11/15日の「クラシックレコードの世界」で紹介した、「チャリティレコード」2枚中の1枚である。

戦前戦後と、ウィーン国立歌劇場のシェフを務めたベームのこのハウスでの一番の大仕事といえば、1955年の「歌劇場再建記念」のイヴェントといえる。
1945年の空襲で全壊してしまった、ウィーン国立歌劇場の再建記念公演は、1955年11月5日の「フィデリオ」をはじめとして、ベームやクナッパーツブッシュらの名指揮者、そして当時の名歌手たちがずらりとそろい、オペラの街「ウィーン」が連日が祝祭状態となった。
このLPには、その初日となった「フィデリオ」(また、同時に演奏された「レオノーレ」第三)が収められている。
これだけ聴いても、当時のベームとウィーン国立歌劇場管弦楽団(ウィーンフィル)の熱っぽさや、再開を喜ぶウィーンの市民の熱狂ぶりがしひしひと伝わってくるようだ!

ほかにも、ベームがタクトをとった、「コジ」「フィガロ」など、彼の十八番オペラの序曲が貴重なライヴで聴けるのも、実にありがたい。

このうち何曲かは、今でもここでしか聴けない貴重な録音。
(日本では、ごく少数ではあるが、非売品の特典盤としてCD、LPとして流通したことがあるがそれも今では非常に入手難) 

このLPは、FAO(国連食糧農業機関)へのチャリティレコードである。

オスカー・ココシュカの手によるジャケットも実に素晴らしい。

詳細は、こちらから。

https://www.lpshop-b-platte.com/SHOP/260120.html


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