猫です。
3b5a112b.jpg
大型ネットのままで2.5kg(実際は2.3kg代の体重)、私の握りしめた手のグーよりも、小さい頭で小柄、痩身。
でも既に4匹の命を宿していました。
この地域では、迷惑に思う方の別地域への遺棄や、洗濯器にいれて…等、凄惨なお話をお聞きします。

殆ど餌を貰えない過酷な生息環境でも、産まれた縄張りから移動できず、飢餓状態で更に繁殖能力を高め、育たない命を産み続けてしまうのが、メス猫です。
年3回の出産、今年は一回で9匹の事例も…
不幸な命を増やさない為には、防ぐ為の飼い主のいない猫繁殖抑制手術が必要なのです。
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ゼロベースからの対話・意見交流会〜関係者から実験動物/動物実験の“今”を聞き、法制度のあり方を考える〜
【日時】8/5(日)13:15−16:45
【場所】浜町区民館7号室(都営地下鉄新宿線浜町駅 徒歩5分)
【定員】100名

ことさがリンク http://cotosaga.com/event/1185618/
イベント詳細 http://t.co/fXEw1IYG
チラシPDF
http://homepage2.nifty.com/jikken-houseido/shuukai0805.pdf

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2012年07月24日

2012.6.19緊急院内勉強会の動画配信

今回、事前イベント注意事項で、一般マスコミ等の撮影禁止されていました。

その後、主催者側のペット法塾様で、非公開部分の編集処理を終え、プログラム毎にyoutubeへ動画UPされ、現在、thepetlowで動画配信されています。
以下動画LINKを、ご紹介致します。

議員挨拶
http://www.youtube.com/watch?v=TNi5lneVKkM&feature=youtube_gdata_player

植田先生
http://www.youtube.com/watch?v=fOLuAALA3kA&feature=youtube_gdata_player

藤沢 顕卯氏
http://www.youtube.com/watch?v=G_CXyuvSCv0&feature=youtube_gdata_player

太田記者
http://www.youtube.com/watch?v=4ixkZFc_7qA&sns=em

マルコ・ブルーノ氏
http://www.youtube.com/watch?v=QFv9Rhshcp0&feature=youtube_gdata_player

宮本氏
http://www.youtube.com/watch?v=Vf4ga1sLZls&feature=youtube_gdata_player

パネルデスカッション
http://www.youtube.com/watch?v=54zaR99twCQ&feature=youtube_gdata_player

あのイベント当日。
外は台風の嵐で、会場にたどり着けなかった事前申し込みの方、多くいらっしゃいました。
お時間ある時、以上のリンクからご覧になってください。

猶、この勉強会の流れを受けて、8月5日イベントを開催し、共に会場の皆様と考え、意見交流を重ねられればと思います。
是非、ご参加お待ちしております(礼)

「ゼロベースからの対話・意見交流会8.5」 
〜関係者から実験動物/動物実験の“今“を聞き、法制度のあり方を考える〜

■日時:8/5(日)13:15−16:45(開場13:00)
■場所:浜町区民館7号室(都営地下鉄新宿線浜町駅下車 徒歩5分)
■定員:100名(事前予約、整理番号発行)
〇疚将⊇蚕雖あれば所属団体づ渡暖峭
明記のうえメール fwin5675@nifty.com、またはFAX 029-851-5586にてお申し込み下さい。
■資料代他(会場費・演者交通費):1000円


livedoorenter at 15:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) Share on Tumblr 動物行政 

【拡散希望】一番悲痛な動物達。動物実験関係者との命の対話

現行法が続き、この先法的最低限の歯止めなく、過酷さをます実験動物へ…
動物実験関係者と、命の対話をできる場にしたい、その思いからスタートしました。

一番悲痛な環境下におかれている動物達と向き合う。
現場の方のお話を聞き、共に考えませんか?

ゼロベースからの対話・意見交流会〜関係者から実験動物/動物実験の“今”を聞き、法制度のあり方を考える〜
【日時】8/5(日)13:15−16:45
【場所】浜町区民館7号室(都営地下鉄新宿線浜町駅 徒歩5分)
【定員】100名

ことさがリンク http://cotosaga.com/event/1185618/
イベント詳細 http://t.co/fXEw1IYG
(動物実験の法制度改善を求めるネットワーク)

チラシPDF
http://homepage2.nifty.com/jikken-houseido/shuukai0805.pdf
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livedoorenter at 09:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) Share on Tumblr 緊急 

