介護徒然草

身寄りが無い人と身元引受人の関係、介護と申請について、よくある問題点とその対応について書いてます。

bt190521


こちらの記事です。

葬式というのは、200万円くらいはかかるというのが、相場でした。
しかし、生活保護や貧困層が膨れ上がるにつれて、葬式の費用も激安と呼ばれるものがでてきました。

特に使われるのが、直葬といって火葬のみを限定的におこなう方式で、告別式とかそういうもを省略するもので10万円~20万円の金額のところもあります。

しかし、それでやっていけるのか?

葬儀を行うのは激安葬儀業者ではない。実務を担うのは下請けの葬儀社。1級葬祭ディレクター・佐藤信顕氏が前回指摘したとおり、支払額の3~4割(激安葬儀業者Aの直葬プラン18万8000円の場合は約7万円)を激安葬儀業者が中抜きとあっては、果たして安心して葬儀を任せられるものだろうか?

いろいろなトラブルが書かれてますが、そこに共通するのは、仕事意識の低さで、仕事意識の低さは従業員の賃金が低いからとあります。賃金が低いのは低料金だからというわけですね。

まあ、これはそういうものなのかもしれません。コストと品質は、基本的にはバーター(交換価値的)だと思いますので、コストがかかっていない以上、品質は保証されないということなのだと思います。

まあそうなると、日本人の給与は世界から取り残されているわけですから、日本の品質自体が衰滅していくということになりそうですね。日本人は元来、趣味的にガンガン品質をあげていった時代があるわけですが、さすがに生活がギリギリのところまで落ち込んでしまえば、そういう余裕もなくなりそうです。

余裕(ひま)があるのが人間の素晴らしいところなはずなんですけどね。

ただ、こういった低価格サービスがどんどん増えるということは、全体として、安い賃金でも生きていけるし、葬儀も可能ということなのでしょう。クオリティは下がるでしょうが、なにもできないというわけではない。日本は一部の社会主義化が進み、階層化が進み、与えられるコンテンツを動物に消費しながら、最後は火葬場に直行する、そういう社会になってしまったということです。

わりとディストピアで困りますが……、赤くなれば解決する気もしないし、富裕層がもう少し資本を貧困層に与えるという解決法しかないと思います。


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bt190520


こちらの記事です。

子供食堂はわりと有名ですね。貧困に瀕している子どもにたいして、食事を安価ないし無料で提供する民間のお食事どころです。

ポイントとなっているのは、子供食堂はあくまでその名称のとおり基本は子供が対象になっているということです。では、高齢者などの大人はどうなのかと言うと、これはそこそこで対応が異なります。あくまで例外的な対応として、高齢者にも無料ないし低額で食事を提供することもあるというレベルでしょう。

今回は、その原則をはずして、大人でも無料で食事を提供する場所を作ろうとしているわけです。


 この「大人食堂」は、無料で、かつ栄養素を考慮した温かい食事を提供し、かつ労働問題や生活問題を抱えた労働者の相談支援を行うというものだ。この取り組みは河北新報で周知され、また開催後の様子は田中龍作ジャーナルで記事が配信され、ネット上で高い反響を呼んだ。

 今回、「大人食堂」という名前にしたのは理由がある。昨今では「子ども食堂」が話題となっているが、子どもが貧困になる理由は、親の貧困にある。そしてその親の多くは労働者だ。その労働者の多くが「働いているのに食うに困る」という状況に陥っている。「大人」が困ったときに相談できる場所づくりが必要だと考え、このような名称を使った。そして、実際に多くの「大人」が訪れた。訪れた人たちのおかれている状況を紹介し、今の日本社会に求められている支援や社会運動について考えてみたい。


まあ実際、働いているのは大人のほうで、大人が貧困なのが子どもの貧困の理由でしょうから、大人の貧困を解消することがまず必要というのは理論上確かですね。

そもそも、そういった貧困状態にある大人は生活保護というシステムで、生活を保障されるわけですが、そこに至るには貧困の壁というべきものがあります。貧困の壁というのは具体的に言えば、収入が月に10万円よりもない場合とかそういう場面です。

しかも、働けないということに対して、理由がいったり、親族等の協力が得られないなどの事情も勘案されます。生活保護を受給するには貧困が最低限度の健康で文化的な生活を保持できないと認められるレベルでなければならないわけです。

