引き続き、大学の入試改革について。
早稲田大学の発表には、聞き捨てならないことがほかにもある。

すでに現行の一般入試問題でも、単なる「知識」だけではなく、「思考力・判断力」および「表現力」を必要とする問題を出題しています。
こうした出題についてさらに工夫を加えて、高校までの学習をより適切に評価できるように努めてまいります。

それに加え、Web 出願時に、「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験を記入(注)してもらうこととします。

(注)

・学校が作成する調査書に記載するのではなく、受験生本人が自分自身の経験を振り返り、文章化してもらいます。記入は出願要件としますが、得点化はしません。

・併願学部が複数あったとしても1回記入すれば全ての学部に適用します。

・記入した内容は、学生調査データの一部として、入学後の学部での教育の参考資料として活用します。

https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2015/06/2021ad_change.pdf

から引用。一部省略。

ということを記入させる。
点数化しない。ということは、選考時には読まない。入学した場合だけ使用。
なんじゃこりゃ。

入試改革では、主体性やら、何やらを測れ、というのを国が謳っているから、無理矢理その要素を加えたのだろう。
しかし、完全に形式主義の、名ばかり改革である。

社会で生きていくために、主体性が大事なことは言うまでもない。
でも、それを自己申告で書かせてどうする。
美辞麗句に溢れた、誰も読まない文書を書かせて、大学が何をやりたいのか全然わからない。

大学入試の就活化、という人もいる。
失礼だ。
就活も酷いけど、ここまで無意味ではない。出させるけど読みません、なんて。

入試なんて、所詮は試験なんだから、ある一面を測ることしかできないのだ。
その一面だけは、定められた基準で、しっかり測ればいいじゃないか。
それに集中すべきで、あれもこれも中途半端にぶっ込むのやめてほしい。

まあ、真面目に考えるほどのことじゃない、低いレベルの話だ。
「完全な入試なんてない。完全な大学が存在しないようにね。」
と、どこかで聞いたことがあるような台詞ですが、私が考えました。

にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村 
にほんブログ村 病気ブログ 子宮がんへ
にほんブログ村