2018年11月20日

ジミー・ペイジスタイルストラップのエコノミー系列品を発売しました!

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 前回の記事にて予告をいたしましたが、この度、当方の「ジミー・ペイジスタイル ギターストラップ」について、お求めやすい価格にした仕様変更品を発売いたしました。


 まずは、この商品の発売に伴いまして、従来の発売済みの品の名称を「ジミー・ペイジスタイル ギターストラップ スタンダード仕様」、及び、「ジミー・ペイジスタイル ギターストラップ スタンダード仕様 長さカスタムバージョン」に変えさせていただきました。

 長い名称となってしまい、たいへん申し訳ないのですが、今回新発売の品との混同を避けるためです。




 今回発売の品は、2つの系統があり、2段階にて価格が下がるような設定となっております。


 販売ページは、こちらになります。

PC用サイト:    http://straphouse.ocnk.net/product-list/3

モバイル用サイト: http://straphouse.ocnk.net/phone/product-list/3



 まずは、「EX仕様」という名称の系列で、従来の品(スタンダード仕様)と同様に、長さがLサイズ/LLサイズの標準品と、御希望の長さで製作できる「長さカスタムバージョン」の2種があります。

 外観は、以下のとおりです。

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 見た目には、従来の品とほとんど変わらないことがわかっていただけるかと思いますが、税込み価格は次のようになっています。


 EX仕様:¥23000

 EX仕様 長さカスタムバージョン:¥25000


 これは、本体及び肩パットの製作工程のいくつかの簡略化を行い、価格が下がるようにしたものです。


 ストラップ本体については、着色工程や両サイドのラインの工程を少々省き、ラインの深さを抑え、製作時間の短縮を行っています。

 以下の画像は、スタンダード仕様のものとのラインの比較です。(左のものがスタンダード仕様、右がEX仕様のものです。)

 

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 そこそこ浅いラインになっているかと思いますが、実は、例のGretschのビンテージストラップのラインの状態は、この程度だったりもします。


 そして、肩パットに関しましては、内部クッションの整形工程をある程度省いたことと、縫合の縫い目のピッチ(縫い目の間隔)を少々大きくして、製作時間短縮を図っています。

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 裏面は、スタンダード仕様と同様に、スエード革が貼ってあります。

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 クッション加工内容の変更によって、肩パット上面も含め、クッションによる膨らみの曲面が、少々角ばった感じになっているのですが、巷の他の品の肩パットなどに比較しても、見劣りはしないものかと思います。

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 スタンダード仕様の肩パットとの比較画像を載せておきます。(左が、スタンダード仕様のものです。)

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 その他、バックルなどの金属パーツや、その取り付け部の構造、そして、赤テープ部などについては、スタンダード仕様と全く同様で、変わりはありません。

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 さて、次の系統は、「エコノミー仕様」という名称のもので、これについても、長さがLサイズ/LLサイズの標準品と、御希望の長さで製作できる「長さカスタムバージョン」の2種があり、外観と価格は以下のようになります。

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 エコノミー仕様: ¥15000

 エコノミー仕様 長さカスタムバージョン: ¥16000



 ストラップ本体は、EX仕様のものと同規格です。

 大きく異なるのは肩パットでして、従来のクッションを入れての裏面のスエード革貼りとはせずに、厚さ3mmと1.5mmの牛本革を2枚貼り合せる構造とし、さらに、周囲の縫合工程も省いて接着のみとしてあります。  

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 ジミー・ペイジスタイルのストラップにおいては、最も製作に時間のかかる部分は肩パットでありますので、このことによって、かなり価格を下げることができました。(一般よりも巨大な肩パットゆえ、部材費用も軽減できます。)

 クッション無しとは言え、2枚の革の厚さは5mm近くとなり、十分な安定性があります。(もちろん、2枚の革の接着のみの接合は、使用において十分な強度を確保してあります。)

