最近の高知競馬は波乱多し!
 
ネットで、高知競馬について見てみると、「番狂わせが少ない、1番人気の馬が1番に来ることが多い(50%?)」、とあるが、それは一昔前の話?と思うほど、最近の高知競馬(最近しか知らないが)は波乱だらけである。実力が非常に伯仲している馬をうまく1レースごとに出している、と言った方がいいかもしれないが。

 例えば前回、5月21日(日)において、12レースのうち、1番人気が勝ったレースは5回で、確かに50%近いが、2着3着に波乱要素があって、12レースのうち、5レースで三連複が5000円を超え、うち3レースは万馬券だった。3連単に至っては、10レースで万馬券、3万以上の万馬券が出たのは5レースもあり、うち1レースは18万馬券が出ている。

 また、昨日5月28日(日)の12レースでも、やはり5レースで三連複が5000円を超え、4000円台も2レースあった。また、第3レース(C1七 1400m)では、人気馬が混戦の中抜け出せず、1着スターズストリーク(7番人気 林騎手)、2着メイソ(3番人気 中西騎手)、3着ビューティーワンダー(10番人気 木村騎手)、4着スナイドル(2番人気 永森騎手)、5着スカイオブメイ(4番人気 中田騎手)となったレースでは、なんと三連複が7万馬券、三連単が94万馬券となった。
 それでいて、1番人気が勝ったレースは5レース、1番人気が3着以内に入ったレースは9レースあるので、慣れている方からすれば、馬券の組み立てはやりやすいのかも知れない。

 さて、本日の本題。一週間前にあった 高知競馬第11レース、メイ特別 A-1選抜馬 を取り上げる。A-1選抜馬ということだけあって、高知の現在のスター格の馬が揃った。オッズの人気順に紹介すると、


☆セトノプロミス(1番人気)
OI000235

 7歳牡馬。
 知らなかったが今年の3月に高知競馬に来た馬で、それまでは中央競馬(JRA)で4回1着に入り(4勝)、中央競馬で3着内率も32.4%と高い馬。

 今回は高知に来てから5戦目で、最終コーナー回ってから伸びてそのままか、差し切って快勝するスタイルで3勝を挙げている。特に、4月16日(日)の土佐二十四万石賞(1900m)での勝利は、最後のコーナー回って抜け出してから独走に近いものがあった。競馬場で見ていたが、最後は他を寄せ付けない強さが脳裏に残った。

 今年の1番格の馬になるだろうセトノプロミス。このレースでは単勝1.9倍のオッズがついた。


☆カイロス(2番人気)
OI000233

 パドックでの落ち着いた歩きぶり。
 7歳牡馬。
 こちらは、福山競馬でデビューしている、地方競馬生え抜きの馬。驚いたのはデビューしてから、7連勝、2回挟んで、また7連勝していることだ。福山競馬の閉鎖に伴って、大井競馬に戦いの場を移したようだ。大井競馬でも5勝を挙げるなど活躍し、昨年2016年の10月に高知競馬に来た。生涯の勝率55%、3着内率71%。
 先日、大雨で不良馬場の中、4月26日福永洋一記念(1600m)を制している。また、先ほどのセトノプロミスが制した土佐二十万石賞(1900m)では、2着に入っている。単勝オッズは3.9ついた。


☆カッサイ(3番人気)
OI000232

 こちらも落ち着いた歩きぶり。
 6歳牡馬。
 元々中央競馬で走っていて、1勝を挙げている。その後大井競馬に移るが全く活躍できず、2016年3月に高知競馬に来て永森騎手が乗ってから目が出て、高知競馬デビューから7連勝し、そのまま8戦目で、園田競馬の短距離重賞 第7回園田FCスプリント(ダート820m)に出場し、3/4馬身差の2着に入った。
 先日の福永洋一記念では、カイロス、メイショウソレイユに続き3着。

 上の2頭が、華々しい経歴なのに対して、このカッサイは、中央競馬・大井競馬ではふるわず、ようやく5歳にして高知競馬で永森騎手とのコンビで7連勝を挙げた。下積みでなかなか目が出なかった苦労人が報われたような馬だ。高知在住の者にとっては、応援したくなる1頭である。単勝オッズは4.2だった。


