2026年08月08日
黒部ダム


信濃大町
8時発のバスで信濃大町から扇沢へ出発。混むのかと心配していたが、席は半分くらい埋まっていたであろうか。


左:扇沢駅
右:電気バス
扇沢駅で、黒部ダム経由で室堂、美女平、地鉄富山までの切符を購入。混んでいることを予想して、S君がオンラインで予約してくれていた。ここからは関電の電気バスだ。


黒部ダム下
電気バスは黒部ダムの下に着く。そこから階段を220段上がると黒部ダムのアーチより高い展望台に出る。二日間の山歩きで痛めつけられた腿にはきつい。


左:立山(展望台より)
右:黒部ダム
黒部ダムのアーチの向こうには立山が姿を見せる。こんなに近いとは思わなかった。この立山の下を通って向こう側に行くと室堂だ。写真ではよく表現できないが雄大な風景だ。


左:展望台
右:立山山頂


左:メンバー
右:ダム建設時に使われたコンクリートバケット


放水の虹
観光放水をしていたので、後ろからの日を浴びて虹が出ていた。イオンたっぷりだ。


左:扉
右:ケーブルカー・黒部湖駅
アーチを渡って扉をくぐると、山腹を上に登るケーブルカー駅がある。そのケーブルカーを登りきったところに、ロープーウェイ駅(黒部平)があり、そこからは立山の山腹に沿ってゴンドラが昇っていく。


左:黒部平
右:黒部ダム湖
黒部ダムが小さく見えるほど高度をあげていき、大観峰駅に到着。


左:大観峰の展望台
右:標高2316m
そこからさらに階段を登ると、眼下に黒部ダム湖を置いて、周囲の山々を見渡せる展望台に出た。


大観峰の展望台からの眺望


左:大観峰から室堂への電気バス
右:室堂の立山ホテル
大観峰からまた電気バスに乗って、室堂へ。少し前までは、このバスはトロリーバスだったらしいが、近年大型バスを改造しバッテリーをたくさん積んだ電気バスにした。ちょうど立山の下を通り、室堂にでると、そこには立山ホテルがあった。普通ならお握りを持っていくのが山歩きの基本であるが、ここでは立派なレストランがある。ホテルは一泊3万円くらいらしいが、ここなら山には不案内な夫婦で来てもよいと思う。来年にでも家人を連れてきてみたいものだ。


左:室堂平説明図
右:室堂平立山方面
外に出てみると、立山は雲にかすんでいた。ライチョウ荘まで歩いてみることにした。


左:荷運びの人
右:チングルマ


ミクリガ池


左:ミクリガ池温泉建屋
右:火山性ガス監視ステーション
少し先に火山性ガスを噴き出す地域があるので、そこら中に計測装置とアラームランプが置いてある。監視ステーションには水道蛇口があり、火山性ガス濃度が濃くなったときには、ハンカチを水に浸し口に当ててこの地域を抜け出すように指示されている。確かに硫黄の匂いが強くなってきた。


左:山々
右:地獄谷


左:湖沼平原
右:説明版
道の左側は地肌が露出した地獄谷で火山性ガスがこちらに流れてくるが、道の南側は緑のビロードのような湖沼が続く。警報装置の説明によると火山性ガス5ppmの濃度だと、ミクリガ湖ターミナル建物に避難する、2ppmだと濡れたハンカチを口に当てて速やかに通過するように指示してある。


左:氷床残る谷
右:かれたハイマツ
たしかに地獄谷から煙がただよい、谷を越えてくる。その部分を通過するときには咳き込んだのでハンカチを口に当てる。ガスが尾根を超える部分ではハイマツが枯れていた。やばいところである。


左:雷鳥荘
右:雷鳥荘入り口
目の前に板を窓に打ち付けた建物が見えてきたが、地獄谷から上がる火山性ガスが吹き付けている。裏に回ってみると入口が開いていて営業している。つまりここは宿泊所や食堂として営業しているというわけだ。火山性ガスに囲まれて宿泊するというのは、スリリング過ぎる。


左:カレーライス(1200円)
右:缶ビール(600円)
ちょうど腹もすいていたので、食堂に入りカレーライスを頼んだ。地獄谷側の窓は二重で厳重だ。ビールや食材はどうやって運ぶのであろう。人間が担いでくるのだろうか。シンプルだが美味いカレーライスであった。


左:テント場
右:帰り道
帰りに左を覗くと雷鳥荘の下の谷にはキャンプ場があり、色とりどりのテントが見えた。火山性ガスはそちらの方には流れて行かないようだ。


左:天狗平(2300m)
右:原生林
室堂のセンターに戻り、下りのバスに乗る。この地域は一般車両が入れないので、まさに原生林の中の舗装道路を専用バスで下っていくのであるが、5月ころに来ると4〜5mの雪の壁に囲まれた道になるのであろう。来年はそのころに来てみたいものだ。


