2009年10月29日
Norton Roseなどがアソシエートのロックステップの改革を行なっていましたが、Reed Smithもアソシエートをジュニア、ミドルレベル、そしてシニアの三つの層に分けるキャリア・ロードのプログラムをファームワイドで導入することを決めたそうです。想定される年次としては、1から2年目までのアソシエートがジュニア・アソシエート、3から5年がミッドレベル・アソシエート、そして6年以上がシニア・アソシエートだそうです。ロックステップではありませんので、それぞれの層から次の層に移るかどうかは、定められた適格用件を充足するかどうかにかかるそうです。適格用件にはリーガル・スキルだけでなく、事務所文化への理解・貢献、リーダーシップ、ビジネススキル、クライアントのニーズの理解やマネジメント等が含まれています。立派な弁護士になるにはリーガル・スキルだけではダメとのことで、アソシエートにビジネス感覚を含むスキル習得と進むべきロード・マップを提供することになる模様です。ただ、報酬体系はまだ決まっていないとのことで、今回の視点はアソシエートのトレーニングにあるとのこと。今後、このような適正を審査することによりステップアップするシステムを採用するファームが増えて単純なロックステップは変わってゆくのかもしれません。
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