☆マウンテンダイヤ(4番人気)
OI000236

 9歳牡馬。
 
 はっきり言ってノーマークだった。3月20日から競馬にはまった私にとって、その後この馬が走った2走とも、あいにく見ていない。だから、正直知らなかった。調べてみると、最初は中央競馬で2戦して、高知競馬に来て(なんと2012年に遡る)、中西騎手とのコンビで1着を連発。高知の重賞に18回3着以内に入り、うち、4回重賞を制覇しているベテランの馬。こりゃ、歴史とコンスタントな強さは上の3頭を超えている。生涯の3着内率は85.5%。
 また、重賞ではないが、3月14日の第11レースでは、先行し、そのまま逃げ切れそうったが、高知転入初戦のセトノプロミスにゴール前で差しきられて、2馬身差の2着(カイロス5着カッサイ6着)。
 知らなかった~。初心者だとこのような発見があって、嬉しいのだが、知らなかったがために、撮った写真はこの1枚だけだった。なんか4番人気で、どんどん時間が経つにつれてオッズが1桁台になる馬があるな、と思って撮ってた(汗)。撮っててよかった(笑)。単勝オッズは8.7。


 以上、4番人気までの紹介をしたが、色々調べて、初めて知ることも多かった。これも、競馬の醍醐味の一つだ。

 さて、パドックを見ていて、気になることがあった。

OI000240

 セトノプロミス、落ち着かないのだ。甘えているようでもあり、何かが妙に気になるのか、落ち着かず、足取りが少々不規則。

OI000241

 あれれ~。大丈夫かな?なんだか前にメモリーバッカスが落ち着かなかったときと似ているぞー。

 西川騎手が乗り込んで、しばらくして落ち着いた。大丈夫かいな~~。

OI000245

 なんだか、このショットではカメラ目線だったセトノプロミス。カメラ目線じゃなくてぇ~レースに集中してね・・・。

 もちろんフラッシュは使用していません。

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 対照的に、落ち着き払っていたカイロス(佐原騎手)。本馬場へ向かうところ。

OI000246

 
 セトノプロミスも、本馬場に出る頃には落ち着いていた。

 それでは、レースを。5月21日高知競馬第11レース、メイ特別 A-1選抜馬(楽天競馬過去映像)

 レースでは、マウンテンダイヤがロケットスタートを切り、カイロスのすぐ後ろにつけて、最終コーナーを回ってカイロスと並び、半馬身差でゴールを切った。このレースでマウンテンダイヤ通算37勝目(それもすごい)。2着カイロス、3着は、外から差してきたサチノシェーバー(6番人気単勝オッズ33.1)がハナ差でセトノプロミスを差しきった。セトノプロミスはまさかの4着。5着がカッサイ。
 セトノプロミスは、最終コーナーから内目に入ったが、内側からでは脚が伸びてこず、逆に外側から差してきたサチノシェーバーが伸びた。

 マウンテンダイヤは、3月にセトノプロミスに負けた借りを返した形。2着のカイロスにもまだまだ互角にやれるぞと、示した一戦だった。3着に入ったサチノシェーバーも、荒尾競馬から大井競馬などを経て、2016年6月に高知に来た9歳牡馬。

 着順で言えば、マウンテンダイヤ・カイロス・サチノシェーバー・セトノプロミス・カッサイ(5着まで)と、最近重賞で活躍しているセトノプロミス・カイロス・カッサイに対して、重鎮とも大御所とも言える9歳牡馬のマウンテンダイヤとサチノシェーバーが、「まだまだ俺たちだってやれる、なめてかかったらあかんでぇー」と言っているような一戦だった^^

 セトノプロミスが差しきって1着になるレースを想像していた人が多かったのではないだろうか。そしてカイロス・カッサイが3着以内だろう、と。それを反映してか、8頭立てのレースで、2番人気、4番人気、6番人気で三着が決まった三連複が6890円(20番人気)と、20番人気にしては高くなっていた。
 
 まさか、この日のメインレース、しかもA1選抜、高知のエース級の馬のレースも波乱に襲われるとは。だけど、とても面白い、見応えのある一戦だった。

 まだまだ若いやつには負けん(負けない)でー!と。


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