左:美女平駅
右:ケーブルカー
室堂から美女平駅まで専用道路で22kmの下りであるが、ここで自転車を運び上げ、室堂から一気に下るルートを走ることができると気持ちの良いツーリングになるだろう。まあブレーキが熱くなってしまうので危ないが。美女平で専用バスを降りて、ケーブルカーに乗り換える。このケーブルカーも専用自動車道も、関電がダム建設のために作ったもので、ケーブルカーは前半分が荷台になっており、今でも使っているようだ。


右:ケーブルカー
右:ケーブルカー(立山駅)


左:立山山麓案内図
右:富山地方鉄道
立山駅でケーブルカーを降りると、今度は富山地方鉄道に乗る。この鉄道は途中で宇奈月からの路線と合流し、JR富山駅の横に着く。約一時間の旅だ。富山地方鉄道の経営状態は思わしくないのだろうが、立山と富山を結ぶラインは、まあまあ儲かっているのではないだろうか。(後で調べると、冬季に客が呼べない立山ラインは、宇奈月ラインより赤字幅は大きいようだ。)


左:立山ラインと宇奈月ライン
右:常願寺川


富山駅
富山駅に着いた。ここで解散だが、その日のうちに帰る人たちと、翌日付近の観光をする人に別れる。しかし、とりあえずみんなで飲み屋に入り、乾杯をすることにした。


左:エイひれ天婦羅
右:鶏皮(店の看板商品で、気に入った)




左:ゴボウ天(これがなかなか美味い)
右:富山市電
本当は富山の寿司が美味いので店を探したが寿司屋は4時からは開いていない。6人も入れるのは富山駅の下の居酒屋だった。鶏皮が名物の店だったがビール一杯160円というのは魅力的で、たっぷり飲んだ。3名は富山泊、一名は金沢泊。あとは大阪と東京に帰る。
二泊三日、誠に良いコース設定で、山に詳しいS君に感謝。
end
この記事へのコメント
1. Posted by JFK 2026年08月09日 14:27
黒四ダムは有名ですが、訪ねたことはありません。
先日の貴殿の話では、大層雄大だそうなので、何時か私も行ってみたいと思うようになりました。
富山は魚も美味しいようで、こちらも楽しみです。
先日の貴殿の話では、大層雄大だそうなので、何時か私も行ってみたいと思うようになりました。
富山は魚も美味しいようで、こちらも楽しみです。
2. Posted by kincyan 2026年08月09日 14:50
>JFKさん
是非、奥様と行ってください。2300m級の山やダムですが、サンダル履きで行けるコースです。立山ホテルで泊まれば夜空が綺麗だとか。きっとJTB辺りでツアーが組まれているはず。私も、来年家人を誘って行きたいと思ってます。
是非、奥様と行ってください。2300m級の山やダムですが、サンダル履きで行けるコースです。立山ホテルで泊まれば夜空が綺麗だとか。きっとJTB辺りでツアーが組まれているはず。私も、来年家人を誘って行きたいと思ってます。
3. Posted by ともちん 2026年08月09日 18:18
黒部ダムいい天気じゃないですか!
ここが晴れれば前日の天気は帳消しですねw
そうそう仰るとおり宇奈月から欅平が今不通なんですよね。
トロッコなかなか面白いんですよ。
折角欅平から先が一般開放されることになったというのにトロッコ不通は残念です。
ということで開通の暁には行ってみようと考えているんですよ。
ここが晴れれば前日の天気は帳消しですねw
そうそう仰るとおり宇奈月から欅平が今不通なんですよね。
トロッコなかなか面白いんですよ。
折角欅平から先が一般開放されることになったというのにトロッコ不通は残念です。
ということで開通の暁には行ってみようと考えているんですよ。
4. Posted by kincyan 2026年08月09日 19:31
>ともちんさん
黒部ダムに行ったこの日は天気が良かったですね。室堂では曇ってきましたし、火山ガスがひどかったので、少し恐怖。冬にはS君がこの辺りを立山から滑ってくるのだそうです。遭難しても誰も助けに来てくれないでしょう。
欅平から黒4ダムまでの経路は、私もぜひ行ってみたと思います。雪の壁も見てみたいので来年春ですかね。これは家人にも見せてやりたいです。
黒部ダムに行ったこの日は天気が良かったですね。室堂では曇ってきましたし、火山ガスがひどかったので、少し恐怖。冬にはS君がこの辺りを立山から滑ってくるのだそうです。遭難しても誰も助けに来てくれないでしょう。
欅平から黒4ダムまでの経路は、私もぜひ行ってみたと思います。雪の壁も見てみたいので来年春ですかね。これは家人にも見せてやりたいです。

