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ラーメンは江戸時代末に開港した横浜・神戸・長崎・函館などの中華街(当時は南京町と呼ばれた)で食べられていた中国の麺料理をルーツとするものである。

明治43年(1910年)、東京浅草に日本人経営者による日本人向けの中華料理店として初めて「来々軒」が開店し、人気となった[4]。この店の成功をうけて日本に続々と中華料理店が開店したが、その主力メニューがラーメンだった(ただし当時は南京そば・支那そばなどと呼ばれた)。戦後は中国からの引揚者によるラーメン屋台も多く出現した[5]。この約100年の歴史の中で、さまざまなアレンジが加えられ、中国の麺料理とは異質な日本独特の麺料理に発展・変化した(詳細は後述の歴史の節を参照)。

○名称
別称はいくつもあり、「ラーメン」の語源も複数あり定かではない。

○語源
語源は諸説あるため、複数記述する。1つは中国西北部に位置する蘭州の麺の一種「拉麺(l? mian ラーミェン)」(繁体字で「拉?」、簡体字で「拉面」)が由来という説である。なお、中国語の「拉」とは「引っ張る」という意味で、拉麺は蕎麦やうどんのように刃物で切り分けて細長い形にするのではなく、手で引っ張り伸ばして細長い麺の形を形成する手打ちの技法で作られる。 2つは老麺(ラオミェン)を由来とする説で、一部の辞典は「老麺」という漢字表記を採用している[2]。老麺とは中国でマントウや包子を作る際に用いり、寝かせた発酵生地を酵母種として使用する。しかし中華麺はマントウのように酵母で膨らませる必要がないため、老麺法はラーメンに用いる技法ではない。 3つは、1922年(大正11)北海道札幌市に開店した、「竹屋(食堂店主・大久保昌治)」が命名したとする説で[6]、竹屋食堂は後に中華料理も扱う店となるが、妻(大久保たつ)が厨房の中国料理人に向かって「好了(ハオラー)」と声をかけるアクセントが耳に残り、「ラーメン」という料理名にした[6]との説。

起源・語源とは別に、ラーメンという呼称を広めたのは、昭和33年(1958年)に日清食品が発売した世界初のインスタント麺「チキンラーメン」といった説もある[3]。

現代では名称は「ラーメン」「らーめん」と表記されていることが多い。「中華そば」と表記されていることもあるが、呼び方が違うだけで料理は同じものである。時代とともに南京そば→支那そば→中華そば、と変化したと言われている。

参照元:Wikipedia「ラーメン