
以前、そのチューブに溜まる汚れの話をしたが、今日はその続編。
先日、そのチューブを交換して古いそれの中身を見てびっくり!
真っ黒なのである。


よく見たところ、レコードに付着したごみや汚れとはちょっと考え難い。
そこで、私のレコードクリーニングの師の一人、オヤッグサウンドの南野さんに聞いたところ、これはレコード工場内に浮遊しているレコードの素材が微粉末となって、レコードプレス時(スタンパーからレコードをはがした時)に生ずる静電気で盤面に吸い寄せられたものとのこと。
その後、良くプレス工場に出入りしている友人に聞いたら、レコードはプレス工場で盤のエッジを削るので工場内にはその時の粉塵が舞っているらしい。そのため、レコードをマシンでクリーニングすると工場内の粉塵が固まって廃液チューブの内部にくっついてしまうようだ。
ほとんどのレコードは真っ黒だ。
この話も頷ける。
(続く)
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