QZK研究室

お正月おわっちゃいましたね...

2016年09月

あまりにもネタが少ないので、あれほど書かないと言っていた修理記事を書きます。


あっ、はやおです
テスト期間にも関わらずテスト勉強以外でやるべきことが多すぎて困惑しています。青春とはきっとこういうことなんでしょうね。


今回扱うのは...前々回の記事でちょろっとお見せしたYAMAHAのA-6というアンプです。
http://audio-heritage.jp/YAMAHA/amp/a-6.html

見た目はとてもカコイイですね。CD登場前ということでDISCスイッチがあったりと、アナログディスク再生に力を入れているような印象も受けます。私は使わないので無意味ですが。

それではいきましょう...(諸事情で画像はやや少なめです)

KC4F0495

おっきなヒトシクンと愛くるしい終段の石が目に飛び込んできますね(目に入っても痛くない)

音は出るので故障していない、ということにしておきます。適当修理なので問題ありません。ですが修理中に飛ばして被害拡大、ということは避けたいですね。


まずはトーンコントロール部から。MAINダイレクト(≒トーンコントロール等をジャンプする)のoff時にサーといったノイズが明らかに多い気がするのでみてみましょう。

画像はないですが、結論から言うとオペアンプの劣化だったようです。
NJM4559というのが使われていました。4558か4580に換えればいいかなと思ったのですが絶望的なまでに探しても見つからなかったので2114を使いました。
(注: 4559と2114では入力バイアス電流の方向が異なるので、カップリング等に有極性のコンデンサがあったときに逆充電される危険がありますから、完璧な修理を望まれる方は4580を使うべきです。)

これでトーンコントロールを使ってもノイズは出ないようになりました。


お次はフロントパネルのランプ類についてです。

以前、電球が使われていた箇所(POWER、MAIN DIRECT、DISC)をすべてLEDに置き換えました。すると、フォノイコのゲイン切り替え(MM/MC)の表示がつかなくなってしまいました。(こちらははじめからLEDでした)

ピクチャァ

結論から言うと、LEDに抵抗がパラってあったわけですね。この抵抗を取り去るとMM/MC表示は復活しました。

↓外した部品たち。LEDは片方が折れてしまったのでなんとなく交換しました。
KC4F0515

オペアンプも劣化するんですね...

あとはメインアンプのDCオフセット調整などしました。

おまけ フォノイコの回路(合ってるかわからない)
KC4F0516

この構成なら比較的安価につくれそうです。初段は最近安価に手に入るようになった2SK2145なんかをパラにしたりしなかったりで使えば良さそうですね。


それでは。(^ゎ^

こんにちは、はやおです

夏休みが今日で終わってしまうので、最後の力を振り絞って記事を書こうと思います。

それではまた。(^ゎ^ 

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