このレース、C10だけれど、1頭だけ、他と明らかに実力が違いそうな馬がいた。それが、4歳牡馬のワンダフルボーラー。JRAで4戦走って2歳新馬戦デビュー2着。笠松競馬に移って前回が1番人気で2着。
 今回がデビューから6戦目、笠松競馬に移って2戦目となる。他の相手との過去走の明らかなタイム差もあり、鞍上向山騎手も笠松競馬のリーディング騎手の一人とあって、なんと単勝オッズが1.0と超人気になっていた(1着でも元返し=同じ金額が返ってくるだけ)。

 先ずはそのレースを見ていただきたい。
 2017年6月15日笠松競馬第8レース C10 1400m

 2番のワンダフルボーラーをよく見ると、出走枠の中で、少し暴れていた。早く出たくてたまらなかった様子。そして発走!あれ、一瞬頭を下げたと思ったら、背中を少し返して騎手を落馬させた!うざかったのかな(汗)。
 しかしその後が凄かった、一旦は最後方に下がるが、なんと、第一コーナー入り口で、5番と8番の間を通ってなんと大外に出て、向こう正面では、外から追い上げ始めた。騎手がいなくても何というレース巧者!(実際には騎手がいないから、身軽なので、走りやすいだろうが)
 
 この馬、ワンダフルボーラーは、はっきりとレースが分かっている!そう思わせる走り。無駄なく内側の馬の外側についてぴったり追い上げた後、最終コーナーに入る頃には先頭に立っていて、最内をこれまた無駄なく回って、一番内側から一時は1馬身差ぐらいつけるかというほどのラストスパート。最後には、4番サラクエの差しに負けず、クビ差ぐらいで1番に入線したように見えた。

 実際は、落馬した時点でその馬は競走中止となるので、1着は4番サラクエだが、このワンダフルボーラーは、全て無駄なく回って、最後もスパートしており、レースを完璧に理解しているような走りっぷりだった。後方から大外を回って先頭に立ち、コーナーを内側にそって走るのが一番ムダのない走りだから、そのお手本のような走り方を馬だけでやってのけていた。

 前回、良馬場で1400mで1分28秒台を出しているし、結構上に上がってくるのではないかな、これから。

 「僕に騎手なんていらないさ、重い人間なんかに指図されなくたって、僕はちゃんと無駄なく走れるよ、他の馬と違ってね」 

 と言っているようなレースだった。


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