2006年03月22日

クローズドキャプション技術とは?

今回はクローズドキャプションの技術の仕組みについてのお話です。

アメリカでは「聴覚障害者も健常者とかわりなくテレビ放送の内容を
理解できるようにしよう」という考えから、1970年代はじめから文字
放送の実用化に向けての技術研究が進められました。 


アメリカのテレビの映像規格はNTSC方式が採用されています。
この方式は525本ある走査線で画像を表示してゆくものですが、
実際の画像表示には使われていない領域がありました。

VBI(Vertical Blanking Interval=垂直帰線期間)と呼ばれる
走査線1番目から21番目までの領域もそうです。
アメリカはこの中の21番目の走査線を、文字情報を載せる領域
に割り当てることに決めました。
(1976年、Federal Communication Commission)
この後、NCI(=National Captioning Institute)が誕生し、
テレビ放送の字幕づけ(Closed Captioning)は力強く推し進め
られてゆきました。

つまりクローズドキャプションを技術的に見るならば、NTSC
方式の走査線21番目(通称Line21)に載ったテキストデータと
いうことになります。
日本、韓国、台湾、フィリピンなどは、アメリカと同じテレビの
映像規格を採用しているため、これらの国はそもそもアメリカ
で整備されていったクローズドキャプションをまるごと利用で
きる条件にあったのです。
(後はクローズドキャプションのデコーダーをどうするかだけです)

テレビの映像方式解説
クローズドキャプションの歴史


livepeach4 at 05:46│Comments(0)TrackBack(0)雑記 

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