高校の友人と会い、たまたま暇だったらしい大学の友人と俺の三人でインド料理屋へ飲みに行った。連絡を待ち落ち着かない気持ちも、違う事を真剣に話しているとまぎれたりもする。



食事を頼んで、ビールを飲んで、議論を交わしている時に電話が来た。



先輩からだった。頑張って電話を待て!との事。企業からの内定連絡かと思ったので少しショック。




そして、7時ごろ、財閥系商社より内定の連絡。喜びを隠しきれず、即座に乾杯!喜びを語らいながらビールを飲んだ。



さらに8時頃、財閥系商社より内定の電話。ついに来た。長かった。やっと内定をもらえた。正直、内定をもらう事は非常に厳しいことだと思っていた。



過去、毎年多くの大学の同期がこの会社を受けてきた。千名を超える同期が挑戦する会社だ。そして同期のほとんどが既に落ちていた。


また、非常に評価されやすい部活動からでさえも、過去の長い歴史のなかで就活を通じて内定した人は1人しかいない。つまり、環境を元にしたスペック的な可能性から言えば、受かる可能性はほぼ無いに等しかったわけだ。



嬉しかった。これで後輩たちにも、頑張ればいつかこの会社に入れると希望を与える事もできただろう。みな喜んでくれたので、とにかく良かった。一週間くらいは喜びに浸りながら肩の力を抜いて地元にでも帰ろう。そのあとは、激烈に留学に向けて努力が始まる日々です。



生まれてこのかた、ずっと制服を着続けてきた。幼稚園、小学校、中学校、高校、大学。なんとも型にはめられた生き方をしてきた。今日やっと、スーツを来春4月1日に着る日まで、制服を脱ぐことが出来る事が決まった。 




本日19日の8時より人事面談をして握手をした。会社の一員となることを実感した。10月ごろから就職活動を始めて以来、外資系を皮切りに、たくさんの企業を受け、多くの人にOB訪問してきた。おそらく、受けた企業の数は30近く。あったOBもまた30近い。



体を動かし、足を動かし、頭を動かして色々と考え行動してきた。4月の今頃どうなるか、その時々でいろいろな事を考えながら就活をしていた。失敗するという不安はあまりなかった。自分の中で、なんとなくどこかの大企業に内定するのではという気がしていた。そうでなければ違う会社に内定すると思っていた。



だが、実際はどうやら、難しいかもしれないと思い続けていた企業に入社する事になった。諦めずに戦ってよかった。大した実績も残せてはいないし、帰国子女でもない。大学名が凄いわけでもない。だが、内定をもらえた。このご縁を活かして精一杯働く所存。


以上