労働している場合、月にどれだけ働くかにもよりますが、生活保護を受けるレベルにないと判断されることも当然あるでしょう。しかし、生活保護は一括的なシステムで、最終的なものです。つまり、日本の生活保障の仕組みとしては、サイドパック的なものがない。

その間隙のひとつが食事で、たとえば貧困層にあると、エネルギー補給が第一となってしまい、炭水化物が多く含まれるパン食で飢えをしのぐことになります。

当然、栄養に偏りが生じますし、健康にも悪い。

だから、大人食堂というのは有用です。

また、大人食堂は子供食堂と同じく、地域の多連携の核となりうるものかもしれません。例えば、相談業務をそこで行うと書かれてますが、ワーキングプアの状態にある人がある日突然ケースワーカーの元を訪れても、働いている以上は、なかなかとりあってはくれないとも考えられます。

そもそも、ケースワーカーの仕事は生活保護受給者の担当にあり、その人たちも担当を20人、30人と受け持つのでていっぱいです。

なので、ケースワーカーの代わりの簡易的な相談所ということで、大人食堂は有用でしょう。




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bt190517


こちらの記事です。

私の中では、斉藤環先生といえば、精神分析医としての側面が強いです。
現代の承認欲求とか、サブカルチャーみたいなのもとりあえず解剖してみようという感じの方。

精神分析は、精神を切り分け、解剖することによって、とりあえずのところの寛解というのを目指す感じの学問です。

およそ人間の7割から8割の人は標準と呼ばれる型に当てはまるので、その型に当てはまるように治療しようとする学問というか、そんな感じ。

なので、この記事における「中高年ひきこもり」はきっとある種の病理として捉えられているのかなと思います。

認知症とかも同じく精神の病理と捉えることができるわけですが、「病気」であるならば、それは本人の意思ではどうしようもないところもあるわけで、つまり自己責任ではないという結論に至ります。

このあたり、難しいところなんですけどね。

現実的な問題としては、様々な福祉制度の崩壊です。

特に記事では、年金制度について指摘してました。

斎藤氏は、現在50歳代半ばのひきこもりが一斉に年金受給開始年齢に達する「2030年問題」を指摘する。
「わが子の将来を案じる親は、自分が死ぬまで、子の年金保険料を払い続けているはずです。その子たちが年金を受給し始めたとき、年金制度は支払いに耐えられるでしょうか。

また、生活保護のバッシングのように、引きこもりバッシングが起こることも危惧されております。

実際にこのあたりはどうなるのかは予想がつきません。けれど、SNSの発達は、容易に他人と自分の立ち位置を比べることができる時代になってしまって、生活保護という弱い立場を正義という仮面で覆って叩けてしまう。

生活保護の人に面と向かってお前は働いてないんだからというのは難しくても、SNSを用いて、そういう空気を醸成するというのは現代社会ではありうるという話です。

であれば、斉藤環先生がご指摘されるとおり、引きこもりバッシングというのも十分起こり得るのだろうなと思います。経済が冷え込んでいけば、おのずとそういう流れになりがちだと思われます。

生活保護受給の申請やそういった様々な社会上の制度にアクセスできないのではないか、その結果、大量孤独死の時代を迎えるのではないかという点については、ありうる話です。生活保護とかそういう手続きをするレベルまで生活水準が落ちているということは、様々な要因があるところではありますが、金銭管理能力が落ち込んでいるのは間違いありません。

つまり、何をどうやれば、自分が生きていけるかという能力も落ち込んでいるからこそ、生活保護を受給しなければならないレベルまで生活水準が落ち込んでしまう。

怪我とか、そういう一時的な理由というのもあるのですが、そうではない場合・・・、つまり、高齢化による場合は、特にその傾向があるように思います。

実際に、高齢の生活保護の方は、ほぼ引きこもりパターンが多く、ギリギリのところでケースワーカが間をとりもって、なんとか施設への道筋をつけるという状況です。

それ以外の方、ケースワーカーに相談ができないパターンは孤独死しかない。

それか、大家さんががんばるかですが……昔ながらのアパートならわかりませんが、マンション的なところに大量につめこまれている状況だと、いちいちひとりひとりの生活水準に頓着しないでしょう。口座引き落としになっていて、年金で賄えるという状況になればなおさらそうなります。

大量孤独死時代はそこまできているように思います。




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