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横須賀の秋谷(あきや)って所からの、富士山です。

いっつも、こんなもんです。

頑張ってください。

 

クリックして、さらに、オリジナルサイズで表示、をクリックすると、

ちょっとは、富士山らしく、見えるかも。

 

わたしは、船着き場のほうに、目が釘付けになりました。

朽ちた木や、汚れたコンクリートが、人間の心みたいに、奇麗だから。

 

港って、水浸し・・・

当たり前ですけれど。

釘を使わずに、ロープで結びます、漁師さんって。

わたしは、ロッククライミングが好きだから、結び方が気になりました。

 

GID(性同一性障害)って、

心の富士山に、船(ふね)を繋(つな)いでいるような。

黒い山でも、不治の病でないのに。

 

 

佐川って人は、パリに留学中に、オランダ人女性のお肉を食べました。

フランスでは、不起訴になりましたけれど、

日本の精神科医は、責任能力のある人格障害と、鑑定しました。

パリの警察が、捜査資料の提供を拒みましたので、

日本でも、起訴されませんでした。

 

御本人を、直接に知りませんので、

殺人の事情や、当時の精神状況が、わかりません。

一般的に、現代の日本や欧米の、流行文化からして、

健常な生活に適応していても、ごく軽症の発達障害の残る人は、

人間のお肉を、合理的に食べられないかも知れません。

 

また、そのような人が、心神喪失や心神耗弱になると、

よけいに、食べられなくなるかも知れません。

食べられる人は、精神的に、健常の可能性が高く、

全人口の、半数を超えない気がします。

 

1943~1944年の、ひかりごけ事件では、

難破した漁船の乗組員が、冬の知床の、浜の番小屋で、

仲間のお肉を食べました。

二ヶ月後に、一人が自力で救助を求めて、生還しました。

 

大変、おかしな事件で、

緊急避難行為でしたら、不起訴でも構わないのに、

死体損壊で実刑になりました。

人肉を食べて、生き延びた後に、自力で救助を求めていますので、

精神的に健常の可能性が高いにもかかわらず、心神耗弱とされました。

事件後の御本人は、あさっての気持ちに、なっていたかも知れません。

 

武田泰淳という小説家は、後に『ひかりごけ』という小説を書き、

頭がおかしくなるのが当然なほど、道義的に重い問題と考えました。

わたしは、中央アジアの風俗を記述したヘロドトスの考え方のほうが、

説得力があると思います。

ヘロドトスって、古代ギリシャの、歴史地理学者。

 

マッサゲタイだったか、スキタイだったか、忘れましたが、

母親が死ぬと、子供たちが、自分の体の中に、母親を葬ったそうです。

得体の知れない病気のせいで亡くなった人のお肉を食べずに、

健康に亡くなった人のお肉を、良く加熱して食べるのは、

礼に適(かな)い、栄養上も衛生的にも、合理的であると、

ヘロドトスは考えていたようです。

 

現代の、健常な人の合理的な考え方と、あまり違いません。

東北地方には、飢饉の時に、隣りのお婆さんのお肉を、

分けて貰った言い伝えが、今も残っているそうです。

亡くなった人に感謝するのは、麗しい風俗に違いありません。

 

ニホンザルでは、京都の嵐山のグループが、

自然の食物の豊富な、九州の山に放たれた時に、

グループ内の、九州出身のお猿さんだけが、生き残り、

嵐山生まれの、嵐山しか知らないお猿さん達は、

見たこともない樹種の、木の実を食べずに、

全部、餓死してしまいました。

 

仲間内の九州出身者が、平気で食べているのに、

嵐山しか知らないお猿さん達は、

真似をすることができずに、みすみす死んでしまいました。

GIDに、よく似ています。

 

ニホンザルの男の子は、青年になると、生まれた群(む)れを離れて、

放浪の旅に出ます。

どこへ行っても、よそ者として、牙を剥(む)かれますけれど、

じっと耐えて、みんなの習慣を真似(まね)て、

仲間に入れて貰(もら)った男のお猿さんだけが、

叩き上げられて、少しずつ出世して、

いつかは、ボスになるお猿さんもいます。

男は、みんな、故郷を後(あと)にするの。

 

でも、有力な母親がいて、ボスと昵懇(じっこん)ですと、

男の子が、いつまでも群れに残って、

支配者の地位を、世襲することもあるみたい。

女の猿って、みんな、群れの中で、一生を過ごしますけれど、

ボス猿って、全部の女性と、姦淫する権利を、持っているのかも。

ある意味で、一夫多妻ですけれど、

叩き上げの、よそ者のボスでなければ、近親相姦です。

 

