2010年05月21日

日経産業新聞にテンプル大学ジャパンキャンパスの話題が取り上げられていました。MBAプログラムの話でしたが、ロースクールもあるので興味のある人も多いのではないでしょうか。不況の期間は儲けることをちょっと諦め、充電期間として勉強するのはよい選択肢の一つだと思います。ところで、史上初の情報革命が進行しているこの時代に、情報集約的な産業である教育コストが高いのは不合理だとの指摘もあります。トップの大学を卒業することは今後も価値は存続するでしょうが、トップに入れなかった場合には、コストを削減しながら知性も磨けるオンライン大学を利用するのも今後は良いのではないでしょうか。詳細は知りませんが、大前研一がオンライン大学を始めたとどこかに書いてありました。ただ、これは大学院かもしれません。個別に知識を得たいのであれば、例えば私は最近、iPhoneのプロブラミングについてスタンフォード大学の講座をiTuneで取り込んで見たりしています。無料ですので、気軽に見てみることが出来ます。基本的に、大学教育の大部分はオンラインで提供できそうです。インターネットさえあれば、世界各地に散らばっている専門家たちと、スカイプを含む様々な手段でリアルタイムで双方向のやりとりが顔を見ながらできるのだから、同じ地域にいる教師や専門家たちに学生を縛り付けておく必要性は低いともいえます。オンライン授業、教室での授業、そして企業でのインターンシップの三つを組み合わせたカリキュラムが今後増えると面白いとの指摘もあります。このようなことが出来るようになる前提として英語の習得は不可欠ですが、グローバル化はまだ初期段階であり、本土防衛本能むきだ出しの攘夷マインドによる逆の意見が強くなったとしても、グローバル化の流れは止められませんので、英語が出来なかったら死ぬと思って習得に励むしかないと思います。
欧米のバブル経済後の処理は日本のバブルと同じようなプロセスが必要で、不良債権処理がまだまだ終わっていないようですし、人口減少要因もありますので、淘汰がなお続く可能性があります。そこで、割り切って充電期間とするのも良いかもしれません。現在の不況はインターネットによるグローバル化が今後大きく飛躍的に進むための必要なShakeoutのプロセスともいえるので、本土防衛本能むき出しの攘夷マインドを捨てて、Shakeout の次の飛躍の波に乗るために情報収集と将来の計画を練る熟慮の期間として活用できるといいですね。勿論、混乱期には儲ける為のビッグ・チャンスも出てきますから、そちらへの追求に突っ走ってもいいですが。


(12:53)

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