<敦賀気比・大阪桐蔭>敦賀気比先発の平沼

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 ◇第87回選抜高校野球大会準決勝 敦賀気比11―0大阪桐蔭(2015年3月31日 甲子園)

 第87回選抜高校野球大会第10日は31日、甲子園球場で準決勝2試合が行われ、第1試合は、2年ぶり7回目出場の大阪桐蔭(大阪)と2年ぶり6回目出場の敦賀気比(福井)が対戦。

 昨夏準決勝の再戦となった“因縁の1戦”は、敦賀気比が背番号17をつけた6番・松本哲幣(てっぺい)(3年)の史上初となる2打席連続満塁本塁打などで11―0と大勝して昨夏9―15で敗れたリベンジを果たし、北陸勢初の優勝に王手をかけた。

  敦賀気比は初回、安打と2四球で築いた2死満塁の場面で、松本が左中間スタンドに史上22人目の満塁本塁打を放ち、4点を先制。2回には、2点を加えて6 点リードとして迎えた2死満塁で再び打席に入った松本が、大会史上初となる2打席連続満塁本塁打を左翼スタンドに叩きこみ、2回で10点をリード。8回に はスクイズで1点を加え、投げてはエースで4番の大黒柱・平沼翔太(3年)が9回4安打3四球5奪三振で1回戦の奈良大付(奈良)戦に続く今大会2回目の 完封勝利を飾って完勝した。

 松本は4回の第3打席は空振り三振、6回の第4打席は無死一塁から送りバントを成功させ、8回の第5打席には左前安打を放って4打数3安打。8打点は1試合個人最多打点の新記録となった。

  大阪桐蔭は、準々決勝までの3試合を1人で投げ抜き、試合前まで27回を投げて4失点(自責1)だった左腕エース田中誠也(3年)が2回途中10失点で降 板とまさかの乱調。藤浪晋太郎(現阪神)―森友哉(現西武)のバッテリーを擁して春夏連覇した12年以来3年ぶり2回目となるセンバツの決勝進出を逃すと ともに、史上5校目となる夏春連覇の夢が消えた。