2012年07月23日

猫ウィルスによる猫同士の伝染病

以前、何人かの荒川区獣医師にアドバス頂き、JBVPの公開出典資料をもとに、私と保健所が、荒川区登録団体内部配布に作成したものです。

基礎的なポイントのみですが、一覧表としてまとめたものなので、簡単な説明にとどめています。

以下の表の様に、ワクチンも治療法も無く、発症メカニズムも未解明な病がある以上、伝染病からの完全な防御はできません。
それでも、やはりワクチン接種や、共有物の消毒等飼育環境の改善が、やはり有効になります。

日頃の愛猫の健康管理の参考目安として、こちらの一覧、活用頂けたらと思います。
猫ウィルスによる猫同士の伝染病一覧表PDF
エバートのLINK
http://t.co/KPR2imt5
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ゼロベースからの対話​・意見交流会8/5(​日)
〜関係者から実験​動物/動物実験の“今​”を聞き、法制度のあり方を考える
ことさがリンク http://cotosaga.com/event/1185618/



livedoorenter at 08:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) Share on Tumblr 猫ガイド 

2012年07月19日

公正取引委員会 命あるものとしてのペット取引の実態報告書

平成20年6月23日 公正取引委員会
ペット(犬・猫)の取引における表示に関する実態調査報告書(概要)

成田司氏 の呟かれるとおり、突っ込みどころ満載です(苦笑)
そして、この報告書の第6章おわりに、命あるものとしてのペット取引の留意点が、業者消費者双方に向けて述べられています。
お時間ある時に、是非報告書本体を読まれる事オススメです。

『ペット(犬・猫)の取引における表示に関する実態調査』報告書(本体) http://www.caa.go.jp/representation/keihyo/kouhyou/08.6/08062305-02-hontai.pdf

【混合ワクチン接種についての記載】
(本報告書P8抜粋ー 「接種時期については,母親からの免疫が残っているといわれる期間においては,接種しても無意味と考える小売業者がいる一方,万が一,母親からの免疫が早めに切れてしまったときのために,早い時期からワクチンを接種させる小売業者もいる。」)
そして一番遅い時期に接種させる業者の例では、猫の場合2ヶ月と3ヶ月の2回(図表8 小売業者が行うワクチン接種の状況より)。
つまりこの場合、店頭でショーケースに陳列され販売中、又は販売後のワクチン接種となります。

ワクチン接種すれば直後に抗体ができるわけでもなく、子猫や子犬が店頭陳列されるペットショップ自体が、病原体伝染拡大の場に。。。
日本では、商品として店頭に並ぶ子犬や子猫は、明らかに早い幼齢時期に母体から引き離され、販売ルートに乗せられます。
その為に、既にブリーダーや流通過程での感染症等の病気を移される、又はペットショプ内で等、購入者である飼い主さんの手元にくる以前に、健康状態に何らかの問題を持つケースが多発。
消費者側から関係機関へ多くの苦情が寄せられています。
しかしながら現実的に、事後調査から感染経路を辿る事は、今のペット業界の個体識別管理状況では不可能です。

【消費者への販売時、書面交付によって義務付けられている説明についての記載】
(本報告書P17抜粋ー 「動物愛護管理法により書面交付によって伝えることが義務付けられている情報(ワクチンに関する情報,り患する疾病・予防方法,病歴等)が必ずしも消費者に伝えられているわけではない。」)
結果的に、ペットショップで購入したばかりの犬猫が、病気で亡くなってしまうといった事例が多数報告されるのも、容易に理解できます。

その場合、小売業者の対応としてこちらの報告書で挙げられているのが、『独自の生体保障』です。
●生体を販売した後のアフターフォローの取組として,小売業者が独自で行う生体保障(61.0%)といった回答が多かった(図表9参照より)。
●「独自の生体保障」について,その対象を尋ねたところ,「病気による死 亡」(92.0%),「病気」(80.0%),「先天性疾患」(74.0%)などの回答が多かった8(図表10 参照より)。

具体的な『独自の生体保障』保障例
病気による死亡
(販売後15 日間において,生体が病気により死亡した場合,ワクチン代等の負担のみで同等の金額の生体を提供する。)
病気
(販売後15 日間において,生体が感染症等を発症した場合,提携動物病院での治療費を全額負担する。)
先天性疾患
(販売後90 日間において,生体について重大な先天性疾患であると診断された場合,ワクチン代等の負担のみで同等の金額の生体を提供する。)

この場合、販売時に契約したペット保険は、購入前に感染症等病気に罹患していたケースで、契約補償対象外で、保険は使えません。
 
※ペット保険契約について原則として、健康体であることが条件です。 なお、以下の病気に罹患している、または罹患している疑いがある場合には、契約のお引受自体がいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 また、以下の病気以外でもケガ・病気等の履歴によりお引受ができない場合もあります。…(13)猫伝染性腹膜炎 (14)猫白血病ウイルス感染症(ペット保険サイトより)

