2009年06月15日

アメリカでブラックロックがBarclays Global Investorsを買収しますが、Clifford Chanceのロンドンが大規模なチームを組織して当該買収案件につきバークレイ側を代理します。また、バークレイはUSカウンセルとしてSullivan & Cromwellを選んでいます。

他方、ブラックロックはSkaddenとLinklatersが代理しました。Skaddenはニューヨークのチームに加えてモスクワのコーポレート・パートナー、ブリュッセルの独禁法パートナー、フランクフルトのMA&パートナーがチームに参加しています。ブラックロックはSkaddenを良く使うようで、東京のブラックロック立ち上げに私も関わりましたが、東京でもブラックロックはSkaddenを使っていました。リンクレーターズは米国以外の部分を担当しました。

話は変わり、Skaddenのアジアでの動きですが、最近、Latham & Watkinsの香港のコーポレート・パートナーをヘッドハントしてきています。Skaddenは香港を中心にアジア地域の業容を拡大させていますが、Latham & Watkinsもアジア地域の業容を拡大させており、先ごろAllen & Overyのコーポレート・チームの多くを引き抜いています。玉突きのように人材がアジアで動いてゆく傾向があります。

Asian Legal Jobs

(12:53)

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