 裏面は、革の裏地としてありますので、適度な滑り止め効果がある状態となっています。

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 また、前回の記事にても書きましたように、肩パットとストラップ本体の結合の度合いは強めにしてありますので、両者は一体化に近い状態です。

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 よって、このような簡易構造でも、通常のストラップのように使えることになり、使い勝手に大きな問題は無いと思います。

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 あと、さらに、この簡易型の肩パット上面の周囲には、縫合がしてあるように見えるような加工をしてありますので、遠目には、スタンダード仕様と見分けがつかないかもしれません。(見かけ上の縫い目のピッチは、スタンダード仕様のものと同様です。)

 スタンダード仕様の肩パットとの比較画像です。(左が、スタンダード仕様のものです。)

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 金属パーツ関係や赤テープ部は、EX仕様のものと同様に、スタンダード仕様のものと変わりはありません。

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 ということで、外観は極力差が無いように工夫しつつ、価格を下げたものということなのですが、最後に、スタンダード仕様、EX仕様、そしてエコノミー仕様の3種の肩パットの比較画像を掲載いたします。(左から、スタンダード仕様、EX仕様、エコノミー仕様です。)

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 以上、御検討いただければ幸いです!!




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2018年11月14日

Jimmy Page氏のストラップを探求する!(その5 最終回)


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 お伝えしてきました、Jimmy Page氏の肩パット付きストラップの調査結果、最終回です。


 前回にも書きましたように、当方で調べた結果では、70年代にペイジ氏が使用していたストラップは、昔のGretsch製のストラップと同規格のもの、あるいは、Gretsch製の市販品そのものである可能性もあるという結論に達しつつあります。

 この調査過程においては、当時のGretsch製ストラップと思われる品の高解像度の画像も見ることができましたゆえ、今回発売した当方の品は、これらの情報を大いに活用させていただいた上で設計/製作したものとなっております。

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 価格などを含む当方の品の概要については、以前の記事の通りですが、いくつかのポイントなどについて、あらためて説明させていただきたいと思います。


 まず、以下のものは、Gretsch製ストラップの全体画像を、実物大に近いサイズにしたものとの比較画像です。

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 全体の長さも、Gretsch製のものに近くなるように設定してありますが、この状態では、既に書きました通り、180cm程度までの長さ設定が可能です。


 上の画像では、長さ設定が最短の長さになっておりますが、このような状態での使用では、バックルを通った部分が大きく上方を向くことになりますので、固定用の赤テープが確かに欲しくなりますね・・


 ということで、ある意味一番の売りでもあるこの「赤テープ部」についても、既に紹介してありますが、外観のリアルさもさることながら、なるべくスリムにし、かつ外れない構造にて、実用性も確保できるようにしてあります。

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 あと、これも実物に準じて、本体革の裏面及び断面(コバ)は黒色に着色してありませんが、コバ部については、着色剤が浸透しないようにしなければならず、逆に手間がかかるところでもあります。

 よって、少々特殊な着色方法にて対処してありますが、製作時間を増長する要因にもなってしまっているでしょうか。


 尚、裏面は、Gretsch製のものでは、ベージュ色に着色してありますが、これは、生産ロットによって異なるのかもしれません。

 とりあえず、当方の品では、色落ちの心配もありますゆえ、無着色にて革地色のままとしてあります。(ペイジ氏のものも、画像で見る限り、革地色のように見えますし。)



 
 次の画像は、肩パット部の実物画像との比較ですが、これも、各部の寸法及び形状をなるべく忠実に再現してみたつもりです。

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 また、肩パット上面の膨らんだ感じを再現するために、事前に内部クッションを整形し、上面の革に曲面が出るようにしてもあります。

 
 加えて、肩パットの裏面のスエード革は、Gretsch製のものではベージュ色になっておりますが、ペイジ氏のものの色は、現状でははっきりしておりません。(→ 以前の記事にても紹介した、裏面が写っている実物画像は、モノクロということもあり、判別が難しいです。)

 つきましては、肩パット全体の色のバランスからも、黒色のスエード革としました。

 スエード革も、色落ちの心配も少ないものですので、使用上はだいじょうぶかと思います。(→水でかなり濡れたりしても、問題ありません。)