死亡の次に多い順で、病気や先天性疾患等の生体保障で、上記のように小売業者(ペットショップ)独自の生体保障で、別生体と交換対応となります。
戻されたコは、如何なるか想像つきすぎますよね。。。



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2012年07月17日

猫エイズワクチン販売中止について

【更新情報】
「猫免疫不全ウイルス感染症(アジュバント加)不活化ワクチン」
平成19年5月18日(告示第693号) 新規追加
www.maff.go.jp/nval/kijyun/pdf/KV19450.PDF “@around_maff: 動物用生物学的製剤基準等の一部改正 http://dlvr.it/4s2WgK

【過去記事】
ツイッターでは既に呟いた内容ですが、、、猫エイズワクチンについて、「フェロバックFIV」輸入製品化されている企業KDSV担当者からの回答を2点確認したので、ブログにも抜粋記載します。

【フェロバックスFIVの販売中止について企業回答】
1.輸入し国内にて製品化を行っている製品「フェロバックFIV」が、輸入ができなくなり、弊社としては販売を中止せざるを得なくなりました。
2.今までご愛顧いただきましたお客様にご迷惑が生じないように、日本国内における製品の継続的供給を輸入元と交渉を行っております

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※因みに、猫エイズワクチン「フェロバックスFIV」の発売当初の輸入元企業フォートダッジ社は、ファイザー社と合併した後、それに伴い国内販売企業が、共立製薬から現在の日本製造販売元北里第一三共ワクチン(株)に変更になりました。
今回の猫エイズワクチン販売中止は、現在の輸入元の決定を受けての販売中止で、現在日本で製造販売している企業からの回答となります。

写真

譲渡先の動物病院で混合ワクチンを済ませた子猫です。
我が家の猫も、譲渡先里親さん宅でも、飼育環境は皆室内飼いですが、基本的にワクチン接種による感染症予防コントロールは最低限必要だと考えています。

ただし、猫エイズワクチンに関しては、飼育環境(猫エイズキャリアとノンキャリ共同飼養)によって、飼い主さんに判断して頂いています。
猫エイズワクチンの場合は、年3回接種が必要で、他の混合ワクチンとの同時摂取は避ける事が必要ですし、他のワクチン同様に対象猫を診療の上、体調の良好な時に接種を受ける事が大切です。

そして何より、ワクチン接種後の猫の体調変化は、飼い主さん自身が注意して見守って頂きたいです。
もしも、ワクチン接種後副作用が強く出るのではとご心配があるなら、農林水産省動物医薬品検査所HP で開示されている、報告済みの動物医薬品の副作用情報開示データを、ご参考になさって下さい。



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2012年07月10日

動愛法改正で、実験動物の項目削除とは…

今の動愛法の実験動物の項目現行法では、事故及び想定外の事態になった、もしもの時‼
事故を対処には、行政が立ち入れず、事後報告ごに厳重注意…
あくまで行政は、自主的な取り組みを推進するだけ
機関及び施設内の実効性または強制力ある査察や監査、具体的指導できる仕組みにはなっていないのが、現行法の実態です。

環境省は、実験動物の適正管理・告示や指針で、各機関施設での自主的な取り組み推進。
厚生労働省は、動物実験のあり方ガイドライの策定を促す・代替法促進ガイダンス策定等、環境省が定めた公示等遵守する自主管理制度を図るのみ、文部科学省も農水省も同様。

今動愛法改正で、実験動物の項目が与党骨子案で削除されたので、日本だけかこの先に5年また…

この問題を危惧しているのは、愛護団体だけでしょうか?
地域の自治体が把握しきれていない施設への不信は、その地域に共に生きる者の立場を超え、安全性への大きな懸念を、実際は生じさせています。

長崎大学/市中心部にBSL4最高度危険ウイルス実験施設に公開質問状
http://t.co/7ximXGE1
以下JC-NET転載記事
===============================
先般JC-NETでは、長崎大学が建設を計画している「BSL−4」(最高度危険ウイルス実験施設)施設を、長崎市中心部に建設するのは如何なものかと掲載 したが、長崎大学の51名の教員らが、学長宛に安全性を質す質問状を提出し、回答を公開するように求めていたことが9日判明した。

危険度最高レベルの「BSL−4」(バイオセーフティーレベル4)施設は、日本には、国立感染症研究所(武蔵村山市)と理化学研究所筑波研究所(つくば市)の2ヶ所にあったが、地元住民の反対により、今では、「BSL−3」の実験施設となっている。
 