これでは、群の中しか知らない世間知らずのお猿さんばかりになります。

群の中で、生まれ育った男の子が、ボスになっちゃうの。

全員が親兄弟の、大家族の近親婚。

そうなると、嵐山のグループみたいに、

餌付けのせいで増えすぎて、九州に引っ越しをさせられると、

知らない食べ物に、手をつけずに、

餓死してしまうような、あほなことになります。

 

     フロイトっていう精神科のお医者さんが、

     エディプスコンプレックスって、言い出しました。

     男の子は、母親と姦通したいって、思っているだけでなく、

     父親を殺したいと、思っているの。

     近親相姦を防ぐために、男の子が群れを離れて、

     武者修行のように、放浪の旅に、出ることになります。

 

     ソフォクレスの書いたオイディプス王も、

     捨てられた男の子でしたので、

     実の父母の元で、育っていません。

     実の父親は、王様でしたけれど、

     拾った養父も、別の国の王様でした。

     彼は、実子でないと噂(うわさ)されたので、

     神託を伺(うかが)ったところ、

     父親を殺して、母親と姦通するだろうと、予言されました。

     実現を防ぐために、養父の家を出て、放浪の旅に出たの。

 

     でも、道で、実の父親と出会い、

     それとは知らずに、殺してしまいました。

     その後、実父の国の、王になり、

     実母と知らずに、未亡人を妻にしました。

     後々に、そのことを知り、

     彼は嘆き悲しんで、自分の目を潰しました。

 

     エディプスコンプレックスって、

     近親相姦を防ぐシステムのことを、言っています。

     それが、社会の仕組みになり、

     その社会に育てられた脳味噌も、

     その仕組みに適応しています。

     うまく機能しなくなると、

     嵐山のお猿さんや、オイディプス王みたいになるの。

 

     放浪って、自閉を防ぐのかしら。

     女の子の場合は、

     エレクトラコンプレックスと、言う人もいます。

     母親に対抗意識を燃やすの。

     父親を取り合うためにね。

 

     でも、男性から軽く扱われることに、反発するほうが、

     FtMのGIDでは、大きいみたい。

     体が小さければ、力尽くで、軽く扱われます。

     子供が、親や大人の言うことを聞くのは、

     脳味噌が柔軟なだけでなく、体がちゃっちゃいからです。

     体力的に、勝ち目がないものね。

     女の子も、そうなの。

     

     体のごつい相手の、言うことを聞くってのと、

     頭が柔軟ってのは、よく似ているの。

     頭を使って、お勉強に励んだり、

     育児をするように、男性を扱ったりします。

     仕返しかしら。

     でも、FtMのGIDみたいに、生殖を拒否したのでは、

     ミイラ盗りが、ミイラになっちゃいます。

 

     男性を、男らしく躾(しつ)けるのは、

     どうせ、女性ですから、

     男性社会に反発して、自分が男性のように、

     舞台の上で、暴力を振るうよりも、

     舞台裏の母親の気持ちに、馴染んだほうが、現実的です。

     プロデューサーやディレクターやマネージャね。

 

     男性と一対の、対等な女性という現実は、ありません。

     母親や、将来の母親と、やんちゃな男の子が、あるだけなの。

     法律では、男女を一対のものとして、

     男女平等などという表現で、扱っていますけれど、

     通りすがりの女性に、ちんちんを見せる男性と同じくらいに、

     あほかもね。

 

     ちんちんを見て、びっくりしたのでは、

     母親は務まらないように、

     女性が恐いのは、体の大きな男性の、暴力だけなの。

     女だからと、軽く扱われることに、反発して、

     FtMになるのは、早計です。

 

     ニホンザルの時代と違い、

     今は、女の子が、生まれ育った家を後にして、

     放浪の旅に出ます。

 

     GIDの治りそうな人と、治りそうでない人って、

     なんとなくわかります。

     お医者さんでありながら、GIDである人は、

     治りにくい人みたい。

     オウムの麻原って人が、治りにくいのと、似ているかしら。

 

     みんなの真似をしなければ、することなんか、何もないのに、

     GIDの人って、ジェンダーの具体的な中身が、

     これこれでないと、いけないそうです。

     郷にいれば郷に従えで、

     どこへ行っても、それぞれの土地の文化がありますから、

     それぞれのしきたりを尊重します。

     正しい文化などというのは、自分の心の中にも、ありません。

     宇宙の果てまで行っても、未来永劫、

     あるのは、具体的な一例ばかりです。

 

     絶対に、こうでなければいけないって、思っている人は、

     そのために、死んで見せるほど、

     自分の固い意志を、人に誇ります。

     ロシアンルーレットみたいに、死んでみせるけれど、

     人に見せるのが、目的です。

     カムアウトが、ぴったりの症状なの。

     これを、良いこととしていたのでは、いけません。

     治療になりません。

 

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