さて、昨日の記事(重賞第45回高知優駿(ダービーシリーズ)1900m出走馬の検討とレース進行予想シュミレーション~)は、多くの方に見ていただき、ありがとうございました。

 私自身は、昨日すぐ直後に予定があったため、自宅での観戦となりました。


 まさか、最終コーナーで、しかもバッチリカメラが写り込むところで、2フジノカミワザが脚から崩れるアクシデントが起こるなんて・・・。ハレの舞台が、素直に喜べない舞台になってしまった。

 ぜひ、見ていただきたい。

 第45回高知優駿(ダービーシリーズ 1着賞金500万円 1900m 地方交流 3歳)  

 発走とともに予想通り10バーントシェンナが先に立ち、レースを引っ張った。早い段階で、12マルヨアキト(笠松競馬の馬、最近は名古屋競馬の重賞のみを走っている)がバーントシェンナの外側後方にすぐついて、その内側には3トラストティール(調子のいい中田騎手、11番人気だが先行策に出たか)、やや後ろに5シュタルク。序盤はスローペースで展開するも、6パッパカは最後方。頑張ってよー。

 手前のゴールを通るところで(中間地点あたり)、外から9スーパーマックス(佐賀の敵なしの3歳馬 鮫島騎手)が上がっていくが、しかけが早すぎたか、馬が勝手にペースを速めたか、向こう正面では徐々にペースを落とし、変わって8フリビオン(黒潮皐月賞の勝利馬)、1サザンオールスター、そして最後方からは6パッパカが上がってきて、6パッパカのすぐ外側には2フジノカミワザ(佐賀競馬の馬)。最終コーナー回るところで、すでに8フリビオンは前をとらえる。

 しかし、ここでアクシデントが。6パッパカのすぐ外側を走っていた2フジノカミワザが前脚から崩れ落ち、パッパッカに接触した。笹川騎手は落馬。パッパカは最内側を使ってうまく順位を上げようとしたが、この影響で最後の直線では馬が集中できなかったか。そして、2フジノカミワザは倒れ込んで、パッパカの後ろから来た9スーパーマックスに踏まれたようにも見えた、スーパーマックスもバランスを崩し、鮫島騎手も落馬。頭から落ちてでんぐり返りするような様子で心配だったが、後に両騎手とも無事だと分かった。
 
 先頭のほうでは、200を切って、最後の直線で10バーントシェンナに並んできた8フリビオンが差しきってぐんぐん伸びて、終わってみれば5馬身差で勝利。中西騎手はゴール前でガッツポーズ。10バーントシェンナ(宮川騎手)もとてもよく頑張った、馬にとっても騎手にとってもほぼ完璧な想像通りの競馬が出来て2着。12マルヨアキト(笠松競馬の馬、佐藤騎手)が1馬身差に迫って、3着。4着は1サザンオールスター(名古屋競馬の馬、大畑騎手)、5着は3トラストティール(11番人気ながらよく頑張った、JRAでデビューし4戦目から高知に来た馬) 、おしくも我が6パッパカは6着。だが、上がり3ハロンは2位で、最後方からの競馬になったのが、5着以内に届かなかった原因だろう。

 10、12、3は先行した馬、8フリビオン、1サザンオールスター、6パッパカは追い上げた馬。だが結局先行した10バーントシェンナと12マルヨアキトが2着3着に入り、ただ1頭、強力な末脚を披露した8フリビオンが差しきるという結果になった。
 
 1着のフリビオン、2着のバーントシェンナともに、高知生え抜きの馬(高知競馬でデビューし、ずっと高知で走ってきた3歳牡馬と牝馬)が占めたことは、高知競馬にとってとても大きな意味を持つ。というのも、2014年まで、高知では新馬戦が行われないほど、新馬デビューがなかったからだ。その後、2015年に新馬戦が復活し、そのなかで強かったディアマルコが、2016年(昨年)、若草賞(2着名古屋競馬)、のじぎく賞(1着園田競馬)、兵庫サマービーナス(1着園田競馬)など、地方交流重賞で大活躍した流れがあるのだ。
 そして、今回、ダービーシリーズに格上げされて、地方馬も参戦する中で、生え抜きの馬がワンツーになったので、これは、本物だぞ、と。

 
 今回残念だったのは、また1頭の馬が悲劇的に最後を迎えてしまったことだ。佐賀競馬で、5月末の九州ダービー栄城賞(1着賞金500万円)で、スーパーマックスに半馬身差まで迫ったフジノカミワザ(今までの競走成績)が、最終コーナーで前脚から崩れ落ち、「右前肢 重跛行」という重い状態に陥り(先ほどのレース映像でも、跛行(びっこをひくこと)している様子が分かる)、どうやら殺処分になってしまった。

 3歳の短い生涯であった。九州ダービー栄城賞も見ていただけに、本当に辛い。
 このブログでも、レース中に故障、殺処分された馬を2頭、既に書いてきたが、まさか高知優駿で、またそのような馬が出るとは、本当に悲しい。

 自然界の馬は、脚に故障が生じて歩けなくなったら、死を待つだけだという。だから、重い故障が生じたら、安楽死させるほうが幸せなんだ、という考え方もある。また、馬は、豚や牛と同じ経済動物だから、と意に介さない考え方もある。
 
 でも、一生懸命走っている馬の姿を見て、単なる経済動物だとは思えないのが人情だろう。

 フジノカミワザ(3歳牡馬青鹿毛)、見た限りでは厳しい。前のレースでスーパーマックスに迫ったのが一番の馬生のハイライトだったか。詳しくは分からないが。

 合掌。 



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