そうしたことから、長崎大学が当施設をつくれば、日本で唯一運用できる「BSL−4」の実験施設となる。(BSL基準はWHOが設定)
 
Level4(Group 4) 施設とは
ヒトあるいは動物に通常重篤な病気を起こし、容易にヒトからヒトへ直接・間接の感染を起こす。有効な治療法・予防法は普通得られないウイルス。エボラウイルス(致死率50〜89%)・マールブルグウイルス(アフリカミドリザル熱、致死率不明)・狂犬病(致死率99%)・天然痘(致死率40%前後)ウイルスなどを取り扱ったり、実験できる施設。(Group3までは、治療法・予防法があるウイルスが対象)
 
ところが、長崎大学は、致死率が最高に高く治療法も予防法もないとされるウイルスを取り扱う「BSL−4」施設を、よりによって長崎市の中心部に位置する坂本町の長崎大学病院施設内に建設しようとしている。
 
学内の教員51人から片峰学長あてに質問状が送られてきたという質問状は、
1、危険な病原体が施設の外に漏れるおそれはないのか
2、大災害の発生を想定した安全対策が施されているか
など9項目について、全ての教職員と学生にわかる形で回答するよう求めている。
 
片峰学長は、施設の構造的なリスクは低く、運営方法や扱う病原体を考慮すればリスクはさらに減らせる。国内に危険性の高い病原体が侵入するおそれもあり、施設を設ける意味を理解してほしいとしている。
 
長崎大学では、この質問状や周辺住民などから寄せられた質問への回答を近くHPに掲載するとしている。
学長は既に、安全性リスクは運営方法にもあるとしているが、人が行う限り、運営方法を逸脱した場合の危険性を逆に知らしめている。原発のように想定外ではすまされない。
 
世界保健機関 (WHO)が制定したLaboratory biosafety manual (和訳:実験室生物安全指針)に基づき、各国で病原体の危険性に応じて4段階のリスクグループが定められており、それに応じた取り扱いレベル(バイオセーフティーレベル)が定められている。
 
Level4は最高度安全実験施設である。レベル3に加えて、レベル4の実験室は他の施設から完全に隔離され、詳細な実験室の運用マニュアルが装備される。
 
Level4の実験室は、次のような運用基準が設けられている。
(レベル3に加えて・・・最下位に記載)
1、クラスIII安全キャビネットの使用。
2、通り抜け式オートクレーブの設置。
3、シャワー室の設置。
4、実験室からの排気は高性能フィルターで2段浄化。
5、防護服未着用での入室を禁止。など
 
このレベルの実験室がある国は限られており、日本では国立感染症研究所と理化学研究所筑波研究所にのみ、レベル4実験室が設置されている。しかし、近隣住民の反対によってレベル3での運用のみ行なわれている。
 
しかし高度にグローバル化が進み、現実にBSL-4生物の非流行地域への輸入が、年間数例起こっている現代においては日本もその脅威の例外ではなく、リスクグループ4の病原体などによる感染症が発生した場合の対処の遅れや、感染症の研究不足の視点から、施設を稼動させるべきとの声もある。
 
上記のような事態が現実に我が国で起こった例として、1987年に海外渡航者がラッサ熱(致死率1〜5%)に感染して帰国し、帰国後発症した事例がある。
稼動中のBSL-4施設がないために国内での確定診断・治癒確認が不可能で、検体をアメリカに発送して確認を仰ぐ事態となっている。
 
レベル3の施設は現在でも長崎大学病院施設内にある。
長崎大学熱帯医学研究所(〒852-8523 長崎県長崎市坂本1-12-4、TEL(代表)095-819-7800)、他に施設内には「感染動物実験施設」もある。
 
JC-NETは、長崎大学がBSL-4の施設を建設することに反対しているものではないが、その施設を利便性のみ追求して、長崎市内中心部に位置する長崎大学病院施設内に建設するのは、危険性・安全面から如何なものかと強く疑問を呈しているものである。
 
長崎市には近隣に隔離された島が山ほどある。
長崎市の人口:43万8千人、周辺人口7万2千人(時津+長与)。
 
レベル3の運用基準
(レベル2に加え・・・略)
1、廊下への立入制限。
2、白衣などに着替えるための前室の設置。そのとき前後のドアは同時に開かない。
3、壁・床・天井・作業台などの表面は消毒・洗浄可能。
4、排気系を調節し、常に外部から実験室内に空気を流入させる。
5、実験室からの排気は、高性能フィルターを通し除菌した上で大気に放出。
6、実験は生物学用安全キャビネットの中で行う。
7、動物実験は生物学用安全キャビネットの中もしくは陰圧アイソレーターの中で行う。
8、作業員名簿に記載された者以外の立入禁止。
[2012年7月10日]
===============================




livedoorenter at 10:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) Share on Tumblr なぜ? 

