おくのフォト道

俳句+写真

   【春の鳥薬罐の水を飲む老農】
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 NHK俳句 6月号 兼題 「春の鳥」
夏井いつき選・佳作
30度を超え、夏の陽気になりました。
今日の一句
明易や愛憎いづれ罪ふかき  西村和子

  【春の夜の閉店までのギムレット】
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 NHK俳句6月号 今井聖選・佳作 兼題「春の夜」
もちろん我が愛しのチャンドラーへのオマージュです。
今日の一句
春の夜のタクシーが来る母のやうに  高山れおな

  【白き薔薇執事うやうやしく出づる】
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 旧古河庭園
薔薇は今が盛り。
好天に恵まれ、たいへんな人出でした。
今日の一句
人の恋見て来て薔薇に立ちすくむ  菖蒲あや

  【新緑やランチタイムの…】
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 @丸の内仲通り
下五を考えているうちに時間切れ。
では出かけてきます。

  【ランナーの橋を渡れば初夏の街】
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このところ曇天続きだが、ゴールデンウイークころの浅草の景。 
言問橋の正面にはスカイツリーが聳え立つ。
ここから走れば5分くらいか。
今日の一句
銃のごとパンもつ初夏のパリジェンヌ  岡谷潮

   【短夜の明けてアキバの電子音】
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@ 秋葉原の電気街。
最近は電気よりもオタクの街になった。
今日の一句
木々の香にむかひて歩む五月来ぬ  水原秋桜子

  【宮入のいまこそ見せ場神輿差す】
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 二年に一度の神田祭の本祭が行われた。
大手町から神田、秋葉原と都心を神輿が練り歩く。
差す=差し上げる、持ち上げる。
今日の一句
神田川祭のなかをながりけり  久保田万太郎

  【やはらかく勝馬撫づる清和かな】
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「 一句一遊」ひさびさの金星、ではなかった<金曜日>
競馬中継を見て、この句のベースが出来たような記憶があります。
たまには競馬も見るもんだ。
今日の一句
窯の火のよき音となる清和かな  新田祐久

<千葉から参加鈴木麗門は皮膚の感じ、触覚ですね。
◇やはらかく勝馬撫づる清和かな  千葉・鈴木麗門
「勝馬」という一語だけでこれは競馬で勝ったというところまでが
全部わかるわけですね。
ということは映像が背景も一緒にひろがってくるということです。
最後の「清和かな」に喜びもうまれますね。> 夏井いつき選・評

「一句一遊」聞き書きより。いつもありがとうございます。


 【マチネーのはねて薄暑の六本木】
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 俳句ポスト「人」選
六本木・東京ミッドタウンにて
一気に暑くなりました~
今日の一句
恋文の起承転転さくらんぽ  池田澄子

 【玉手箱開ければつつじ零れ落つ】
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 @東京スカイツリーにて
今年こそ「躑躅」という漢字を書けるようになりたいが、未だにあやふやです。
躑躅は春の季語ですが、今が盛りでしょうか。
今日の一句
カメラ構えて彼は菫を踏んでいる  池田澄子

 【こどもらの声の途絶えてこどもの日】
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 六本木・東京ミッドタウンには巨大な鯉登が登場。
鯉のおなかを潜り抜けます。
今日の一句
ベンチみな老人が占め子供の日  竹内柳影


  【もし矜恃あるなら舞えよ鯉幟】
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@東京ミッドタウンにて
昼頃の六本木・東京ミッドタウンは無風状態でした。
今日の一句
子に勇気教へて熱き菖蒲湯に  住谷不未夫

  【川風の抜ける路地裏五月来る】
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 この路地を抜ければ隅田川。
ここは浅草。
もうすぐ三社祭です。
今日の一句
風かほり朱欒咲く戸を訪ふは誰ぞ  杉田久女

  【斑鳩の春のまんだら朱華色】
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@東京国立博物館にて 「尊勝曼荼羅図」
「いつき組」 日本の色歳時記兼題・朱華(はねず) 佳作
今日の一句
行く春や飲むこともなき置き薬  和田祥子