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こちらの記事です。

精神科医の斉藤環氏曰く・・・

「ひきこもりは非常に犯罪率が低い集団としか言いようがない」

とのことで、この言葉を見たときには、思わず膝を打ちたい気持ちになりました。

そのとおりだと思ったからです。

斎藤氏は「ひきこもり傾向だということは事実であろうことなので仕方がない部分もあるが、過度に犯罪に結びつけることはやはり違うと考える。川崎と練馬の間には福岡で子どもが母親を刺すという事件があったが、"連鎖"があったかどうかは検証しようがないし、ひきこもりという言葉が使われ始めて20年が経っているが、明らかにひきこもりの人が関わったという犯罪は数件しかない。つまり、100万人の当事者がいて数件しかないというのは、非常に犯罪率が低い集団としか言いようがない。相関関係がない問題を無理に結び付けようとするのではなく、抑制的に報道をして欲しい」と主張。

おおよそ正常とされる人間の精神は予期不安に常に悩まされます。

つまり、普通はパラノイア的傾向があるため、ファンタジーを求める傾向にある。

ファンタジーというのは何かというと、物事に対して因果関係を過度に求めるということです。

それが人間の性質なのであれば、報道される内容も常に予期不安を享楽的に消費するということになるでしょう。

要するに、犯罪がなぜ起こったのかということに対して、理由が欲しいんです。

しかし、本来、理由や動機なんてものが本当に解析しうるのでしょうか。

100万人のうち犯罪が数件しか起こってないというのは事後性があるので分析しうるとしても、その数件の犯罪者がどういう動機のもとに行われたなんて、誰にもわからないのではないかと思います。