2012年07月03日

こちらは雨天決行 TNRその後の管理は...

飼い主のいない猫のTNR後の適正管理とは、地域猫活動においては不可欠であり、又周辺地域の良好な環境にとっても、重要な環境保全活動です。
しかし、荒川区に限らず、猫ボラの皆様からは、対象猫のTNRは済んだけれど、その後その猫達の適正管理活動の継続が、阻まれるとのお話をよくお聞きします。

そして、阻まれる理由に多いのが、活動地域の行政特有の縦割り管理。
飼い主のいない猫の生息区域の管理は、コロニー単位で行うのが有効ですが、公共施設や公園等は取扱関係窓口、区や都の管轄違い等で、それぞれ活動登録や許可が必要になり、管轄を超えての公式許可は下りない事が多々あります。

荒川区には、『行政の縦割りを横に繋げる』連絡協議会(千代田区新宿区 三者協働運営組織)も、猫の保護(愛護)及び管理に関する要綱も、制度運営と仕組み、全てありません。
しかし、管轄違いの活動地域であっても、活動団体自体をそれぞれの課で遍く登録や制度認定させれば、結果として、可能になります。

例えば、荒川区飼い主のいない猫不妊去勢手術助成事業の保健所の制度で、私達登録団体が活動している公園。
こちらの公園は、児童公園で公園緑地課管轄なので、こちらの制度手続きを行い利用しています。
町会と区が協定書を交わし締結従来の制度(クリーンサポート&街なか花壇)を利用して、掃除道具やゴミ袋といった消耗品、花壇のお花等の無償提供を受け、活動公園での飼い主のいない猫のTNRその後の適正管理にも、役立てております。
活動を阻む行政区分を、事実上無くす事が、荒川区でもできるのです。

本日、こちらの公園での地域活動は、本署防犯課内部広報用に撮影が行われました。
町会長役員の皆様&地域の仲間11名、公園緑地課職員1名、本署防犯と警務の方2名の皆様集合頂きました。※写真パスは私含め3名でした(苦笑)
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雨天決行でカッパ姿での作業も、町会の皆様のご参加で、短時間に予定外の清掃活動までも実施しました。
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参加された皆様、すっかり雨に濡れ、かなり体を冷やされたと思います。
精力的に作業し、ご協力下さりました皆様、本当にお疲れ様でした!!
どうかしっかり体を休められて、夏風邪ひかれないように、お体ご自愛なさってください(感謝)






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2012年07月02日

雨天中止の予定も。。臨時第17回開催

臨時第17回都立公園クリーンプロジェクト「無償ボランティア美化活動」
事前取り決めでは、連絡通り雨天中止。
当日のお問い合わせ頂いた団体代表にも、中止とお知らせしておりましたが。。。
既に、霧雨振る中、他地域の各団体6代表の皆様が集合して下さっていました(感謝)

そこで、皆さんの意向で、急遽臨時のクリーンプロジェクトを開始。
雨足が強くなり始めているのですぐ退散も、公園と公園周辺の美化活動&利用者の方達との情報交換、飼い主のいない猫対策事業の啓発、しっかり行い終了しました。

参加頂いた登録団体代表の皆様、雨にぬれながらの美化活動、本当にお疲れ様でした‼


【クリーンプロジェクト活動の都立公園現状報告】
当公園では、5月に捨て猫等の動物遺棄が続発しました。

連続動物遺棄の対応として、こちらの地域の登録団体が、、遺棄された猫達の譲渡された猫以外全てを、自費(荒川区助成制度未使用)で繁殖抑制手術を行い、新たな猫も全てTNRを完了されました。
その後は登録団体の方が、公園利用者や地域の方を巻き込んで適正管理し、屋外に暮らす不幸な猫を減らす取り組みを続けています。

行政側としても、捨て猫防止のポスターを作成し、職員自ら管理サービスセンターへ届けて下さりました。
又、管理者の広報誌には、捨て猫防止パトロールも兼ねるクリーンプロジェクトの皆様の活動について、随時掲載して頂いておりますが、今後は都立公園HPでの活動紹介もご提案頂きました。

少しずつではありますが、これからも皆様と、地道な活動を続けていきたいと思います。
参加頂いている登録団体や地域の皆様、公園管理企業や行政のご協力に、この場を借りて、御礼申し上げます。








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