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 ing形の分詞を名詞として使ったものが「動名詞」だが、分詞の本体は「形容詞」である。

 

ドイツ語では形容詞をそのまま副詞として使うことは常時行われる。それで、ゲルマン語から来た古い形容詞は現在でも「形副同形」だ。

 

この「形副同形」も「学校英語」では先ず習うことはない。例えば、a fast train(形容詞)、It runs fast.(副詞)、a high mountain(形容詞)A bird is flying high.(副詞)といった具合だ。

 

また、Still waters run deep. という諺を見たとき、「水は物質名詞ですから数えられません」と固められていた自分の頭にはこの  “waters”がどういうものかが何も分からなかった。

 

日本語にもある「山々」といった「強意複数」だと分かるまでには相当の時間を要した。

 

そして、この deep が副詞なのに deeply でないのが分からないと思っていた。

 

形副同形」の副詞には ly 付き」のと「ly なし」のとがあって、これらは用法が違うなどということは習ったこともなかたからだ。

 

浪人を見ていると彼らも全く同じだ。

 

 ing形の分詞と to 付き不定詞の働きを対照表にしてみる。

 

(名詞用法) :doing(動名詞),     I want to sleep.

(形容詞用法)   doing(形容詞),   a book to read (後置限定用法)

(副詞用法) :doing(分詞構文),  He went there to sleep.

 

 「分詞構文」などというご大層な名前の付いたものがあるが、これは分詞の「形副同形」の「副詞用法」でしかない

 

学校ではこういう説明は全く聞いたこともなかったが、分詞構文も他の文法項目と同じで、これの持つ色々な意味がどこから生じてくるのかは分からないままで、その訳し方の暗記とこれを接続詞を使って書き換える「書き換えゴッコ」の題材でしかなかった。

 

分詞の副詞用法の持つ意味は「同時進行」が基本で、接続詞 as の意味に起因する。as の意味は「E−ゲート」のコアに記してあるが、その下部に記してあるasの意味がそのまま「分詞構文」の表す意味となっている。

 

 「to 付き不定詞」の副詞用法も色々な意味を持つが、これは「方向と到着」を表す前置詞 to の意味に起因することは後述する。

 

 「名詞用法」では「動名詞」は形が ing形なので「実行中」のことを表すのが基本で、「to 付き不定詞」は to の「向う」意から「未来志向」である。