みなさんこんばんは。三国ケ丘FUZZ店長の田原ベルです。

MIKROCK'16終わりました。
当初雨予報だったんですが、蓋を開ければ2日間雲一つない快晴で2日間計6168人動員しました。大成功です。

来ていただいたお客さん、出演してくれたアーティスト、沢山のボランティアスタッフ、堺市役所のみなさん、2年連続遊びに来ていただいた堺市長、朝日新聞や関西ウォーカーなど取り上げていただいた各メディアのみなさん、本当にありがとうございました。
KANA-BOONも全国ワンマンツアー中にも関わらず遊びに開催お祝いのお花とグリーンラベル持って遊びに来てくれました。本当に嬉しかった。


去年、堺では初の野外ロックフェスとして開催し3449人動員、2年目の今年はそれを遥かに超えました。
もちろん至らぬ所もありました。大変申し訳ないです。

MIKROCKのコンセプトでもある、出来上がったアーティストを呼んでやるフェスではなくアーティストと共に成長し大きくしていく、地元愛のあるフェスになったと思います。

ずっと続けていって2万人規模の野外フェスにする気で始めたMIKROCK。

実は来年やるかどうかは未定の状態で今年開催当日迎えました。

と言うのも現実的に来年開催する事がとても難しくなったからです。

このフェスは僕とFUZZブッキングのジャスミンで出演交渉、企画制作などすべて2人で行っていました。
ライブハウスのイベント作るのは何年も仕事でいつもやっている事なのですが、野外フェスと言うのは本当に手間がかかる、アーティストブッキング以外に警察に消防署、保健所、雨対策、大量にかかる機材費など超えない問題が沢山ありました。
毎日、あーだこーだ言いながら何十時間も二人で話して進めてきました。

そのジャスミンがとてもめでたい事に去年結婚し子供を授かり、6月で一旦FUZZを離れる事になりました。

なので来年開催するとなるとすべて一人でやる事になりました。

ジャスミンがいる状態でも2か月間休みなしで何とか開催出来るぐらいなのですが一人となると通常業務しながらは現実的に無理なのじゃないかなって思っていたのです。
それプラス僕自身への批判もあり、アーティストやFUZZの為に頑張ったつもりだったのですが、間違っていたのじゃないかって。

そんな気持ちで開催当日迎えました。

FUZZスタッフが前日から無償で朝から深夜まで頑張ってくれてる姿みて、代表の僕がそんな気持ちで迎えてるのが申し訳なく、モヤモヤして、キラキラした目のボランティアスタッフの顔みて、何だか申し訳ない気持ちしかなくて。
来年出来るか分からないって言う状態でやってるのが。

今年大トリお願いしたのがヤバイTシャツ屋さんでした。
MCで
僕ら田原さんがMIKROCK作ってくれなかったらバンド辞めてるかもしれない、今ここに居ないかもしれないって言うてくれて。

とても救われました。
去年MIKROCK終わった時に、ヤバTに来年もMIKROCK出してください。そしたら僕らバンド続けるんでって言うてくれて、その後これヤバTにやらせたらおもろいんちゃうかなって僕の提案に何でも二つ返事で返してくれました。
常に期待以上に返してくれる。
今ではこんなに成長してくれたバンドもMIKROCKやってなかったら無いかって思ったら、間違ってなかったんかなって思えたんです。

他のアーティスも来年はメインステージ出れるように頑張ります!って言うてくれたり来年大トリ出来るように頑張りますって言うてくれたり、してくれました。

最初は自分の夢で始めた野外フェス。もう自分だけの夢じゃない。この子達の為に続けないとダメなんじゃないかって。

めしだも2万人規模になったらもっと大きな花送りますって言うてくれました。FUZZをとても愛してくれた子達に言われた頑張るしかないんじゃないかって。

MIKROCK終わってからヤバTのメンバーとゆっくり話して、僕らメジャーいってもっと有名になって来年2万人規模のフェスにしましょうって言うてくれて、来年やるなら出ますって約束してくれました。

自分の為よりこの子達の為に頑張りたい。そっちの方が強いじゃないかって。

来年もやります。
何が何でも!



誰か手伝って(´ω`*)