 これに関係する話として、肩パット付きのストラップについては、使用中に、肩パット部がどうしても肩からずれやすいということがあります。

 本末転倒な話なのですが、ライブにおいて激しいアクションを行ったり、頻繁にギターの角度を変えたりしますと、肩パット部が肩からずれやすく、裏面に滑り止めのスエード革を張った程度では防止しずらいものです。


 この対策の1つとしましては、ストラップ本体と肩パットの結合度を緩くし、ストラップ本体が肩パット上をスムーズに前後に動かせるようにするといったことがあります。 

 ただし、ペイジ氏の仕様のストラップの場合、あまり結合度を緩くし過ぎると、実物での状況と同様に、赤テープでの結合部分が、肩パットのホルダー部に激突(?)することが多くなってしまいます。

 先日の記事にて実物画像でも掲載しましたが、下の画像のように、ホルダー部に食い込んでしまうこともあるので、次第に革を劣化させるものです。

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 従って、ここは、この肩パットの長大な長さも利用しまして、ストラップ本体と肩パットの結合度を高めに設定し、ストラップ本体が前後に動くと、肩パットも同様に動くようにしたほうが得策かと考えております。


 要は、あえて、ストラップ本体と肩パットが一体となって同時に動くようにし、通常のストラップと同様な扱いにできるようにするということです。  

 ストラップが前後に動いても、(肩への負担を緩和する目的の)肩パット部が、必要十分なだけ肩に接触していれば良いわけですので。

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 このことから、当方の品では、肩パットに対するストラップ本体の滑りは、少々硬めに設定してありますが、御希望によって、滑り具合を変えることもできますので、その際には、お問い合わせいただければと思います。




 そして、バックル部です。

 最初に、サルカンも含めて、取り付け状態が良くわかる、側面からの比較画像を。

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  続いて、斜め前方からの比較画像です。

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 これも以前に書きましたが、実物のバックルは、ボリューム感のあるU字型形状を持ったものです。

 よって、webにても検索した上で、バッグ関係等の金属部品のメッカである浅草橋~三ノ輪橋あたりの地帯の問屋をまわって探してみましたが、完全に一致するようなバックルは見つからず、現在安定的に購入できるものの中で、最も形状が似ているものを使っています。


 いずれ、ブラスから削り出して、フルスクラッチで忠実な形状のバックルを製作してみようなどと思いますが、ゴールドメッキなども必要なので、なかなかにコストと時間がかかりそうではあります・・価格も相応のものになってしまうでしょうか。  




 次もバックル部を含む端部の比較画像ですが、尖っている本体革の先端部の角度は、約100度というところのようで、これもなるべく忠実に再現するようにしてみました。


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 このようなことで、苦節数十年(!?)という感じで発売までこぎつけたジミー・ペイジスタイルのギターストラップなのですが、現在、かなりの反響をいただいております。

 しかし、やはり価格の面で、「もう少し下げられないか?」というお声を少なからず聞くにつけ、追加にて、2種類ほどのエコノミーバージョンを設定することにいたしました。


 この品については、試作品も出来上がっているのですが、後日、あらためて紹介させていただきたいかと思います。

  
 
 以上、いきなり追加バージョンのことも書いてしまいましたが、実物のストラップの調査結果、並びに、当方の発売品の仕様等に関する内容は、これにて終了です。





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2018年11月04日

Jimmy Page氏のストラップを探求する!(その4)

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 第4回目です。

 では、さっそく、Gretschのビンテージストラップの画像です。(原画像から加工してあります。)

 まずは、全体像から。

 とりあえずは、バックルと本体の両端の形状、そしてバックルピン穴の数に注目です。



 最初に1本目です。

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 そして2本目です。

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 どちらも、例の槍状の形状の端部になっています。


 バックルピン穴間の長さを1inchとして、この寸法を基準に比較してみますと、2つのものは同製品のようで、各部の長さ/寸法も、ほぼ一致します。

 ストラップ本体幅は約20mm、肩パットの長さは330mm~350mm程度、幅は75mm前後となりました。



 本体革の表面のアップです。
 Gretschの文字がかろうじて見え、両サイドのラインも確認できます。

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 これは、2本目の肩パット部です。
 少々斜め方向からの画像になってしまっておりますが、ペイジ氏のストラップのものと、形状などを比べてみていただければと思います。

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 下画像は、1本目の肩パット部ですが、全体形状はもとより、ストラップ本体の幅との比率や、表面のふくらみ具合などもポイントとなるかと思います。

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 次の画像は、肩パット及び本体の裏面がわかるものですが、肩パットの裏面は、ベージュ色のスエード革が貼ってあるようです。

 また、本体のコバは無着色で革地色のままであるものの、裏面は、肌色に近いような顔料系の着色剤が塗られているように見えます。


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 下画像は、バックル取り付け部のアップです。
 バックルとサルカンの色は、両者共にゴールドですね。

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 当方で調べた範囲では、同時代の肩パット付きストラップにて、FenderやVoxの製品のバックルは、これとは異なる形状のものなので、このGretsch製の品のバックルは、かなり特徴的な部分かと思います。

 



 ただし、Gretsch製2本それぞれのバックルの形状には少々の相異があるように見えます。


 1本目のバックルです。

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 2本目のバックルです。(ゴールドメッキは、だいぶ剥げてしまっています。)

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 全体形状や全長の少々の違い、そして、「2本目のバックルには、バックルピンが当たる位置に窪みがあり、1本目のバックルには、この窪みがない」といった相異もあります。

 よって、この2本はロット違いの品で、どちらかが代替品のバックルの使用であるのかもしれません。


 このうち1本目のバックルの形状に、ペイジ氏のストラップのバックルが似ています。

 2本目のバックルよりもボリュームがあるように見える、U字型の全体形状など、いかがでしょうか。


 もう一度、1本目のバックルの画像です。

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 そして、実物画像を2つほど。

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 あと、全体画像からもわかりますように、ペイジ氏のものと同じく、バックルピン穴の数は全部で12個です。

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 そして、ストラップ全体の長さなのですが、これも画像からおおよその値を推定してみますと、1500mm~1800mmあたりの調整範囲になりそうなのです。

 これであれば、ペイジ氏のストラップの長さも、余裕で設定できそうです。


 ただ、日本人よりも遥かに体格の良いかたが多い英国/米国とは言え、標準品でこれだけの長さのものが販売されていたのか?という疑問もあります。
 よって、とりあえず、現在、海外で市販されているギターストラップの長さを調べてみました。

 その結果、メーカー/店によっては、52inch~64inch(約1320mm~1630mm)といった長さ設定範囲の品を用意しているところもありましたので、まあ、そういったことなのでしょう。
 Gretschのものは、LLサイズのストラップなどなのかもしれません。

 
 

 ギターストラップについては、異なるメーカー製のものであっても、実際の製作は同じ工房で行われていたりしますので、必ずしもペイジ氏のストラップがGretsch製のものであるとは言えません。(今のところ、ペイジ氏のストラップの画像にて、Gretschの文字は確認できません。)

 しかし、そういった工房にて、Gretschの製品と同規格/同形状で、オーダーメイドで作られたものといった可能性はあることにはなります。(とりあえず・・)

 

 ちなみに、このような槍状の形の端部を持つものは、Fender製のヴィンテージストラップにも見られたのですが、これと同時に、上記のようなバックル形状を持つものは、Gretsch製のものだけになるようです。(現在得られている情報での範囲ですが・・)


 

 以上、あくまでも当方の推測でということになりますが、少なくとも、各部の形状と基本寸法については、これらの品とペイジ氏の品は、同規格のものであると判断できるのではないでしょうか。


 このようなことで、今回発売の品は、これらの情報を反映したものとなっています。



 ⇒次回で最終回です。



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